👇こちらはLesson 052のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson052|前置詞 under
GRAMMAR AND VOCABULARY L052|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L052|前置詞 under|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L052|NoeLia Original Dialog
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|could have + 過去分詞
could have + 過去分詞
I could have been hurt by that thing!
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私は、それによってけがをしていたかもしれません!
I could have sworn I left my keys on the table.
日本語訳: 鍵はテーブルの上に置いたはずなんだけどなあ。
解説: “could have sworn” は「絶対〜したと思ったのに」という慣用表現。”swear” は「誓う」だけでなく「〜と断言する」意味もあり、記憶違いや思い込みを柔らかく表現できます。
A: Hey, have you seen my keys anywhere? I can’t find them.
B: Not lately. Did you leave them in your purse or maybe in the kitchen?
A: I already checked both places. I could have sworn I left my keys on the table.
B: Hmm… want me to help you look? You had them when we got back from lunch, right?
A: ねえ、私の鍵どこかで見なかった?見つからないの。
B: ううん、見てないよ。バッグの中か、キッチンに置いたんじゃない?
A: その2つはもう確認したの。テーブルに置いたはずなんだけどなあ。
B: うーん…一緒に探そうか?ランチから帰ってきたときは持ってたよね?
- anywhere: どこかに(「場所を特定しない」探し物の場面でよく使う副詞)
- Not lately: 最近は見てない(”not lately” は「ここ最近の記憶では見ていない」という意味で、数日単位だけでなく、数時間〜数分前など短時間の範囲にも使われることがあります。探し物についてやんわり返答する自然な言い回しです)
- Did you leave them in your purse?: バッグに入れたんじゃない?(”leave” は「置き忘れる・残す」の意味。中級者が見落としがちな動詞用法)
- maybe in the kitchen?: キッチンとか?(”maybe” を文頭ではなく文中や語尾に添えることで、口語的なやわらかさが出る)
- want me to help you look?: 探すの手伝おうか?(”help 人 動詞の原形” のパターン。会話では “help you look” のように目的語と動詞が並ぶ構文が自然)
- you had them when we got back from lunch: ランチから戻ったときには持ってたでしょ(”get back from” は「〜から戻る」、”had” は所有の過去を指す。行動をたどる場面でよく使うセット)
You could have at least given me a call instead of just texting.
日本語訳: メッセージだけじゃなくて、せめて電話くらいくれてもよかったのに。
解説: 「could have + 過去分詞」は、「〜できたのに(しなかった)」という、過去に対する控えめな非難や期待外れの気持ちを表します。この文では「電話くらいしてくれてもよかったのに」という不満をやんわりと伝えています。”instead of” は「〜の代わりに」という意味で、”just texting” と対比することで「メッセージだけでは足りなかった」というニュアンスが強調されています。
A: I waited for you outside the restaurant for almost an hour. You could have at least given me a call instead of just texting.
B: I know… I didn’t realize how bad the traffic was going to be. I honestly thought I’d make it on time.
A: It’s not just today. You’ve been doing this a lot lately, and I feel like I’m the only one making an effort.
B: I get it. I’ll make it up to you—how about dinner tomorrow? My treat.
A: レストランの前で1時間近く待ってたんだよ。メッセージだけじゃなくて、せめて電話くらいくれてもよかったのに。
B: わかってる…渋滞があんなにひどいなんて思わなくて。本当に間に合うつもりだったの。
A: 今日だけじゃなくて、最近ずっとそうじゃん。頑張ってるの、俺だけって感じなんだよね。
B: わかった。ちゃんと埋め合わせするよ。明日の夜ごはん、私がおごるってのはどう?
- I didn’t realize: 気づかなかった(”realize” は「現実として認識する」の意味で、感情や状況への理解を示す動詞)
- how bad the traffic was going to be: 渋滞がどれほどひどくなるか(”how + 形容詞 + SV” で「どれほど〜か」、”was going to” は予期していた未来の状況)
- make it on time: 時間通りに間に合う(”make it” は「間に合う・成功する」の口語表現。”on time” は予定された時間通り)
- It’s not just today: 今日だけじゃない(”not just ~” で「~だけではない」と話を広げるときの前置き)
- You’ve been doing this a lot lately: 最近こういうこと多いよね(”have been doing” の現在完了進行形で「最近ずっと続いてる」。”lately” は「最近」)
- I feel like I’m the only one making an effort: 頑張ってるのは俺だけって気がする(”feel like” は「~のように感じる」、”make an effort” は努力する)
- I get it: わかってるよ(”I get it” はネイティブが「理解してる・納得してる」と返す時のカジュアルな一言)
- make it up to you: 埋め合わせする(”make it up to ~” は謝罪や補償を表す口語的イディオム。感情的なやりとりでよく使う)
- how about dinner tomorrow?: 明日の夜ごはんはどう?(”how about ~?” は提案の決まり文句。カジュアルながら相手への気遣いが感じられる表現)
- My treat: 私のおごり(”treat” は「おごる・ごちそうする」という意味で、”My treat.” は非常に口語的かつ自然な表現)
NoeLia Extra Examples|then のイメージ
then のイメージ
Then that means…you saved me?
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
それなら、つまり・・・あなたが私を救ったのですか?
Let me think… Then maybe we took a wrong turn after the gas station.
日本語訳: えーっと…じゃあ、ガソリンスタンドのあとで道を間違えたのかも。
解説: 「Let me think…」で一度立ち止まって考え直し、”then maybe” で視線を「仮の可能性」に向けて移す構文です。このように then は、自分の考えが次にどこへ向かうかを自然に導く役割をしています。”took a wrong turn” は「道を間違えた」という意味で、旅行やドライブの会話で非常によく使われます。
A: The beach should’ve been just ten minutes from the exit, right?
B: Yeah, but we’ve been driving for at least twenty. Something’s off.
A: Let me think… Then maybe we took a wrong turn after the gas station.
B: That makes sense. There was a detour sign I ignored—I thought it was for the other lane.
A: ビーチって、高速の出口から10分くらいじゃなかったっけ?
B: ああ。でももう20分は走ってるよな。なんかおかしい。
A: えーっと…じゃあ、ガソリンスタンドのあとで道を間違えたのかも。
B: それだな。あの迂回の看板、無視しちゃったけど、反対車線向けじゃなかったのかも。
- should’ve (should have): ~のはずだったのに(”should + have + 過去分詞” は「本来そうであるはずだったのに、現実はそうではなかった」という予想外・期待外れを表す。会話では短縮形 “should’ve”(シュダヴ)として自然に使われる)
- just ten minutes from ~: ~からたった10分(”just” は「たった」「ちょうど」の意味で、時間・距離を強調するときによく使われる)
- we’ve been driving: 私たち、ずっと運転してるよね(”have been ~ing” の現在完了進行形で、「ある時点から今までずっと~している」継続を表す)
- at least: 少なくとも(数量や時間などを最低限として示す、会話で非常に頻出の副詞)
- something’s off: なんか変だ/おかしい(”off” は「スイッチがオフ」だけでなく、「ずれている」「通常と違う」という意味で感覚的な違和感を表す口語表現)
- That makes sense: なるほど、それなら納得だ(”make sense” は「理にかなっている」「わかりやすい」の意味。カジュアルな共感フレーズ)
- a detour sign: 迂回の標識(”detour” は「回り道」「迂回路」、”sign” は標識や看板)
- ignored: 無視した(”ignore” は「意図的に気にしない」「見てもスルーする」という意味。重要な行動表現)
- I thought it was for ~: ~向けだと思ってた(”I thought” + 文で「~だと思ってた」と過去の思い違いや推測を伝える)
- the other lane: 反対車線(”lane” は道路の「車線」を意味する基本語。交通・ドライブの文脈では必須)
So then, you weren’t planning to tell me at all?
日本語訳: じゃあつまり、最初から私に言うつもりなかったってこと?
解説: “so then” は、これまでの会話や出来事を受けて、そこから論理的な結論に視線を移す働きをしています。この文では相手の黙っていた理由を問い詰めるような響きがあり、”at all” が入ることで「まったく」「一切」の意志がなかったという強い意味になります。英語では怒りや失望をやわらかく伝えるときにもよく使われます。
A: I was thinking of taking the offer in Singapore. It’s a six-month contract, but it’s a huge opportunity.
B: Wait, this is the first I’m hearing of it. You’ve already made up your mind?
A: I’ve been mulling it over for weeks. I just didn’t want to worry you until I was sure I’d take it.
B: So then, you weren’t planning to tell me at all? That feels a bit cold. I mean… what are we even to each other?
A: シンガポールの仕事、受けようかと思ってて。6ヶ月の契約だけど、すごくチャンスなんだ。
B: えっ、それ初耳なんだけど。もう決めたの?
A: 何週間もずっと悩んでてさ。ちゃんと決めてから話そうと思ったんだよ。余計な心配させたくなくて。
B: じゃあつまり、最初から私に言うつもりなかったってこと?それってちょっと冷たくない?…私たちって、何なのかな。
- take the offer: オファーを受ける(”take” は「取る」以外に「申し出を受け入れる」の意味でも使われる。就職や契約の話で頻出)
- huge opportunity: 大きなチャンス(”huge” は「大きな」を強調する口語的形容詞。ビジネス・人生の転機に使われる)
- this is the first I’m hearing of it: それ初耳なんだけど(”This is the first time I’m hearing this” の短縮・口語版。驚き・戸惑いをやわらかく伝える表現)
- make up your mind: 決心する(”mind” は「心」ではなく「考え・意思」を表し、”make up one’s mind” で「迷いをやめて決める」の意味になる定番イディオム)
- mull (something) over: じっくり考える(”mull” の本来の意味は「すりつぶす」「粉砕する」で、ワインやスパイスを煮込むときにも使われる。そこから派生して「頭の中で何度もかみ砕いて考える」ようなイメージで、”mull over” は「時間をかけて真剣に考える」という意味の口語表現になった)
- bring (something) up: 切り出す/話題に出す(”bring up” は「持ち出す」の意味から派生し、会話で「ある話を持ち出す」ときに使う定番句)
- I just didn’t want to worry you: 君に余計な心配をかけたくなかったんだ(”didn’t want to ~” は「~したくなかった」と意志をやわらかく伝える形。”worry” は他動詞で「~を不安にさせる」)
- That feels a bit cold: それってちょっと冷たく感じる(”cold” はここでは「冷淡な/思いやりがない」という感情的な意味)
- what are we even to each other?: 私たちって何なの?(”even” を挿入することで「そもそも本当にそんな関係だったの?」という感情の揺れや距離感を強調するカジュアルな言い回し)