PRACTICAL USAGE L061|NoeLia Original Dialog

PRACTICAL USAGE 2025-26

ノエリアオリジナルの「Listening Challengeも掲載中!
昨年度は英作文の出題が3問あったため、ノエリアオリジナル会話例を3本紹介していましたが、今年度は1問にギュッと凝縮!そのぶん、語彙・表現の工夫を詰め込んだListening Challengeのノエリアオリジナル版をお届けします!Let’s give it a try!

👇こちらはLesson 061のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson061|静的な意味を含む動詞① ー be動詞
GRAMMAR AND VOCABULARY L061|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L061|静的な意味を含む動詞① ー be動詞|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L061|NoeLia Original Dialog

PRACTICAL USAGE(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『PRACTICAL USAGE』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!

問題:お父さんがイヌを飼うのを許してくれません。私は責任感が十分ではないって言うんです。私はちゃんと責任感があるのに!彼が間違っていることを証明します。
My dad won’t let me get a dog. He says I’m not responsible enough. I AM responsible! I’ll prove him wrong.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Answer

My dad won’t allow me to have a dog. He claims I lack the maturity. But I AM responsible, and I’ll make him see that.
日本語訳: お父さんは私に犬を飼わせてくれないの。私にはまだ大人としての自覚が足りないって思ってるみたい。でも私はちゃんと責任感があるし、それをきっとわかってもらうつもり。

解説: 模範解答は感情をそのままストレートに表現していて、子どもが強く反発するような場面や、怒りや悔しさをそのまま言葉にする状況にぴったりです。一方、ノエリアの解答は落ち着いたトーンで、自分の意見を冷静に説明しようとしている印象があります。相手を責めるのではなく、理解を得ようとする姿勢が感じられます。感情的に言い返す場面なら模範解答、相手に考えを伝えたいときや説得を試みる場面にはノエリアの表現が自然に使えます。

My dad won’t let me get a dog. He says I’m not responsible enough. I AM responsible! I’ll prove him wrong.

  • won’t let me ~: ~させてくれない(「let」は「許す」「〜することを認める」)
  • get a dog: 犬を飼う(”get” は口語的で、ペットの購入・引き取りを含む)
  • not responsible enough: 十分に責任感がない(”enough” が「〜に足るほど」の意味で不足を示す)
  • I AM responsible!: 私は責任感があります!(”I am” の強調で強い自己主張)
  • prove him wrong: 彼が間違っていることを証明する(定番表現で、相手の誤解を打ち砕くニュアンス)

My dad won’t allow me to have a dog. He claims I lack the maturity. But I AM responsible, and I’ll make him see that.

  • allow me to have a dog: 犬を飼うことを許してくれない(”let me get a dog” より形式的で説得調。親が権限者であるニュアンスも強まる)
  • claims: ~だと主張する(”says” よりも意見や信念に近く、やや批判的な含みもある)
  • lack the maturity: 十分な成熟さに欠ける(”responsible enough” と同義だが、「精神的な成長度合い」にフォーカス)
  • make him see that: 彼にそれを理解させる(”prove him wrong” の代わりに使われる穏やかな表現で、「わからせる」「納得させる」などの含み)

Listening Challenge|ノエリアオリジナル問題

ラジオ英会話の金曜恒例「リスニングチャレンジ」を、ノエリア版オリジナルダイアログでお届けします!音声を用意したので、本編と共に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

問題音声はこちら
問題
クリックすると問題が出ます。

Here’s the question.
What is Jake planning to do next week?
A. Walk a neighbor’s dog.
B. Visit an animal shelter.
C. Pick up a bagel.
Let’s listen.

Original Dialog|ノエリア会話スクリプト

ジェイクが犬を飼いたい気持ちを、年上のいとこレナに語っています。リーナは真面目に聞きながらも、温かく背中を押してくれているようです。

Lena: Are you still thinking about getting a dog?
Jake: Yeah, more than ever. I’ve been reading all about training and care routines.
Lena: That’s great. So what’s stopping you?
Jake: My dad won’t allow me to have a dog. He claims I lack the maturity. But I AM responsible, and I’ll make him see that.
Lena: That sounds frustrating. But honestly, you do seem really prepared.
Jake: Thanks. I just want to show him I’ve thought this through—not just some whim.
Lena: Maybe start by taking care of a neighbor’s dog or volunteering at a shelter? It might help prove your point.
Jake: Actually, there’s a family two doors down who asked if I could walk their beagle next week.
Lena: Perfect! That’s your chance to show him what you’re capable of.
Jake: Yeah. One small step toward earning a little trust.

リーナ: まだ犬を飼うこと考えてるの?
ジェイク: うん、今まで以上に本気で。トレーニングとかケアの方法とかめっちゃ調べてる。
リーナ: それはすごいじゃない。じゃあ、なんでまだ飼えないの?
ジェイク: お父さんが許してくれないんだ。僕にはまだ大人としての自覚が足りないって。だけど、僕はちゃんと責任感あるし、それをわかってもらうつもりなんだ。
リーナ: それはつらいね。でも、準備してる様子を見れば、ほんとにちゃんと考えてるってわかるよ。
ジェイク: ありがとう。ただの思いつきじゃなくて、真剣なんだってことを伝えたいんだ。
リーナ: ご近所さんの犬の世話をするとか、保護施設でボランティアするとかは?それで説得力増すかも。
ジェイク: 実は、2軒先の家の人にビーグルの散歩をお願いされてて、来週からやるんだ。
リーナ: ぴったりじゃん!自分にできることを見せる絶好の機会だよ。
ジェイク: うん。ちょっとずつ信頼を得ていけたらいいな。

  • more than ever: 今まで以上に(強調表現。「かつてないほどに」というニュアンスで感情・決意などに使われる)
  • all about ~: ~のことをすべて(”read all about” で「徹底的に調べる」という語感を含む)
  • care routine: ケアの手順(日常的な世話やお世話の方法。ペットや肌などの手入れに使われる)
  • what’s stopping you?: じゃあ、何が障害になってるの?(直訳「何が君を止めてるの?」で、挑戦・行動への迷いに対する軽い背中押し)
  • thought this through: よく考えた(”think through” の過去形。「最初から最後までしっかり考えた」の意味で、責任ある判断や準備を示す)
  • not just some whim: ただの気まぐれじゃない(”whim” は「気まぐれ」。軽い気持ちとの対比で本気度を示すフレーズ)
  • start by ~ing: まずは〜から始める(提案や計画の導入としてよく使われる構文)
  • volunteer at ~: ~でボランティアする(”volunteer” は動詞としても使える。社会的信頼を得る行動の一例)
  • prove your point: 自分の言い分を証明する(”point” は「主張・考え」。議論や交渉の文脈でもよく登場する)
  • two doors down: 2軒隣(口語表現。隣人関係や住宅地でよく使う、距離感を伝える自然な言い回し)
  • walk their beagle: ビーグルを散歩させる(”walk a dog” は定番のペット関連動作表現)
  • what you’re capable of: 君がどれだけできるか(”be capable of” は「能力がある」の意味で、信頼や成長の文脈で重要)
  • one small step: 小さな一歩(アクションの始まりを印象的に表す比喩表現。宇宙飛行士の有名なセリフから定着)
  • earn trust: 信頼を得る(”earn” は「努力して得る」という意味で、”gain” よりもニュアンスが重く、自力で勝ち取る響き)

Answer & 解説|ノエリアオリジナル問題の答え

問題
Here’s the question.

What is Jake planning to do next week?
A. Walk a neighbor’s dog.
B. Visit an animal shelter.
C. Pick up a bagel.

答え
クリックすると答えが出ます。

A. Walk a neighbor’s dog.

Point

A. Walk a neighbor’s dog.(近所の人の犬を散歩させる)
Jakeは「近所の家族がビーグルの散歩を頼んできた」と明確に話しており、予定としてすでに来週の行動に組み込まれています。walkは「散歩させる」、neighborは「近所の人」を意味する基本語で、この組み合わせは日常会話でもよく使われます。この内容から、この選択肢が正解です。

B. Visit an animal shelter.(動物保護施設を訪れる)
Lenaが「保護施設でボランティアしてみたら?」と提案しているだけで、Jakeは「そうする」とは答えていません。つまりこの内容はJakeの具体的な計画ではありません。visitは「訪れる」ですが、ここでは提案止まりなので、この選択肢は不正解です。

C. Pick up a bagel.(ベーグルを取りに行く)
この選択肢はbeagle(ビーグル)という犬種とbagel(ベーグル)の音が似ていることを利用したひっかけです。pick upは「取りに行く」や「買いに行く」という意味で自然な表現ですが、Jakeは食べ物については一切触れていません。この選択肢は不正解です。

Listening Point

キーワードの正確な聞き取り

  • two doors down: 「2軒隣」の家であることを示す距離感の表現
  • asked if I could walk their beagle: 散歩を頼まれたという具体的な行動の依頼内容
  • next week: 来週の予定であることを示す時期のキーワード
  • shelter: 保護施設を提案するLenaの発言に出てくる語。引っかけポイントになる

会話のテーマを理解すること
この会話では、Jakeが犬を飼いたいという気持ちをLenaに相談しており、Lenaが現実的な第一歩として何か行動を提案します。その中で、Jakeは「近所の人に頼まれて、来週ビーグルの散歩をする」という具体的な予定を話しており、聞き手は提案ではなく実行予定の内容に注意を向けることが重要です。

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