PRACTICAL USAGE L051|NoeLia Original Dialog

PRACTICAL USAGE 2025-26

ノエリアオリジナルの「Listening Challengeも掲載中!
昨年度は英作文の出題が3問あったため、ノエリアオリジナル会話例を3本紹介していましたが、今年度は1問にギュッと凝縮!そのぶん、語彙・表現の工夫を詰め込んだListening Challengeのノエリアオリジナル版をお届けします!Let’s give it a try!

👇こちらはLesson 051のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson051|前置詞 for⑥ ー forを用いたフレーズ
GRAMMAR AND VOCABULARY L051|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L051|前置詞 for⑥ ー forを用いたフレーズ|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L051|NoeLia Original Dialog

PRACTICAL USAGE(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『PRACTICAL USAGE』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!

問題:安全に過ごしてね、わかった?面倒事を求めに行かないで。あなたは大人として通用するかもしれないけど、まだとても若い。あなたはまだ完全には現実世界に向けた準備はできていないんだよ。
Stay safe, OK? Don’t go asking for trouble. You may pass for an adult, but you’re still very young. You’re not fully prepared for the real world.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Answer

Make sure you stay safe, okay? Don’t go looking for trouble. You might look old enough for people to treat you like an adult, but you’re still young. And to be honest, you’re not quite ready for everything life throws at you.
日本語訳: ちゃんと気をつけて過ごしてね?トラブルを自分から引き寄せるようなことはしないで。大人っぽく見えて、周りにそう扱われるかもしれないけど、あなたはまだ若いの。正直言って、人生が投げかけてくるいろんな現実に向き合う準備は、まだ完全にはできていないよ。

解説: 模範解答は、ポイントをストレートに伝える構成で、注意や助言をシンプルに表現しています。対してノエリアオリジナルは、より話し言葉に近く、やさしく語りかけるようなトーンになっています。相手との距離が近い場面や、感情を込めて伝えたいときに自然に使える表現です。一方で模範解答は、フォーマルな場や明確に状況を説明したいときに適しています。シーンによって語り口を変えることで、伝え方に深みが出ます。

Stay safe, OK? Don’t go asking for trouble. You may pass for an adult, but you’re still very young. You’re not fully prepared for the real world.

  • Stay safe: 気をつけて/安全にしていてね(”stay” は「~の状態でいる」。”safe” と組み合わせて「安全な状態でいてね」という定番の言い回し)
  • Don’t go asking for trouble: 面倒なことをわざわざしに行かないで(”go ~ing” は「~しに行く」「~することになる」などの口語的な強調。”ask for trouble” は「自分からトラブルを招く行動をする」という定番イディオム)
  • You may pass for an adult: 大人として通用するかもしれない(”pass for” は「~として通用する/見られる」という意味のイディオム)
  • but you’re still very young: でもまだとても若い(”still” は「まだ」、”very young” は年齢的・経験的に未熟なことを示す)
  • You’re not fully prepared for the real world: 現実の世界に向けてまだ完全な準備ができていない(”fully prepared for” で「~への準備が完全に整っている」状態。”the real world” は学校や家庭の外の厳しい社会を指す)

Make sure you stay safe, okay? Don’t go looking for trouble. You might look old enough for people to treat you like an adult, but you’re still young. And to be honest, you’re not quite ready for everything life throws at you.

  • Make sure you stay safe: 安全にしているようにしなさい(”make sure” は「必ず~するようにする」という注意喚起の丁寧な表現。”stay safe” は模範解答と同じ)
  • Don’t go looking for trouble: 面倒なことを探しに行かないで(”go looking for trouble” は “go asking for trouble” とほぼ同義で、より会話的な言い方。直訳でなくとも同じニュアンスが出る自然な置き換え)
  • You might look old enough for people to treat you like an adult: 見た目が大人っぽくて、大人として扱われるかもしれない(”pass for an adult” の言い換え。”look old enough for…” は「〜として見られるに十分な年齢に見える」の意味)
  • you’re not quite ready for everything life throws at you: 人生で起こるいろんなことにまだちゃんと向き合える準備はできていない(”not quite ready” は「まだ十分とは言えない準備」。”everything life throws at you” は「人生で起こりうる困難や現実」の比喩表現)

Listening Challenge|ノエリアオリジナル問題

ラジオ英会話の金曜恒例「リスニングチャレンジ」を、ノエリア版オリジナルダイアログでお届けします!音声を用意したので、本編と共に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

問題音声はこちら
問題
クリックすると問題が出ます。

Here’s the question.
Did Sophie regret going to the bar?
A. Yes, she said it was a bad call.
B. No, she said she got lucky.
C. Yes, because her phone got stolen.
Let’s listen.

Original Dialog|ノエリア会話スクリプト

兄のリアムと妹のソフィーが自宅で会話しています。昨夜ソフィーがクラブの仲間と遊びに出かけたことをめぐって、リアムが少し心配しているようですね。

Liam: You really went out with those people from the club again last night?
Sophie: Yeah… we ended up at this sketchy bar downtown. It wasn’t the smartest idea, I know.
Liam: Make sure you stay safe, okay? Don’t go looking for trouble. You might look old enough for people to treat you like an adult, but you’re still young. And to be honest, you’re not quite ready for everything life throws at you.
Sophie: Wow. That was a full-on lecture. But I get it. You’re just looking out for me.
Liam: Of course I am. You know I’ve seen what can happen when people aren’t careful.
Sophie: Yeah… I guess I got lucky nothing went wrong.
Liam: Just don’t rely on luck next time. Make better choices.
Sophie: Alright, alright. I’ll stick to karaoke nights from now on.
Liam: That I can live with. Just no more back-alley bars, please.

リアム: 昨日の夜、またクラブの人たちと出かけたの?
ソフィー: うん…結局ダウンタウンのちょっと怪しいバーに行っちゃってさ。自分でもあんまり賢い行動じゃなかったって思ってるよ。
リアム: ちゃんと気をつけて過ごせよ?自分からトラブルに突っ込んでいくようなことはやめて。見た目は大人っぽく見えて、周りからもそう扱われるかもしれないけど、お前はまだ若いんだ。正直言って、人生が投げかけてくる現実にちゃんと向き合える準備は、まだできてないと思う。
ソフィー: うわ、それ完全に説教だね。でもわかってるよ。心配してくれてるんでしょ。
リアム: 当たり前だろ。世の中、気を抜いた人がどうなるかなんて、何度も見てきたからさ。
ソフィー: うん…何も起きなかったのはラッキーだったと思ってる。
リアム: 次は運任せじゃなくて、ちゃんと考えて行動しろよ。もっとマシな選択をしな。
ソフィー: はいはい、わかりました〜。次からはカラオケナイトにしとくよ。
リアム: それなら文句ない。もう裏通りのバーはナシな。

  • go out with: ~と出かける/付き合う(ここでは「一緒に出かける」という意味で使われている。恋愛関係とは限らないカジュアルな表現)
  • those people: あの人たち(「ある特定のグループの人たち」を軽く指すときによく使われる言い回し)
  • end up ~ing: 結局〜することになる(意図していなかった結果に行き着くことを表す定番フレーズ。口語で頻出)
  • sketchy: 怪しい/信用できない(人・場所・雰囲気に対して使われるスラング的形容詞。やや危険な感じを含む)
  • downtown: 繁華街/中心街(都市の中心部を指すが、文脈によって「やや怪しいエリア」というイメージも含まれる)
  • It wasn’t the smartest idea: 賢い選択ではなかった(間接的に「よくなかった」と伝える婉曲表現。反省や自己認識を伝える言い回し)
  • full-on lecture: ガチ説教(”full-on” は「完全な」「全開の」という意味の口語形容詞。少し冗談交じりのトーン)
  • looking out for (someone): ~の面倒を見る/気にかけている(親しい相手を心配して見守る、という意味でよく使われる)
  • what can happen: 何が起こりうるか(不確定でリスクのある未来を示す柔らかい警告)
  • I got lucky: 運がよかった(”lucky” の口語的な使い方。謙遜や反省を込めた言い方でもある)
  • rely on luck: 運に頼る(計画性がない行動に対する軽い批判として使われる)
  • make better choices: より良い選択をする(過去を踏まえて改善を促す表現。ポジティブなアドバイスとして機能する)
  • stick to: ~に従う/〜を守る(今後はそれだけにすると決める、という意志のある言い方)
  • karaoke nights: カラオケナイト(会話で頻出するカジュアルな遊びの表現。具体的な行動の置き換えとして使われる)
  • That I can live with: それなら許容できる(”live with” は「我慢できる」「受け入れられる」という意味の口語表現。柔らかい同意)
  • back-alley bars: 裏通りのバー(”back-alley” は「裏通りの」、”bar” は酒場。セットで「怪しい場所」を暗示するカジュアルな言い回し)

Answer & 解説|ノエリアオリジナル問題の答え

問題
Here’s the question.

Did Sophie regret going to the bar?
A. Yes, she said it was a bad call.
B. No, she said she got lucky.
C. Yes, because her phone got stolen.

答え
クリックすると答えが出ます。

A. Yes, she said it was a bad call.

Point

A. Yes, she said it was a bad call.(はい、自分でもあれはよくなかったって言ってました)
Sophieはバーに行ったことを振り返り、「It wasn’t the smartest idea(あんまり賢い選択じゃなかった)」と明確に自省しています。”bad call” は「判断ミス」や「よくない決断」を意味するカジュアルな表現です。このフレーズを根拠にすると、この選択肢が正解です。

B. No, she said she got lucky.(いいえ、運がよかったって言ってました)
Sophieは確かに「I guess I got lucky(何も起きなくてラッキーだった)」とも言っていますが、これはあくまで事後的な結果に対する感想であり、自分の行動そのものについて反省していないわけではありません。この表現だけを根拠にすると誤解につながります。”lucky” という単語に引っ張られると間違いやすい選択肢です。

C. Yes, because her phone got stolen.(はい、携帯を盗まれたからです)
Sophieが携帯を盗まれたという発言は会話中に一切出てきません。この選択肢は、会話に存在しない内容であり不正解です。

Listening Point

キーワードの正確な聞き取り

  • It wasn’t the smartest idea: Sophieが自分の判断を振り返って「良くなかった」と示している発言。”smartest idea” は「賢い選択」の意味で、否定形になることで控えめに反省を伝えている。
  • I guess I got lucky: 「今回は運がよかった」という結果に対するコメント。同じ表現が選択肢にも登場するため、どういう文脈で言っているかを把握することが重要になる。
  • a bad call: 「判断ミス」「よくない決断」の意味を持つカジュアルな表現。会話では “It was a bad call.” のように反省を表す場面でよく使われる。

会話のテーマを理解すること
この会話では、Sophieが自分の行動を軽く後悔している様子と、それに対してLiamが兄として助言する様子が描かれています。表面上は冗談交じりの会話に見えますが、Sophie自身の反省の意識が “not the smartest idea” という言葉に自然に現れており、それを拾うことが理解のカギとなります。選択肢に引っ張られず、会話全体の流れとトーンをつかむことが大切です。

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