GRASP THE CONCEPT L027|前置詞 by② ー 期限・行為者|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT 2025-26

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👇こちらはLesson 027のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 027|前置詞 by② ー 期限・行為者
GRAMMAR AND VOCABULARY L027|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L027|前置詞 by② ー 期限・行為者|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L027|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog

下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

by|~までに

Key Sentence

~までに
I’ll try to get his contact information by tomorrow.
私は、明日までに彼の連絡先を手に入れるようにします。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I need to decide by tonight or I’ll lose the discount.
日本語訳: 今夜までに決めないと割引がなくなっちゃうんだ。
解説: 「by tonight」は「今夜までに」。or I’ll lose the discount(じゃないと割引を失う)は会話の中で「期限がある理由」を自然に補足しています。

Conversation Examples

A: I’ve narrowed it down to two dining tables, but I still can’t decide.
B: Then let’s go check them out together this weekend. It’ll be more fun that way.
A: I need to decide by tonight or I’ll lose the discount. They’re offering 20% off, but only until the end of today.
B: Ah, got it. In that case, how about we head there right after work? I’ll come pick you up.

A: ダイニングテーブル、2つまで絞ったんだけど、まだ迷っててさ。
B: じゃあ今週末に一緒に見に行こうよ。その方が楽しいしさ。
A: 今夜までに決めないと割引がなくなっちゃうの。20%オフなんだけど、今日中だけなんだよね。
B: なるほど、それなら仕事終わったあとに行こうか。車で迎えに行くよ。

  • narrow it down to ~: ~まで絞る(”narrow” は「幅を狭める」という意味から、複数の選択肢を減らしていき、最終的に少数に絞ることを表す。迷っているときや、選択肢を整理する際によく使われる)
  • go check ~ out: ~を見に行く(”check out”は「チェックする」「確認する」だが、「現地に行って確かめる」という意味で非常によく使われる口語表現)
  • It’ll be more fun that way.: その方が楽しいよ(”that way”は「そういう形で」という意味で、提案や比較でよく使われる)
  • or I’ll lose the discount: そうじゃないと割引が受けられない(”or”の使い方がポイントで、「そうしないと〜になる」という条件的表現)
  • They’re offering 20% off: 20%オフのセールをしている(”offer” は「提供する/提示する」などの意味。セールや特典の説明によく使われる)
  • only until the end of today: 今日の終わりまでしか(”only until” で「~まで限定」という意味の強調。時間の切迫感を出す時に頻出)
  • got it: わかった(非常にカジュアルで自然な相づち表現。会話理解のリアクションとして定番)
  • in that case: それなら/その場合は(話の展開を変えるときのフレーズ。ifとは違い、直前の状況を前提にして使う)
  • head there: そこに向かう(”head”は「頭」ではなく「向かう/出発する」という動詞用法が重要。方向性を含む行動を表す)
  • right after work: 仕事が終わった直後に(”right after”は即時性のある表現。”after work” は日常的な時間区切りとして頻出)
  • come pick you up: 迎えに行くよ(”pick up”は「拾う」「迎える」の意味で、”come pick you up” で「車で迎えに行く」ニュアンスが出る定番表現)

by|byとuntilの「~まで」

byとuntilの「~まで」
I’ll be there by five.
5時までにそこに行きますよ。
I’ll be there until five.
5時までそこにいますよ。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Please arrive by Friday so we have time to prepare.
日本語訳: 金曜日までに来てくれれば、準備の時間が取れるからね。
解説: 「by Friday」は「金曜日までに」という期限を示す表現で、ここではその日までに到着することが前提になっています。また、「so we have time to prepare」は「準備する時間が取れるように」という目的を表す文で、so は「〜するために」「その結果〜できるように」という目的・結果のつながりを作る接続詞です。依頼や説明をする場面で非常に使いやすい構文であり、”so + 主語 + 動詞” の形で使われるのがポイントです。

Conversation Examples

A: I was thinking of arriving Saturday morning and heading straight to the venue.
B: Please arrive by Friday so we have time to prepare. We’re doing a test run of the lighting setup that evening.
A: Oh, I didn’t realize the prep started that early. Thanks for the heads-up—I’ll adjust my plans.
B: Great. Let me know your train schedule so I can arrange pickup.

A: 土曜の朝に着いて、すぐに会場に向かおうと思ってたんだけど。
B: 金曜日までに来てくれれば、準備の時間が取れるからね。照明のテストをその夜にやる予定なの。
A: あ、そんなに早く準備が始まるとは思ってなかった。教えてくれてありがとう、予定調整するよ。
B: よかった。電車の時間が決まったら教えて。迎えの手配するから。

  • head (straight) to ~: ~に(まっすぐ)向かう(”head” は「向かう」という方向性のある動詞で、”straight” をつけると「寄り道せずすぐに」のニュアンスが加わる)
  • venue: 会場(イベントや集まりが行われる場所。日常でもフォーマルでも使える単語)
  • Please arrive by Friday: 金曜日までに来てください(”by Friday” は期限を示す表現。”please” をつけることで丁寧な依頼に)
  • test run: 試運転/テスト実施(”run” は「実行する」という意味で、”test run” で事前チェックのニュアンスが出る技術系・イベント系表現)
  • lighting setup: 照明設備の設置(”setup” は名詞で「設置されたもの/システム全体」を指す。ここでは「照明をどう配置するか」という意味)
  • didn’t realize ~: ~とは気づいていなかった(”realize” は「理解する・気づく」という意味。ネイティブが驚きや反省を表すときに使う)
  • that early: そんなに早く(”that” は程度を強調しており、「予想外の早さ」のニュアンスがある)
  • heads-up: 事前の知らせ/注意喚起(カジュアルでネイティブらしい言い方。「先に教えてくれてありがとう」に自然につながる)
  • adjust (my) plans: 計画を調整する(”adjust” は「微調整する」「合わせる」という意味で、旅行・仕事・予定の変更で頻出)
  • train schedule: 電車の時刻(”schedule” は「予定」「スケジュール」の意味で、日常の移動や計画に頻出)
  • arrange pickup: 迎えを手配する(”arrange” は「手配する/調整する」、”pickup” は「迎えに行く」こと。会話では「送迎手配」の定番表現)

by|行為者

行為者
It was created by Dr.Higashi.
それはヒガシ博士によって作られました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

This dish was prepared by the head chef herself.
日本語訳: この料理はシェフ長本人が作ったんです。
解説: 行為者を強調したいときは「by + 人 + 強調語(himself/herself)」の形がよく使われます。prepare は「用意する・調理する」という意味で、ここでは料理の手間をすべて任されたというニュアンスになります。herself によって「他の人ではなく本人が」という対比が強調されています。

Conversation Examples

A: You like it, huh? I had a feeling you would.
B: I love it. There’s a depth to the sauce that’s hard to describe.
A: This dish was prepared by the head chef herself. She doesn’t usually cook lunch, but she made an exception today.
B: That totally makes sense now. You can tell it’s something special.

A: 気に入った?あなた、こういうの好きそうだと思ってたの。
B: すごく気に入ったよ。ソースに深みがあって、うまく言えないけど、すごいね。
A: この料理、シェフ長本人が作ったのよ。普段はランチなんて作らないんだけど、今日は特別にね。
B: それなら納得。なんか、やっぱり特別な一品って感じがする。

  • You like it, huh?: 気に入った?(”huh?” は相手に軽く確認するカジュアルな語尾。ネイティブらしい柔らかい聞き方)
  • I had a feeling (you would): そんな気がしてた(”have a feeling” は「〜な予感がする」という表現で、直感や予測をカジュアルに言うときに使う)
  • I love it: すごく気に入ったよ(”love” は「愛している」だけでなく、食べ物や体験に対して「めちゃくちゃ気に入った」と強調する自然な言い方)
  • There’s a depth to ~: ~に深みがある(”depth” は「深さ」という意味だが、味や性格などに使うと「複雑さ・奥行き」を表す比喩的表現)
  • hard to describe: 言葉にしにくい(”describe” は「言葉で説明する」という基本動詞。”hard to describe” は抽象的な良さや印象を表現するときによく使う)
  • doesn’t usually ~: 普段は〜しない(”usually” は頻度を表す副詞で、「いつもじゃないけど大体そう」というニュアンス)
  • made an exception: 例外を作った(”make an exception” は「特別に対応する」という定番フレーズ。丁寧な依頼や特別対応の説明に使われる)
  • You can tell (it’s ~): ~ってわかる(”you can tell” は「見たり感じたりして〜だとわかる」という意味。五感を通した直感的理解の表現として非常に頻出)

by|受動態以外の行為者

受動態以外の行為者
Who’s this novel by?
この小説は誰によるものですか?

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I doubt that graffiti is by a known artist.
日本語訳: あの落書きが有名アーティストのだとは思えない。
解説: byは「行為者(〜による)」を表し、ここでは作者を指します。graffitiは「落書き」や「壁画」の意味で、ストリートアートの文脈でよく使われます。I doubtは「〜とは思えない」「〜に疑いを持つ」を意味し、会話では「私はそうは思わない」とやんわり意見を述べるときによく使われます。

Conversation Examples

A: Whoa, look at that! The lines, the colors… this has to be by a pro.
B: Hmm, really? It looks pretty rushed to me.
A: Are you kidding? That’s talent. I’d bet it’s a big name in the street art scene.
B: I doubt that graffiti is by a known artist. It’s cool, but it’s nowhere near gallery level.

A: うわっ、見てよこれ!線も色も…絶対プロの作品だよ。
B: んー、本当に?私には結構雑に見えるけど。
A: 冗談だろ?あれは才能だよ。ストリートアート界の有名な人の作品に違いないって。
B: あの落書きが有名アーティストのだとは思えないな。かっこいいけど、美術館レベルとはほど遠いよ。

  • line: 線(この文脈では「デザインの線」。artやdrawingの話題で使われる)
  • has to be: ~に違いない(確信を持った推測を表す強い表現。“must be”より少しカジュアル。日常会話での知ったかぶり的断定にも使われる)
  • rushed: 急いでやった(rushの過去分詞。ここでは「雑な・急ごしらえの」の意味で使われる。art作品などに対しての評価でネイティブがよく使う)
  • talent: 才能(人物や作品への評価として基本語彙。“That’s talent.” は「これは本物だ」というネイティブらしいカジュアル褒め表現)
  • I’d bet: きっと~だと思う(betは「賭ける」が元の意味。I’d bet は「確信が強い推測」を柔らかく言う口語表現)
  • big name: 有名人(直訳は「大きな名前」。music, fashion, art など業界の著名人をカジュアルに表す定番表現。日本語でも「ビッグネーム」として浸透しているが、日本語では「超有名人・大物」という強調ニュアンスがより強い。英語では「その分野で広く知られている人」というやや広めの意味でも使われるため、使い方に注意)
  • scene: 業界、シーン(この文では「ストリートアート界」。art scene, music scene など業界全体を表す語)
  • known artist: 有名アーティスト(knownは「知られている」の意味。known artist は「世間に名が知れている芸術家」を表す)
  • nowhere near: 全く~に及ばない(比喩的表現。ここでは「美術館レベルには到底及ばない」という意味)
  • gallery level: 美術館レベル(作品の質や完成度を話す際にネイティブがよく使う褒め言葉や比較表現)
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