👇こちらはLesson 029のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 029|前置詞 by④ ー そのほかの使い方
GRAMMAR AND VOCABULARY L029|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L029|前置詞 by④ ー そのほかの使い方|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L029|NoeLia Original Dialog
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|not as ~ as … のメカニズム
not as ~ as … のメカニズム
It’s not as painful as it was a few days ago.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
2~3日前ほど痛くはありません。
It’s not as awkward as it used to be.
日本語訳: 昔ほど気まずくはないよ。
解説: 状況が改善されたことを not as ~ as の形で伝えています。awkward は「気まずい」「ぎこちない」という意味で、人間関係や空気感を表すときによく使われます。
A: Hey, thanks for meeting up today. It’s not as awkward as it used to be.
B: Yeah, I was kind of nervous, but this is actually nice.
A: I think we both just needed some time and space.
B: Totally agree. Water under the bridge, right?
A: 今日は会ってくれてありがとう。昔ほど気まずくはないね。
B: うん、ちょっと緊張してたけど、意外といい時間になってる。
A: お互い少し距離が必要だったんだと思うよ。
B: ほんとにそうだね。もう過去のことだしね。
- meet up: 会う/集まる(予定して人と会うニュアンス。友人との再会や軽い集まりに使われる)
- nice: いい感じ/居心地がいい(抽象的だが英会話で非常に多用される「場」「人」「印象」全般に使える形容詞)
- need time and space: 距離と時間が必要だ(人間関係で「一旦距離を置く」ことを婉曲に表現する決まり文句)
- Totally agree: 完全に同意(I completely agree よりカジュアル。Totally は強調語として若者やネイティブによく使われる)
- Water under the bridge: 過去のこと/もう済んだこと(直訳「橋の下の水」は「戻らないもの」という比喩。過去のトラブルを水に流すときに使われる定番イディオム)
It’s not as emotionally draining as people make it sound.
日本語訳: 世間が言うほど、そこまでつらくないよ。
解説: 他人の言う印象と実際の経験との差を not as ~ as で示しています。emotionally draining は「精神的に疲れる」という意味で、仕事や人間関係、経験談などでよく使われます。
A: I heard you’re switching careers. That’s a big step!
B: Yeah. I’m going into elder care. It’s not as emotionally draining as people make it sound.
A: That’s surprising. I imagined it would be constant emotional stress.
B: That’s the stereotype. But when you build trust, it’s more about daily joy than drama.
A: 転職するって聞いたよ。大きな決断だね!
B: うん。高齢者介護の仕事に行くんだ。世間が言うほど、そこまで精神的につらくないよ。
A: それは意外。ずっと気を張りっぱなしの仕事かと思ってた。
B: そういうイメージあるよね。でも信頼関係ができれば、毎日のちょっとした喜びの方がずっと多いんだ。
- switch careers: 転職する(switch は「切り替える」、career は「職業」。合わせて「職業を変える=転職する」の意味)
- That’s a big step: 大きな一歩だね(big step は「大きな決断・行動」を表す比喩的表現。何かに挑戦する人への定番フレーズ)
- go into ~: ~の分野に進む/携わる(go into elder care で「高齢者介護に進む」。go into は職業・研究・分野に「入る」ときに使われる)
- elder care: 高齢者介護(elder は「年配の」、care は「ケア・世話」。組み合わせて特定分野を表す複合名詞)
- That’s surprising: それは意外だね(相手の発言を受けて感情を返すリアクション表現。会話のつなぎに非常によく使われる)
- imagine: 想像する(ここでは「I imagined it would be~」の形で、予想と実際のギャップを示す)
- constant emotional stress: 絶え間ない精神的ストレス(constant は「絶え間ない」、emotional stress は「感情的なプレッシャー」。一括で心理的負荷を強調するフレーズ)
- stereotype: 固定観念/思い込み(ある分野や人についての偏った一般的イメージ。ここでは「介護=大変」という世間の先入観を表す)
- build trust: 信頼関係を築く(build は「築く」、trust は「信頼」。人間関係の核心を表す頻出表現)
- daily joy: 日々の喜び(daily は「毎日の」、joy は「喜び」。シンプルながら豊かな感情を伝えるフレーズ)
- drama: ドラマ/波乱(ここでは「emotionally intense or difficult events」の意味で使われており、日常英語では「めんどくさいトラブル」や「情緒的なゴタゴタ」をカジュアルに表す)
NoeLia Extra Examples|発言態度を表す副詞の位置
発言態度を表す副詞の位置
To tell you the truth, I think it’s stylish walking with a cane.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
本当のことを言うと、私はつえをついて歩くのはかっこいいと思っています。
Frankly speaking, I don’t think it’s worth the price.
日本語訳: 正直に言って、それにその値段の価値はないと思うよ。
解説: 発言態度を表す副詞句「Frankly speaking」は文全体に対して「正直に言うと」と指定しているため、文頭に置かれます。frankly はややフォーマルな印象を与えますが、口語でも使われます。worth the price は「金額に見合う価値がある」ことを示す評価表現。
A: So, what did you think of that premium language app you tried?
B: It looked sleek and promised a lot. But frankly speaking, I don’t think it’s worth the price.
A: Really? Even with all the AI features and video lessons?
B: Yeah, the content was too generic. There are better free options out there.
A: あの高級な英語学習アプリ、使ってみてどうだった?
B: 見た目はスタイリッシュで、機能もたくさんついてたけど、正直言って値段の価値はないと思う。
A: ほんとに?AI機能とか動画レッスンもあるのに?
B: うん、内容がすごく一般的すぎて。他に無料でもっといいのがあるよ。
- What did you think of ~?: ~についてどう思った?(相手の感想や意見を聞くときの基本フレーズ。会話のきっかけによく使われる)
- premium: 高級な/上質な(語感として「特別料金の価値がある」というニュアンスが含まれ、価格や品質に関連づけて使われる)
- sleek: スタイリッシュな/洗練された(見た目がなめらかでかっこいい様子を表す形容詞。デザインや製品によく使われる)
- promise a lot: 多くのことを約束する/期待させる(promise は「約束する」だが、ここでは「魅力的に見せて期待させる」という意味合い)
- Even with ~: ~があるにもかかわらず(逆接的に内容をつなぐ表現で、「〜があってもなお」の意味を持つ)
- AI features: AI機能(features は「機能・特徴」、AIと組み合わせることで現代的なテクノロジー関連の語彙になる)
- too generic: あまりに一般的すぎる(generic は「汎用的な」「どこにでもある」意味で、否定的な評価に使われることが多い)
- free options: 無料の選択肢(free は「無料の」、options は「選択肢」。英語圏の比較文化ではよく使われる)
- out there: 世の中に/存在している(直訳は「そこ=外のどこかに」。比喩的に「探せばある」「世の中に出回っている」「一般に流通している」といったニュアンスで使われるカジュアルな表現)
Between you and me, I think he’s planning to quit.
日本語訳: ここだけの話だけど、彼たぶん辞めるつもりだと思うよ。
解説: 信頼関係を示す副詞句が文頭にあり、聞き手に限定された発言であることを示しています。between you and me は「ここだけの話」という意味で、話し手の態度をやわらかく伝えるときに便利です。
A: I’m not sure if something’s up with Hiroshi, but he’s been acting strange lately.
B: Between you and me, I think he’s planning to quit.
A: Whoa, that would explain a lot. Do you think management knows?
B: Not yet. He’s keeping it low-key for now.
A: ヒロシ、なんかあるのかな?最近ちょっと様子がおかしいよね。
B: ここだけの話だけど、たぶん辞めるつもりなんだと思う。
A: うわ、それならいろいろ納得いくかも。上の人たちは知ってるの?
B: まだみたい。今は誰にも言ってないんじゃないかな。
- something’s up: 何かある/何かおかしい(直訳は「何かが起きている」。日常英会話でよく使われるカジュアルな表現で、「様子がおかしい」「問題があるかもしれない」などのニュアンスを含む)
- act strange: 変な行動をとる/様子がおかしい(act は「ふるまう」、strange は「奇妙な」。人の行動がいつもと違うときによく使われる組み合わせ)
- That would explain a lot: それならいろいろ納得だね(直訳は「それなら多くのことの説明がつく」。状況が一気にクリアになるときの定番フレーズ。”would” を使うことで「仮定」「推測」のニュアンスが入り、実際にそうと断言はせず、“そうだとしたら”という前提を含む表現になる。)
- management: 上層部/経営陣(会社や組織内での「上の人たち」を指すフォーマルな名詞。高校レベルではやや見落とされがち)
- keep it low-key: ひっそりやる/目立たないようにする(直訳は「控えめに保つ」。何かを公にせず静かに進めている状況を表すネイティブらしいイディオム)