GRAMMAR AND VOCABULARY L009 ーNoeLia Original Dialogー

GAV 2025-26

👇こちらはLesson 009のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 009 / 前置詞 at ②ー「点」に向かう動き
GRAMMAR AND VOCABULARY L009 ーNoeLia Original Dialogー
GRASP THE CONCEPT L009 / 前置詞 at ②ー「点」に向かう動き ーNoeLia Original Dialogー
PRACTICAL USAGE L009 ーNoeLia Original Dialogー

GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!

NoeLia Extra Examples – 説明ルール

説明ルール

I jumped at the chance to join Professor Peacock’s archaeology class.
私はピーコック教授の考古学の授業に参加するチャンスに飛びつきました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

She didn’t want to miss the opportunity to study environmental science abroad.
日本語訳: 彼女は環境科学を海外で学ぶ機会を逃したくなかった。
解説: 「the opportunity」の内容を「to study environmental science abroad」が後ろから説明しています。

Conversation Examples

A: Did you hear Maya’s heading to the University of Queensland next semester?
B: Yeah, she didn’t want to miss the opportunity to study environmental science abroad.
A: That tracks—she’s been obsessed with marine ecosystems since high school.
B: Exactly. And the Great Barrier Reef is practically a living lab for someone like her.

A: マヤが来学期、クイーンズランド大学に行くって聞いた?
B: うん、環境科学を海外で学ぶチャンスは逃したくなかったんだって。
A: わかる。高校のときから海洋生態系にどハマりしてたし。
B: だよね。グレートバリアリーフなんて、あの子にとっては生きた研究室みたいなもんだし。

  • head to: ~に向かう(カジュアルでよく使われる表現。go to よりも目的地に向かって動く感じが強い)
  • next semester: 来学期(学校などで使う定番表現。時期を表すセットで覚えると便利)
  • study abroad: 海外で学ぶ(abroadは「海外に」、留学や海外研修を語る時に頻出)
  • That tracks: それなら納得(カジュアルな言い回しで、「つじつまが合う」「それっぽい」といった意味。that makes sense に近いが少しくだけた表現。track は本来「足跡・軌道・道筋」などを意味し、「筋道が合っている/話がうまく流れている」という感覚からこの表現が生まれている)
  • be obsessed with: ~に取りつかれている、夢中である(obsess は「ある考えや感情が頭の中をぐるぐる回る」イメージを持ち、外から心を支配されているような状態を表す。受け身で使うのが自然で、「止めたいのに止まらない」感覚を含む。学校ではあまり習わないが、ネイティブは日常会話でよく使う表現)
  • marine ecosystems: 海洋生態系(やや専門的だが、環境や科学系の話題では非常に重要な語彙)
  • living lab: 生きた研究室(比喩的表現で、実地で観察や研究ができる環境を指す。特定のテーマや分野の学習にも応用できる)
  • for someone like her: 彼女のような人にとっては(文の自然な終わり方としてよく使われる。like の類似の意味が出ていて、相手の特性に沿った評価を加えるニュアンス)

NoeLia Extra Examples

I made a promise to help my little brother with his homework.
日本語訳: 弟の宿題を手伝うって約束しちゃったんだ。
解説: 「a promise」に「to help my little brother with his homework」が続いて内容を説明しており、「説明を後ろに置く」の典型です。

Conversation Examples

A: Hey, are you skipping dinner with us tonight at Harold’s?
B: Yeah, I made a promise to help my little brother with his homework.
A: Oh man, that’s rough. What’s he working on this time?
B: A social studies report on climate change and its impact on coastal cities. He’s struggling to structure his argument.

A: 今夜、ハロルドのとこでの夕飯、来ないの?
B: うん、弟の宿題を手伝うって約束しちゃったんだ。
A: そっか、それは大変だね。今度は何の課題なの?
B: 気候変動と沿岸都市への影響についての社会のレポート。論点の組み立てに苦戦してるんだよね。

  • skip (dinner): (食事を)抜く(skipは「飛ばす」という意味だが、ここでは「予定をすっぽかす」「参加しない」といった日常的な使い方)
  • at Harold’s: ハロルドのところで(“at + 人の名前 + ’s” という形は、英語で「その人の家」や「その人の店・レストラン」などを指すカジュアルな表現。文脈によっては「ハロルドの家」または「ハロルドがやっているお店」を意味する。日常会話で非常によく使われる)
  • make a promise: 約束する(「promise」は名詞でも動詞でも使えるが、「make a promise」は「約束という行為を行う」というニュアンスで、少し形式ばった・強調された言い方になる。一方で「I promise to〜」のように動詞として使うと、より口語的で日常的な響きになる。たとえば、“I made a promise to my mom.” は「約束という行為をした」と明確に伝える時、“I promise I’ll do it.” はその場で言う「ちゃんとやるよ!」といったリアルタイムの意志表明に近い)
  • help (someone) with (something): ~を手伝う(helpの後に人 + with + 物事 の形で、「~の〜を手伝う」という形になる)
  • That’s rough: それはきついね/大変だね(「rough」は「荒い」という意味だが、ここでは「つらい」「面倒」という感情に寄せて使う)
  • report on ~: ~についてのレポート(onは「〜について」を表す前置詞。学校や学術の文脈で頻出)
  • climate change: 気候変動(環境・社会系の話題でよく出る中上級語。実生活でも使われる)
  • impact on ~: ~への影響(impactは名詞。「on」とセットで覚えると応用が効く)
  • coastal cities: 沿岸都市(coastal=「海岸の」、日常会話では使う機会は限られるが、ニュースやレポートで頻出)
  • struggle to ~: ~しようと苦労する(struggleは「もがく、努力する」など幅広く使える動詞。to不定詞とセットで使うことが多い)
  • structure (one’s argument): 論点を組み立てる(structureは名詞として「構造」だが、動詞では「組み立てる」。特にエッセイやディベートで使われる)

NoeLia Extra Examples – 現在形の意味

現在形の意味

It happens to all of us.
それは私たちすべてに起こります。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

You win some, you lose some.
日本語訳: 勝つこともあれば負けることもあるよ。
解説: これは「物事はうまくいく時もあれば、そうでない時もある」という人生の一般的な真理を現在形で表現した言い回しです。

Conversation Examples

A: Ugh, I can’t believe I lost at the last minute again. That was the best round I’ve played at Board & Brew.
B: You win some, you lose some. That’s just how these game nights go.
A: Wait—what’s with the sympathy? Aren’t you usually like, “You’ll need another hundred years to beat me”? I’m catching up and you know it.
B: Haha, true. Honestly, I might have to start taking you seriously—you nearly had me this time.

A: うわー、また最後の最後で負けるなんて信じられない。Board & Brewでやった中で一番いい勝負だったのに。
B: 勝つときもあれば負けるときもあるさ。こういう遊びってそんなもんだろ?
A: え、なにその優しい感じ?いつもなら「俺に勝つにはあと100年早いね」とか言うくせに。私、確実に実力つけてきてるって、自分でもわかってるでしょ?
B: はは、たしかに。そろそろ手加減してられないかもな…今日、ほんと危なかった。

  • at the last minute: 土壇場で(直訳は「最後の1分で」。予定や出来事の直前に何かが起きることを表す定番表現)
  • round: 勝負/ラウンド(round のコアイメージは「ひと回り・一区切り」。ここでは「ゲームや試合の1回分の勝負」を指す。スポーツ、ゲーム、ディベートなどで、何度も行われる中の「1ターン」「1ステージ」のような意味で使われる。例:a boxing round=ボクシングの1ラウンド)
  • Board & Brew: ボード&ブリュー(実在する「ボードゲームができるカフェ」)
  • game nights: ゲームをする夜(友人や家族が集まってボードゲームやカードゲームなどを楽しむイベントや習慣を指す表現。直訳しづらい言い回しだが、ネイティブの日常会話では非常によく使われる。たとえば “We’re having a game night this Friday.” のように、気軽な集まりを表現するのにぴったり)
  • What’s with ~?: ~ってどういうこと?(少し驚いたときに使うカジュアルな疑問表現で、相手の言動や状況に対するツッコミとしてよく使われる。たとえば “What’s with the attitude?”「その態度なに?」など。ややくだけた言い回しで、よりフォーマルに言うなら “Why are you acting this way?” や “What’s going on with ~?” が近い。)
  • sympathy: 同情(「共感・気遣い」という意味。ここでは「いつもより優しい態度」に対して使われている)
  • You’ll need another hundred years to beat me: 私に勝つにはあと100年早い(直訳的な表現だが、ジョークとして「実力差が大きい」と言うときの決まり文句)
  • catch up: 追いつく(成長や進歩に対して「追いついてきた」という意味。口語でよく使われる)
  • you know it: それ、わかってるでしょ(相手も同意してるはずだという自信や念押しを込めた口語表現)
  • take (someone) seriously: ~を本気で受け止める(「相手を侮らず、ちゃんと評価する」という意味で、人に対して使うときにとても自然)
  • nearly had (someone): もう少しで勝てた/やられかけた(ここでは「相手に勝たれそうだった」というカジュアルな言い方。ゲームや議論でよく使う)

NoeLia Extra Examples

People tend to overthink things that don’t really matter.
日本語訳: 大したことじゃないのに、つい考えすぎるのが人間だよね。
解説: 現在形「tend to overthink」は、「人はそうしがちだ」という一般的な性質や傾向を表すために使われています。

Conversation Examples

A: I’ve rewritten this email like five times. I still don’t know if it sounds okay.
B: People tend to overthink things that don’t really matter. Just say what you mean. Oh, and you know what? Try using AI—you can test out different tones really easily, and it actually helps.
A: Hmm, I’ve never used it for writing emails. I guess it wouldn’t hurt to give it a shot.
B: Exactly. Just treat it like a starting point—you’ll still make the final call.

A: このメール5回は書き直してるんだけど、まだこれでいいか自信がなくて。
B: 大したことじゃないのに、つい考えすぎちゃうもんだよ。言いたいことをちゃんと書けば大丈夫。あ、そうだ、AI使ってみたら?文体をいろいろ簡単に試せるし、けっこう役に立つよ。
A: うーん、メールでAIって使ったことないけど…試してみるのもアリかもね。
B: そうそう、あくまでたたき台って感じで使えばいいんだよ。最終判断は自分なんだから。

  • sound okay: 問題なく聞こえる/自然に聞こえる(ここでは「文面として自然に感じられるかどうか」の意味で使われる)
  • tend to ~: ~しがちである(「傾向がある」という意味で、人の一般的な習性を表すときによく使われる)
  • matter: 重要である(動詞として使うと「意味を持つ」「問題になる」「大切である」の意味になる。コアイメージは「存在が重みをもつ」こと。語源はラテン語 materia(材料・物質)に由来し、「本質をなすもの」「中身があるもの」といったニュアンスを含む。「something that matters」は「本質的に意味のあるもの」、つまり「大事なこと」となる)
  • say what you mean: 思ったことをそのまま言う(直訳的だが自然な英語表現で、「遠回しでなく言いたいことをはっきり言う」の意)
  • try using ~: ~を使ってみる(“try to use” よりも、「とりあえず使ってみる・試す」の意味で軽く使える)
  • test out: 試してみる(“test” よりもカジュアルで、「実際にやってみる」というニュアンスが強い)
  • tone: 文体/トーン(コアイメージは「音の高さ・調子=全体の雰囲気や印象を決めるもの」。もともとは「音のトーン」=声の調子を指すが、そこから転じて「話し方の感じ」「文章の書きぶり」「態度の雰囲気」など、表現全体の“空気感”や“ノリ”を指すようになった。ここでは「書き方の雰囲気」「丁寧かカジュアルか」「硬いか柔らかいか」などを指す)
  • it actually helps: 実際、役に立つよ(“actually” を加えることで「思ったより使える」という驚きや裏付け感が出る)
  • I guess it wouldn’t hurt to ~: ~しても損はないかな(直訳は「それをしても痛くはないと思う」。“hurt” は「痛みを与える」の意味なので、「害になることじゃない → やってみてもいいかも」という 控えめな提案や前向きな同意を表すカジュアルな言い回し)
  • give it a shot: 試してみる(非常によく使われるイディオムで、「やってみる」「挑戦してみる」の意味)
  • treat it like ~: ~のように扱う(ここでは「たたき台として使えばいい」とアドバイスする形)
  • starting point: 出発点/たたき台(何かを始める基礎・土台のことを表す表現)
  • make the final call: 最終判断を下す(“call” は「判断・決断」という意味でも使われ、「最終的には自分が決める」の意)

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