PRACTICAL USAGE L068|NoeLia Original Dialog

PRACTICAL USAGE 2025-26

ノエリアオリジナルの「Listening Challengeも掲載中!
昨年度は英作文の出題が3問あったため、ノエリアオリジナル会話例を3本紹介していましたが、今年度は1問にギュッと凝縮!そのぶん、語彙・表現の工夫を詰め込んだListening Challengeのノエリアオリジナル版をお届けします!Let’s give it a try!

👇こちらはLesson 068のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson068|静的な意味を含む動詞⑦ 一 目的語説明型で使われる have
GRAMMAR AND VOCABULARY L068|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L068|静的な意味を含む動詞⑦ 一 目的語説明型で使われるhave|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L068|NoeLia Original Dialog

PRACTICAL USAGE(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『PRACTICAL USAGE』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!

問題:パテルさん、うちの会社にようこそ。あなたが私たちのチームに来てくれたことをうれしく思います。アシスタントにデスクを用意させました。こちらへどうぞ。
Welcome to the company, Ms. Patel. It’s good to have you on our team. I had my assistant prepare a desk for you. It’s right this way.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Answer

We’re happy to have you here, Ms. Patel. Having you join our team means a lot to us. My assistant has already set up a desk for you—please follow me.
日本語訳: パテルさん、ようこそいらっしゃいました。チームに加わっていただけて、本当にうれしいです。デスクはもうアシスタントが準備してありますので、こちらへどうぞ。

解説: 模範解答は事務的でスムーズな歓迎のやり取りに適しており、初対面のビジネスシーンや入社初日の案内として自然です。一方でノエリアの解答例は、相手への思い入れやチームの一員として迎えることへの喜びを、もう少し感情を込めて表現しています。どちらもフォーマルさは保っていますが、ノエリアの文はやや気持ちを前面に出した温かみのある歓迎に向いています。相手との距離を少しでも縮めたいときや、親しみをこめたい場面で特に効果的です。

Welcome to the company, Ms. Patel. It’s good to have you on our team. I had my assistant prepare a desk for you. It’s right this way.

  • Welcome to the company: ようこそ弊社へ(定型的な歓迎表現)
  • It’s good to have you on our team: あなたがチームに加わってくれて嬉しい(have 人 on one’s team は定番の構文)
  • I had my assistant prepare: アシスタントに〜させた(have + 人 + 動詞原形 の使役構文)
  • It’s right this way: こちらです(”right” で方向の明確さとフレンドリーな誘導を表現)

We’re happy to have you here, Ms. Patel. Having you join our team means a lot to us. My assistant has already set up a desk for you—please follow me.

  • We’re happy to have you here: あなたが来てくれてうれしい(have you here は「ここにいてくれること」への感謝や歓迎を表す柔らかい定型表現)
  • Having you join our team: あなたがチームに加わってくれること(”having” で事実や出来事全体を名詞化して述べる丁寧な言い回し)
  • means a lot to us: 私たちにとってとても大きな意味がある(感謝や重要性を伝える表現。「意味がある」以上の「うれしい気持ち」を含意)
  • has already set up a desk: すでにデスクを用意してくれた(”has already” で完了と気遣いを表現。”set up” は機材や環境などの準備にもよく使う)
  • please follow me: どうぞこちらへ(ビジネスでも日常でも自然な誘導表現)

Listening Challenge|ノエリアオリジナル問題

ラジオ英会話の金曜恒例「リスニングチャレンジ」を、ノエリア版オリジナルダイアログでお届けします!音声を用意したので、本編と共に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

問題音声はこちら
問題
クリックすると問題が出ます。

Here’s the question.
What does Ms. Patel ask about?
A. Where people usually eat.
B. The lunch routine at work.
C. When they take a break.
Let’s listen.

Original Dialog|ノエリア会話スクリプト

新しく入社したパテルさんが、朝早くオフィスに到着しました。チームリーダーのジェームズが、歓迎のあいさつと職場の案内をしています。

Ms. Patel: Hi—thanks again for meeting me so early. I wasn’t sure how long the commute would take.
James: We’re happy to have you here, Ms. Patel. Having you join our team means a lot to us. My assistant has already set up a desk for you—please follow me.
Ms. Patel: Thank you, James. That’s very kind of you. I’m excited, though I’ve definitely got some first-day nerves.
James: That’s totally normal. Everyone feels a bit anxious on their first day—but we’ve got a supportive team.
Ms. Patel: Good to know. I’ve had a few first days in my career, and they never feel quite the same.
James: Exactly. Every company has its own vibe. If you have questions, or even small things like printer trouble—just ask.
Ms. Patel: Will do! By the way, do people usually bring lunch or go out?
James: It depends, but there’s a group heading out today—want to come along?
Ms. Patel: That’d be great. I’d love to get to know everyone a bit more.

パテル: こんにちは。今朝は早くからありがとうございます。通勤時間がどのくらいか読めなくて。
ジェームズ: パテルさん、ようこそいらっしゃいました。チームに加わっていただけて本当にうれしいです。デスクはアシスタントが準備済みなので、こちらへどうぞ。
パテル: ありがとうございます、ジェームズ。とても親切ですね。楽しみですが、やっぱり初日はちょっと緊張しますね。
ジェームズ: それは当然ですよ。誰でも最初は不安なものですが、うちのチームは本当に協力的なので安心してください。
パテル: それを聞いて安心しました。何度か初日は経験してきましたけど、毎回違うものですね。
ジェームズ: まさにその通りです。会社ごとに雰囲気も違いますから。小さなことでも、プリンターの使い方でも、何でも聞いてくださいね。
パテル: はい、ありがとうございます!ちなみに、皆さんはお昼どうしてるんですか?
ジェームズ: 人それぞれですが、今日は何人かで外に出る予定ですよ。一緒にどうですか?
パテル: ぜひぜひ。チームの皆さんとも少しお話ししてみたいです。

  • thanks again for ~: ~してくれて改めてありがとう(”thanks again” は丁寧さと気遣いを感じさせる表現。初対面の会話やメールでもよく使う)
  • how long ~ would take: ~にどのくらい時間がかかるか(時間の見積もりをする時の基本構文。未来の出来事でも「would」で柔らかく予測)
  • very kind of you: ご親切にありがとうございます(”It’s kind of you to ~” の省略形。”親切さ” を相手に丁寧に伝える表現)
  • first-day nerves: 初日の緊張(”nerves” は「緊張状態」を表す可算名詞で、「緊張感・不安」などに使われるカジュアルな表現)
  • That’s totally normal: それはまったく普通のことですよ(”totally” で「本当に」「完全に」強調するネイティブらしい安心感のある言い回し)
  • supportive team: 協力的なチーム(”supportive” は精神的・実務的に支えてくれる様子を表す褒め言葉)
  • had a few first days: 何度か初日を経験してきた(”first day” を可算名詞として扱い、複数回の経験を自然に言うネイティブらしい言い回し)
  • its own vibe: 独自の雰囲気(”vibe” は「空気感」「ムード」を表すカジュアルな語。若者〜ビジネスカジュアルまで幅広く使用)
  • don’t hesitate to ask: 遠慮なく聞いてください(”hesitate” は「ためらう」。丁寧でオープンな姿勢を伝える定番フレーズ)
  • Will do!: そうします!(依頼や提案に対するカジュアルで明るい返答。若者からビジネスカジュアルまで使える)
  • bring lunch / go out: お弁当を持ってくる/外に食べに行く(職場のランチスタイルを尋ねるときの定番フレーズ)
  • It depends: 場合によります(あらゆる場面で使える万能表現。少し考えてから答える導入にもよく使われる)
  • heading out: 出かけるところ(”head out” は「出発する」「出ていく」のカジュアルな口語表現)
  • want to come along?: 一緒にどう?(”come along” は「一緒に行く」。軽く誘うときの自然な聞き方)
  • get to know: 知り合う、親しくなる(”know” をプロセスとして捉え、「少しずつ理解していく」ニュアンスがある)
  • a bit more: もう少し(数量や程度を少しだけ増やすときの自然な表現)

Answer & 解説|ノエリアオリジナル問題の答え

問題
Here’s the question.

What does Ms. Patel ask about?
A. Where people usually eat.
B. The lunch routine at work.
C. When they take a break.

答え
クリックすると答えが出ます。

B. The lunch routine at work.

Point

A. Where people usually eat.(人々がふだんどこで食事をしているか)
Ms. Patelの質問は「持参するのか外に出るのか」というスタイルについてであり、「場所」そのものに重点はありません。選択肢Aの”where”は場所を問うwh語ですが、会話での彼女の興味は「外食か持参か」という選択肢の傾向を知ることでした。この選択肢は一見正しそうに見えますが、”where”(どこで)という点がポイントのすり替えになっています。したがって、この選択肢は不正解です。

B. The lunch routine at work.(職場での昼食の習慣)
Ms. Patelは「みんなお昼は持ってくるんですか?それとも外に出るんですか?」と尋ねています。これはまさに職場でのlunch routine(昼食習慣)をたずねる質問であり、この選択肢の”routine”(習慣、決まったやり方)は文脈にぴったり一致します。routineは「日常的な流れ」を意味する語で、こうした状況で頻出する基本単語です。この選択肢は正解です。

C. When they take a break.(いつ休憩を取るのか)
Ms. Patelの質問は、休憩の時間ではなく、昼食を「持ってくるか・外に食べに行くか」というスタイルについてです。”when”(いつ)という時間の問い方は、話の内容とは合っていません。このため、この選択肢は不正解です。

Listening Point

キーワードの正確な聞き取り

  • do people usually bring lunch or go out?:昼食を持参するか外で食べるかをたずねるMs. Patelのセリフ
  • It depends:パターンに決まったものがないことを表す返答
  • There’s a group heading out today:その日の行動パターンが紹介される場面

会話のテーマを理解すること
この会話では、初出社したMs. Patelが職場の雰囲気や日常の流れを探ろうとする自然なやりとりが描かれています。中でも、昼食についての質問は、社内での行動パターンや人間関係に関心を持っていることを表しています。昼休みの具体的な時間ではなく、どう過ごすのが一般的かを尋ねている点に注意が必要です。

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