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ラジオ英会話 Lesson 023 / 前置詞into①ーintoの基本
GRAMMAR AND VOCABULARY L023 —NoeLia Original Dialog—
GRASP THE CONCEPT L023 / 前置詞into①ーintoの基本 —NoeLia Original Dialog—
PRACTICAL USAGE L023 —NoeLia Original Dialog—
GRASP THE CONCEPT(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
into|内部に・中に
Key Sentenceinto (内部に・中に)
引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I want to go into that pyramid.
私は、あのピラミッドの中に入ってみたいです。
He stormed into the office without knocking.
日本語訳: 彼はノックもせずにオフィスに怒鳴り込んできた。
解説: intoは「内部に」のイメージで、オフィスの中に勢いよく入る動きを表しています。stormは本来「嵐」という意味ですが、ここでは「激しい勢いで突入する」という動作を表し、怒りを伴う場面で自然に使われるカジュアルな表現です。storm intoで「怒鳴り込む」「荒々しく入り込む」といった意味になります。
A: What happened with Mr. Lewis just now? I heard a lot of shouting from the hallway.
B: He stormed into the office without knocking. Everyone froze for a second—it was that intense.
A: Seriously? Who does that?
B: Apparently he was furious about the project delays.
A: さっきルイスさんと何があったの?廊下から怒鳴り声が聞こえたけど。
B: 彼、ノックもしないでオフィスに怒鳴り込んできたの。みんな一瞬フリーズしちゃったよ、それくらいすごかった。
A: マジで?普通そんなことする?
B: どうやらプロジェクトの遅れにブチギレてたみたい。
- what happened with ~: 〜に何があった(happenは「起こる」。withを使うことで「〜に関して」「〜との間に起こったこと」というニュアンスが加わり、特定の人や物に焦点を当てて出来事を尋ねる時に使う自然な表現)
- shouting: 怒鳴り声(shoutは「大声を出す」。shoutingはその動作の継続や状態を指し、騒ぎや怒りのニュアンスを自然に表す)
- freeze: 固まる(freezeは「凍る」が基本だが、人が驚いたり恐れたりして「動けなくなる」意味でもよく使う。特に急な状況でのリアクションを表現するとき自然)
- intense: 激しい(intenseは「強烈な、非常に強い」。感情や状況の強さをコンパクトに表す便利な形容詞)
- who does that: 普通そんなことする?(直訳は「誰がそんなことするんだ」だが、英語では非常識さや呆れを表すカジュアルな決まり文句)
- apparently: どうやら〜らしい(apparentlyは「どうやら〜のようだ」という推測をやわらかく伝える表現。会話でよく使われる便利な副詞)
- furious: 激怒している(furiousは「非常に怒っている」。単なるangryより感情の爆発を強くイメージさせる単語)
into|内部への動き
内部への動き
引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I opened the door and let him into the house.
私はドアを開けて、彼を家に入れました。
He threw his wet jacket into the washing machine.
日本語訳: 彼は濡れたジャケットを洗濯機に放り込んだ。
解説: throwとintoのコンビネーションで「勢いよく中に入れる動き」を表しています。throwは「投げる」という意味で、ラフな動作を自然に表現します。
A: Did you hear Mom yelling just now? Kenta came home soaking wet again.
B: Yeah. He threw his wet jacket into the washing machine as soon as she started.
A: (laughs) Figures. He knows better than to argue.
B: Exactly. Survival instinct.
A: 今、お母さんが怒鳴ってたの聞いた?ケンタ、またずぶ濡れで帰ってきたんだって。
B: うん。お母さんが怒り出した瞬間、ケンタすぐに濡れたジャケットを洗濯機に放り込んでたよ。
A: (笑)まあそうなるよね。口答えしない方がいいってわかってるんだよ。
B: だよね。本能だよ、本能。
- yell: 怒鳴る(怒りや強い感情を込めて大声を出すこと。怒りのニュアンスが自然に含まれる基本動詞)
- soaking wet: ずぶ濡れの(soakingは「びしょびしょの」を強調するカジュアルな表現。服や髪が水で完全に濡れた様子に使う)
- figure: 当然だと思う(ここでは「まあ、そうだろうね」というカジュアルな納得の意味。口語でよく使われる)
- know better than to ~: ~するほどバカじゃない(経験から「そんなことはしない」と判断できることを表す定番表現)
- survival instinct: 生存本能(危険を察知して本能的に自分を守ろうとする行動を、日常会話で軽く冗談っぽく使う表現)
into|抽象的な「内部」1
抽象的な「内部」1
引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I can’t go into detail yet.
まだ詳しくは言えません。
He quickly got into an argument with his boss.
日本語訳: 彼はすぐに上司と口論になった。
解説: intoは抽象的な「内部」への動きを表し、ここでは「議論に巻き込まれる・入っていく」ことを意味しています。get into an argumentは自然な日常表現で、口論に発展する流れをリアルに表します。
A: You looked stressed when you walked in. Bad day?
B: Yeah, Josh again. He quickly got into an argument with his boss right in front of everyone. Super awkward.
A: Oh man, that’s rough. Was it about the project again?
B: Yeah, same old story. Deadlines and broken promises.
A: 入ってきたとき、すごい疲れた顔してたよ。何かあった?
B: うん、ジョシュだよ、また。上司とみんなの前で口論になってさ。めっちゃ気まずかった。
A: うわ、それはきついね。またプロジェクトのことで?
B: うん、いつものパターンだよ。締め切りと守られない約束の話。
- looked stressed: ストレスで疲れた様子(lookedは「〜に見える」、stressedは「ストレスを感じている」。外見から感情の状態を表す基本フレーズ)
- bad day: ついてない日(日常会話で「うまくいかない日だった?」と相手を気づかう感じで自然に使う)
- right in front of everyone: みんなの目の前で(rightは「ぴったり」「ちょうど」のニュアンスを加える。in front ofは「〜の前で」)
- super awkward: めっちゃ気まずい(superは「超〜」、awkwardは「気まずい・バツが悪い」。カジュアルな会話でよく使われる)
- Oh man: うわぁ(驚きや同情、落胆を表す感嘆のカジュアル表現。性別に関係なく使える)
- that’s rough: それはきついね(roughは「荒い・大変な」。困難な状況に対して共感する時によく使われる)
- same old story: いつものこと(same oldで「変わり映えしない」、storyで「話」。日常的なうんざり感を自然に伝えるフレーズ)
- deadlines and broken promises: 締め切りと守られない約束(deadlineは「締め切り」、broken promiseは「破られた約束」。ビジネスや学生生活でも頻出する重要表現)
into|抽象的な「内部」2
抽象的な「内部」2
引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I’ll take it into consideration.
それを考慮に入れます。
I’ll work your idea into my proposal.
日本語訳: 君のアイデアも提案書に盛り込むよ。
解説: intoは「内部への動き」を表しており、ここでは相手のアイデアを提案書という抽象的なものの中に取り込むニュアンスです。work intoは「組み込む」という柔らかい表現になります。
A: I just sent you the rough draft of the proposal. Can you take a quick look?
B: Sure thing. I’ll work your idea into my proposal too—there’s a lot of overlap.
A: Awesome! I thought our sections would complement each other nicely.
B: Definitely. It’ll sound more unified if we blend them together a bit.
A: さっき提案書のたたき台を送ったんだけど、ちょっと目を通してくれる?
B: もちろん。あなたのアイデアも私の提案書に盛り込むつもりだよ。かなり重なってる部分があるからね。
A: 最高だね!僕たちのセクション、きっといい感じに補い合えると思ってたんだ。
B: 間違いないね。少しうまくまとめれば、もっと一体感のある内容になるはずだよ。
- rough draft: たたき台(roughは「ざらざらした」「大まかな」、draftは「下書き」。proposalの前段階のざっくりとした内容を指す)
- take a quick look: ざっと目を通す(quickは「速い」、lookは「見る」。短時間でさっと確認する時に使うカジュアルな表現)
- Sure thing: もちろん(相手の依頼や提案に対して「もちろん!」と快諾するカジュアルな返答)
- overlap: 重なる(2つのものが部分的に共通している状態を指す単語。企画やアイデアの話でよく使う)
- complement each other: お互いを補い合う(complementは「補完する」。互いの強みを活かしてバランスを取るニュアンス)
- unified: 一体感のある(unify「統一する」の形容詞。バラバラなものを一つにまとめるイメージ)
- blend together: うまく混ぜ合わせる(blendは「混ぜる」。アイデアや要素を自然に一体化させるときによく使う表現)