👇こちらはLesson 058のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson058|前置詞 of①
GRAMMAR AND VOCABULARY L058|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L058|前置詞 of①|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L058|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog
下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
前置詞 of
Key SentenceI want to see the mask of Tutankhamen.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私はツタンカーメンのマスクを見たいです。
Wasn’t he the brother of the guy you almost moved in with?
日本語訳: あの人って、同棲しかけてた彼の弟じゃなかったっけ?
解説: the brother を of the guy で説明していて、「誰の弟か」を明らかにしています。the guy you almost moved in with は関係詞節で、「同棲しかけてた男の人」の意味。move in with は「〜と一緒に住む」ことを表す口語表現で、almost を加えることで「しかけたが実現しなかった」ニュアンスを出しています。
A: Hey, I feel like I’ve seen that guy before—the one by the window in the striped shirt.
B: Wasn’t he the brother of the guy you almost moved in with?
A: Yes! Good memory. He’s Yuji’s younger brother. I think I met him a few times.
B: Yeah, once at that barbecue, for sure. Kind of weird thinking we were all hanging out as a “family” back then… and then boom—breakup.
A: ねえ、あの窓際のボーダーシャツの人、前に会ったことある気がするんだけど。
B: あの人って、同棲しかけてた彼の弟じゃなかったっけ?
A: そうそう、よく覚えてるね。ユウジの弟だよ。何回か会った気がする。
B: だよね、バーベキューで一回一緒だったし。今思えば、あの頃はもう家族ぐるみで集まってたのに…まさかあんな形で別れるとはね。
- by the window: 窓際に(前置詞 “by” は「~のそばに」を表し、物の位置関係を自然に示す)
- striped shirt: ボーダーシャツ(”striped” は「しま模様の」。服の柄を表す基本語で会話でもよく使われる)
- Good memory: よく覚えてたね(相手の記憶力や気づきに感心・称賛するカジュアルな一言)
- for sure: 確かに/間違いなく(文末につけて「たしかにそうだね」と相手に同意を示す。カジュアルな強調)
- thinking ~ as a “family”: ~を「家族」みたいに感じる(”as a family” は比喩的に「まるで家族のように」というニュアンスで使われる)
- back then: 当時は(今とは異なる過去の状況を指す、時間表現としてよく使われるフレーズ)
- boom: ドカンと/突然(ここでは擬音的に「急展開」を表現する。カジュアルでネイティブらしい語感のある言い回し)
- breakup: 別れ(恋愛関係の終わりを指す単語。会話では名詞で “a breakup” や “the breakup” の形でよく出る)
前置詞 of|ofの緩やかさ1
ofの緩やかさ1
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
A friend of mine saw it once.
私の友人のひとりはそれを一度見ました。
No neighbor of ours would leave trash like that outside.
日本語訳: うちの近所の人で、あんなふうにゴミを外に置きっぱなしにする人なんていないよ。
解説: of ours によって、「近所の人」の中でも“私たちの”という緩やかな所属が示されています。No neighbor of ours で「誰ひとりとして〜ない」という強い否定を作り、would leave によって「そんな行動を取るタイプではない」という仮定の含みをもたせています。
A: Someone dumped trash by the curb again—and it’s not even pickup day.
B: No neighbor of ours would leave trash like that outside.
A: Could be that guy who just moved into 3B. I heard he’s from overseas. Probably still figuring out how trash days work here.
B: Yeah, maybe. He helped me carry groceries the other day, actually. Super polite. Just needs a bit of guidance, I think.
A: また誰かが道端にゴミ出してるよ。今日は回収日じゃないのにさ。
B: うちの近所の人で、あんなふうにゴミを外に置きっぱなしにする人なんていないよ。
A: もしかしたら3Bに最近引っ越してきた彼かも。外国の人らしいし、日本のゴミ出しルールまだよく分かってないのかもな。
B: かもね。この前、私が荷物持ってたら手伝ってくれたんだよ。すごく丁寧な人だったし、ちょっと教えてあげれば大丈夫だと思うよ。
- dump (trash): ゴミを捨てる(dump のコアイメージは「中身を勢いよくまとめて放り出す/投げ捨てる」こと。重くてかさばるものをドサッと捨てるような感覚。物理的な対象だけでなく、感情や人間関係にも使える。たとえば「恋人をふる」場合も、相手をまとめて感情ごと切り離すように捨てるニュアンスで使われる)
- by the curb: 道路脇に(”curb” は歩道と車道の境目にある「縁石」。”by the curb” は「道の端っこで」とリアルな位置感覚を伝える)
- pickup day: ゴミの回収日(”pickup” は名詞として「収集・引き取り」を意味し、”trash pickup day” で「ゴミの日」という自然な言い回し)
- moved into (3B): 〜に引っ越してきた(”move into” は「中に入る」意味だが、住居に対して使うと「引っ越す」「入居する」という定番句)
- from overseas: 海外から(”overseas” は「海の向こうから」→「外国から」の意味で、会話で非常によく使われる)
- figure out: 理解する/把握する(”figure out” は時間をかけて「仕組みやルールを理解する」意味で、日常でもビジネスでも頻出)
- trash days: ゴミの日(”days” を複数形にすることで、「燃えるゴミの日・資源ゴミの日」など、複数あることを含意)
- work (here): (この場所で)機能している/運用されている(”how something works” で「どういう仕組みか」という自然な表現)
- helped me carry groceries: 私が買った食料品を運ぶのを手伝ってくれた(”help” + 人 + 動詞 で「~するのを手伝う」構文。生活場面で頻出)
- super polite: すごく礼儀正しい(”super” は口語で「とても」を意味する強調語で、”very” よりもカジュアルで強めのニュアンスを持つ)
- needs a bit of guidance: 少し教えてあげる必要がある(”guidance” は「指導・助言」を意味するやわらかい語。”a bit of” によって「少しで十分」という含み)
前置詞 of|ofの緩やかさ2
ofの緩やかさ2
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
This chair is made of wood.
この椅子は木でできています。
If it’s made of glass, we should probably pack it separately.
日本語訳: ガラス製なら、別に梱包したほうがいいかもね。
解説: 「made of」は素材を表す典型的な使い方で、ここでは if節の中に使うことで「素材によって扱いを変える」という現実的な判断を表しています。pack it separately(別々に梱包する)は、壊れ物の扱いについて話すときによく使われる実用的な言い回しです。
A: I’ve pretty much finished over here. How’s it going on your side, Liam?
B: Hey, can you check this vase for me? It’s heavier than it looks. Do you think it’s okay to pack it with the other stuff in this box?
A: Hmm… depends what it’s made of. If it’s made of glass, we should probably pack it separately.
B: It feels like plastic, but just in case, I’ll wrap it in some padding.
A: こっちは大体終わったよ。リアムの方はどう?
B: ねえ、この花瓶ちょっと見てくれる?見た目より重いんだよね。他の荷物と一緒にこの箱に入れて大丈夫かな?
A: うーん…素材によるね。ガラス製なら、別に梱包したほうがいいかもね。
B: プラスチックっぽいけど、念のため緩衝材で包んでおくよ。
- pretty much: ほとんど(”almost” と同じ意味で、口語で非常によく使われる。「完全ではないが、ほぼ終わった」など曖昧さを含む便利な副詞)
- over here: こっち側で(話者の近くや自分が担当しているエリアを指す。カジュアルな会話でよく使われる位置表現)
- How’s it going?: うまくいってる?(”How are you?” よりも気軽でフレンドリーな言い方。進捗状況を尋ねる際にも使える)
- on your side: そっちはどう?(「あなたの担当・側ではどう?」という意味で、タスクや作業の進行状況に使うカジュアルな表現)
- check (this vase): (この花瓶を)ちょっと見てくれる?(”check” は「確認する・目を通す」のカジュアルな動詞。頼みごとや確認に使える便利な語)
- heavier than it looks: 見た目より重い(比喩ではなく実際の重さだが、「意外と~だ」という感覚的な驚きを伝える自然なフレーズ)
- pack (with the other stuff): 他の物と一緒に梱包する(”pack” は旅行や引っ越しで物を箱やカバンに詰めること。”stuff” は「物」の口語的表現)
- depends (what it’s made of): 素材次第だね(”It depends” はあいまいさを含んだ判断保留表現。”what it’s made of” によって条件を明確にしている)
- just in case: 念のために(最もよく使われる安全確認フレーズのひとつ。カジュアルな会話では定番)
- wrap it in padding: 緩衝材で包む(”wrap” は「包む」、”padding” は「クッション材・詰め物」。割れ物対策で日常会話でも使われる)
前置詞 of|ofの説明
ofの説明
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Ken is a member of this team.
ケンはこのチームのメンバーのひとりです。
Don’t drink a third cup of coffee—you won’t sleep tonight.
日本語訳: コーヒー3杯目はやめときなよ。今夜眠れなくなるよ。
解説: a third cup を of coffee が補足して「何の3杯目か」を説明しています。of は名詞の内容を限定・明確化する柔らかい説明の役割。you won’t sleep は「眠れなくなるよ」という日常的な忠告表現で、やさしい注意のニュアンスがあります。
A: Huh, we’re out of coffee beans. Do we have any backup?
B: Wait, is that your second or third cup today? Don’t drink a third cup of coffee—you won’t sleep tonight.
A: You sound just like my mom. She used to hide the coffee beans after six.
B: Well, she wasn’t wrong. You always toss and turn when you overdo it.
A: あれ、コーヒー豆切れてる。買い置きあったっけ?
B: ちょっと待って、それ今日2杯目?それとも3杯目?コーヒー3杯目はやめときなよ。今夜眠れなくなるよ。
A: なんか君、うちの母さんそっくり。6時過ぎたらコーヒー豆隠してたからね。
B: でも正しかったでしょ。飲みすぎた夜って、いつも寝返りばっか打ってるじゃん。
- out of (coffee beans): (コーヒー豆が)切れている(”out of” は「〜を使い果たして/もう残っていない」という意味で、日用品の話題で頻出)
- backup: 予備(ここでは「買い置き」や「ストック」の意味。元は「支援・予備・代替」の意味で使われる口語表現)
- second or third cup: 2杯目か3杯目か(数の順序を表す “second”/”third” と “cup” の組み合わせ。日常的な飲食の話題で使いやすい)
- toss and turn: 寝返りを打つ(寝苦しい夜や不眠を表す典型的イディオム。比喩的にも物事が落ち着かない状態を示す)
- overdo it: やりすぎる(”do” に “over” をつけることで「やりすぎる・度を越す」という意味。飲みすぎ、食べすぎ、働きすぎなど様々なシーンで使える)
前置詞 of|さまざまな説明関係
さまざまな説明関係
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Los Angeles is a city of diversity.
ロサンゼルスは多様性の都市です。
We had a long night of talking and catching up.
日本語訳: 昨晩は久しぶりにたくさん話して、夜更かししちゃったよ。
解説: a long night を of talking and catching up で説明し、「どんな夜だったか」を出来事の名詞でつなげています。友人同士の再会シーンでよく使われるリアルな語感です。「catch up」は「久しぶりに近況を話し合う」という意味の口語表現で、友人同士の会話によく使われます。
A: Hey, there you are—morning, Noe.
B: Morning! Oh, by the way, I messaged you last night, but you didn’t reply?
A: Sorry about that. I was out with Hana and the others—it’d been ages. We had a long night of talking and catching up. I didn’t even check my phone until past midnight.
B: No worries at all. Honestly, I’m glad you got to spend real time with them.
A: あ、いたいた。おはよう、のえ。
B: おはよ!あ、そうだ、昨日の夜メッセージ送ったんだけど、返事なかったよ?
A: ごめんね。昨日はハナたちと出かけててさ、久しぶりだったんだ。話が止まらなくて夜遅くまでしゃべってたんだ。気づいたら、スマホ見たの真夜中すぎてたよ。
B: 全然大丈夫だよ。むしろ、みんなとゆっくり過ごせてよかったね。
- there you are: いたいた(相手を見つけたときに使うカジュアルな呼びかけ。再会や合流時によく使われる定番フレーズ)
- message: メッセージを送る(名詞または動詞で「メッセージ」「連絡」の意。ここでは動詞として使用)
- didn’t hear back: 返事がなかった(”hear back” は「返事をもらう」の意味。メールやメッセージに使われる口語表現)
- sorry about that: ごめんね、それについては(直前の出来事に対して丁寧に謝るカジュアル表現)
- be out with ~: 〜と出かけていた(”out” は「外出中」を意味し、「誰と一緒にか」が後に続く)
- it’d been ages: すごく久しぶりだった(”ages” は長い時間を意味する口語。久々の再会でよく使われる)
- check my phone: スマホを見る(”check” は「確認する」「見る」の意味で、”my phone” が目的語に)
- past midnight: 真夜中を過ぎて(”past” は「〜を過ぎた」、”midnight” は「深夜0時」)
- no worries at all: 全然大丈夫だよ(気にしないで、のやさしい返答。オーストラリア英語でも頻出)
- spend real time with ~: 〜とちゃんとした時間を過ごす(”real time” はデジタルでなく「直接会って時間を共有する」感覚を強調)