GRASP THE CONCEPT L042|前置詞 to② 一 距離は必須ではない|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT 2025-26

YouTubeリストを再設計しました!
ノエリアのショート動画コンテンツをレッスンごとに整理し、フレーズクイズ+会話例・リスニングチャレンジまで、すべてひとつのリストにまとめています。詳しい解説を読みながら学びたい方はブログで、「耳を使ってまとめて聞きたい方」はYouTubeで。お好みに合わせて、どちらからでも語感アップを目指せます。気軽にチェックしてみてくださいね。

👇こちらはLesson 042のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson042|前置詞 to② 一 距離は必須ではない
GRAMMAR AND VOCABULARY L042|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L042|前置詞 to② 一 距離は必須ではない|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L042|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog

下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

前置詞 to|keep this to yourself(手放さないで)

Key Sentence

keep this to yourself(手放さないで)
Please keep this to yourself.
これは内密にしておいてください。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I tried, but I couldn’t keep it to myself.
日本語訳: 頑張ったんだけど、黙ってられなかったんだ。
解説: couldn’t keep it to myself は「それを心に留めておくことができなかった」という意味で、to myself が「自分の中に留める対象」を示します。感情が抑えきれなかった場面などで自然に使える表現です。

Conversation Examples

A: You know that dinner with Naomi last night? Something felt off. She was acting really distant.
B: Hmm, did she say anything weird? Or was it just her vibe?
A: I tried, but I couldn’t keep it to myself. I asked her straight up if something was bothering her.
B: Wow, bold move. What did she say?

A: 昨日のナオミとの夕食、なんか変だったんだ。すごくよそよそしい感じがしたんだよね。
B: へえ、何か変なこと言ってた?それとも雰囲気だけ?
A: 我慢できなくて、直接なんか気にしてることあるか聞いちゃったよ。
B: すごいね、勇気あるな。で、何て言ってたの?

  • You know (that~?): ~だって知ってる?/~だったじゃん?(相手の記憶や共通認識を引き出す会話の導入として非常によく使われるフレーズ。軽い確認・話題転換にも便利)
  • feel off: 何か変だと感じる(”off” は「通常の状態からずれている」という意味の形容詞で、体調・気分・雰囲気・状況に対して「しっくりこない」「おかしい」と感じるときに使われる。カジュアルな違和感を表す表現)
  • acting distant: よそよそしく振る舞う(”distant” は物理的な距離だけでなく「心の距離」にも使える語。感情的に離れている様子を表す表現)
  • weird: 変な/奇妙な(日常会話で頻出するカジュアルな形容詞。驚き・違和感・意外性を含んだニュアンスを持つ)
  • vibe: 雰囲気(”atmosphere” よりもカジュアルな言い方で、特に人や場に漂う感覚・ムードに対して使われる。若者表現としても定着)
  • straight up: はっきりと/ズバッと(率直に、包み隠さず、のニュアンス。カジュアルかつ強調的な副詞として感情や行動の直接性を表す)
  • something is bothering (someone): ~が何か気にしているようだ(”bother” は「悩ませる・引っかかる」など感情のもやもやに使われる基本動詞。思考・感情の中で落ち着かない様子を表す)
  • bold: 勇敢な・大胆な(もともとは「恐れずに前に出る」意味の形容詞で、人の性格や行動を表す語として使われていた。書体の「bold(太字)」はこの語感から派生した後発の技術用語。学習上は「太字のように目立つ」という視覚的イメージで捉えると語感がつかみやすい)

前置詞 to|くっつく1

くっつく1
I will stick to my decision.
私は自分の決断を貫きます。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I’m really trying to stick to just one cup of coffee a day.
日本語訳: 1日1杯のコーヒーだけにしようって、ほんと頑張ってるんだ。
解説: stick to ~ は「〜を守る・こだわる」という意味で、to は「制限や習慣などの到達点」を示しています。just one cup of coffee a day がその対象で、日常の中で自分ルールを頑張って守ろうとするリアルな感覚が伝わる表現です。

Conversation Examples

A: You’re already on your second coffee? Didn’t you say you were cutting back last week?
B: Yeah, I gave up. Life’s too short to be caffeine-deprived.
A: I’m really trying to stick to just one cup of coffee a day. Ever since I started getting those headaches, I figured I should dial it down.
B: Headaches? Seriously? I thought coffee was supposed to fix those, not cause them.

A: もう2杯目?先週は控えるって言ってなかった?
B: 言ったけど、もうやめた。カフェイン我慢してる場合じゃないって思って。
A: 俺は1日1杯だけにしようってほんと頑張ってるんだよ。最近、頭痛がひどくなってさ。それでちょっと減らしてみようかと思って。
B: え、頭痛?マジで?コーヒーって頭痛を治すもんじゃなかったの?

  • second: 2杯目(ここでは「2杯目のコーヒー」の意味で使われる。食べ物や飲み物に関して “my second” は「2つ目」「おかわり」のニュアンスでよく使われる)
  • cut back: 控える・減らす(”cut” は「減らす」、”back” は「戻す・引く」ニュアンス。合わせて「節制する」「消費を減らす」の意味で健康・習慣の話題に頻出)
  • life’s too short to ~: ~するには人生は短すぎる(ネイティブがよく使う決まり文句。「我慢してる場合じゃない」「楽しもう」というニュアンス。to以下には「やりたくないこと」が入る)
  • be deprived of ~: ~を奪われている状態(”deprive” は「奪う」「取り上げる」という意味の動詞で、”be deprived of” は「~を奪われた状態にある」という受動態表現。ここでは “caffeine-deprived” =「カフェインを奪われたような状態」の意味で、感覚や状態を形容詞的に表すカジュアルな使い方になっている)
  • figure: 思う・判断する(ここでは「〜と考える・判断する」の意味。”think” よりも「少し考えた末に決めた」というニュアンスがある)
  • dial it down: 控えめにする・減らす(カジュアルな表現で、直訳は「ダイヤルを下げる」。気持ち・テンション・量などを「落ち着かせる/控える」という意味で使われる)
  • fix: 直す(ここでは「治す・解消する」という意味。機械だけでなく、症状や感情にも使える幅広い動詞)
  • cause: 引き起こす(病気・問題・出来事の原因になる動詞として非常によく使われる。中学レベルだが「コーヒーが頭痛を引き起こす」など少し抽象的な使い方がポイント)

前置詞 to|くっつく2

くっつく2
The agenda is attached to this email.
議題はこのメールに添付されています。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

The invoice is stapled to the receipt, so don’t lose either.
日本語訳: 領収書に請求書がホチキスで留めてあるから、どっちもなくさないでね。
解説: be stapled to ~ は「〜にホチキスで留められている」という意味で、to はくっついている対象を指します。invoice(請求書)と receipt(領収書)は書類関連の英語としてよく登場しますが、日常会話でも自然に使える語彙です。so don’t lose either の形で、状況に応じた軽い注意喚起になっています。

Conversation Examples

A: Okay, I packed some snacks for the train, printed your itinerary, and your hotel confirmation for the Osaka meeting is in the front pocket.
B: Whoa, this is next-level prep. Should I be nervous or just grateful?
A: The invoice is stapled to the receipt, so don’t lose either. It’s with the rest of your business documents.
B: Got it, got it. Seriously, you sound just like my mom. What’s next—laying out my pajamas too?

A: 電車で食べられる軽食は入れておいたし、旅程も印刷したよ。大阪の会議用のホテルの予約確認は一番前のポケットに入ってるからね。
B: うわ、準備完璧すぎない?これってありがたがるべき?それともビビるべき?
A: 請求書は領収書にホチキスで留めてあるから、どっちもなくさないでね。他のビジネス書類と一緒に入れてあるよ。
B: はいはい、了解、了解。もう完全にお母さんじゃん(笑)次はパジャマでも用意してくれる?

  • snack: 軽食(「小腹を満たす程度の簡単な食べ物」という意味で、英語ではチップス、クラッカー、果物、バー類などが含まれる。移動中や会議前などに食べる軽い食事としてよく使われる。日本語の「スナック(スナック菓子・スナックバー)」とは異なり、汎用性の高い日常表現である点に注意)
  • itinerary: 旅程(旅行や出張などの予定を表す単語。ビジネスや日常でも使える便利語)
  • confirmation: 確認書/予約確認(ホテルやレストラン予約時によく使われる単語)
  • next-level: 次元が違う/レベルが高い(カジュアルな褒め言葉として「すごい」「本気だね」的な意味合い)
  • prep: 準備(preparationの略語。日常会話やSNSなどでよく使われるカジュアルな短縮形)
  • be nervous: 緊張する(この形は学校でよく習うが、ここでは少し皮肉っぽく使っていて「ドキドキする」「ビビる」のようなニュアンス)
  • grateful: 感謝している(礼儀正しく感謝を伝えるときに使う単語。フォーマルにもカジュアルにも対応)
  • business documents: ビジネス書類(複数語だが頻出のまとまり。出張・会議関連でよく出る)
  • Got it: 了解(I got it. の省略形で、カジュアルな会話で頻出)
  • just like my mom: まるで母親みたい(比喩的な言い回し。冗談としてよく使われる)
  • lay out ~: (服などを)並べる/用意する(ここでは「パジャマを出しておいてくれるの?」の意。直訳でなく比喩的な皮肉表現)

前置詞 to|listen to / for ~

listen to / for ~
Listen to me carefully.
私の言うことを注意して聞きなさい。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Do you ever listen to the lyrics, or just the melody?
日本語訳: 歌詞をちゃんと聞いてる?それともメロディだけ?
解説: listen to ~ は「〜を聞く」という基本表現で、to は「音の到達点=聞く対象」を示します。lyrics(歌詞)と melody(メロディ)を並べることで、音楽の楽しみ方における自然な対比を作っています。

Conversation Examples

A: I was playing that song you recommended, and I liked it, but… Do you ever listen to the lyrics, or just the melody?
B: Oh, I’m all about the lyrics. That’s where the real story is. Why, did something stand out to you?
A: Yeah, there was this one line about “facing yourself in silence”—it kind of hit me.
B: That’s the thing. Their songs sneak up on you emotionally when you least expect it.

A: 君がおすすめしてくれた曲を聴いてみたんだけど、よかったよ。でもさ…歌詞ってちゃんと聴いてる?それともメロディだけ?
B: 私は完全に歌詞派かな。あそこに本当のストーリーが詰まってるから。なんか気になるフレーズあった?
A: うん、「静寂の中で自分と向き合う」ってラインがあって…なんか刺さったんだよね。
B: そうそう。あの曲たちって、不意に感情を揺さぶってくるのよ。

  • play (a song): 曲をかける(音楽を「演奏する」以外にも、「音源を流す」という意味で日常的に使われる)
  • like: 気に入る(「好き」の意味以外に「悪くない」「いいね」くらいの軽めの好意にも使われる)
  • Do you ever ~?: ~することある?(「普段そういうことする?」という意味で、軽い興味や確認を込めた聞き方)
  • I’m all about ~: ~に全振りしてる/完全に~派(ネイティブらしい強調の言い回し。「私は完全に~に注目するタイプ」)
  • that’s where the real story is: 本当の物語はそこにある(直訳的だが、感情・メッセージの核が「歌詞」にあることを強調する表現)
  • stand out: 際立つ/引っかかる(比喩的に「目立つ」「印象に残る」という意味。音楽や映像など感覚的な話題でよく使う)
  • hit me: グッときた/胸に刺さった(直訳は「殴られた」だが、感情や言葉が強く響いたときの比喩的な表現)
  • sneak up on someone: そっと近づいてくる/不意打ちを食らわせる(”sneak” は「こっそり動く」「忍び寄る」という意味。ここでは感情や歌詞のメッセージが、気づかないうちにじわっと心に入り込んでくる様子を比喩的に表現している)
タイトルとURLをコピーしました