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ラジオ英会話 Lesson069|移動を表す動詞① ー goの「元の場所から出ていく」
GRAMMAR AND VOCABULARY L069|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L069|移動を表す動詞① ー goの「元の場所から出ていく」|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L069|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog
下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
go|元の場所から出ていって進んでいく
Key Sentence元の場所から出ていって進んでいく
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I have to go now.
私はもう行かなくてはなりません。
I’m gonna go grab some air—this room’s getting a bit stuffy.
日本語訳: ちょっと外の空気吸ってくるわ。ここ、ちょっと息苦しくなってきたし。
解説: 「go」はここで、「この部屋という場所から外へ出ていく」動きを自然に表しています。”grab some air” はネイティブがよく使う「空気を吸ってくる=ちょっと外で一息つく」というカジュアルな言い回し。”stuffy”(むっとする・息苦しい)という状況が、外に「出ていく」理由になっています。
A: I know we need to finish this today, but I’m getting really sluggish.
B: Yeah, I can tell. Want to take five? Maybe stretch or something?
A: Yeah… honestly, I just need a breather. I’m gonna go grab some air—this room’s getting a bit stuffy.
B: Sure, go ahead. Just clear your head a bit.
A: 今日中に仕上げなきゃなのはわかってるけど、ちょっと頭が働かなくなってきた。
B: うん、見ててわかるよ。ちょっと休憩する?ストレッチでも?
A: うん…正直、少し一息入れたい。ちょっと外の空気吸ってくるわ。ここ、ちょっと息苦しくなってきたし。
B: うん、行っておいで。少し気分リセットしてさ。
- sluggish: 動きが鈍い/だるい(身体的にも精神的にも「なんか調子が出ない」状態。眠気、疲れ、集中力の低下などが原因で、全体的にパフォーマンスが落ちている時に使われる。たとえば「朝からずっと頭が回らない」「仕事に全然集中できない」といった場面で日常的によく使われる語彙。類語には、tired(単に疲れている)、exhausted(完全に消耗した)、drowsy(眠くてぼんやりしている)、groggy(寝起きや薬でフラついている)、lethargic(無気力でやる気が出ない)、out of it(意識がぼんやりして集中できない)などがある。それぞれ微妙にニュアンスが異なるが、いずれも「元気がない」「はっきりしない」状態を表す日常的な表現。)
- take five: 5分休憩する(カジュアルな口語表現。演劇や仕事の現場でよく使われる「ちょっと一息入れよう」)
- breather: 一息つくこと/短い休憩(”take a breather”=「ちょっと休む」はよく使われる自然な表現)
- stuffy: むっとする/息苦しい(空気の流れが悪い室内環境を表す形容詞。”This room’s getting a bit stuffy.” で「ちょっとこの部屋息苦しくなってきた」の意味)
- go ahead: どうぞ(相手に行動を促す時の自然な言い回し。「いいよ、行っておいで」に相当)
- clear your head: 頭をすっきりさせる/気分転換する(”clear” は「片づける・晴らす」のコアイメージ。”clear your head” はストレスや疲れを取って思考を整理すること)
go|去る1
去る1
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
When you go, make sure to lock the door.
出るときには、必ずドアに鍵をかけて。
I was about to go, but then she showed up out of nowhere.
日本語訳: もう行こうとしてたんだけど、そしたら彼女が突然現れてさ。
解説: 「be about to go」は「まさに行こうとしていた」ときの定番フレーズです。”go” は「その場を離れる」というテーマにピッタリの動き。”show up out of nowhere” は「突然現れる」というネイティブらしい表現で、会話の流れを自然に変える場面によく使われます。
A: What?! Mia?! What are you doing here? I thought you weren’t coming!
B: I know, right? I was about to go, but then she showed up out of nowhere. For a second I thought I was imagining things.
A: It’s been forever! Last time we saw her was graduation, right?
B: Totally. I thought I was done for the night, but now I’m all fired up again.
A: えっ!?ミア!?なんでいるの?来ないって聞いてたのに!
B: だよね?私ももう帰ろうとしてたんだけど、そしたら急に現れてさ。一瞬、幻かと思ったよ。
A: めっちゃ久しぶりだよね!最後に会ったのって、卒業式のときじゃなかった?
B: ほんとだよ。帰ろうと思ってたけど、なんか元気出てきたわ。
- I thought I was imagining things: 幻でも見たかと思ったよ(”imagine things” は「ありもしないことを想像する」の口語的な言い回し)
- It’s been forever!: めっちゃ久しぶり!(直訳は「永遠ぶり」、強調された「久しぶり」の表現)
- Last time we saw her was graduation, right?: 最後に会ったの、卒業式だよね?(”the last time” を主語にした自然な構文)
- I thought I was done for the night: 今夜はもう終わりって思ってた(”be done for the night” は「今日はここまで」の決まり文句的表現)
- I’m all fired up again: またテンション上がってきた(”fired up” は「燃える・やる気に満ちる」など感情の高まりを表す表現)
go|去る2
去る2
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
She’s gone to the supermarket with her grandfather.
彼女はおじいさんとスーパーに行っていて、いません。
Don’t ask me—I think she’s gone to cool off or something.
日本語訳: 私に聞かないでよ。あの子、頭冷やしにどっか行ったんだと思うけど。
解説: 「she’s gone to〜」は「そこに行って、今はいない」という状態を表す現在完了形。”cool off” は怒りを鎮めるために「冷静になる」の口語表現。”or something” を添えると断言を避ける柔らかい言い方になります。
A: Did you see how Erica just stormed out? What was that about?
B: Don’t ask me—I think she’s gone to cool off or something.
A: I mean, it wasn’t even that heated of a discussion.
B: Well, maybe something else has been piling up. She’s been on edge all week.
A: え、マジ。エリカ出てっちゃったよ。何あれ?
B: さあね。頭冷やしに行ったんじゃない?
A: でもさ、そんな白熱した話してたわけでもないじゃん。
B: うーん、ほかにもいろいろ溜まってたのかもよ。今週ずっとピリピリしてたし。
- storm out: 怒って飛び出す(「storm」は「嵐」の意味から派生し、「勢いよく出ていく」「荒々しく出ていく」というニュアンスを持つ動詞。感情的に部屋などを出ていく時によく使われる表現)
- what was that about?: 何だったの、あれ?(「何があったの?」という意味のカジュアルな口語表現。トラブルや変な行動を目にしたときに、驚きや困惑を込めて使う)
- pile up: (ストレス・仕事・感情などが)溜まる(物理的な「積み重なる」だけでなく、感情や仕事量にも使える。日常でもビジネスでも頻出)
- on edge: ピリピリしている/緊張している(精神的に不安定で神経質な状態を表す口語表現。よく「be on edge」で使う)
go|機能しなくなる
機能しなくなる
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
The engine is gone. It won’t start again.
エンジンがいってしまった。もう始動しないよ。
I thought my phone was gone for good, but it came back to life after a hard reset.
日本語訳: 完全にスマホ壊れたと思ったけど、強制リセットしたら生き返ったんだよね。
解説: 「gone」はここで「もう使えない・壊れた」という意味です。”for good” をつけると「二度と戻らない」「永久に」という強いニュアンスになります。対して “came back to life” は「機械が動き出した・蘇った」の口語的な表現。日常のスマホトラブルにぴったりの言い回しです。
A: Wait, your phone? I thought it was broken.
B: I thought it was gone for good, but it came back to life after a hard reset. Surprised me too.
A: What? Didn’t you just order a new one earlier? You didn’t even try resetting it first?
B: Maybe I just wanted an excuse to buy a new phone.
A: あれ?スマホ?壊れたんじゃなかったの?
B: 完全にダメだと思ってたんだけど、強制リセットしたら生き返ったんだよ。こっちもびっくりしたよ。
A: は?さっき新しいの注文してなかった?試しもせずに注文したの?
B: 新しいの買う理由が欲しかっただけかもね。
- Surprised me too: こっちも驚いたよ(”me too” で「私も」の口語表現、”surprised” を主語前に置いた短縮表現)
- excuse to ~: ~する口実(”excuse” は「言い訳・理由」の意味で、「動詞+to」で目的を表す)
go|消える
消える
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Our book went quickly.
私たちの本はすぐに売り切れました
Don’t scratch it.—the itch usually goes away in a few minutes.
日本語訳: 掻いちゃダメ。痒みってたいてい数分で引くから。
解説: “go away” は「(痛みや感覚が)自然に消える」という定番フレーズです。go が「体から去っていく」感覚で使われています。”try not to” の丁寧な注意もネイティブらしい自然な言い方です。
A: Whoa, your ankle looks all red. Did you get bitten by something?
B: Yeah, probably when we walked through those tall grasses. It’s itching like mad.
A: Should we stop for a bit? I might have some cream in my backpack. Oh—don’t scratch it. The itch usually goes away in a few minutes. That’s what my mom used to say.
B: No way—I can’t help it! It’s driving me crazy!
A: うわ、足首赤くなってるよ。何かに刺された?
B: 多分さっきの草むらでだな。めちゃくちゃ痒い。
A: ちょっと止まる?リュックに薬あるかも。あ、かいちゃダメ。たいてい数分で引くんだよ。母さんが昔よく言ってた。
B: 無理!我慢できない!めちゃくちゃ痒いんだって!
- looks all red: 真っ赤になってる(“all”は強調の意味で使われ、全体に〜な状態を示す口語表現)
- get bitten (by something): (何かに)刺される/噛まれる(受動態で自然災害や虫などにやられるニュアンスを出す)
- tall grasses: 背の高い草(自然描写によく出てくる表現)
- itching like mad: めちゃくちゃ痒い(”like mad” は「狂ったように」という意味の強調表現。痛み・混乱・忙しさなどに頻出)
- cream: 塗り薬(医療用語ではなくカジュアルに「かゆみ止め」や「塗るもの」全般)
- That’s what my mom used to say: それ、昔母がよく言ってた(”used to” は過去の習慣を語る定番。家庭内会話にも頻出)
- can’t help it: どうしても我慢できない(”help” は「避ける・抑える」という意味。”can’t help it” で「〜せずにはいられない」)
- It’s driving me crazy: 発狂しそうなくらいだよ(”drive 人 crazy” は「〜をイライラ・発狂させる」意味の定番イディオム)