GRASP THE CONCEPT L066|静的な意味を含む動詞⑤ ー have の基本|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT 2025-26

「即英チャレンジ!イラストで記憶定着!
1日4回(7:00 / 12:00 / 17:00 / 22:00)更新します! ラジオ英会話の学習テーマに連動したノエリアオリジナルのショート動画リストです。 短時間で効率よく復習したい方、リピート練習や瞬発力を鍛えたい方におすすめ!

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ラジオ英会話 Lesson066|静的な意味を含む動詞⑤ ー have の基本
GRAMMAR AND VOCABULARY L066|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L066|静的な意味を含む動詞⑤ ー have の基本|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L066|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog

下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

have|周りにある

Key Sentence

周りにある
I’m happy to have on the show, Madoka!
私はマドカをこの番組に迎えてうれしく思います!

引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

It feels right to have the whole team back on-site.
日本語訳: チーム全員が現場に戻ってると、やっぱりしっくりくるね。
解説: 「have the whole team back」は、「チーム全体が自分のいる場所=現場に存在している」状態を指しています。ここでの have は、「持っている」ではなく、「そばにある」「配置されている」という感覚。
“on-site” は「現地で」「職場で」の意味で、リモートとの対比でよく使われます。
“feels right” は「しっくりくる」という口語らしい表現で、気持ちよさや自然さを伝えています。

Conversation Examples

A: It was weird bumping into people in the hallway again. I almost forgot how tall Tom was.
B: Haha, yeah. After working from home for so long, it’s like seeing everyone in HD again.
A: It feels right to have the whole team back on-site. It’s like we’re finally syncing up again.
B: Couldn’t agree more. This kind of rhythm only happens when we’re physically here.

A: 廊下で人とすれ違うの、なんか変な感じだった。トムってあんなに背高かったっけって思ったし。
B: はは、だよね。あれだけ在宅続いてたから、なんかみんな「高画質」で見えて新鮮だった(笑)
A: チーム全員が現場に戻ってると、やっぱりしっくりくるな。ようやく息が合ってきた感じ。
B: ほんとそれ。この感じって、やっぱり実際に顔合わせてないと生まれないよね。

  • bump into (someone): (人に)ばったり会う(予定外に偶然すれ違う・出会うときの口語表現。特に hallway など人通りのある場所でよく使われる)
  • almost forgot: 〜をほとんど忘れてた(「完全には忘れていないが、記憶が薄れていた」という意味合いで、過去形との組み合わせがよく見られる)
  • how tall (someone) is: (人が)どれだけ背が高いか(形容詞の how で程度を聞く・話す定番表現)
  • after (doing something) for so long: 〜を長い間していた後で(ここでは「在宅勤務が長く続いていた」という時の背景説明に使われる。after + 動名詞 の形で話し手の状況背景を自然に伝える)
  • see (someone) in HD: (人を)高画質で見る(比喩表現。「リモート越しの低解像度」から「リアルな姿で再会」することを“HD=高画質”に例えているユーモラスなネイティブ的比喩)
  • sync up: 息が合う/調子が合う(テクノロジー由来の表現で、元は「同期する」という意味。ここでは「人間関係・作業が自然にうまく噛み合う」という意味で使用)
  • Couldn’t agree more: 全くその通り/完全に同意(「これ以上同意できない=完全に賛成」という強い同意を示す口語定番フレーズ)
  • physically here: 実際にここにいる(”physically” は「物理的に」、つまり「画面越しではなく、現実の場で」という意味を強調している。リモートとの対比でよく使われる)

have|接触・内部

接触・内部
Roza has brown hair and amber eyes.
ろーざは茶色い髪でこはく色の瞳。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

She must’ve had some kind of food allergy—her face started swelling up right after lunch.
日本語訳: 彼女、アレルギーかなんかだったんだろうね。ランチの直後から顔が腫れ出してさ。
解説: “had some kind of food allergy” は、何らかのアレルギーが「体内に存在していた」ことを示しています。have の基本イメージ「接触・内部」にぴったり当てはまります。
“must’ve had” は「must have had」の省略形で、「〜だったに違いない」と話し手の推測をやわらかく伝える口語表現。
“swelling up”(腫れてくる)は、体の反応としてよく出てくるリアルな動詞句です。

Conversation Examples

A: Did you hear Mia had to go to the nurse’s office right after lunch?
B: Yeah, she must’ve had some kind of food allergy—her face started swelling up right after lunch.
A: That’s wild. I thought she was just flushed at first, but then I saw her lips puffing up.
B: Same here. Honestly, I’m glad someone noticed and took her there quickly.

A: ミア、ランチのあとすぐ保健室に行ったっんだって
B: うん、たぶん食べ物アレルギーだったんじゃない?顔がランチ直後から腫れ始めたみたい。
A: びっくりしたよ。最初はちょっと赤くなってるだけかと思ったけど、唇まで膨らんできてさ。
B: 私もそう思った。でも、すぐ気づいて連れてってくれたの、ほんと助かったよね。

  • Did you hear ~?: ~って聞いた?(話題を切り出すときの非常によく使われる口語表現。英語の会話の導入で頻出)
  • have to go to ~: ~に行かなくちゃいけなかった(「義務・必要性」を表す定番構文。ここでは「行った」の意味合いで過去の must として使われている)
  • nurse’s office: 保健室(学校や職場の「保健室」の決まり文句)
  • right after ~: ~のすぐあとに(「時間的な直後」を示す表現。会話でも非常によく使われる)
  • That’s wild.: うわ、それヤバいね/すごい話だね(カジュアルでリアクションによく使われるネイティブっぽい一言)
  • flushed: 顔が赤くなった(”flush” は「顔が紅潮する」意味で、熱・恥ずかしさ・興奮など様々な文脈に応じて使われる)
  • lips puffing up: 唇が膨らむ(puff は「プッと吹く・息を吹きかける」が原義で、そこから「ふわっと膨らむ・ふくらませる」という意味に派生。puff up は「ふくらむ」「膨らませる」の口語表現で、アレルギー反応で体の一部が腫れる場合や、パン・パイなどがふわっと膨らむ様子、自尊心で胸を張る場合(He puffed up with pride.)などにも使われる)
  • Same here.: 私も同じだった(相手の発言に共感するカジュアルな言い回し)
  • I’m glad someone noticed: 誰かが気づいてくれてよかった(”I’m glad” は安心・喜びを表す基本表現)
  • take her there: そこに彼女を連れて行く(”take + 人 + 場所” の定番動詞構文)
  • quickly: すぐに/素早く(時間や反応の速さを表す基本副詞)

have|所有する

所有する
I have a big boat.
私は大きなボートを持っています。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I’ve never had a sister, so I can’t really relate to what you’re saying.
日本語訳: 姉妹っていなかったから、その気持ちはちょっとわからないな。
解説: “I’ve never had” は「今まで一度も~を持ったことがない」ことを意味し、ここでは「姉妹がいない=兄弟姉妹関係を所有していない」状態です。
“relate to” は「共感する・気持ちを理解する」という意味で、個人的な背景からの理解の難しさを示しています。

Conversation Examples

A: Did you see that? The shop lady basically bent over backwards for my sister and didn’t even look at me.
B: Come on, don’t take it so seriously. Are you jealous or something?
A: It’s always like this. At family gatherings too—“Your sister’s so feminine,” “She’s the perfect daughter.” I was just the tomboy standing in the corner.
B: I’ve never had a sister, so I can’t really relate to what you’re saying. But… yeah, that sounds pretty exhausting.

A: 見た?あの店員さん、うちの姉にはめちゃくちゃ愛想よくしてたのに、私のことなんて見てもくれなかったよ。
B: そんなに気にしなくてもいいじゃん。妬いてるの?
A: いつもこうなんだよ。親戚の集まりでもさ、「お姉ちゃんは女の子らしいよね」とか「理想の娘さんだね」って言われて。私はその横で、ただのガサツな子って感じで立ってるだけ。
B: 姉妹っていなかったから、その気持ちはちょっとわからないんだよね。でも…たしかに、それは疲れるよね。

  • Did you see that?: 見た?(相手に最近の出来事や注目してほしいことを持ちかける自然な導入フレーズ。会話の始まりによく使われる)
  • bend over backwards (for someone): 必死で尽くす(直訳は「後ろに反る」で、比喩的に「一生懸命努力して人のために動く」という意味になる)
  • didn’t even look at me: 私のことなんて見てもくれなかった(”even” の使い方がポイントで、「〜さえしなかった」という強調の意味)
  • Come on: いいじゃん/おいおい(軽く相手をなだめたり、茶化すときに使うカジュアルな呼びかけ)
  • don’t take it so seriously: そんなに真に受けないで(”take it seriously” は「真剣に受け止める」、”so” で度合いを強調)
  • Are you jealous or something?: 妬いてるの?(”or something” は「〜とか?」と軽くニュアンスをぼかして聞く口語表現)
  • It’s always like this: いつもこうなの(”it’s like this” は現状を指して、「こんな感じ」→「またか」という愚痴にも使える)
  • at family gatherings: 親戚の集まりで(”gathering” は「集まり」「会合」、”family gatherings” で年末年始や法事などが連想される)
  • so feminine: すごく女の子らしい(”feminine” は「女性的な」。性格や所作について言及する語で、少し文化依存性がある)
  • the perfect daughter: 理想の娘(”perfect” は文字通り「完璧な」だが、ここでは「模範的な存在」という意味で使われている)
  • just the tomboy: ただのガサツな子(”tomboy” は女の子だけど男の子っぽい行動を好む子のこと。ややカジュアルな表現)
  • standing in the corner: 隅に立っている(”stand in the corner” は比喩的に「目立たない存在」「仲間外れ」のような感覚を含む)

have|影響力

影響力
You have no say in my decision.
あなたは私の決定に発言権はありません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

So wait—you didn’t even have a say in what color they painted the kitchen?
日本語訳: え、ちょっと待って。キッチンの色すら自分で決めさせてもらえなかったの?
解説: “have a say” は「物事に対して発言権がある」という意味で、意思決定への関与を表す典型的な影響力の用法です。“didn’t even” で「~すらない」と驚きや不満を込めており、カジュアルな口語表現として自然なやり取りになっています。

Conversation Examples

A: How’s the new place? Getting used to it yet?
B: Yeah, it’s great—except the kitchen. My mother-in-law insisted on this pastel green for the cabinets, and apparently everyone thought it was “elegant.” I wasn’t even asked.
A: So wait—you didn’t even have a say in what color they painted the kitchen? You’re the one who’s gonna be cooking in there most of the time, right?
B: Exactly! I just showed up for the final inspection and there it was—like someone designed it based on a hospital waiting room.

A: 引っ越しどう?新しい家、もう慣れてきた?
B: うん、すごくいいよ…キッチン以外はね。義母がどうしてもキャビネットをパステルグリーンにしたいって言い張って、周りも「上品だ」とか言い出してさ。私は何も聞かれなかったんだよ?
A: え、ちょっと待って。キッチンの色すら自分で決めさせてもらえなかったの?しかも料理するのって基本君でしょ?
B: ほんとそれ!内覧の最終チェックで見たら、もうその色で決まってて…なんか病院の待合室をモデルにしたのかって思ったよ。

  • get used to it: 慣れてくる(「get + used to + 名詞/動名詞」で「~に慣れる」という定番の句動詞。会話で頻出)
  • except: ~以外は(否定的な含みで「例外」を示すときによく使われる基本語)
  • mother-in-law: 義母(結婚相手の母親を指す。in-law は「法律上の家族」)
  • insist on: ~を強く主張する(意見を譲らずに押し通すニュアンス。後ろに動名詞または名詞)
  • pastel: パステルカラー(淡くて柔らかい色調のこと。インテリアやファッションでよく登場)
  • apparently: 見たところ、どうやら(話し手が直接確認してないが、外からそう見えるという意味で使う)
  • elegant: 上品な(見た目や雰囲気に対するポジティブな評価語。特に年配層が好む言葉)
  • wasn’t even asked: 意見すら聞かれなかった(“even” による強調。「〜すらない」というニュアンス)
  • you’re the one who’s gonna…: ~するのは君でしょ(“you’re the one who…” は相手の立場を強調する時の自然な言い回し)
  • most of the time: ほとんどの場合(頻度をやわらかく表現する便利フレーズ)
  • final inspection: 最終確認/内覧(新築・引き渡し前などに使うフォーマル寄りの語。実生活でも使われる)
  • there it was: そこでそれを見た(出来上がっていた物が目の前に「現れた」ことを驚きをこめて述べる口語表現)
  • like someone designed it based on…: ~をモデルにデザインしたみたい(比喩的表現。“based on” で「~を元に」)
  • hospital waiting room: 病院の待合室(無機質・地味・味気ない印象を伝える比喩として自然)

have|起こる

起こる
He had an accident at home.
彼は家で事故に遭いました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I really don’t want to have another accident like last time.
日本語訳: この前みたいな事故は、もう本当にこりごりだよ。
解説: 「have an accident」は「事故に遭う」という意味で、事故という出来事が自分の身に“起こる”という感覚から、have が使われています。”another accident” は「また別の事故」、”like last time” は「前回のような」を表します。”really don’t want to” は、「本当にしたくない」という強い拒否感をやわらかく伝える口語表現です。

Conversation Examples

A: I almost slipped at the station this morning. The steps were wet, and I didn’t see the puddle.
B: That reminds me—didn’t you fall there once last year? On a rainy day?
A: Yeah. I really don’t want to have another accident like last time. I had to walk around all day with a wet coat and bruised knee.
B: Right, I remember that. Seriously, just be extra careful when it’s wet out, okay?

A: 今朝、駅で滑りそうになったの。階段が濡れてて、水たまりに気づかなかったんだよね。
B: そういえば思い出した、去年の雨の日にもそこで転んでたよね?
A: うん。もうあんな事故はごめんだよ。濡れたコートに打った膝で、一日中歩き回る羽目になったし。
B: だよね、覚えてるよ。ほんと、雨の日は気をつけてね。

  • slip: 滑る(足を滑らせるという物理的な意味で、日常会話でもよく使われる動詞。例:I almost slipped.)
  • steps: 階段(ここでは「段差」や「ステップ」の意味で使われ、複数形が自然)
  • wet: 濡れている(形容詞で「水気のある」状態を指し、日常の天気や事故の文脈で頻出)
  • puddle: 水たまり(子供向けの絵本にも出てくるが、意外と大人の会話でも活躍する語彙)
  • That reminds me: そういえば思い出した(会話の流れをつなぐカジュアルな導入表現。思い出話や話題転換に便利)
  • once: 一度(ここでは「かつて」「以前に」の意味で、過去の出来事を示す)
  • on a rainy day: 雨の日に(時の表現として自然で、weather × activity の話題でよく出る)
  • walk around: 歩き回る(目的なく歩き続ける動作の表現。例:walk around all day)
  • bruised knee: 打撲した膝(“bruise” は青あざや打ち身を意味する語。けがの描写にリアル感を与える)
  • Right, I remember that: ああ、あれね。覚えてるよ(相づちとして非常に自然なフレーズ)
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