GRASP THE CONCEPT L039|前置詞 beyond|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT 2025-26

YouTubeリストを再設計しました!
ノエリアのショート動画コンテンツをレッスンごとに整理し、フレーズクイズ+会話例・リスニングチャレンジまで、すべてひとつのリストにまとめています。詳しい解説を読みながら学びたい方はブログで、「耳を使ってまとめて聞きたい方」はYouTubeで。お好みに合わせて、どちらからでも語感アップを目指せます。気軽にチェックしてみてくださいね。

👇こちらはLesson 039のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson039|前置詞 beyond
GRAMMAR AND VOCABULARY L039|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L039|ラジオ英会話 Lesson039|前置詞 beyond|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L039|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog

下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

beyond|~を越<超>えて

Key Sentence

~を越<超>えて
This is beyond my wildest dreams!
これは私の最も大胆な夢を超えています!

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Don’t push yourself beyond your limits.
日本語訳: 無理して限界を超えないでね。
解説: beyond your limits(自分の限界を越えて)という表現は、体力・気力・能力のいずれにも使える便利なフレーズ。命令文で、相手を思いやるアドバイスとして自然です。

Conversation Examples

A: I skipped lunch again to finish that lab report. Then I have cram school until ten tonight.
B: Don’t push yourself beyond your limits. Skipping meals and sleep isn’t sustainable.
A: Yeah… I’ve been getting headaches lately, but I just feel like I can’t afford to slow down.
B: You won’t make it to the finish line if you burn out halfway. Let’s find a way to lighten your load a bit.

A: あの実験レポート終わらせるのにまた昼抜いたよ。で、今日は夜10時まで塾。
B: 無理しすぎないで。食事も睡眠も削ってたら続かないよ。
A: うん…最近頭痛するし。でも止まったら置いてかれそうで。
B: 途中で燃え尽きちゃったら、意味ないよ。ちょっとでも負担減らせる方法考えよう。

  • skip lunch: 昼食を抜く(skip は「飛ばす」「省略する」の意味で、食事などを意図的に取らない場面でよく使われる)
  • lab report: 実験レポート(実験結果や考察をまとめる学校の課題。academic writing の一種)
  • cram school: 学習塾(cram は「詰め込む」という意味で、試験勉強などを集中的に行う場を指す)
  • skipping meals and sleep isn’t sustainable: 食事や睡眠を削るのは長続きしない(sustainable は「持続可能な」の意味。ネガティブ文で「続けられるような状態じゃない」ことを表す)
  • get headaches: 頭痛がする(体調不良の表現として非常によく使われる)
  • can’t afford to slow down: 立ち止まる余裕がない(afford to は「〜する余裕がある」の意味で、否定文で切迫感を出せる。ここでは「今は立ち止まっていられない」感覚を伝える)
  • make it to the finish line: 最後までたどり着く/ゴールにたどり着く(比喩表現として「完走する」「やりきる」を表す)
  • burn out halfway: 途中で燃え尽きる(burn out は「燃え尽きる/疲弊する」の定番表現で、halfway(途中で)をつけることで「頑張りすぎて途中で潰れる」ニュアンスに)
  • lighten your load: 負担を軽くする(load は「重荷・負担」の意味。lighten(軽くする)とセットで使い、「手伝う」「優先順位を見直す」など多様な助けを示せる便利な表現)

beyond|さまざまな「越(超)えて」

さまざまな「越(超)えて」
That’s probably beyond our budget.
それは、おそらく私たちの予算を超えています。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I’ve already driven way beyond the exit we were supposed to take.
日本語訳: 降りるはずだった出口をとっくに通り過ぎちゃったよ。
解説: beyond the exit(出口を越えて)で、物理的な移動の限界超過を表現しています。そこにwayが加わることで「way beyond」となり、「はるかに超えて」という意味になり、beyond を強調する口語的で自然な言い回しになります。現在完了形で「過去の行動が今に影響している」ニュアンスを出しています。”supposed to” は「〜するはずだった」という義務・予定の口語表現です。

Conversation Examples

A: Wait, I just woke up—weren’t we supposed to be there by 3? Now it says 3:40.
B: Yeah, I had a feeling something went wrong… the last few signs didn’t match the map.
A: So what happened exactly?
B: I’ve already driven way beyond the exit we were supposed to take. I didn’t notice until it was too late.

A: え、ちょっと…今起きた。3時に着くはずじゃなかった?今、到着予定が3時40分になってるよ?
B: うん、なんかおかしいとは思ってたんだよね。途中の標識がナビの案内と全然合ってなかったし。
A: で、結局どうなってんの?
B: 降りるはずだった出口、だいぶ前に通り過ぎちゃってたみたい。気づいたときにはもう遅かったんだよ。

  • wake up: 目が覚める(日常表現。sleepの対義語で、急に状況に気づくときにも使える)
  • supposed to: ~するはずだった(予定・義務・期待を表す口語表現)
  • ETA: 到着予定時刻(Estimated Time of Arrival の略。会話やナビで頻出)
  • have a feeling: そんな気がしてた(直感や予感を述べる自然な表現)
  • something went wrong: 何かおかしい(状況に問題が起きたときの定番フレーズ)
  • the last few signs: 途中の標識(last few は「直近のいくつかの」という意味で、ここでは「通り過ぎてきた一連の標識」を指す。直訳すると「最後のいくつかの標識」だが、運転中の流れでは「ここ最近に見た=途中の」標識を自然に指しており、日本語では「途中の標識」が最も自然な訳語になる)
  • match: 一致する(地図や情報が合っているか確認するときに使う)
  • too late: 手遅れ(時間的にもう間に合わないことを示す決まり表現)

beyond|フレーズ1

フレーズ1
It’s beyond my comprehension.
それは私の理解を超えています。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I’m not going to lie—this is totally beyond me.
日本語訳: 正直に言うけど、これは完全にお手上げだよ。
解説: beyond me は「私には理解できない」という意味の口語表現。not going to lie(正直に言うと)は日常会話でよく使われる前置きのフレーズで、率直さを表します。

Conversation Examples

A: So, I tried to sync the smart lights to our voice assistant. I followed the steps, and it still won’t connect.
B: Did you reset the hub and reconnect through the app?
A: I’m not going to lie—this is totally beyond me. I even watched two different YouTube tutorials.
B: Alright, tag me in. Let me take a stab at it before we toss the thing out the window.

A: スマートライトを音声アシスタントとつなごうとしたんだけど、手順どおりにやっても全然つながらないの。
B: ハブをリセットして、アプリで再接続とかはやってみた?
A: 正直もう完全にお手上げ。YouTubeでチュートリアルも2本見たのに、全然わかんない。
B: よし、じゃあ俺がやってみる。これ、窓から投げる前にさ。

  • sync: 同期させる(技術用語で、2つ以上のデバイスを連携・連動させること。IoTデバイスが普及している現代では、日常生活でも知っておきたい基本語彙)
  • voice assistant: 音声アシスタント(AlexaやSiriなどのAI音声サービスを指す一般的表現)
  • follow the steps: 手順に従う(手順書や説明に沿って操作するという意味。家庭や学校などでも頻出)
  • won’t connect: 接続できない(「won’t」は未来ではなく「拒否・意志」を示し、「どうやっても繋がらない」のニュアンス)
  • reset: リセットする(機械の設定を初期化する。家庭内機器でもよく使う動詞)
  • hub: ハブ(スマート家電の中心となる接続機器。IT系語彙として覚えておくと便利)
  • reconnect: 再接続する(disconnectとの対義語としてペアで覚えると効果的)
  • through the app: アプリを通じて(「~経由で」の意味で through を使うカジュアルな構文例)
  • tutorial: チュートリアル(説明動画や導入手順。学習アプリやYouTubeなどで頻出)
  • tag me in: 交代して(tag は「軽く触れる」という意味の動詞で、鬼ごっこの「タッチする」が語源。直訳は「私にタッチして試合に入れて」という意味で、そこから「自分が代わってやるよ」「次は自分の番」というカジュアルな交代表現として使われる)
  • take a stab at it: 試してみる(stab は「刺す」だが、ここでは「挑戦する」の比喩的表現)
  • toss the thing out the window: その物を窓から投げ捨てる(怒りや諦めをカジュアルに誇張した表現)

beyond|フレーズ2

フレーズ 2
Sorry, this is beyond repair.
すみません、これは修理できません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

You must’ve been feeling something beyond words.
日本語訳: それってもう、言葉では言い表せないような感情だったんだね。
解説: 感情が強すぎて言葉では表しきれないようなときに使うのが beyond words です。感動やショック、愛情などの深い感情を相手に寄り添って表現する場面でよく使われる、共感的な口語表現です。must’ve been feeling によって「そうだったに違いない」と推測を込めた柔らかい言い方になっています。

Conversation Examples

A: I didn’t know how hard it would hit me until I actually stepped into the house again. Everything felt the same.
B: That’s completely understandable. You grew up there—it’s bound to stir something. You must’ve been feeling something beyond words.
A: Yeah… I couldn’t even speak for a while. It was like being ten years old all over again.
B: I get that. Some places just hold pieces of us, no matter how far we go.

A: またあの家に入って、こんなに胸にくるとは思わなかった。全部あの頃のままだった。
B: それは当然だよ。育った場所なんだから、何かが心に響くはずだよ。言葉じゃ表せない気持ちだったんじゃない?
A: うん…しばらく何も言えなかった。10歳の自分に戻ったみたいだった。
B: わかるよ。そういう場所って、どんなに遠くに行っても、自分の一部が残ってるんだよね。

  • hit me: 心に響いた(感情や衝撃が強く押し寄せたことを表す口語的な表現。It hit me hard.=心にグサッときた、のように使われる)
  • step into: ~に足を踏み入れる(物理的な動作だけでなく、「過去の場所や記憶に戻る」感情的な文脈でも頻出)
  • felt the same: 同じように感じた(ここでは「変わっていない=昔のままだった」という意味)
  • understandable: 理解できるよ(相手の感情や反応が自然であることを受け止める共感の表現)
  • bound to ~: きっと〜する運命だ(”bind(縛る)” という語源から派生し、bound は「ある方向に縛られている・向かっている」イメージを持ちます。ここでは「感情や出来事が起こるように運命づけられている」「流れ的に避けられない」といったニュアンスで使われる口語的な構文です)
  • stir something: 何かをかき立てる(本来は「かき混ぜる」という意味で、液体や物を動かして中を揺らす動作を表す。そこから派生して、心の奥にある感情や記憶を揺り動かす=「呼び起こす・刺激する」という比喩的な使い方でよく使われる)
  • all over again: まるで最初から(再び過去の感覚に戻ったようなときに使われる)
  • get that: わかるよ(I get it. の口語形で、相手の感情に共感するときに自然に使われる)
  • hold pieces of us: 自分の一部がそこにある(比喩的表現で、ある場所に過去の自分や思い出が宿っているという感覚)
  • no matter how far we go: どんなに遠くに行っても(距離に関係なく変わらないものがある、という強い対比を表す構文)
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