GRAMMAR AND VOCABULARY L054|NoeLia Original Dialog

GAV 2025-26

👇こちらはLesson 054のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson054|前置詞 above
GRAMMAR AND VOCABULARY L054|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L054|前置詞 above|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L054|NoeLia Original Dialog

GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!

NoeLia Extra Examples|授与型のwh疑問文

授与型のwh疑問文

What did she send you?
彼女は、あなたに何を送りましたか?

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

What’s she been telling you behind my back?
日本語訳: 私のいないとこで、あの子何言ってたの?
解説: tell A B(AにBを言う)の授与型構文で、Bの内容をwh語で尋ねています。現在完了進行形を使うことで、最近ずっと言われていたニュアンスが出ます。behind my back は「陰でこっそりと」という否定的な口語表現です。

Conversation Examples

A: Jenna said you were “super sweet” at the meeting the other day.
B: Huh? I mean, I just grabbed her a coffee. She looked like she hadn’t slept in days.
A: Still, the way she talked about it, you’d think you sent her a handwritten love letter or something.
B: I don’t know, I was just being polite. It’s not a big deal… What’s she been telling you behind my back?

A: ジェナがさ、この前のミーティングで「あんたすごく優しかった」って言ってたよ。
B: え?いや、ただコーヒー買ってあげただけだよ。めっちゃ寝不足っぽく見えたからさ。
A: でもさ、あの話しぶりだと、手書きのラブレターでも渡されたのかってくらいだったよ?
B: いや、ちょっと気を遣っただけだし、大げさだって…てか、あの子俺のいないとこで何話してんの?

  • super sweet: 超優しかった(”super” はカジュアルに「すごく」「超〜」の意味で強調。「sweet」は「親切」「感じがいい」の意味)
  • the other day: この前/ちょっと前に(過去のある時点をカジュアルにぼかして言う表現)
  • grabbed: (サッと)取った/買った(”grab” は「素早く取る・つかむ」動作を表す動詞。カフェなどで「コーヒー買ってきた」と軽く言う時によく使う)
  • she hadn’t slept in days: 数日寝てない感じだった(”hadn’t slept” は過去完了。比喩的に「疲れ切ってる」ことを強調するネイティブ表現)
  • Still: それでも/とはいえ(前の発言を受けて反論や納得いかない感情を示すつなぎ言葉)
  • the way she talked about it: その話しぶりだと(”the way+主語+動詞” で「〜の仕方、様子」の意味。会話でよく使われる)
  • you’d think: ~かと思うくらい(直訳は「あなたは思うだろう」。仮定の表現で、実際とは違う印象をやや皮肉っぽく述べるときに使う)
  • a handwritten love letter: 手書きのラブレター(”handwritten” は「手書きの」。”love letter” というフレーズは比喩的に誇張を含むことが多い)
  • or something: ~とかさ(直訳は「何かとか」。具体例をあげたあとで、断定を避けてニュアンスをやわらげるカジュアルな言い回し)
  • just being polite: ただ礼儀正しくしてただけ(”polite” は「丁寧な」「礼儀正しい」。”just” をつけることで「それだけだよ」と強調)
  • It’s not a big deal: 大したことじゃないよ(「気にするほどのことじゃない」という意味の定番フレーズ)

NoeLia Extra Examples

Which excuse did he give you this time?
日本語訳: 今回は彼、どんな言い訳してきたの?
解説: give A B(AにBを与える)の授与型構文で、B(言い訳)をwh語で尋ねています。which excuse は「いくつか想定される中からどれ?」という限定的な問いかけで、「また似たような言い訳か」といった皮肉やあきれた気持ちもにじみます。this time を加えることで、過去にも同様のことがあったことを示しています。

Conversation Examples

A: Wait, don’t tell me—he bailed again? I thought you two had actual plans this time.
B: We did. We had tickets and everything. I even texted him an hour before, and he said he was “getting ready.”
A: Wow. So what was it this time? Which excuse did he give you this time?
B: Apparently, his neighbor’s cat went missing and he felt “morally obligated” to help look for it. At night. In the rain.

A: え、まさか…また来なかったの?今回はちゃんと約束してたんじゃなかったっけ?
B: してたよ。チケットも取ってたし、1時間前に確認のメッセージ送ったら「今準備してる」とか言ってたのに。
A: うわ…で、今回は何だったの?どんな言い訳してきたの?
B: 「近所の猫がいなくなって、探すのが道義的責任だと思った」とか言ってた。夜に。雨の中で。

  • Wait, don’t tell me: ちょっと、まさか…(驚きや不安の前置きによく使われるカジュアルな導入句。「聞きたくないけど、何か悪い予感がする」時の定番表現)
  • bail (again): またドタキャンする(ここでの bail はスラングで、「途中で抜ける・逃げる」という意味で使われます。もともとは「バケツで水をかき出す」や「保釈されて出ていく」という意味ですが、そこから転じて「人との約束をすっぽかして立ち去る」→「ドタキャンする」という使い方がされるようになりました。bail on someone の形で「(人)との予定を急にキャンセルする」ニュアンスになります)
  • I thought you two had actual plans: 本当に予定してたんじゃなかったの?(”I thought…” 構文は「〜だと思ってたのに」という皮肉や残念な気持ちを込めた言い回しに使われる)
  • We did: してたよ(do の過去形が “予定があった” の意味で使われており、会話でよく出る簡潔返答)
  • tickets and everything: チケットもちゃんとあったし、他も一式揃ってたよ(“everything” は「全部そろってる」ニュアンスを加える強調表現)
  • I even texted him: わざわざメッセージまで送ったのに(even は「〜さえ」「〜まで」といった驚きや不満の強調に使われる。I even で「わざわざ〜したのに」という文句トーンに)
  • getting ready: 準備中(ready は基本語だが、get を使うことで進行中の状態を表す。“I’m getting ready” で「今準備してるところ」)
  • So what was it this time?: で、今回は何だったの?(“what was it this time” は「また何の言い訳?」という皮肉混じりのフレーズ。ネイティブがよく使う口調)
  • Apparently: どうやら〜らしい(推測や伝聞を表す副詞。文章冒頭で使うと、聞いた話を少し距離をおいて伝えるニュアンスに)
  • morally obligated: 道義的な責任を感じた(obligated は「〜せねばならないと感じる」、morally は「道徳的に」。合わせて「善悪の観点で放っておけない気持ちになった」という言い訳調のかたくるしい表現)
  • at night. in the rain.: 夜に。雨の中で。(短い文を連ねて強調する話法。“in the rain” は「よりにもよってこんな状況で?」という皮肉なニュアンスを醸し出す)

NoeLia Extra Examples|there文

there文

There was a dangerous object falling above her head.
彼女の頭の上に落ちてきた危険な物がありました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

There wasn’t any signal in the tunnel, so the call dropped.
日本語訳: トンネルの中は電波なかったから、通話切れちゃってさ。
解説: 否定形の there文。any signal を新情報として導入しています。call dropped は「通話が途切れる」という口語的な表現で、so を使った因果関係も自然です。tunnel など限定的な場所の描写と相性が良い構文です。

Conversation Examples

A: I wasn’t ignoring you, okay? There wasn’t any signal in the tunnel, so the call dropped.
B: Oh—no, I figured it was something like that. I just didn’t want to call again in case you were busy.
A: Yeah, sorry. I was trying to say the restaurant changed our reservation time.
B: Oh, good to know. I’ll meet you there at seven then?

A: 無視してたわけじゃないよ?トンネルの中で電波なかったから、通話切れちゃったの。
B: あー、そういうことか。なんか忙しいのかと思ってかけ直さなかったんだよね。
A: うん、ごめん。レストランの予約時間が変更になったって伝えたかったのに。
B: なるほど。じゃあ7時に現地集合でいいんだよね?

  • ignore: 無視する(感情的・意図的に相手を無視するニュアンスで、単なる “気づかなかった” とは異なる)
  • okay?: 〜だからね?いい?(語尾に添えることで念押し・軽い確認のトーンを加えるカジュアル表現)
  • figure: (~だと)思う/見当をつける(”think” より口語的で、理由づけや経験から自然とそう判断したというニュアンス)
  • something like that: そんな感じのこと(内容が曖昧なときに使う便利な言い回し。日常会話では非常に多用される)
  • in case: ~かもしれないから(”just in case” の略形的用法で、用心や念のための行動を説明するときに使われる)
  • busy: 忙しい(学習初期から知っている単語だが、”in case you were busy” のように文脈内で柔らかく配慮を示す形は応用力が必要)
  • trying to say: 言おうとしてた(”try to” は未完了の意図を含み、「伝えようと思ったけどできなかった」ニュアンス)
  • changed: 変更された(”change” を他動詞で使って「〜を変える/変わる」。受け身で「変更された」意味になる)
  • good to know: 知れてよかった(情報提供に対する定番のリアクションフレーズ。軽く感謝や安心を伝える)
  • meet you there: 現地で会おう(”meet + 人 + there” の語順が自然なカジュアル英語。集合場所の合意に使う)
  • then: じゃあね、そのときに(会話の締めや行動の確認をスムーズにする接続語。省略形的に使われることも多い)

NoeLia Extra Examples

Was there someone knocking just now, or did I imagine it?
日本語訳: 今誰かノックしてなかった?気のせい?
解説: there文を疑問形で使い、someone knocking(ノックしていた誰か)を場面に初めて登場させています。just now は「たった今」という意味で、状況のタイミングを自然に補足する口語表現。did I imagine it? は自分の感覚を疑うときの決まり文句で、独り言のような自然な語り口を作っています。

Conversation Examples

A: Did you end up finishing that report last night, or did Netflix win again?
B: Ha, guilty. I was supposed to stop after one episode, but you know how it goes.
A: Hmm… wait a sec—was there someone knocking just now, or did I imagine it?
B: I think I heard it too. Maybe it’s the delivery guy? Want me to check?

A: 昨日の夜、あのレポート結局終わらせた?それともまたNetflixに負けた?
B: あー、図星。1話だけでやめるつもりだったのに、まあ、止まんなくなるよね。
A: ん…ちょっと待って。今誰かノックしてなかった?気のせい?
B: 私も聞こえた気がする。配達の人かも?見てこようか?

  • end up ~ing: 結局〜することになる(本来の予定とは違う結果に落ち着くことを表す定番表現。ネガティブ・ポジティブ両方に使える)
  • finish: 終わらせる(基礎単語だが、「課題をやり終える」「業務を終える」など実用的な使い方を押さえたい)
  • Netflix: ネットフリックス(固有名詞だが、特定の習慣や誘惑を象徴するものとしてよく使われる)
  • win: 勝つ(ここでは比喩的に「誘惑に負けた」という意味で使われている)
  • guilty: やっちゃった(直訳は「有罪」だが、カジュアルな会話では「図星」「バツが悪い」というニュアンスで使われる)
  • supposed to: 〜するはずだった(予定・期待されていたことに反して、という文脈でよく使われる)
  • stop after one episode: 1話だけでやめる(“episode”はテレビやドラマの「1話」。“after one episode”は具体的にどこでやめるつもりだったかを示す)
  • you know how it goes: まあ、よくあることでしょ(直訳は「どういうものか知ってるでしょ」。共感を求めるネイティブらしいフレーズ)
  • wait a sec: ちょっと待って(“sec”は“second”の省略形で、非常に口語的)
  • I think I heard it too: 私も聞こえた気がする(“I think”と“heard”を組み合わせることで、確信はないけど同調する丁寧な言い方になる)
  • Maybe it’s the delivery guy: 配達の人かもね(“delivery guy”は宅配便の人をカジュアルに表す言い方)
  • Want me to ~?: 〜しようか?(カジュアルな申し出表現。“Do you want me to〜?”の短縮で親しい間柄にぴったり)

タイトルとURLをコピーしました