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ラジオ英会話 Lesson081|移動を表す動詞⑩ ー drive
GRAMMAR AND VOCABULARY L081|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L081|移動を表す動詞⑩ ー drive|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L081|NoeLia Original Dialog
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|付加疑問文
付加疑問文
You aren’t hurt, are you?
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
あなたは、けがをしていませんよね?
You didn’t just ghost her after the second date, did you?
日本語訳: 2回目のデートのあと、まさか連絡断ったままにしたんじゃないよね?
解説: この文は、否定文「You didn’t just ghost her」に対して、肯定の付加疑問「did you?」を加えることで、相手の行動をやんわりと確認しています。「ghost someone」は近年よく使われるスラングで、「突然連絡を絶って姿を消す」という意味。ここでは相手を強く責めるのではなく、「それって本当?」という軽い非難+確認のトーンになっていて、付加疑問文らしい「二択の提示」がうまく使われています。”just” が入ることで「まさか、ただ一方的に?」というニュアンスが強調され、やや驚きを込めた響きになります。
A: So, I ran into Maya yesterday. You didn’t just ghost her after the second date, did you?
B: What? No, I texted her back, I swear. She just never replied.
A: Really? Because she looked kinda annoyed when I mentioned your name.
B: Maybe she expected something more serious than I did. Who knows.
A: 昨日マヤにばったり会ったんだけどさ。2回目のデートのあと、まさか連絡絶ったりしてないよね?
B: は?違うって、ちゃんと返信したよ、ほんとに。向こうがもう返してこなかったんだよ。
A: そうなの?でもね、あなたの名前出したら、ちょっとイラッとしてる感じだったけど。
B: たぶん、彼女は俺よりもっと真剣な関係を求めてたのかもね。よくわかんないけど。
- run into: 偶然会う(「ぶつかる」ではなく、「ばったり出くわす」という意味のカジュアルな言い方。誰かに偶然会ったことを自然に表すときによく使われる)
- ghost (someone): (人に)突然連絡を絶つ(元々は「幽霊のように消える」という意味から、恋愛や人間関係で音信不通になることを指すスラング)
- I swear: マジで/ホントだって(”swear” は「誓う」という意味。カジュアルな会話で「本気で言ってるよ」と強調したいときによく使う)
- text (someone) back: 返信する(”text” は「メッセージを送る」の意味の動詞。”text back” で「返信する」という日常的な言い方に)
- look kinda annoyed: ちょっとイラッとしてるように見える(”kinda” は “kind of” のカジュアルな省略形。”annoyed” は「イライラしている」という状態を表す形容詞)
- when I mentioned your name: 君の名前を出したとき(”mention” は「軽く言及する」。”say” より控えめで会話によく使われる)
- expected something more serious: もっと真剣なことを期待してた(”expect” は「期待する」基本動詞。”something more serious” のように「より〜な何か」でぼかした表現が口語らしい)
- than I did: 僕より(”than” を使った比較表現。前の文を受けて「自分よりも」という形で使う自然な省略)
- Who knows: さあね/どうだろうね(直訳は「誰が知ってる?」だが、実際は「わからないけどね」と軽く話を終わらせるときによく使う口語表現)
You’re not skipping lunch again, are you?
日本語訳: また昼ごはん抜きなんてしてないよね?
解説: 否定文「You’re not skipping lunch again」に続けて、肯定の付加疑問「are you?」をつけることで、相手の行動を軽く気にかけるような念押しになっています。”skip lunch” は「昼食を抜く」という日常的な口語表現。”again” を加えることで「またか」というニュアンスが出て、以前にも同じことがあった前提でのやさしいツッコミになります。
A: Hey, I didn’t see you in the break room earlier.
B: Yeah, I’ve been stuck in back-to-back Zoom calls all morning.
A: Wow, seriously? That sounds rough. You’re not skipping lunch again, are you? You know you get cranky when you do.
B: I brought something quick—don’t worry. I’ll eat during the next call with my mic off. It’s just one of those days.
A: さっき休憩室で見かけなかったけど、どこいたの?
B: 朝からずーっとZoom会議続きでさ…。
A: え、マジで?それキツいね。まさかまた昼ごはん抜いてるんじゃないよね?昼抜くと機嫌悪くなるでしょ。
B: ちゃんと持ってきたよ、サクッと食べられるやつ。次の会議中にマイク切って食べるつもり。今日はもうバタバタでさ。
- break room: 休憩室(職場や学校などで使われる、軽食や休憩ができる共用スペース)
- earlier: さっき(過去のある時点よりも「少し前」に使う副詞。”before” より口語的で軽い)
- be stuck in: ~にはまり込む/抜けられない(”stuck” は「動けない」状態。”be stuck in meetings” は「会議漬け」という比喩的な表現としてよく使われる)
- back-to-back: 連続で(もともとは「背中合わせ」の意味だが、口語では「次々に続く」の意味で使われる)
- Zoom call: Zoom会議(近年の日常語。オンライン会議そのものを “call” と呼ぶのが自然)
- That sounds rough: それキツそうだね(”rough” は「つらい、大変な」の意味。感情に寄り添う共感表現)
- get cranky: 機嫌が悪くなる(”cranky” は本来「変わり者」「ひねくれた」という意味の形容詞だが、現代の口語では「イライラしている」「不機嫌な」状態を表すことが多い。”get cranky” は「不機嫌になる」という意味で、大人にも子どもにも広く使える。空腹・疲れ・ストレスが原因の気分の乱れをやわらかく伝えるときによく使われる)
- I brought something quick: 軽く食べられるものを持ってきた(”something quick” は「手軽な食べ物」の婉曲表現で、昼食やスナックによく使われる)
- with my mic off: マイク切って(オンライン通話特有の表現。今では一般的な会話に)
- It’s just one of those days: まあ、そういう日ってあるよね(理由を詳しく語らず「今日は特別忙しい/うまくいかない日なんだ」とまとめる、ネイティブがよく使う便利フレーズ)
NoeLia Extra Examples|事前の感謝を表す
事前の感謝を表す
I’d really appreciate a ride.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
車に乗せてもらえると、たいへんありがたいのですが。
I’d appreciate a minute of your time.
日本語訳: ちょっとだけ時間をもらえるとありがたいです。
解説: この文では「I’d appreciate ~」を使って、相手の協力に対してあらかじめ感謝の気持ちを伝えています。”a minute of your time” は直訳すると「あなたの1分間」ですが、実際には「少しお時間をいただければ」という丁寧な表現です。ビジネスだけでなく、日常の頼みごとでもよく使われます。押しつけがましくなく、控えめな頼みとしてとても自然です。
A: Morning. You’re already deep in emails, huh?
B: Yeah… hey, I know you’re swamped, but I’d appreciate a minute of your time—nothing huge, I promise.
A: Hmm, alright. Make it quick—I have a call in ten.
B: Totally. I just wanted your quick take on the Wilson pitch draft.
A: おはよ。もうすでにメール地獄って感じだね。
B: うん…あのさ、忙しいのはわかってるんだけど、ちょっとだけ時間もらえると助かるんだ。たいした話じゃないから、安心して。
A: んー、わかった。手短にね。あと10分でコールだから。
B: もちろん。ウィルソン案件の企画書について、ざっと意見聞きたくてさ。
- deep in (emails/work/etc.): 〜に没頭している(”be deep in” は「〜に深く関わっている」「どっぷりハマっている」ことを表す口語的表現。ここでは “emails” =「大量のメールに埋もれている」イメージ)
- swamped: 忙殺されている(”swamp” は「沼」の意味だが、受動形で “I’m swamped” と言うと「仕事などに追われて身動き取れない状態」を意味する非常に自然な口語表現)
- Nothing huge.: 大したことじゃない(”huge” は「大きな」だが、ここでは「大ごとじゃないよ」という安心感を与えるためのカジュアルなフレーズ)
- Make it quick.: 手短にして(”make it + 形容詞” で「〜にする」。”quick” はここで「要点だけ」「短く済ませてね」というニュアンス)
- I have a call in ten.: 10分後に電話(会議)がある(”in ten” は “in ten minutes” の略。数字だけで「あと◯分後」の意味になるのは口語ならでは)
- Totally.: もちろん(相手の依頼・条件などに100%同意する口語的リアクション。シンプルだがネイティブが非常に多用する)
- quick take (on something): 手短な意見(”take” は意見や見方という意味。ここでは「軽くどう思うか聞きたい」ことを表す)
- draft: 下書き/ドラフト(ビジネスや企画の場面では「案」「草稿」として使われる。メール、プレゼン、企画書などさまざまな文脈で使える単語)
I’d appreciate it if you could give me a quick rundown before the meeting.
日本語訳: 会議の前にざっと概要を説明してくれるとありがたいな。
解説: この文は「I’d appreciate it if you could ~」という丁寧で控えめな依頼表現になっています。ここでの “rundown” は「概要、要点まとめ」という意味の口語で、”give me a quick rundown” は「ざっと説明してほしい」というフレンドリーな依頼です。”before the meeting” を加えることで具体的なシーンが浮かび、お願いが自然に伝わります。「お願い+事前の感謝」が一つの文で表せる便利な形です。
A: Looks like you’re prepping hard for the meeting. Everything okay?
B: Yeah, mostly. But I’d appreciate it if you could give me a quick rundown before the meeting. You’ve been in the loop longer than I have.
A: Of course. Let’s grab a whiteboard and walk through it.
B: Perfect. I really want to make sure I don’t miss anything important.
A: 会議に向けて、がっつり準備してるみたいだね。大丈夫?
B: うん、まあね。ただ、会議の前にざっと概要を説明してくれるとありがたいな。あなたの方が経緯詳しいでしょ?
A: いいよ。ホワイトボード使って、ざっと流れ追ってみようか。
B: 助かる。大事なとこ見落としたくなくてさ。
- prep: 準備する(”prepare” の口語・省略形。”prep for the meeting” で「会議の準備をする」という自然な日常表現)
- Everything okay?: 大丈夫?(相手を気づかうカジュアルな一言。短くて便利)
- mostly: だいたいは(100%ではないけど大体そう、というニュアンス。口語でよく使う)
- in the loop: 情報が共有されている状態(「情報の輪にいる」という比喩表現。会話でもビジネスでも頻出)
- grab a whiteboard: ホワイトボードを取ってくる/使う(”grab” は「つかむ」だが、ここでは「手早く取ってくる」「使う」の口語的意味)
- walk through it: 一緒に見ていく/説明する(”walk through” は「段階的に見ていく」「丁寧に説明する」の意味で、会議や指導時に非常に便利)
- Perfect.: ばっちり/いいね(相手の提案に対して肯定的に返すカジュアル表現)
- make sure (I) don’t miss ~: ~を見落とさないようにする(”make sure” は「確実に〜する」、”miss” は「逃す/見落とす」の意味)