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ラジオ英会話 Lesson 019 / 前置詞 along
GRAMMAR AND VOCABULARY L019 ーNoeLia Original Dialogー
GRASP THE CONCEPT L019 / 前置詞 along ーNoeLia Original Dialogー
PRACTICAL USAGE L019 ーNoeLia Original Dialogー
GRASP THE CONCEPT(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
NoeLia Extra Examples – GRASP THE CONCEPT Key Sentence
Key Sentencealong (沿った)
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
It is standing along the edge of a cliff.
それは崖の縁に沿って建っています。
A fence runs along the top of the hill.
日本語訳: 丘の頂上に沿って柵が続いている。
解説: この「along」は、the top of the hill(丘の頂上)という線状の部分に沿って fence(柵)が配置されていることを表します。run は「位置的に続く」という意味でもよく使われる自然な表現です。
A: If you look over there, you’ll see what I was telling you about. A fence runs along the top of the hill.
B: Oh, I see it! That must be the old boundary of the farmland, right?
A: Exactly. They built it over a century ago, but it’s held up surprisingly well.
B: I love how places like this have so much history tucked away in the landscape.
A: ほら、あそこ見て。前に話してたやつだよ。丘の頂上に沿って柵が続いてるだろ?
B: あ、本当だ!あれって昔の農場の境界線でしょ?
A: そうそう。100年以上前に作られたんだけど、まだしっかりしてるよね。
B: こういう場所って、景色の中にさりげなく歴史が詰まってて素敵だよね。
- look over there: あそこを見て(「look over」は「ざっと目をやる」「視線を向ける」という柔らかい動作を表す。there を伴うことで「あちらを見てごらん」という自然な指示になる。カジュアルな日常会話でよく使われる表現。なお、「look at」が特定のものに注目してしっかり見るのに対し、「look over」は広い範囲や方向に目を向けるニュアンスがある。たとえば、look at that は「それを見てよ(すごい!)」のように驚きや注目を込めて言う時に使われるが、look over there は「そっちの方向を見て」という案内的・穏やかな言い回しになる)
- what I was telling you about: 前に話してたこと(会話のつながりを作る重要なフレーズ。”tell someone about…” の過去進行形+関係代名詞の形)
- run along: ~に沿って続いている(”run” はここで「走る」ではなく「伸びている/続いている」の意味。見落とされやすい意味)
- the top of the hill: 丘の頂上(”top of 〜” という構文で場所を明示する自然な表現)
- I see it!: 見える!(”I see” は「理解した」だけでなく、「見える」「気づいた」ときにもカジュアルに使える)
- That must be…: 〜に違いないね(推測表現。”must be” は強い確信を込めた推定)
- boundary: 境界線(抽象的にも物理的にも使える単語。地理・不動産・人間関係など幅広い文脈で有用)
- held up: 保たれている(”hold up” は「耐える」「持ちこたえる」の意味。ここでは「状態が維持されている」ニュアンス)
- surprisingly well: 驚くほどよく(”surprisingly” は程度の強調語。”well” は「うまく/よく」という意味の副詞)
- tucked away: ひっそりと隠れている(”tuck away” は「しまい込まれている」「目立たないところにある」という比喩的な表現。文化や記憶、歴史が「密かに存在する」ことを表す)
- the landscape: 景観、風景(自然や地域の全体的な様子を指す語。日常会話や観光、環境の話題でよく使われる)
NoeLia Extra Examples – ①
細長いものに沿った位置
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
There are many stores along this street.
この通りには多くの店があります。
Food trucks line up along the avenue.
日本語訳: フードトラックが大通りに沿って並んでいる。
解説: この「along」は、avenue(大通り)という線状の場所に沿って並んでいることを表しています。line up は日常で頻出する「並ぶ」の表現です。
A: It smells amazing out here. Food trucks line up along the avenue.
B: Wow, you’re right. I wasn’t expecting this many—there must be at least ten of them.
A: Yeah, and each one has a different theme. Tacos, dumplings, vegan bowls… it’s hard to choose!
B: Let’s walk down the line and see what grabs us. I’m definitely getting something savory first.
A: すごくいい匂いするね。フードトラックが大通りにずらっと並んでるよ。
B: ほんとだ、びっくりした。こんなにたくさんあるなんて。10台以上あるかも。
A: しかもそれぞれ違うジャンルだよ。タコスに餃子にビーガンボウル…迷うなあ。
B: とりあえず一通り見てまわろうよ。私はまずしょっぱい系が食べたいな。
- out here: ここ(外)では(”here” に “out” を加えることで「屋外で」「このあたり一帯で」の広がりを含む口語的な表現)
- line up: 並ぶ(”line” は名詞で「列」、動詞 “line up” で「列を作る・並ぶ」。人にも物にも使える便利な句動詞)
- there must be…: ~がきっとある/~に違いない(”must” は強い推測を示す助動詞。ネイティブらしい断定トーン)
- each one: それぞれ(単数扱いで「それぞれのもの」を指す。”each” の後の単数形に注意)
- theme: テーマ(料理ジャンルのような「特徴」「スタイル」を表す語として会話に自然に溶け込む)
- it’s hard to choose: 選ぶのが難しい(”It’s + 形容詞 + to 動詞” の定番構文。日常会話でもよく使われる言い回し)
- walk down the line: 一列に沿って歩く(”walk down” は「〜に沿って進む」、”the line” はここでは「並んだ屋台の列」。視覚的イメージが強い言い回し)
- what grabs us: 私たちの目(心)を引くもの(”grab” は「つかむ」以外に「惹きつける/目を引く」の意味がある口語動詞。比喩的)
- something savory: しょっぱい系の何か(”savory” は「しょっぱい/香ばしい」味を指し、”sweet” の対義語。学習者が見落としがちな食関連の形容詞)
NoeLia Extra Examples – ②
細長いものに沿った動き
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
We went cycling along the river.
私たちは川沿いにサイクリングに行きました。
We drove along the coastline.
日本語訳: 私たちは海岸線に沿って車を走らせた。
解説: この「along」は、coastline(海岸線)という自然の線に沿って進む動きを表します。drive は車の移動、coastline は地図などでもよく使う語で視覚的にも理解しやすいです。
A: So how was your little getaway with your brother? Did you guys end up going south?
B: Yeah, we drove along the coastline. The views were unreal—blue ocean on one side, cliffs on the other.
A: Sounds like something out of a movie. Did you take any pictures?
B: Of course! I’ll show you later. You won’t believe it, but I even caught a seal on video just chilling on a rock.
A: で、弟とのプチ旅行はどうだった?南のほうに行ったんだっけ?
B: うん、海岸線に沿ってドライブしてきたよ。片側が青い海で、もう一方は崖。景色が信じられないくらい綺麗だった。
A: 映画のワンシーンみたいだね。写真とか撮った?
B: もちろん!あとで見せるよ。ア信じられないかもだけど、アザラシが岩の上でくつろいでる動画まで撮ったんだ。
- little getaway: 小旅行(”getaway” は「逃避・休暇」を意味し、”little” をつけると「気軽な」「短期間の」という柔らかいニュアンスになる。trip は行き先・日程・目的が比較的はっきりした旅行や、街までの買い物など短い外出にも使える汎用的な語で、travel は「移動・旅そのもの」や海外旅行など距離や期間のある移動全体を指すやや抽象的な語)
- end up (doing): 最終的に〜することになる(”end up going south” の形で「結果として南に行った」という意味。話し言葉で非常に頻出)
- unreal: 信じられない(”unreal” は「現実離れした」「すごすぎる」というポジティブな驚きを表す口語表現)
- on one side, (on) the other: 一方は〜、もう一方は〜(対比構造を自然に表す会話のつなぎ表現。視覚描写の際によく使う)
- you won’t believe it, but…: 信じられないかもしれないけど…(驚きや面白い話の前置きとして、会話でよく使われる導入句)
- catch (something) on video: ~の動画を撮る(”catch” は「捕らえる」だけでなく「映像に収める」という意味でも使われる、見落とされがちな使い方)
- chill (on a rock): くつろぐ(”chill” は「冷える」から派生して、「のんびりする・くつろぐ」という意味のスラング。カジュアルでネイティブらしい言い回し)
NoeLia Extra Examples – ③
フレーズ 1
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
How are you and Roxy getting along?
あなたとロキシーは仲よくしていますか?
They never really got along.
日本語訳: あの2人は結局うまくやれなかったよ。
解説: この「get along」は、過去を振り返り「うまくいかなかった関係性」を示しています。never really のような副詞の使い方でニュアンスに柔らかさや感情がにじみ出ます。
A: Did you hear that Ryan and Derek are working together now? Same startup.
B: Seriously? That’s unexpected—they never really got along in school.
A: I know! That’s why I was so surprised. Maybe they’ve matured a bit.
B: Let’s hope so. Otherwise, that office must be one tense place.
A: ライアンとデレク、今一緒に働いてるって知ってた?同じスタートアップで。
B: まじで?それは意外だな。あの2人、学校では全然うまくいってなかったのに。
A: でしょ?だからびっくりしたんだよね。大人になって丸くなったのかも。
B: そうだといいけどね。そうじゃなかったら、職場の空気ピリピリしてそう。
- Did you hear that…?: ~って聞いた?(会話を始めるときによく使うカジュアルな導入表現。驚きや話題提示に便利)
- startup: スタートアップ企業(新興の小規模ベンチャー企業。ビジネス英語だけでなく日常会話でも出てくる現代語)
- That’s unexpected: それは意外だ(予想外のことに対して感想を述べるときの自然な表現)
- never really got along: 結局うまくいかなかった(”get along” は「仲良くする」。”never really” を添えることで「本当の意味では一度もうまくいってなかった」というニュアンスになる)
- in school: 学校時代に(”in school” は学生時代を表す定番フレーズ。過去の人間関係などの文脈でよく使う)
- mature: 成長する(精神的に大人になる、落ち着く。ここでは「性格が丸くなる」のニュアンス)
- Let’s hope so: そうだといいけどね(未来への期待や願望を軽く表現するカジュアルな定型句)
- otherwise: もしそうじゃなければ(”Let’s hope so” に続けて条件を出すときに使う。論理展開のサインとして有効)
- tense: ピリピリした(もともとは「緊張した状態」という意味。人間関係や空気感に対してよく使われる)
- tense place: ピリピリした職場(”place” は「場所」だけでなく、「空気・雰囲気」を含めた抽象的な環境も指す)
NoeLia Extra Examples – ④
フレーズ 2
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I’ll be along soon.
もうすぐ行きます(合流します)。
Why don’t you tag along with us?
日本語訳: 私たちについてくれば?
解説: この「along」は、tag(ついていく)という動詞と組み合わさり「一緒に同行する」軽やかな提案を表します。tag along はややカジュアルでフレンドリーな響きの表現です。
A: So, what are you up to this weekend? Anything exciting?
B: Not much. I was just going to binge a show and probably order way too much Uber Eats.
A: Why don’t you tag along with us? We’re going to that new hiking trail up north, and I know you’ve been wanting to get out more.
B: That actually sounds way better than my plan. I’ll bring snacks.
A: それで、今週末は何するの?何かワクワクする予定ある?
B: んー特にないかな。ドラマを一気見して、ウーバーを頼みすぎる予定だった。
A: じゃあ、私たちと一緒に来れば?北の新しいハイキングコースに行くんだよ。最近もっと外に出たいって言ってたじゃん。
B: それ、俺の予定よりずっといいな。スナック持ってくよ。
- what are you up to: 何してるの?(”be up to” は「〜しているところ」「何をするつもりか」を尋ねるカジュアルな言い回し。日常会話で非常によく使われる)
- anything exciting: 何かワクワクすること(”exciting” は「興奮するような・楽しい」、予定や出来事の話題で頻出)
- not much: 特にないよ(返答の定番フレーズ。聞かれたけど特別なことがないときに自然に使える)
- binge (a show): 一気見する(”binge” は元々「過食する」などの意味だが、今では「動画を一気に見る」の意味で非常によく使われるカジュアル表現)
- probably: たぶん(「おそらく」を意味する副詞で、断定を避けつつ予測するニュアンス)
- way too much: かなり多すぎる(”way” はここでは「ずっと・かなり」の意味で “too much” を強調。カジュアルでよく使われる)
- Uber Eats: ウーバーイーツ(フードデリバリーサービスの固有名詞として、日常会話に頻出)
- Why don’t you ~?: ~してみたら?(相手に軽く提案するときの自然な言い回し。丁寧で押しつけがましくない)
- tag along: ついていく(”tag along” は「同行する」「ついて行く」という意味で、カジュアルでフレンドリーな提案を表す。”tag” のコアイメージは「軽く触れる」「しがみつく」「後ろから付いていく」といった動作感を持つ。また、値札のタグやデータのタグ付けのように、「識別する」「名前をつける」という意味でも使われ、何かに軽く付随するイメージが共通している)
- hiking trail: ハイキングコース(”trail” は「細道」「小道」の意味。”hiking trail” で「ハイキング用のルート」を表す)
- up north: 北の方へ(”up” を方向として使う表現で、「北へ」を意味するカジュアルな地理表現)
- wanting to get out more: もっと外に出たいと思ってる(”get out” は「外に出る」、”more” を加えることで日常的に「活動的になりたい」「出かけたい」というニュアンスを含む)
- That actually sounds way better than ~: 実際そっちの方がずっと良さそう(”actually” で驚きや意外性を、”way better” で「断然よい」ことを強調)
- bring snacks: スナックを持っていく(”snacks” は「軽食・おやつ」など。アウトドアや集まりで定番の単語)