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ラジオ英会話 Lesson 018 / 前置詞 after
GRAMMAR AND VOCABULARY L018 ーNoeLia Original Dialogー
GRASP THE CONCEPT L018 / 前置詞 after ーNoeLia Original Dialogー
PRACTICAL USAGE L018 ーNoeLia Original Dialogー
GRASP THE CONCEPT(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
NoeLia Extra Examples – GRASP THE CONCEPT Key Sentence
Key Sentenceafter(ついていく)
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
How about after six today?
今日の6時過ぎはどうでしょうか?
No one arrived until after seven.
日本語訳: 7時を過ぎるまで誰も来なかった。
解説: この文では「after seven」は「7時という時刻のあとに続く時間帯」を指し、「until」と組み合わせることで、「7時を過ぎるまでずっと誰も来なかった」という時間の流れを描いています。
A: I was pacing back and forth by the entrance, wondering if we got the day wrong.
B: That bad, huh?
A: No one arrived until after seven. I mean, we had everything ready by six sharp.
B: Honestly, I think people just assume these things never start on time.
A: 入口の前をずっとウロウロしてたよ、日付間違えたんじゃないかって本気で思った。
B: そこまでひどかったんだ?
A: 7時を過ぎるまで誰も来なかったんだよ。6時きっかりに全部準備してたのにさ。
B: 正直ね、こういうイベントって「どうせ時間通りに始まらないでしょ」って思われてるんだと思う。
- pacing back and forth: (イライラしながら)行ったり来たりしている(pace は「歩き回る」動作、back and forth で「行ったり来たり」。不安・焦り・思考中の様子を自然に表すネイティブらしい動作表現)
- get the day wrong: 日にちを間違える(”get ~ wrong” は「〜を間違える」。学習者には馴染みが薄いが非常によく使われる口語パターン)
- That bad, huh?: そんなにひどかったの?(感情を軽く共有するフレーズ。”That bad?” は驚き・同情・軽い皮肉の入り混じったリアクション。末尾の “huh?” も口語的な確認語)
- I mean,: いや、つまりさ(話を補足・言い直す口語フレーズ。”I mean” はネイティブがよく使うつなぎ言葉で、意味の強調や修正にも使われる)
- sharp: きっかり(時間に関して使われると「ちょうどその時刻に」という意味。”six sharp” = 6時ちょうど)
- assume: 思い込む/当然だと思う(学習者が見落としがちな中級語。相手の心理や一般的な「認識」を表す動詞)
- these things never start on time: こういうイベントって時間通りに始まらない(”on time” は時間どおり。”never start on time” は「時間にルーズ」「形式上の時刻」といった文化的ニュアンスも含む)
NoeLia Extra Examples – ①
さまざまな「あと」
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
We took a walk after dinner.
私たちは夕食のあと散歩しました。
He felt better after some fresh air.
日本語訳: 新鮮な空気を吸って、彼は気分がよくなった。
解説: 「after」は「〜のあとに」として、気分の変化が起こるタイミングを示しています。”fresh air” は気分転換や健康に関する話題でよく使われます。
A: So how did he end up doing after the whole thing?
B: He felt better after some fresh air.
A: That’s a relief. I was worried he might’ve passed out or something.
B: It came close. But once we stepped outside, you could tell it helped.
A: で、結局あのあと彼は大丈夫だったの?
B: 新鮮な空気を吸って、だいぶ元気になったよ。
A: よかった…最悪、倒れたんじゃないかって思ってたよ。
B: 危なかったよ。でも外に出たら、見るからに落ち着いてた。
- end up doing: 結局〜することになる(「〜という結果に落ち着く」という意味の定番表現。予想外の展開や最終的な状態を表す際によく使われる)
- after the whole thing: 一連の出来事のあとで(”the whole thing” は「全部ひっくるめた出来事」「あれこれ」の意味で、文脈を軽く指すカジュアルな言い方)
- feel better: 気分がよくなる(体調や気分の回復を表す基本フレーズ。日常会話では「大丈夫?」→「ちょっとマシ」くらいの軽快な返しにも使える)
- fresh air: 新鮮な空気(外の空気を意味する日常表現。精神的リフレッシュや体調改善とよく結びつく)
- That’s a relief.: よかった/ホッとしたよ(”relief” は「安心」「安堵」を表し、このフレーズで「心配していたことが解消された」気持ちを自然に表現できる)
- pass out: 気を失う/失神する(強い疲労、暑さ、緊張などで「意識を失う」ことを表すカジュアルな動詞句)
- or something: 〜とかなんとか/〜か何か(あいまいに言う時に使うカジュアルな補足表現。たとえば “a headache or something” は「頭痛とかそんな感じ」)
- It came close.: 危なかったよ(直訳「近かった」=「気絶寸前だった」と状況を短く示すフレーズ。”come close to doing” の省略形)
- once we stepped outside: 外に出た途端に(”once” は「〜したらすぐに」という接続詞で、”when” よりも即時性・因果性が強い)
- you could tell: 見れば(聞けば)すぐわかった(”tell” はこの文脈では「誰かに話す」ではなく「見たり聞いたりして気づく・判断する」という意味の動詞。”you could tell” は直訳すると「君にはわかることができた」で、視覚や聴覚などの感覚から自然に察するという意味。ここでの「見れば/聞けば」は、「表情」「声のトーン」「雰囲気」などから判断できたことを示している)
- it helped: 効果があった/効いた(文脈によって「体調がよくなった」「気分が落ち着いた」などに訳される。シンプルだが非常に汎用性が高い)
NoeLia Extra Examples – ②
ついていく
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
He’s always after money.
彼はいつもお金を追い求めています。
He’s after a promotion.
日本語訳: 彼は昇進を狙っています。
解説: 「after」は「追い求める・ついていく」イメージを表し、彼が昇進という目標に向かって動いていることを示します。promotion は「昇進」の意味で、ビジネス会話でよく使われます。
A: I heard he asked to take over the new client presentation.
B: Yeah, and he’s been taking the lead in all the strategy meetings too.
A: He’s after a promotion, isn’t he?
B: Looks that way. He’s definitely pushing harder than usual lately.
A: 新しいクライアントのプレゼン、彼がやりたいって言ってきたんだって。
B: うん、戦略会議でも毎回リード取ってるよ。
A: 昇進を狙ってるわけね、きっと。
B: そう見えるね。明らかにいつもよりガツガツしてる感じ。
- ask to do: ~させてほしいと頼む(”ask” に “to + 動詞” を続けることで「~する許可を求める」「~することを申し出る」という意味に。申し出や立候補の場面で使える構文)
- take over: 引き継ぐ/担当する(本来は「引き取る」「支配する」の意味だが、ビジネスでは「業務や役割を引き受ける」ときに自然に使われる)
- client presentation: 顧客向けのプレゼン(”client”=顧客、”presentation”=発表・提案。セットで覚えると会議やビジネスシーンで便利)
- take the lead: 主導権を握る/先頭に立つ(”lead” は「導く」意味。ここでは「チームや会議をリードする」ことを表す。イディオムとして頻出)
- strategy meeting: 戦略会議(”strategy”=戦略。”strategy meeting” は企業内で重要な方針を決める会議を指し、上層部の活動などに多く出る表現)
- promotion: 昇進(ビジネス英語の頻出語。”get a promotion”=昇進する、”be after a promotion”=昇進を目指している)
- looks that way: そう見えるね(”look” が「見る」ではなく「~のように見える」という判断の意味で使われている。会話での推測表現として非常にナチュラル)
- push harder: より強くアピールする/頑張る(”push” は「押す」がコアイメージ。”push harder” は努力の度合いや勢いを強めている様子を表す)
- than usual: いつもより(”usual”=普段の。”than usual” で比較表現となり、「平常時との違い」を柔らかく伝えられる)
NoeLia Extra Examples – ③
フレーズ
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Look after the house while I’m away, please.
私がいない間、家のことを頼みますね。
You need to start looking after yourself better.
日本語訳: もっと自分のことを大事にしないとダメだよ。
解説: look after は「世話をする・面倒を見る」。後ろからついていき「見守る」ということ。健康やメンタル面での「自己管理」「自己ケア」に対してよく使われる。
A: I haven’t been sleeping well lately, and I skipped lunch again today.
B: You need to start looking after yourself better.
A: I know, but things at home have been pretty chaotic too.
B: That’s all the more reason to prioritize your own health, you know?
A: 最近あんまり寝れてなくて、今日もまた昼ごはん抜いちゃったんだよね。
B: もっと自分のこと、大事にしなきゃダメだよ。
A: わかってるけど、家のこともバタバタしててさ…。
B: だからこそ、なおさら自分の健康を優先しないとでしょ?
- sleep well: よく眠る(”sleep” は「眠る」、”well” は「良く」の意味で、合わせて「ぐっすり眠る・睡眠の質が良い」を表す定番表現)
- skip (lunch): (昼食を)抜く(”skip” は「飛ばす・省く」の意味で、食事・授業・予定などを意図的に避けるときに使われるカジュアルな動詞)
- You need to start ~: ~し始める必要があるよ(やんわりとしたアドバイスや指摘によく使われる丁寧かつ直接的な言い方)
- look after yourself: 自分の面倒を見る/自分を大事にする(”look after”=世話をする、”yourself” を加えると「自己管理・セルフケア」の意味に。健康面や生活習慣に関して頻出)
- chaotic: ごちゃごちゃした/混乱している(”chaos”=混沌、”chaotic” はその形容詞形で、生活や状況がバタバタしているときに使う)
- That’s all the more reason to ~: だからこそなおさら~すべきだ(「理由があるからこそ~するべきだ」という逆説的な強調フレーズ。説得やアドバイスでよく使われる)
- prioritize: 優先する(”priority” の動詞形で、「最も大切なものとして扱う」という意味。ビジネス・生活管理の場面でよく出てくる)
- you know?: わかるでしょ?/でしょ?(相手の理解や共感を促す語尾のフレーズ。会話をやわらかく、親しみあるトーンにする効果がある)
NoeLia Extra Examples – ④
A after A
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Day after day, he continued studying English.
彼は、来る日も来る日も英語を勉強し続けました。
Meeting after meeting, nothing was decided.
日本語訳: 会議を何度重ねても、何も決まらなかった。
解説: A after A は「繰り返し」を表します。meeting after meeting で「何度も会議をしたのに」というニュアンスを強調します。ビジネス英語でも非常に自然なフレーズ。
A: Do you know if we’re moving forward with the new vendor or not?
B: I just came out of another review call.
A: Let me guess, still no decision?
B: Meeting after meeting, nothing was decided.
A: 新しい業者との契約、進めるのかどうか、もう決まった?
B: さっきまたレビュー会議が終わったとこなんだけど。
A: もしかして…また決まってない感じ?
B: 会議をいくら重ねても、結局何も決まらなかったよ。
- move forward (with): ~を進める(プロジェクトや契約などの「前進」を意味するビジネス定番表現。「go forward」よりも意図的に進行するニュアンス)
- vendor: 取引先/業者(ビジネスで「外部の供給元」や「委託先」を指す用語。中級以上の学習者が覚えるべき単語)
- come out of: ~から出てくる(ここでは「会議から出てきたところ」という意味。比喩的にも物理的にも使える便利な動詞句)
- review call: レビュー会議(電話またはビデオ通話形式の会議で、進捗・内容の見直しを行う。現代ビジネスの定番語)
- Let me guess: 当ててみようか(相手の言うことが想像できるときのカジュアルなフレーズ。軽い皮肉やユーモアを込める場合もある)
- still no decision?: まだ決まってないの?(”still” によって「予想外の長引き感」が含まれる。短くても非常にネイティブらしい言い回し)
- nothing was decided: 何も決まらなかった(受動態で「何も成果がなかった」ことを淡々と、しかし強く伝える)
NoeLia Extra Examples – ⑤
+節
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Call me after you finish your meeting.
ミーティングを終えたら電話をください。
Let’s catch up after you settle in.
日本語訳: 落ち着いたらゆっくり話そうよ。
解説: after の後ろには「節」も使うことができますよ。after you settle in は「あなたが落ち着いたあとに」で、新生活や引っ越し、転職後の会話でよく使われる自然な表現です。
A: Wow, I saw your post—you finally moved into the new place!
B: Yeah, we’re still surrounded by boxes, but it’s exciting. Let’s catch up after you settle in.
A: Sounds good. Just let me know when you’re free, no rush.
B: Will do. Hopefully by next week things will look less like a warehouse.
A: わぁ、引っ越ししたって投稿見たよ!ついにだね!
B: うん、まだ段ボールだらけだけどワクワクしてるよ。落ち着いたらゆっくり話そうね。
A: いいね。時間できたら教えて。急がなくていいからさ。
B: 了解!来週にはもうちょっとマシな状態になってるといいんだけど(笑)
- post: 投稿(SNSなどでの投稿を指す。動詞・名詞どちらも日常会話で頻出)
- move into: ~に引っ越す(”move” だけでなく “into” とのセットで「新しい住居に入る」ことを表す句動詞)
- surrounded by: ~に囲まれている(受動態でよく使われる表現。状態を柔らかく描写する)
- box: 段ボール箱(引っ越し会話では定番の単語)
- Let’s catch up: 久しぶりに話そう(”catch up” は「情報の共有」や「近況報告」の意味で使うカジュアルな定番表現)
- settle in: 新しい環境に慣れる(”settle” に「落ち着く」という意味があり、”in” をつけることで新生活への適応を指す)
- no rush: 急がなくていいよ(相手への気遣いを表すカジュアルなフレーズ)
- Let me know: 教えてね(予定や気持ちの共有を促す基本フレーズ)
- hopefully: うまくいけば/~だといいんだけど(希望的観測を柔らかく伝える副詞)
- look like a warehouse: 倉庫みたい(比喩表現で「物だらけ・散らかっている」状態をユーモラスに表す。日常会話での比喩の好例)