SAY IT IN ENGLISH L060|NoeLia Original Dialog

SIiE 2025-26

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ラジオ英会話 Lesson060|今週のReview
SAY IT IN ENGLISH L060|NoeLia Original Dialog

SAY IT IN ENGLISH(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『SAY IT IN ENGLISH』コーナーの状況や解答を参考にしながら、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!

NoeLia Answer – 問題1

問題1:友人と学生時代の話になりました。「学生時代はどんな経験をしたの?」と尋ねる友人に応答してください。例えば「私は有名な、しかし厳しい教授の指導の下で卒業論文を書いたの。それは何年も前のことだったけど、いまだに締め切りを守るために苦闘する悪夢を見ます」など。

Friend: What were your university days like?

You:
I wrote my graduation thesis under the supervision of a famous but strict professor.
That was years ago, but I still have nightmares about struggling to meet the deadline.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Answer – Question 1

I had to complete my thesis under a well-known professor who was notoriously tough.
That was ages ago, but I still dream about racing to finish it before the deadline.
日本語訳: 有名な、しかもとんでもなく厳しい教授のもとで、論文を完成させなきゃいけなかったんだ。もうずいぶん昔の話だけど、締め切り前に論文を終わらせようと焦る夢を今でも見るよ。

解説: 模範解答は落ち着いた語り口で、論文経験の重さや精神的な影響を静かに伝える印象です。一方、ノエリア版は口語的で、経験を思い出しながら軽く笑い話のように語っているトーンです。シリアスに振り返るときは模範解答、ちょっと砕けた雑談ならノエリア版が自然です。どちらも過去の苦労を伝える点では共通しています。

I wrote my graduation thesis under the supervision of a famous but strict professor.
That was years ago, but I still have nightmares about struggling to meet the deadline.

  • graduation thesis: 卒業論文(大学卒業のために書く正式な研究論文)
  • under the supervision of: ~の指導の下で(学術的な文脈でよく使われる)
  • famous but strict professor: 有名だが厳しい教授(“but” により人物像にコントラストを持たせている)
  • years ago: 数年前(現在とは切り離された過去を示す)
  • have nightmares about: ~について悪夢を見る(心理的影響が今も続いていることを示す)
  • struggling to meet the deadline: 締め切りに間に合わせようと苦闘する(“struggle” により大変さを強調。“meet” は「達成する」「応じる」の意味で、ここでは「締め切りに間に合わせる」ことを指す)

I had to complete my thesis under a well-known professor who was notoriously tough.
That was ages ago, but I still dream about racing to finish it before the deadline.

  • thesis: 論文(”graduation thesis” のやや簡略な言い方)
  • well-known professor: 有名な教授(丁寧な表現で、ややソフトな響き)
  • notoriously tough: 非常に厳しいことで有名な(悪い意味で広く知られている)
  • ages ago: ずっと昔(”years ago” より時間の長さや遠さを強調)
  • dream about: ~の夢を見る(悪夢というより記憶や感情を表す)
  • racing to finish: 急いで終わらせる(race は「競争する」という意味だが、ここでは「時間との戦い」のような切迫感を表す口語表現)
  • before the deadline: 締め切り前に(時間との勝負を強調)

NoeLia Original Dialog

久しぶりに大学の知人に会ったというリアム。それをきっかけに、当時の出来事や学部での苦労についてソフィーと語り合っているようですね。

Liam: I just ran into an old classmate from uni yesterday. Brought back a flood of memories.
Sophie: That’s always a strange feeling. Makes you wonder how much you’ve changed.
Liam: Definitely. And also how intense some of those years were.
Sophie: Oh yeah, same here.
Liam: You were in the humanities, right? I bet you had to do tons of writing.
Sophie: Yeah, totally. I had to complete my thesis under a well-known professor who was notoriously tough. That was ages ago, but I still dream about racing to finish it before the deadline.
Liam: Whoa, you’re still haunted by it?
Sophie: In a funny way, yeah. That sense of urgency has stuck with me ever since.
Liam: I guess it shows. You’re always the one pushing deadlines forward for the rest of us.
Sophie: Guilty as charged. But hey, someone’s got to keep things moving, right?

リアム: 昨日、大学時代のクラスメイトにばったり会ってさ。いろんな思い出が一気によみがえったよ。
ソフィー: そういうのって、ちょっと不思議な感覚よね。自分がどれだけ変わったか考えさせられる。
リアム: ほんとそれ。それに、あの頃って結構ハードだったなって思い出すよ。
ソフィー: ああ、私も同じ。
リアム: ソフィーって人文学系だったよね?たくさん書く課題あったんじゃない?
ソフィー: うん、ほんとにね。有名だけどめちゃくちゃ厳しい教授の下で論文仕上げなきゃいけなくてさ。あれ、もう何年も前のことだけど、今でも締め切りに追われる夢見るんだよね。
リアム: うわ、いまだに引きずってるの?
ソフィー: まあ、笑える話だけどね。あの切迫感、ずっと体に染みついてる気がする。
リアム: それ、なんかわかるかも。ソフィーって、いつも俺たちの締め切り早めにしてくるもんね。
ソフィー: 言われても仕方ないか。でもさ、誰かが進めないと終わんないでしょ?

  • run into (someone): (人に)ばったり会う(計画していない偶然の出会いを表す口語表現。友人・知人にふと会った時によく使う)
  • a flood of memories: 一気によみがえる思い出(flood は「洪水」だが、比喩的に「感情や記憶がどっと押し寄せる」意味で使われる)
  • that’s always a strange feeling: それっていつも変な感覚だよね(”that’s always…” という定型で共感を表す口語の導入フレーズ)
  • makes you wonder: ~かなって思わせる(主語は it や that などが省略されることも多く、日常会話でよく使われる口語構文)
  • intense: 濃密な/厳しい(ここでは「過酷だった、精神的に強烈だった」といった意味合いで学生時代の忙しさを表現)
  • same here: 私も同じ(非常によく使われる共感の一言返し)
  • humanities: 人文学系(文学、哲学、歴史などの分野を指すアカデミックな語。文脈によっては arts と混同されやすいが、academic tone を含む)
  • tons of (writing): 大量の~(ここでは「たくさんの執筆」。”tons of” はカジュアルで強調の意味合いがある)
  • Yeah, totally.: うん、ほんとにね(”totally” は「完全に・まったくその通り」という強い同意のカジュアル表現)
  • haunted by it: それに悩まされ続ける(haunted は本来「幽霊につきまとわれる」だが、比喩的に「忘れられず苦しむ」状態を指す)
  • in a funny way: ある意味ではね/ちょっと笑えるけど(「皮肉な意味で」や「ユーモアを込めて」使われる、softening expression)
  • urgency: 緊迫感(名詞形。日常会話では珍しいが、ここでは「切羽詰まった感じ」というニュアンスで重要)
  • has stuck with me: 自分にずっと残ってる/染みついてる(”stick with” は「離れずに残る」という持続のニュアンス。記憶や感情に関して使われる)
  • I guess it shows: まあ、それが出てるんだろうね(guess + show の口語表現で、「そう見える」ことを控えめに伝える言い回し)
  • pushing deadlines forward: 締切を前倒しにする(”push forward” は予定を進めるという意味。”deadline” との組み合わせで自然な職場・学校トーン)
  • Guilty as charged.: まさにその通り(直訳は「有罪を認めます」。ユーモアを込めた自己認め表現で、日常会話でネイティブがよく使う)
  • keep things moving: 物事を進め続ける(”keep” + ~ing で「継続させる」、”things” は状況や作業などを漠然と表す便利表現)

NoeLia Answer – 問題2

問題2:友人の家に、今度の旅行の日程を話しに行ったあなた。ちょうど昼時だったので友人が昼食を用意してくれていました。お礼を言いましょう。例えば「おお、それはご親切に。そこまでしてくれなくてよかったのに。うーん、カレーライスか何かのようなにおいがするね。あまり辛くなければいいんだけど。それじゃ、食事をしながら旅程について話しましょう」など。

Friend: Come on in! I made lunch.

You:
Oh, that’s so kind of you. You shouldn’t have.
Mmm, it smells like curry and rice or something. I hope it’s not too spicy. OK then, let’s talk about the itinerary while we eat.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Answer – Question 2

Oh wow, that’s really kind of you. You didn’t have to go through all that.
Smells like curry or something—I just hope it’s not too hot. Well then, let’s sit down and go over the trip plans while we eat.
日本語訳: うわあ、ほんとにご親切に。そんなに気を遣わなくてよかったのに。カレーっぽいにおいがするけど……辛すぎないといいな。じゃあ、食べながら旅の予定を確認しようか。

解説: 模範解答は穏やかで落ち着いた印象を与え、相手への丁寧な感謝が前面に出ています。一方、オリジナル解答は感情の動きがやや大きく、驚きや嬉しさがよりカジュアルに表れています。また、会話の締め方も模範解答はスムーズで実務的、ノエリアオリジナルは少しゆったりとした印象を与える切り替え表現を使っています。フォーマルな場や目上の相手には模範解答、気心の知れた友人との自然なやりとりにはオリジナルが合いやすいです。

Oh, that’s so kind of you. You shouldn’t have.
Mmm, it smells like curry and rice or something. I hope it’s not too spicy. OK then, let’s talk about the itinerary while we eat.

  • so kind of you: ご親切に(“kind” という形容詞に “of you” を加えることで「あなたの行為が親切だった」と丁寧に感謝を伝える定型表現)
  • You shouldn’t have: そこまでしてくれなくてよかったのに(「そんなことまでしてくれて…」という恐縮と感謝のニュアンスを含んだ常套句)
  • smells like ~: ~のようなにおいがする(“like” を使うことで断定せずに「~っぽい匂い」という柔らかい印象を与える)
  • or something: ~か何か(「正確には分からないけど」とぼかすためのカジュアルな表現)
  • spicy: 辛い(舌に刺激を与えるような香辛料の効いた辛さを表す)
  • OK then: それじゃ(会話の区切りや話題の切り替えに使われる自然なつなぎ表現)
  • talk about: ~について話す(“discuss” よりも口語的でカジュアルな雰囲気のある表現)
  • itinerary: 旅程(旅行の日程や計画を指すややフォーマルな語)
  • while we eat: 食べながら(時間を表す副詞節。2つの行動が同時に進行することを示す)

Oh wow, that’s really kind of you. You didn’t have to go through all that.
Smells like curry or something—I just hope it’s not too hot. Well then, let’s sit down and go over the trip plans while we eat.

  • really kind of you: 本当にご親切に(感謝の気持ちを “really” でより強調した丁寧な表現)
  • go through all that: そんなにいろいろしてくれるなんて(相手が手間をかけてくれたことへの敬意と恐縮を含む表現)
  • I just hope: ~だといいけど(“just” を加えることで控えめな願望や希望をやわらかく表現)
  • too hot: 辛すぎ(香辛料が強すぎて刺激的な状態を示す)
  • Well then: それじゃ(会話の流れを自然に次に移すためのつなぎ表現)
  • go over: ~を確認する(全体をひととおり見てチェックするような丁寧な行為を表す)
  • trip plans: 旅行の予定(“itinerary” よりカジュアルで会話的な言い方)

NoeLia Original Dialog

親しい間柄のニーナとイーサンが、自宅で旅行の打ち合わせ中。久しぶりに直接会って、軽くご飯を食べながらプランを立てることにしたようですね。

Ethan: Thanks again for having me over to plan this trip.
Nina: Oh, come on. Planning together is way more fun in person. Plus, I figured you’d show up hungry as usual.
Ethan: Yeah, and it’s been ages since we actually hung out offline.
Nina: Exactly! So I thought I’d whip up something quick—figured it’d be better than whatever sad convenience-store dinner you were going to have.
Ethan: Oh wow, that’s really kind of you. You didn’t have to go through all that. Smells like curry or something—I just hope it’s not too hot. Well then, let’s sit down and go over the trip plans while we eat.
Nina: Totally mild veggie curry—don’t worry. Go grab a spot on the couch while I finish up. Hope you like it.
Ethan: If it’s anything like your usual cooking, I’m already a fan.
Nina: Ha, glad to hear it. Anyway, food first—then we’ll tackle the rest of the itinerary.
Ethan: Sounds good. I’m starving and kind of excited to get everything sorted.

イーサン: 今日は旅の計画に付き合ってくれてありがとう。
ニーナ: なにそれ、大げさ。直接会って一緒に計画するほうが楽しいじゃん。それにどうせまたお腹空かせて来たんでしょ?
イーサン: うん、しかもちゃんと会うの久しぶりだしね。
ニーナ: でしょ?だからパパッと何か作っておいたの。どうせまたコンビニ飯で済ませようとしてたんでしょ〜?
イーサン: うわあ、ほんとにご親切に。そんなに気を遣わなくてよかったのに。カレーっぽいにおいがするけど……辛すぎないといいな。じゃあ、食べながら旅の予定を確認しようか。
ニーナ: 野菜カレーだよ、マイルドにしてあるから安心して。ソファで待ってて〜、すぐ持ってくね。
イーサン: 君の料理って外れないから、もう期待しかないよ。
ニーナ: はいはい、ありがと〜。とりあえずまずはご飯食べてから、旅程の続きいこっか。
イーサン: いいね。お腹ペコペコだし、全部きっちり決めるの楽しみだよ。

  • have someone over: (人を自宅などに)招く(ここでは “Thanks for having me over” で「呼んでくれてありがとう」の意味。日常会話では “泊める” よりも軽く「来てもらう」ニュアンスでよく使われる)
  • figure: 思う・予想する(ここでは「you’d show up hungry as usual(またお腹空かせて来ると思ってた)」の “figured”)
  • show up: 現れる/来る(予定していた場所に来ること。カジュアルでよく使う)
  • as usual: いつものように(定番の副詞句)
  • hang out: 一緒に時間を過ごす(友達との気軽な過ごし方を表す口語。offlineと合わせて「実際に会って遊ぶ」意味になる)
  • whip up: さっと作る(特に料理を手早く用意する時に使う口語表現。”I thought I’d whip up something” は「パパッと何か作ろうと思って」の意味。whip は本来「ムチで叩く」「勢いよく動かす」という意味で、そこから「素早く・勢いよく仕上げる」というイメージが派生している)
  • sad: 残念な・さみしい(ここでは “sad convenience-store dinner” として、「味気ないコンビニ飯」をユーモラスに表現。感情ではなく“しょぼい”の意味)
  • totally: 完全に/すごく(”totally mild” のようにカジュアルで肯定的なニュアンスを強める)
  • grab a spot: (場所を)確保する・座る(“go grab a spot on the couch” で「ソファに座ってて」の意味。grab は「すばやく取る」動作のイメージ)
  • hope you like it: 気に入ってくれるといいな(カジュアルで親しい関係で使われる定番の気づかいフレーズ)
  • be a fan of: ~が好きだ/~のファンである(”I’m already a fan”=「もう好きだよ」「気に入ってるよ」)
  • glad to hear it: そう言ってもらえてうれしい(相手のポジティブな反応への返しとして非常によく使われる)
  • tackle: 取り組む(問題や作業に対して積極的に向かうニュアンスがある。”tackle the rest of the itinerary”=旅程の残りに取り組む、の意味。tackle のコアイメージは「立ち向かって押さえ込む」ことで、元はラグビーなどの「タックル」から来ており、「難題に正面から向かう」積極性がある)
  • get everything sorted: 全部きっちり決める(”sort” は「整理する」「整える」意味。日常英会話で「話をまとめる」「プランを整える」ときによく使う)

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