👇こちらはLesson 032のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson032|前置詞 with② ー 時・原因・付帯状況
GRAMMAR AND VOCABULARY L032|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L032|前置詞 with② ー 時・原因・付帯状況|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L032|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog
下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
with|つながり:一緒
Key Sentenceつながり:一緒
引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I get better with age.
年を重ねるほど、私はよくなります。
His cooking skills have improved with experience.
日本語訳: 彼の料理の腕は経験とともに上達しました。
解説: improve with experience は「経験とともに上達する」という意味です。英語では with を使い「~とともに変化する」「~に伴って」をよく表現します。
A: So, how’s your dad been keeping busy since he retired?
B: You won’t believe it—he’s gotten really into cooking.
A: No way! Your dad? What’s he been making?
B: It’s wild. His cooking skills have improved with experience. He started out barely able to boil pasta, and now he’s whipping up restaurant-quality meals for us!
A: で、お父さん、退職してから何して過ごしてるの?
B: 信じないかもだけど…料理にめっちゃハマってるんだよ。
A: うそ!お父さんが?どんなもの作ってるの?
B: ほんとすごいんだ。料理の腕も経験積んでどんどん上達してさ。最初はパスタすらまともに茹でられなかったのに、今じゃレストラン並みの料理まで作るんだよ!
- keep busy: 忙しくしている/何かに打ち込んでいる(retiredなどの「引退後」によく使われる表現。日常会話で「何してるの?」のニュアンス)
- retired: 退職した(retireの過去形・過去分詞。「仕事から引退する」の意味。be retired=退職している)
- You won’t believe it: 信じられないかもだけど(話の前置きとして驚きを引き立てる決まり文句。ネイティブの日常会話で頻繁に使用)
- gotten into: ~にハマった/夢中になった(get intoの過去分詞形。趣味や活動にのめり込む意味でよく使われる)
- What’s he been making?: どんなもの作ってるの?(現在完了進行形を使った非常に自然な質問。has been + 動詞ingで「最近~している」ニュアンス)
- It’s wild: マジですごい/ありえない(wildは「野生の」だが、口語では「想像以上」「信じられない」「驚き」を表す)
- skills: スキル/技術(skillの複数形。複数形では「さまざまな技能や技術」という意味合いになる)
- started out: 最初は~だった(start outはstartよりも「何かを段階的に始める」「ある場所や状態からスタートする」のニュアンスが強い。例:He started cooking=彼は料理を始めた。He started out cooking simple dishes=彼は最初は簡単な料理から始めた、のように「出発点」「初めの段階」を意識する表現。今回の文では「料理経験ゼロからスタートした」の意味)
- barely: ほとんど~できなかった(強い否定を含む副詞。barely able to ~ で「かろうじて~できる」)
- boil: 沸かす/茹でる(料理での基本動詞。boil pasta=パスタを茹でる)
- whipping up: 手早く作る(whip upは「手早く料理する」「ぱぱっと用意する」の意味。whipは本来「ムチ打つ」「勢いよく動かす」という意味の動詞で、そこから料理では「素早く混ぜる」「サッと作る」のニュアンスに転じた。カジュアルでネイティブが料理の話でよく使う)
- restaurant-quality meals: レストラン並みの料理(qualityは「品質」、restaurant-qualityは「プロ級の」「店で出るような」という口語表現)
with|時のつながり
時のつながり
引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Your English will improve with time / practice.
あなたの英語は、時間 / 練習とともに上達しますよ。
My pronunciation got better with consistent effort.
日本語訳: 継続して頑張ったら、発音だってちゃんと良くなったよ。
解説: with consistent effort は「継続的な努力によって」の意味です。got better は「良くなった」を表す口語的で非常に自然な表現です。経験談として自信を持たせる励ましのニュアンスにもなっています。
A: Your accent sounds so natural now! What’s your secret?
B: My pronunciation got better with consistent effort. I practiced every single day, even when I didn’t feel like it. I also recorded myself and listened back to catch my mistakes.
A: That’s impressive. I should probably start doing that too.
B: You totally should. It makes a huge difference over time.
A: 君の英語の発音、すごく自然になったね!秘訣は何?
B: 継続して頑張ったら、発音だってちゃんと良くなったよ。毎日欠かさず練習したんだ、気分が乗らない日でもね。それに自分の声を録音して、聞き返して間違いをチェックするようにもしてたよ。
A: それはすごい。僕も真似してみようかな。
B: 絶対やったほうがいいよ。時間はかかるけど効果は抜群だから。
- What’s your secret?: 秘訣は何?(成功のコツや上達のポイントをカジュアルに尋ねるときの定番表現)
- every single day: 毎日欠かさず(singleを加えることで「1日も休まず」の強調表現)
- even when I didn’t feel like it: 気分が乗らない日でも(feel like ~ing=「~したい気分」。didn’t feel like it=「やりたくなかった」)
- recorded myself: 自分の声を録音した(recordは「録音する」「記録する」。myselfで「自分自身を」)
- listened back: 聞き返した(listen backは「再度聞く」のカジュアル表現。録音を確認する際によく使う)
- catch my mistakes: 自分の間違いを見つける(catchは「見つける・気づく」の意味。mistakeは「間違い」)
- That’s impressive: すごいね(成果や努力を褒めるときのカジュアルなフレーズ)
- I should probably start doing that too: 僕も始めたほうがいいかも(should probablyで「~した方がいいかも」。遠回しで丁寧な助言の表現)
- You totally should: 絶対やったほうがいいよ(totallyは「まったく」「本当に」を意味し、肯定を強くするカジュアル表現)
- It makes a huge difference over time: 継続すると大きな違いになる(make a difference=「効果を生む」。over timeは「時間の経過とともに」「徐々に」を意味し、すぐには変化がなくても継続することで大きな結果につながるニュアンスを表す)
with|因果関係
因果関係
引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
With his help, I was able to finish my report.
彼が手伝ってくれたので、リポートを書き終えることができました。
I walked in with the windows left open and the whole place smelled so fresh.
日本語訳: 入ったら窓が開けっぱなしで、部屋中すごくいい匂いがしたよ。
解説: with the windows left open は「窓が開けっぱなしの状態で」の意味です。the whole place smelled so fresh は「部屋中がとても新鮮な空気の匂いがした」を表します。I walked in は「部屋に入った」の意味で、日常の会話でよく使われる表現です。
A: Ugh, I left in such a rush this morning I didn’t even think to check the windows. But I walked in with the windows left open and the whole place smelled so fresh.
B: Lucky! If I did that, I’d come home to a full-on insect party.
A: Haha, I was a little worried too. But somehow, not a single bug.
B: Well, looks like you dodged a bullet this time.
A: 今朝バタバタで家を出たから、窓のことなんて全然気にしてなかったの。でも帰ったら窓が開けっぱなしで、部屋中すごくいい匂いがしてたんだ。
B: いいな!俺がそんなことしたら、家が虫の大宴会になってるよ。
A: はは、私もちょっと心配だったけど、なぜか一匹もいなかったよ。
B: 今回は運がよかったな。
- rush out: 急いで出る(rush outは「急いで外に出る」の意味。バタバタした様子を表す口語表現)
- think to do: ~しようと考える(think to check=「チェックしようと思う」。think of doingよりフォーマルな響き)
- walked in: 中に入った(walk inは「歩いて入る」「室内に入る」を意味するカジュアル表現)
- the whole place: 部屋中/場所全体(the whole + 名詞 で「~中すべて」「~全体」の意味)
- full-on: 完全な/本格的な(full-onは「全開の」「完全な」を意味する口語表現。強調のニュアンス)
- insect party: 虫の大宴会(ネイティブが冗談・比喩で使う表現。虫が大量発生した様子をユーモラスに表す)
- somehow: なぜか(「どういうわけか」「理由は分からないが」を表す便利な副詞)
- not a single: 1匹も~ない/1つも~ない(強調否定表現。「全く~しなかった」のカジュアル強調)
- bug: 虫(口語では「昆虫」全般を指す)
- dodged a bullet: 危機をうまく逃れた(直訳「弾丸をよけた」。問題やトラブルをギリギリで回避できたことを表すカジュアルイディオム)
with|時のつながり:付帯状況
時のつながり:付帯状況
引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
She looked at me with a smile on her face.
彼女は顔に笑みを浮かべて私を見ました。
I saw you earlier with that determined look on your face.
日本語訳: さっき君、やたら決意に満ちた顔してたよ。
解説: with that determined look on your face は「決意の表情を浮かべた顔で」の意味です。I saw you earlier は「さっき見かけたよ」で、知っている相手への自然な口調です。軽くからかったり話題をふる時によく使われます。
A: Wow, you’ve been crushing it on that treadmill today.
B: Yeah, I’m trying to get back in shape. It’s tough, but I’m determined.
A: I saw you earlier with that determined look on your face. I was half expecting smoke to come out of the machine.
B: Haha, yeah, I might’ve overdone it a little. But I’m feeling strong!
A: すごい、今日はランニングマシンでめちゃくちゃ頑張ってたね。
B: うん、最近また体力づくりしようと思ってさ。きついけど気合い入れてるんだ。
A: さっき君、やたら決意に満ちた顔してたよ。マシンから煙でも出るんじゃないかと思ったよ。
B: はは、ちょっとやりすぎたかも。でも調子はいいよ!
- crushing it: (口語)めちゃくちゃ上手くやる/絶好調(”crush” は「押しつぶす」だが、スラングでは「圧倒する→大成功する」というポジティブな意味でよく使われる。スポーツや仕事の達成時に使われることが多い)
- treadmill: ランニングマシン(”tread” は「踏む」、”mill” は「機械」の意味。室内で走るためのフィットネスマシン)
- get back in shape: 体力を取り戻す/体を鍛え直す(”shape” は「体型・状態」の意味。”get back” は「戻る」。“再び良い体型・体力に戻る”という口語表現。運動・ダイエットの話題でよく使われる)
- It’s tough: きついね/大変だよ(”tough” は「困難な」「手ごわい」という意味。ここでは運動の辛さを表している。スポーツや勉強などの努力場面でカジュアルによく使う)
- half expecting: 半分は~かと思っていた(”expect” は「予想する」。”half expecting” は冗談めかして「まさかとは思ったけどちょっと予想もしてた」という軽い言い回し)
- smoke: 煙(”smoke” は本来「煙」の意味。”I was half expecting smoke to come out of the machine.” は比喩表現で「(すごい勢いで使ってたから)マシンから煙でも出るかと思った」という冗談)
- come out of: ~から出る(”come out” は「出る」「現れる」、”come out of the machine” は「マシンから出る」)
- overdone it: やりすぎた(”overdo” は「やりすぎる」「度を超える」という意味。スポーツや勉強で頑張りすぎた時によく使う)
- feeling strong: 調子がいい/力がみなぎってる(”feel strong” は直訳「強く感じる」だが、運動や達成後に「体が元気」「いい調子だ」というカジュアルな意味でよく使う)