SAY IT IN ENGLISH L055|NoeLia Original Dialog

SIiE 2025-26

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ラジオ英会話 Lesson055|今週のReview
SAY IT IN ENGLISH L055|NoeLia Original Dialog

SAY IT IN ENGLISH(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『SAY IT IN ENGLISH』コーナーの状況や解答を参考にしながら、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!

NoeLia Answer – 問題1

問題1:同僚のナンシーが会社を辞めることになり、あなたは送別会でスピーチを求められました。簡潔に別れの言葉を述べましょう。例えば「ナンシー、本当にありがとう。私たちはいろいろなことを経験してきましたが、あなたと働くことは常に本当に喜びでした。あなたの今後の取り組みでのご幸運を願っています」など。

MC: Could you say a few words?

You:
Nancy, thank you for everything. We’ve been through a lot, but working with you has always been an absolute pleasure.
I wish you all the best in your future endeavors.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Answer – Question 1

Nancy, thank you so much. We’ve shared so many experiences, and working with you has truly been a joy.
Wishing you every success in what lies ahead.
日本語訳: ナンシー、本当にありがとう。たくさんの時間を一緒に過ごしてきたけど、あなたと働けたのは心から楽しい経験でした。これからの道のりがすばらしいものになりますように。

解説: 模範解答は落ち着いたフォーマルな印象で、スピーチらしいきちんとした構成になっています。これに対してノエリアの解答例は、やや感情がこもった温かい語り口で、親しい関係性やカジュアルな雰囲気の送別会にも自然に合います。模範解答は公的な場や上司・役員がいる場面でも使いやすく、ノエリアの表現はチーム内や気心知れた同僚が集まる場面で使いやすいトーンです。どちらも同じ気持ちを伝えていますが、伝え方のスタイルに違いがあります。

Nancy, thank you for everything. We’ve been through a lot, but working with you has always been an absolute pleasure.
I wish you all the best in your future endeavors.

  • thank you for everything: 本当にありがとう(感謝の気持ち全体をシンプルに伝える定番表現)
  • we’ve been through a lot: いろいろなことを経験してきた(”go through” は「経験する」、”a lot” で多くの出来事を示す)
  • working with you has always been an absolute pleasure: あなたと働くのは常に大きな喜びだった(”absolute pleasure” は非常に丁寧で強い賞賛のニュアンス)
  • I wish you all the best: 幸運を願っています(”wish + 人 + 名詞” の形で「人に〜を願う」という意味を表す構文。別れ際や旅立ちの際によく使う定番のフレーズ)
  • in your future endeavors: 今後の取り組みにおいて(”endeavors” は「努力」「取り組み」。フォーマルな響きをもつ)

Nancy, thank you so much. We’ve shared so many experiences, and working with you has truly been a joy. Wishing you every success in what lies ahead.

  • thank you so much: 本当にありがとう(”thank you for everything” に比べてやや口語的で感情がにじむ表現)
  • we’ve shared so many experiences: 私たちはたくさんの経験を共有してきた(”been through a lot” に比べ、共感・協力の印象が強い)
  • has truly been a joy: 本当に楽しかった(”an absolute pleasure” よりもやや親しみのある響き)
  • wishing you every success: あなたの成功を心から願っています(”I wish you all the best” の言い換え。やや格式ある場にも使える)
  • what lies ahead: これからの未来(”lie ahead” は「先にある」「これから起こる」という意味。未来の出来事を指す言い回し)

NoeLia Original Dialog

ナンシーの退職日、オフィスでの最後の挨拶の場面です。仲の良い同僚リアムが、感謝の言葉と別れのメッセージを伝えています。

Liam: Hey, there you are. I was hoping to catch you before you left.
Nancy: Just about to head out. Still doesn’t feel real.
Liam: I know. The office won’t be the same without you.
Nancy: You’ve been a great teammate, Liam. Really.
Liam: That means a lot. I’ve been trying to think of what to say all day. Nancy, thank you so much. We’ve shared so many experiences, and working with you has truly been a joy. Wishing you every success in what lies ahead.
Nancy: Wow… Thank you. That really hits me.
Liam: Just being honest. You’ve made a big impact here.
Nancy: I’ll miss this place—and you guys—more than I can say.
Liam: We’ll miss you too. Keep in touch, okay?

リアム: あ、いた。出発前にどうしても一言言いたくて。
ナンシー: ちょうど出るとこ。まだ実感わかないよね。
リアム: わかるよ。君がいなくなると、オフィスも全然違って見えると思う。
ナンシー: リアム、あなたは本当にいいチームメイトだったよ。感謝してる。
リアム: そう言ってもらえるなんて嬉しいな。今日ずっと、何て言えばいいか考えてたんだ。ナンシー、本当にありがとう。いろんなことを一緒に経験してきたけど、君と働くのは本当に楽しかった。これからの道が素晴らしいものになりますように。
ナンシー: うわ…ありがとう。ちょっとグッときちゃった。
リアム: 本音だよ。君は本当に大きな存在だった。
ナンシー: この職場のことも、みんなのことも、本当に恋しくなると思う。
リアム: こっちも同じだよ。絶対、連絡取り合おうね。

  • there you are: いたいた(探していた相手を見つけたときのカジュアルな呼びかけ。再会や合流時によく使う)
  • hope to catch you: 会えるといいなと思ってた(”catch” はここでは「会う」「つかまえる」という意味で、別れ際など時間が限られている場面でよく使われる)
  • head out: 出発する(”head” は「向かう」、”head out” で「出る」「外に出る」の意味になる口語表現)
  • doesn’t feel real: 実感がわかない(現実味がないという感覚を表すカジュアルな言い方)
  • won’t be the same without you: 君がいないと寂しくなる(直訳は「君がいないと同じじゃない」だが、別れの場面での定番表現)
  • you’ve been a great teammate: 君は最高の仲間だった(”teammate” は職場・部活・プロジェクトなどで共に働く人に使える表現)
  • that means a lot: すごくうれしい(直訳は「それは大きな意味がある」だが、感謝・感動を伝える自然な返し)
  • I’ve been trying to think of ~: ずっと〜を考えてた(現在完了進行形で、過去から今まで考え続けていたことを表す)
  • that really hits me: ぐっときた/心に刺さった(”hit” は感情が強く伝わったことを表す。別れや感動の場面でよく使う)
  • just being honest: ただ正直に言っただけだよ(控えめに本音を伝えるときの定番表現)
  • made a big impact: 大きな影響を与えた(”make an impact” は「印象や影響を残す」。”big” を加えると強調になる)
  • more than I can say: 言葉にできないほど(感情が強くてうまく言い表せないことを伝える口語的なフレーズ)
  • keep in touch: 連絡を取り続けよう(別れ際によく使われる決まり文句。”メールしようね”より幅広い)

NoeLia Answer – 問題2

問題2:友人がケンとつきあい始めたようです。ケンはちょっと面倒くさい性格をしているため心配なあなた。忠告してください。例えば「え、本当?言っとくけど、面倒なことになるよ。彼は手に負えないから。つい数週間前にヒロシと別れるときも苦労したんじゃないの?まるで『一難去ってまた一難』だね」など。

Friend: I started dating Ken!

You:
Oh, really? I tell you, you’re asking for trouble. He’s a handful.
Didn’t you have trouble breaking up with Hiroshi just a few weeks ago? This is like “out of the frying pan into the fire.”

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Answer – Question 2

Seriously? I hate to say it, but this won’t end well. He’s more trouble than he’s worth.
Didn’t breaking up with Hiroshi nearly drive you crazy? It feels like déjà vu—in the worst way.
日本語訳: 本気で言ってる?あんまり言いたくないけど、これはうまくいかない気がする。彼って正直、手間のわりに見合ってないと思う。ヒロシと別れたときもめちゃくちゃ大変だったじゃん?なんか嫌な意味でまた同じことの繰り返しって感じだよ。

解説: 模範解答は、やや距離を置いた冷静なトーンで、相手に強く言いすぎないよう配慮しながら注意を促す言い回しです。一方ノエリアの解答は、感情がやや前に出ていて、親しい間柄で真剣に止めたいときや、相手との関係が深くて率直に言える場面に向いています。どちらも心配の気持ちは同じですが、伝え方の強さや表情が異なるため、場面によって使い分けると自然です。

Oh, really? I tell you, you’re asking for trouble. He’s a handful.
Didn’t you have trouble breaking up with Hiroshi just a few weeks ago? This is like “out of the frying pan into the fire.”

  • you’re asking for trouble: 面倒なことになるよ(直訳は「トラブルを自ら招いている」)
  • he’s a handful: 彼は手に負えない(”handful” は本来「一握り」だが、口語では「扱いづらい人・物」を表す)
  • have trouble doing ~: ~するのに苦労する(定番構文)
  • out of the frying pan into the fire: 一難去ってまた一難(直訳は「フライパンから出たと思ったら火の中へ」。より悪い状況に飛び込むことを意味するイディオム)

Seriously? I hate to say it, but this won’t end well. He’s more trouble than he’s worth.
Didn’t breaking up with Hiroshi nearly drive you crazy? It feels like déjà vu—in the worst way.

  • Seriously?: マジで?(驚きや疑念を強く表す一語。カジュアルだが強めの反応)
  • I hate to say it: こう言いたくはないけど(相手を傷つけたくないという気持ちを含んだ前置き)
  • this won’t end well: これはうまくいかないよ(状況が悪化しそうだという警告)
  • more trouble than he’s worth: 手間のわりに見合ってない(直訳で「彼の価値より面倒の方が大きい」。人間関係の損得バランスを語るときによく使われる表現)
  • drive you crazy: 正気を失わせる/しんどくさせる(感情的な負担の強さを表す比喩的な表現。”crazy” は誇張的に使われることが多い)
  • déjà vu: 既視感(過去と同じことが起きているような感覚を表すフレーズ。ここではネガティブな繰り返しとして使われている)

NoeLia Original Dialog

ケンと付き合い始めたというハンナに対し、ノアの反応は予想外の鋭さ。冗談めいた会話のなかに、ノアの抑えてきた気持ちがふとにじみ出る場面です。

Noah: You look weirdly happy today. What’s going on?
Hannah: Oh… I wasn’t gonna say anything yet, but… I started dating Ken.
Noah: Ken? Like, Ken who once ghosted his own birthday dinner Ken?
Hannah: Haha, yeah. We talked again last weekend. It just… happened.
Noah: Seriously? I hate to say it, but this won’t end well. He’s more trouble than he’s worth. Didn’t breaking up with Hiroshi nearly drive you crazy? It feels like déjà vu—in the worst way.
Hannah: Wow. You’re not even trying to hide how you feel.
Noah: Yeah, maybe I’m done hiding.
Hannah:
Noah: You keep falling for the same type, Hannah. And I keep watching.
Hannah: That sounds like something you’ve been wanting to say for a while.
Noah: Yeah. I have.

ノア: 今日なんかやたら機嫌いいね?何かあった?
ハンナ: あー…まだ言うつもりなかったんだけど、ケンと付き合い始めたの。
ノア: ケン?って、あの自分の誕生日ディナーすっぽかしたケン?
ハンナ: そう、そのケン。先週また話して、なんか…そうなったって感じ。
ノア: 本気で言ってる?あんまり言いたくないけど、これはうまくいかない気がする。彼って正直、手間のわりに見合ってないと思う。ヒロシと別れたときもめちゃくちゃ大変だったじゃん?なんか嫌な意味でまた同じことの繰り返しって感じだよ。
ハンナ: はいはい。なんか今日は遠慮ないね?
ノア: もう隠すの疲れたんだよ。
ハンナ:
ノア: ハンナ、君っていつも同じタイプに惹かれてさ。俺はそれをずっと見てるだけ。
ハンナ: …それ、前からずっと言いたかったんでしょ。
ノア: うん。ずっとね。

  • look weirdly happy: なんか妙にうれしそう(”weirdly” は「妙に・不自然に」の意味で、見た目の違和感をやんわりと指摘するカジュアルな言い方)
  • What’s going on?: どうしたの?(状況を尋ねる定番のカジュアルフレーズ。「何が起こってるの?」の直訳ではなく、「何かあった?」の自然なニュアンス)
  • wasn’t gonna say anything: 言うつもりなかった(”wasn’t going to” のカジュアルな省略形。”gonna” は会話で非常に頻出)
  • started dating: 付き合い始めた(”start” + 動名詞で「〜し始める」。”dating” は「恋愛関係として付き合う」の意味)
  • ghosted: 音信不通にした(ここでは”ghosted his own birthday dinner”=自分の誕生日会をドタキャンして連絡もしなかった、の意味。”ghost” は誰かとの連絡を突然断つ行動を指すスラング)
  • just happened: なんとなくそうなった(”It just happened” は「気づいたらそうなってた」というニュアンスで、意図せず起きたことを説明するときの便利な表現)
  • in the worst way: 最悪の意味で(「ひどい形で」「悪い方向で」という否定的な強調。”in the best way” の対比表現)
  • You’re not even trying to hide〜: 隠そうともしてないよね(感情や意図があからさまな相手に対して指摘するカジュアルな構文)
  • done hiding: 隠すのはもうやめた(”be done ~ing” で「〜するのはもう終わりにした」という決意やあきらめを表す構文)
  • keep falling for〜: 〜に何度も惹かれてしまう(”fall for” は「好きになる/惚れる」の意味で、”keep” が付くことで繰り返すことを表す)
  • I keep watching: ずっと見てるだけ(進行形ではなく”keep + ~ing” で習慣・継続を強調。感情的に抑えてきた様子がにじむ言い回し)
  • That sounds like something you’ve been wanting to say: 前から言いたかったことっぽい(”sounds like” は婉曲的に指摘するときに便利。”you’ve been wanting to” は長い間思っていたことを示す現在完了進行のニュアンス)
  • I have: そう、ずっとね(直前の”you’ve been wanting to say”に対する省略応答。”I have (been wanting to say that)” の省略。英会話でよく使われる応答形式)

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