👇こちらはLesson 034のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson034|前置詞 without
GRAMMAR AND VOCABULARY L034|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L034|前置詞 without|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L034|NoeLia Original Dialog
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|動詞-ing形の意味上の主語
動詞-ing形の意味上の主語
I appreciate you making breakfast for me.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私は、あなたが私のために朝食を作ってくれたことに感謝します。
Do you recall her mentioning that in the meeting?
日本語訳: 彼女が会議でそのことに触れていたの、覚えてる?
解説: recall の目的語が her mentioning で、意味上の主語は her。mention は「言及する」、that は会話で前提として共有された情報に自然に使える。
A: I was talking to Ken earlier—he seemed unsure about the next steps.
B: Maybe he didn’t catch the part about the restructuring.
A: But Linda explained that part pretty thoroughly.
B: She did, but do you recall her mentioning that in the meeting? It was subtle, but she definitely said the plan wasn’t final yet.
A: さっきケンと話してたんだけど、次に何すればいいかよくわかってない感じだったよ。
B: たぶん、組織再編の話の部分を聞き逃したのかもね。
A: でもリンダがその部分、けっこう丁寧に説明してたよ。
B: うん、してたけど、会議でそれ言ってたの覚えてる?ちょっとわかりにくかったけど、「まだ最終決定じゃない」って確かに言ってたよ。
- unsure about: ~に確信が持てない(sure の否定形で「自信がない」状態を自然に表す形容詞句)
- next steps: 次のステップ、今後の手順(ビジネスや計画の進行でよく使われる表現)
- catch the part: その部分を聞き取る・理解する(catch は「聞き取る・理解する」の意味でもよく使われる)
- restructuring: 組織再編(中級者が覚えるべきビジネス関連語。structure の再構築を意味する)
- went over: ~を見直した/確認した(go over の過去形。会議の内容や作業工程などを「念入りに確認する」時の定番表現)
- pretty thoroughly: かなり徹底的に(pretty は程度の強調。「かなり」。thoroughly は「徹底的に」)
- She did, but…: 確かに彼女はそうしたけど…(前言にいったん同意しつつ、別の視点を示すネイティブらしい導入句)
- subtle: 控えめな/微妙な(はっきりとはしていないが伝わる、ニュアンスを表す単語。感情や発言のトーンを説明するのによく使われる)
- plan wasn’t final yet: 計画はまだ最終決定ではなかった(final は「最終の」。yet を加えることで「まだ未確定」というニュアンスになる)
What bothers me is them constantly changing the schedule without notice.
日本語訳: いつも予告なしでスケジュールを変えてくるのが本当に困るんだよね。
解説: what bothers me の後に、them changing が主語として続いています。”them” が動作主であり、”constantly changing”(頻繁に変える)という行為が問題視されています。without notice は「予告なしで」の定番フレーズ。
A: They just moved the client call to Thursday… again.
B: You’re kidding. That’s the second time this week.
A: I know. It’s getting hard to keep track.
B: What bothers me is them constantly changing the schedule without notice. How are we supposed to stay organized?
A: クライアントとの通話、また木曜に変更だってさ。
B: うそでしょ。それ今週で2回目だよ?
A: ほんとだよ。もう把握するの大変になってきた。
B: 私がイライラするのは、いつも何の連絡もなしにスケジュールを変えることなのよ。どうやって予定立てればいいのよ?
- move (a meeting): 会議を移す(ここでは「予定を変更する」という意味で使われている。日常や職場で頻出)
- keep track: 把握する(「何がどうなっているかを把握し続ける」という意味で、情報の管理や予定の把握などに使う定番表現)
- What bothers me is~: 私が困っているのは~(”what”節を使って感情の原因を明示する言い回し。フォーマルにもカジュアルにも使える)
- constantly: 絶えず/しょっちゅう(頻度を強調する副詞。ビジネスでも日常でもよく出る)
- without notice: 予告なしに(”notice”は「通知」「知らせ」の意味で、”without notice”で「前触れなしに」「突然に」という意味になる)
- How are we supposed to~?: 一体どうすればいいの?(不満や困惑を込めて「〜できるわけないじゃないか」というニュアンスで使うカジュアルな疑問表現)
NoeLia Extra Examples|織り込まれた条件
織り込まれた条件
Without your support, I couldn’t survive here in England.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
あなた方の支えがなければ、私はここイングランドでやっていけないでしょう。
Without him pushing me, I might have just given up halfway.
日本語訳: 彼が背中を押してくれなかったら、途中であきらめてたかも。
解説: might have + 過去分詞で「~したかもしれない」、give up halfway(途中であきらめる)は、努力・挑戦・習慣の話でよく使われます。without ~ の構文と相性がよく、後悔や感謝、回顧を伝える文脈に最適です。
A: Kenji stayed right behind me the entire climb, even when I told him to go ahead. Without him pushing me, I might have just given up halfway.
B: That sounds just like him. He always knows when to stay close without saying too much.
A: Yeah, he’s quiet but solid. I didn’t realize how much I relied on him until this trip.
B: Well, now you know—he’s more than just a hiking partner.
A: ケンジがずっと登りの間、私の後ろについてくれてたの。先に行ってって言っても離れなくて。彼が背中を押してくれなかったら、途中であきらめてたと思う。
B: いかにもケンジらしいね。多くを語らずに、必要なときにそばにいるって感じ。
A: うん。静かだけど頼りになる人だよね。今回の旅で、どれだけ彼に頼ってたか実感したよ。
B: もう彼は単なる登山仲間じゃないってことだね。
- stay behind someone: 人の後ろにつく(ここでは「Kenji stayed right behind me」の形で、誰かのすぐ後ろにいて支える、守るという文脈で使われている)
- even when: ~のときでさえ(逆接を含んだ時の表現。後ろに予想外の行動や状況が続く)
- go ahead: 先に進む(相手に「自分を置いて進んでいいよ」と許可・促す表現。日常会話では「どうぞ」「先にやって」などにも使われる)
- That sounds just like him.: いかにも彼らしいね(”just like” は「そっくり」「典型的」という意味。人の性格やいつもの行動パターンをよく表すフレーズ)
- knows when to ~: ~するべき時がわかっている(”He always knows when to stay close” のように使い、「状況判断が上手い」という誉め言葉として定番)
- without saying too much: 多くを語らずに(”without” 構文で、「~することなく」。ここでは「口数は少ないが察して行動できる」という意味で使われている)
- quiet but solid: 物静かだけど頼りになる(”solid” は「堅実・安定感がある」というポジティブな評価語。人に対して使うと「安心できる存在」というニュアンス)
- realize how much ~: どれほど〜か気づく(”I didn’t realize how much I relied on him” のように、自分の依存・感謝・関係性の深さに気づいたことを表す定型フレーズ)
- rely on someone: ~に頼る(精神的・行動的に支えを求める時の定番表現。日常会話でもビジネスでも頻出)
- more than just ~: ただの〜以上の存在(比較級を使った比喩的な強調。「登山仲間以上の存在」「ただの友達じゃない」など関係性を強める言い回し)
With just a bit more patience, we could’ve avoided that mess.
日本語訳: もう少しだけ我慢していれば、あんな面倒は避けられたのに。
解説: with + 抽象名詞で状況を作るパターン。could’ve + 過去分詞で非現実的な仮定を表しています。a bit more patience(もう少しの忍耐)は実際によく使われる表現。
A: That got out of hand fast. With just a bit more patience, we could’ve avoided that mess.
B: Yeah… I probably shouldn’t have jumped in when that guy reached for the same seat.
A: I get it. It’s frustrating when people don’t wait their turn.
B: True, but next time, I’ll let it go. It’s not worth the drama.
A: あれ、思ったより大事になっちゃったな。もう少しだけ我慢してたら、あんな面倒は避けられたのに。
B: うん…あの人が同じ席に手を伸ばしたとき、私が割り込んだのがまずかったね。
A: 気持ちはわかるよ。順番守らない人ってイラっとするし。
B: だよね。でも次はスルーする。あんなのに巻き込まれるのもバカバカしいし。
- get out of hand: 手に負えなくなる(もともとは「手から離れる」=制御できなくなる、という比喩。状況や感情が急にエスカレートしたときによく使われる)
- shouldn’t have ~: ~すべきじゃなかった(後悔や反省を表す基本表現。ここでは jumped in にかかる)
- jump in: 割って入る/口や手を出す(会話・状況・行動にすっと入るイメージで、「急に参加する」「出しゃばる」など文脈次第でよく使われる)
- reach for ~: ~に手を伸ばす(物理的にも比喩的にも使える定番表現。例:reach for your goals)
- I get it: わかるよ(「理解した」よりも、「気持ちわかる」という共感のニュアンスで日常会話に非常に頻出)
- frustrating: イライラする/もどかしい(frustrate の現在分詞で、状況が「うまくいかずにストレスがたまる」ニュアンス)
- wait their turn: 順番を待つ(wait one’s turn の形で、列や順序を守るという日常的な行動を表す)
- let it go: 流す/気にしない(直訳は「手放す」。怒りや不満など感情を手放して「気にしないことにする」ニュアンスの定番表現)
- not worth the drama: ごたごたに巻き込まれるほどの価値はない(worth は「~の価値がある」、drama は「騒動・面倒事」という比喩表現で、感情的な揉め事に対してよく使われる)