PRACTICAL USAGE L022|NoeLia Original Dialog

PRACTICAL USAGE 2025-26

ノエリアオリジナルの「Listening Challengeも掲載中!
昨年度は英作文の出題が3問あったため、ノエリアオリジナル会話例を3本紹介していましたが、今年度は1問にギュッと凝縮!そのぶん、語彙・表現の工夫を詰め込んだListening Challengeのノエリアオリジナル版をお届けします!Let’s challenge!

👇こちらはLesson 022のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 022 / 前置詞 over ②ー発展的な使い方
GRAMMAR AND VOCABULARY L022 ーNoeLia Original Dialogー
GRASP THE CONCEPT L022 / 前置詞 over ②ー発展的な使い方 ーNoeLia Original Dialogー
PRACTICAL USAGE L022 ーNoeLia Original Dialogー

PRACTICAL USAGE(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『PRACTICAL USAGE』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!

問題:週末にあなたの論文を検討しました。改善するためのアイデアがいくつかあります。コーヒーでも飲みながら話せますか?
Over the weekend, I went over your paper. I have some ideas for improving it. Can we discuss them over coffee?

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Answer

問題:週末にあなたの論文を検討しました。改善するためのアイデアがいくつかあります。コーヒーでも飲みながら話せますか?
I looked over your paper over the weekend. I came up with a few suggestions for improvement. How about going over them together over a cup of coffee?

解説: 模範解答は、論文をしっかり検討し、改善案をきちんと持っていることをややフォーマルな雰囲気で伝えています。一方、ノエリアオリジナルの表現は、目を通して提案を思いついた流れを自然に表しつつ、会話を柔らかく持ちかけるニュアンスになっています。堅めのビジネスシーンでは模範解答、より親しい相手やカジュアルな打ち合わせではノエリアオリジナルの表現が合いやすいです。

Over the weekend, I went over your paper. I have some ideas for improving it. Can we discuss them over coffee?

  • Over the weekend: 週末に(overは時間の期間を覆うイメージ。週末の間ずっと、という感覚を表す。)
  • went over: 詳しく見直した(go overで「上から下まで点検する、検討する」意味。内容を細かく確認するニュアンス。同じ「目を通す」でもlook overより精査・レビューに近いイメージがある。)
  • paper: 論文(academic paperを含む、正式な書類やレポートの意味。)
  • have some ideas for improving it: それを改善するためのアイデアがある(for improvingは目的を表す表現。improveは「改善する、良くする」。)
  • discuss them over coffee: コーヒーを飲みながらそれらについて話す(overは「〜しながら」という状況を覆うイメージ。カジュアルに一緒に話し合う雰囲気を作る。)

I looked over your paper over the weekend. I came up with a few suggestions for improvement. How about going over them together over a cup of coffee?

  • looked over: 目を通した(look overは「ざっと見る」ニュアンスを持つが、文脈次第で「しっかり目を通す」意味にもなる。went overよりやや軽めの印象が残る場合があるが、ここでは改善案が出ているため十分に丁寧に目を通したと解釈できる。)
  • came up with: 思いついた(come up withは「新しいアイデアや提案を考えつく」。自然に浮かんだ提案を指す。)
  • a few suggestions for improvement: 改善のためのいくつかの提案(suggestionはideaより具体性を持たせる表現。for improvementで目的を明確にする。)
  • How about going over them together: 一緒にそれらを検討するのはどう?(How aboutは提案の柔らかい言い方。going overは再確認や見直しを指す。)
  • over a cup of coffee: コーヒーを飲みながら(overは状況の中で何かをする、という覆う感覚。a cup ofがあることで「一杯のコーヒー」という具体的で親しみやすい場面を描き、よりリラックスした会話のニュアンスを強めている。a cup ofなしの”over coffee”は、もう少し一般的・シンプルな表現になる。)

Listening Challenge|ノエリアオリジナル問題

ラジオ英会話の金曜恒例「リスニングチャレンジ」を、ノエリア版オリジナルダイアログでお届けします!音声を用意したので、本編と共に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

問題音声はこちら
問題
クリックすると問題が出ます。

Here’s the question.
Did Josh suggest meeting at his apartment?
A. Yes, he did.
B. No, he suggested another place.
C. No, he didn’t suggest anywhere.
Let’s listen.

Original Dialog|ノエリア会話スクリプト

同じゼミのジョシュとリリーが、カフェで論文のフィードバックをしようと話しています。リリーの提出前の不安を、ジョシュが支えているようですね。

Josh: Hey Lily, thanks again for sending me your draft last Thursday. I wasn’t sure if I’d have time, but I managed to go through it.
Lily: Oh, you actually looked at it? Thanks so much! I wasn’t sure if you were too busy.
Josh: I looked over your paper over the weekend. I came up with a few suggestions for improvement. How about going over them together over a cup of coffee?
Lily: That would be amazing. I was feeling pretty stuck after the second section.
Josh: No worries. You’ve got good ideas—it just needs a bit more structure in some parts.
Lily: Seriously, this means a lot. It’s hard to know if you’re on track when you’re writing alone.
Josh: Totally get that. Same seminar, same struggles.
Lily: So true! Let’s meet at the café near the library? I’ll bring my laptop.
Josh: Perfect. See you at three!

ジョシュ: リリー、この前の木曜日に下書き送ってくれてありがとう。時間あるか微妙だったけど、なんとか目を通せたよ。
リリー: 本当に?忙しいかもって思ってたから、ありがとう!
ジョシュ: 週末に君の論文を見直して、いくつか改善点を考えたんだ。コーヒーでも飲みながら一緒に見直さない?
リリー: それめちゃくちゃ助かる。第2セクション以降でかなり詰まってたんだ。
ジョシュ: 大丈夫、いいアイデアはちゃんとあるから。少しだけ構成を整えたほうがいいかなって思っただけ。
リリー: 本当に助かるよ。1人で書いてると、ちゃんとできてるのか自信なくなるから。
ジョシュ: わかる。ゼミ仲間は同じ苦労してるしね。
リリー: だよね!図書館の近くのカフェで会おうか?ノートパソコン持ってくね。
ジョシュ: いいね。3時に!

  • thanks again for ~ing: ~してくれて改めてありがとう(”thanks again” は感謝の気持ちを繰り返し伝える丁寧な言い回し)
  • draft: 下書き(エッセイや論文などの初期段階の文章)
  • manage to ~: なんとか~する(努力や困難を伴って「やりきった」ニュアンス)
  • go through: ~に目を通す/じっくり確認する(表面的でなく、内容を把握しながら確認する動作)
  • That would be ~: ~だったらいいな/それは~だね(「控えめな同意」や「丁寧な肯定」の導入表現)
  • feel stuck: 行き詰まっていると感じる(”stuck” は先に進めない状態、特に精神的・作業的に)
  • No worries: 心配しないで(”You’re welcome”のカジュアル版としても使われる、安心させる定番フレーズ)
  • structure: 構成(文や話の組み立て方)
  • mean a lot: とてもありがたい/大きな意味を持つ(”mean” の感情的な用法で、感謝を表す表現)
  • on track: 順調で/正しい方向で(計画や進行が望ましい状態であることを指す)
  • writing alone: 一人で書いていると(”alone” は単に物理的ではなく「助けなく」やっているという意味合いも含む)
  • Totally get that: それ、すごくわかる(”get” を「理解する」として使った口語的共感表現)
  • same seminar, same struggles: 同じゼミ=同じ苦労(リズム感のある共感表現。比喩的な「一緒にがんばってる仲間」意識を込めて)
  • So true: 本当にそう(完全な同意をカジュアルに伝える短い返し)
  • bring ~: ~を持ってくる(相手のいる場所に物を持ってくる動作。日常で非常に多用される基本動詞)
  • Perfect: いいね/完璧(相手の提案などに同意する時の定番リアクション)
  • See you at ~: ~に会おう(”See you” は別れや再会のあいさつに使う基本表現)

Answer & 解説|ノエリアオリジナル問題の答え

問題
Here’s the question.

Did Josh suggest meeting at his apartment?
A. Yes, he did.
B. No, he suggested another place.
C. No, he didn’t suggest anywhere.
Let’s listen.

答え
クリックすると答えが出ます。

B. No, he suggested another place.

Point

A. Yes, he did.(ジョシュが自分のアパートを提案した)
Joshはアパートを提案していません。会話では「カフェ near the library(図書館近くのカフェ)」で会おうと話しており、apartment(アパート)には一切触れていません。このため、この選択肢は不正解です。

B. No, he suggested another place.(いいえ、別の場所を提案しました)
Joshは「カフェ near the library」を提案しました。suggest another place(別の場所を提案する)はその内容にぴったり合います。suggest(提案する)は英会話でよく使われる基本単語です。この内容から、この選択肢が正解です。

C. No, he didn’t suggest anywhere.(いいえ、どこも提案しませんでした)
Joshは具体的に「カフェ near the library」を提案しているので、どこも提案していないという内容にはなりません。suggestは「提案する」という意味です。したがって、この選択肢は不正解です。

Listening Point

キーワードの正確な聞き取り

  • café near the library: Joshが提案した具体的な場所。リスニングではこうした場所名を逃さず聞き取ることがカギ。
  • I’ll bring my laptop: Lilyがカフェで作業する意図を示しており、アパートではないことを裏付ける発言。
  • Perfect. See you at three!: 提案が受け入れられた後、具体的な時間も決めたことを示す表現。

会話のテーマを理解すること
この会話では、JoshがLilyの論文にフィードバックを与え、それを一緒に見直すために打ち合わせを提案しています。主題は「論文の改善」であり、打ち合わせ場所に「カフェ near the library」が自然に登場しています。リスニングでは、主題に関連する場所や行動に注意を向けることが重要です。

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