👇こちらはLesson 067のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson067|静的な意味を含む動詞⑥ 一 行為を表すhave
GRAMMAR AND VOCABULARY L067|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L067|静的な意味を含む動詞⑥ 一 行為を表すhave|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L067|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog
下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
have|周りにある
Key Sentence周りにある
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I have dinner there occasionally.
私は時折そこで夕食を食べます。
Was that your stomach just now? Wait, you haven’t had breakfast yet?!
日本語訳: 今のお腹の音!? え、まだ朝ごはん食べてないの!?
解説: この文の have breakfast は「朝食をとる」という日常的な行為の表現で、”eat” よりも柔らかく自然に響きます。現在完了形で「今まで食べてない」ことを表しており、”Wait” を挟むことで驚きのニュアンスも加えています。
A: Did you bring your notes for the group project?
B: Yeah, I’ve got them here. I was just reviewing them on the train.
A: Can I take a quick look? I think I might’ve left mine at home—wait, was that your stomach just now? Wait, you haven’t had breakfast yet?!
B: Not yet. I was too busy printing these out. My stomach’s staging a protest now.
A: グループ課題のメモ持ってきた?
B: 持ってるよ。電車の中で見返してたところ。
A: ちょっと見せてもらってもいい?私、多分家に置いてきちゃっ……って、今のお腹の音!? え、まだ朝ごはん食べてないの!?
B: まだ。これ印刷するので手一杯だった。今、お腹が抗議中って感じ。
- bring (your notes): ノートを持ってくる(”bring” は「持ってくる」の基本動詞。学校や職場などでよく使われる日常表現)
- group project: グループ課題(学校や大学での共同課題を指す定番フレーズ)
- got them: それを持ってる(”have got” は口語で「持っている」の意味。”I’ve got” は “I have” よりカジュアル)
- reviewing: 見直していた/復習していた(”review” は「再確認する」「復習する」という意味で、学生にとって重要な動詞)
- Can I take a quick look?: ちょっとだけ見せてもらっていい?(”take a look” は「見る」、”quick” を加えることでカジュアルな依頼に)
- I might’ve left mine at home: 自分のを家に置いてきたかも(”might have + 過去分詞” は「〜したかもしれない」の丁寧な推量。”mine” は所有代名詞で「私のもの」)
- printing these out: これを印刷する(”print out” は「印刷する」の句動詞。”these” で印刷物を指す)
- staging a protest: 抗議してる(”stage” は「上演する/起こす」という意味で、ここでは「抗議行動を起こす」の比喩表現。”My stomach’s staging a protest” は「お腹が文句を言ってる」ユーモラスな言い方)
have|食べる・飲む
食べる・飲む
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
We always have tea in the morning.
私たちはいつも朝にお茶を飲みます。
Did you already have something to eat, or should I fix us a snack?
日本語訳: もう何か食べた?それとも軽く何か作ろうか?
解説:ここでの have something to eat は、「何か食べる」という意味ですが、実際の動作というより「食事がある・終えている状態」をふんわり表しています。
“Did you already〜?” は「もう〜した?」と尋ねるときのごく自然な形。
fix us a snack は「軽食を用意する」の口語表現で、「fix」は「ざっと作る・こしらえる」の意味で北米でよく使われます。
A: Hey, welcome home. You’re pretty late tonight—everything okay at work?
B: Yeah… sorry. A last-minute call with the client dragged on forever. Did you already have something to eat, or should I fix us a snack?
A: I figured you’d be wiped out, so I made pasta. It’s still warm.
B: Oh my gosh, thank you. You have no idea how much I needed that right now.
A: おかえり。今日はけっこう遅かったね。仕事、大丈夫だった?
B: うん…ごめん。クライアントとの急な打ち合わせが長引いちゃって。もう何か食べた?それとも軽く何か作ろうか?
A: 疲れてるだろうと思って、パスタ作っておいたよ。まだ温かいよ。
B: えっ、ほんとに?ありがとう…。今、それ一番欲しかったやつ…。
- welcome home: おかえり(家に帰ってきた相手をあたたかく迎える定番のフレーズ)
- everything okay at work?: 仕事、大丈夫だった?(”everything okay?” は相手の様子を気遣う定番の柔らかい質問)
- last-minute: 土壇場の/直前の(予定外に発生したことを表す形容詞。”last-minute call” で「直前の電話」)
- drag on: 長引く(本来の “drag” は「何か重いものを引きずる」こと。そこから「時間や出来事が重くのしかかるようにだらだら続く」イメージへと転じる。”The meeting dragged on” で「会議がだらだら長引いた」という、うんざり感を含む口語表現)
- figure: ~だと思う/判断する(”I figured you’d be wiped out.” のように、「〜だろうと思って」推測する意味でよく使われる)
- wiped out: へとへとに疲れている(直訳は「拭き取られた状態」だが、比喩的に「エネルギーがゼロ」の意味でカジュアルに使われる)
- still warm: まだ温かい(”still” は「今も変わらず〜」の意味で、状態が持続していることを表す)
- Oh my gosh: うわ/マジで!?(驚き・感動・軽いショックなどを表すカジュアルな感嘆表現。宗教色のない “oh my God” の言い換え)
- You have no idea how much I needed that: どれだけ助かったか、想像もつかないよ(”you have no idea” は「本当にすごいんだよ/言葉にならないほどだよ」という強い感情表現で、感謝や感動を込める時に使われる)
have|そのほかの活動・経験
そのほかの活動・経験
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
We had a good time at Hiroto Land.
私たちはヒロトランドで楽しい時間を過ごしました。
We need to have a conversation about your performance—nothing bad, just some feedback.
日本語訳: 君の仕事ぶりについてちょっと話そう。悪い話じゃなくて、ちょっとフィードバックね。
解説: 「have a conversation」は、“話す”という行為を丁寧に表す言い方で、この文では「仕事についての話し合い」という経験や行動としての have の用法です。
“conversation” は「対話」であり、”talk” よりもややフォーマルで落ち着いた印象になります。
“just some feedback” という言い添えが、「悪いニュースじゃないよ」と相手を気遣う柔らかさを加えています。
A: That call with the client went smoother than I expected. I appreciate you stepping in when the connection dropped.
B: Yeah, I thought I should fill the silence, but in hindsight, maybe I spoke a bit too much?
A: No, not at all—it helped. But actually, that’s part of why I wanted to talk. We need to have a conversation about your performance—nothing bad, just some feedback.
B: Got it. I’d really value your thoughts on it.
A: クライアントとの打ち合わせ、思ったよりスムーズにいったね。接続落ちたとき、フォローしてくれて助かったよ。
B: うん、あの沈黙が気まずかったんで埋めようと思って。ただ、今思うとちょっとしゃべりすぎたかも?
A: いや、全然。助かったよ。でも、実はそのこともあってちょっと話したくてさ。君の仕事ぶりについてちょっと話そう。悪い話じゃなくて、ちょっとフィードバックね。
B: 了解です。むしろ、率直に聞けるのありがたいです。
- go (smoother than I expected): 思ったよりスムーズに進む(”go” は「進行する」「展開する」の基本動詞。”go smoothly” で「順調に進む」、”smoother than I expected” で「思っていたよりも順調に」という比較構文)
- appreciate (you doing something): ~してくれて助かる/ありがたく思う(”appreciate” はフォーマルにもカジュアルにも使える丁寧な感謝表現。”appreciate you stepping in” のように人の行動に対して使う)
- step in: (急な状況に)介入する、代わりに入る(本来は「一歩入る」。緊急時や必要なときに助け舟を出すような場面でよく使われる)
- connection dropped: 接続が切れた(”drop” は「落ちる」が原義。IT系の文脈では「通信が途切れる」「回線が落ちる」などの意味で広く使われる)
- fill the silence: 沈黙を埋める(”fill” は「満たす・埋める」こと。”fill the silence” は気まずい沈黙を避けるために話す、という場面で使われる比喩的な表現)
- in hindsight: 今になって思えば/後から考えれば(”hind” は「後ろ」の意。”hindsight” は「後知恵」「振り返っての理解」という意味の名詞)
- speak a bit too much: ちょっとしゃべりすぎる(”speak” は「話す」の基本動詞。”a bit too much” は「少しやりすぎた」の控えめな言い方)
- not at all: 全然そんなことないよ(”No” をより優しく・丁寧に伝える否定表現。ネイティブの自然な返し)
- that’s part of why I wanted to talk: それも話したかった理由の一つ(”part of why” は原因・理由をやわらかく提示するフレーズ。”I wanted to talk” で意図を表す)
- Got it: わかりました/了解です(カジュアルで自然な「理解した」の言い方。フォーマルすぎず職場でも使える)
- I’d really value your thoughts on it: 君の意見を本当に大切に思ってる(”value” は「価値を認める・大切にする」の意味。”your thoughts” は「あなたの考え・意見」で柔らかく聞く表現)