SAY IT IN ENGLISH L090|NoeLia Original Dialog

SIiE 2025-26

👇こちらはLesson 090のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson090|今週のReview
SAY IT IN ENGLISH L090|NoeLia Original Dialog

SAY IT IN ENGLISH(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『SAY IT IN ENGLISH』コーナーの状況や解答を参考にしながら、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!

NoeLia Answer – 問題1

問題1:図書館での自習中。隣の席の友人がペンで机をコツコツ。イヤホンから音漏れもしています。やめるように注意してください。例えば「ねぇ、ペンでたたくのをやめてくれますか?イライラするの。それと、音楽の音量を下げてください。イヤホンから音漏れしていますよ」など。

Friend: 〈tap tap tap…〉

You:
Hey, could you stop tapping your pen? It’s driving me nuts.
And please turn down your music. The sound is leaking from your earphones.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Answer – Question 1

Hey, do you mind not tapping your pen like that? It’s getting on my nerves.
Also, your music’s leaking. Could you turn it down?
日本語訳: ねぇ、そのペンのトントンやめてくれない?ちょっとイライラしてきた。それと、音楽の音が漏れてるよ。音量少し下げてくれる?

解説: 模範解答は、感情が高ぶった状態をそのまま伝える表現です。気心の知れた相手に、我慢の限界を超えて強めに注意する場面に向いています。ノエリア版は、もっと丁寧で控えめな言い回しです。相手を責めるのではなく、「気になってるよ」という形でやんわり伝えるため、ちょっとした迷惑を穏やかに伝えたい場面に適しています。関係性や空気感に合わせて使い分けられます。

Hey, could you stop tapping your pen? It’s driving me nuts.
And please turn down your music. The sound is leaking from your earphones.

  • could you stop ~?: ~するのをやめてくれませんか?(丁寧な依頼だが、やや直接的)
  • tapping your pen: ペンをたたくこと(現在進行の行動を指す)
  • driving me nuts: イライラさせる(nutsは「気が狂いそうになるほど」のニュアンス)
  • turn down your music: 音楽の音量を下げる(turn downは音量や温度などを下げる定番表現)
  • leaking from your earphones: イヤホンから音が漏れている(leakは液体や音などが「漏れる」)

Hey, do you mind not tapping your pen like that? It’s getting on my nerves.
Also, your music’s leaking. Could you turn it down?

  • do you mind not ~?: ~しないでもらえる?(依頼としてはやんわり控えめ。could you stop~? に比べて穏やかな印象。相手の気遣いを期待する言い回し)
  • tapping your pen like that: そんな風にペンをたたく(like that を加えることで、具体的なやり方に対して不快感を示す。模範解答より詳細でニュアンスが柔らかい)
  • getting on my nerves: 神経に障る、イライラする(driving me nuts よりもジワジワくる不快感。より穏やかで自然な苛立ちの表現)
  • your music’s leaking: 音漏れしている(”音楽が漏れている”という言い方で、主語を“音”ではなく“音楽”にしてより口語的で簡潔)
  • could you turn it down?: 音量下げてくれる?(模範解答と同じだが、前文との接続がよりカジュアル)

NoeLia Original Dialog

ソフィーと友人のリアムが大学の図書館で勉強中のようです。集中できないソフィーが、リアムのクセや音漏れについてやんわり注意する場面ですね。

Liam: 〈tap tap tap…〉
Sophie: Hey, do you mind not tapping your pen like that? It’s getting on my nerves. Also, your music’s leaking. Could you turn it down?
Liam: Oh—uh, yeah, sorry. I didn’t even realize I was doing that.
Sophie: It’s okay. I just can’t concentrate with the tapping and the music combined.
Liam: Yeah, my bad. Thanks for telling me. I’ll turn it way down.
〈someone nearby clears their throat loudly〉
Liam: Uh… maybe we’re already bothering people around us.
Sophie: Yeah, want to take a break and step outside for a bit?
Liam: Sounds good. Coffee? My treat.
Sophie: You’re forgiven. Let’s go.

リアム: (トントントン…)
ソフィー: ねぇ、そのペンでトントンするのやめてくれる?ちょっとイライラしてきちゃってさ。あと、音楽の音も漏れてるよ。ボリューム下げてもらえる?
リアム: あ、ごめん。自分でもやってたの気づいてなかったよ。
ソフィー: いいよ。ただ、トントンと音楽のダブルパンチで集中できなくてさ。
リアム: うん、ほんとごめん。教えてくれてありがとう。ちゃんと音、下げるね。
(近くの誰かが咳払いをする)
リアム: …えーっと、俺たちもう周りの人にも迷惑かけちゃってるかも。
ソフィー: だね。ちょっと外に出て休憩しよっか?
リアム: いいね。コーヒーどう?おごるよ。
ソフィー: 許す。行こっか。

  • combined: 組み合わさった(”the tapping and the music combined” は「両方が重なることで」うるさいという意味)
  • my bad: ごめん、俺が悪い(カジュアルな謝罪。日常会話でよく使われる)
  • turn (something) way down: 音量をかなり下げる(”way” は「ずっと・かなり」を意味する副詞で、口語で強調に使われる)
  • clear one’s throat: 咳払いする(人の注意を引いたり、不快感を表したりする非言語的サイン)
  • step outside: 外に出る(「屋内から一時的に外へ出る」という意味合い。気分転換や話をする目的など)
  • my treat: おごるよ(カジュアルな言い方で、”I’ll pay” の代わりに使える自然な表現)
  • you’re forgiven: 許してあげる(”forgive” は「許す」動詞。”You’re forgiven.” は軽いユーモアを込めたやさしい返しに使われる)

NoeLia Answer – 問題2

問題2:上司に残業を頼まれて、妻の誕生日祝いができなかったあなた。夜遅くの帰宅になってしまいました。妻に謝罪しましょう。例えば「ごめん、君の誕生日を台なしにしてしまって。上司に残業を頼まれたあと、今日は君の誕生日だと言って断ろうとしたんだけど、すごくしつこかったんだ。もう本にうんざりだよ。辞める時期だと思う」など。

Wife: It’s OK. Don’t worry.

You:
Sorry I ruined your birthday. After my boss asked me to do overtime, I tried to turn it down saying today is your birthday, but he was so persistent.
I’ve had enough of this. I think it’s time to quit.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Answer – Question 2

I’m really sorry I missed your birthday. I told my boss I couldn’t stay late because it’s your special day, but he just wouldn’t let it go.
I’m seriously fed up. Maybe it’s time to walk away from this job.
日本語訳: 本当にごめん。君の誕生日、一緒に過ごせなくて。残業は断ったんだけど、どうしても引き下がってくれなかったんだ。正直、もう限界かも。この仕事、もう辞め時かもしれない。

解説: 模範解答は「誕生日を台なしにした」と強めの後悔を前面に出し、相手の怒りや失望にしっかり向き合う姿勢が強調されています。「辞める」という意思も明確で、感情の高ぶりや限界が感じられます。ノエリア版はそれよりもややソフトで、謝罪や葛藤をしっかり伝えながらも、語り口は落ち着いています。「missed your birthday」や「your special day」といった表現が相手への思いやりを強く感じさせ、感情を丁寧に伝えるタイプの言い方になっています。

Sorry I ruined your birthday. After my boss asked me to do overtime, I tried to turn it down saying today is your birthday, but he was so persistent.
I’ve had enough of this. I think it’s time to quit.

  • ruined your birthday: 君の誕生日を台無しにした (ruinは「壊す」「めちゃくちゃにする」。強く後悔や非を認める場面で使われやすい)
  • turn it down: (依頼・提案などを)断る (定番表現。「音量を下げる」以外にも「提案などを断る」の意味もある)
  • persistent: しつこい、頑固な (人や行動が粘り強く、なかなかあきらめない様子)
  • I’ve had enough: もうたくさんだ (我慢の限界を表す決まり文句。感情的な勢いがある)
  • quit: 辞める、離れる (ストレートに「辞職・退職」を意味し、意思が明確)

I’m really sorry I missed your birthday. I told my boss I couldn’t stay late because it’s your special day, but he just wouldn’t let it go.
I’m seriously fed up. Maybe it’s time to walk away from this job.

  • missed your birthday: 君の誕生日に一緒にいられなかった (ruined より柔らかい言い方。「台無しにした」とは言わず、物理的に「行けなかった」と控えめに謝る)
  • your special day: 君の特別な日 (直接的に「誕生日」と言わずに、気持ちを込めた婉曲表現。相手を大切にしているニュアンスが強い)
  • wouldn’t let it go: 諦めてくれなかった、食い下がった (let it go は「流す」「気にしない」で、wouldn’t を加えて「何度断ってもしつこく迫られた」ことを表す)
  • seriously fed up: 本気でうんざりしている (fed up だけでも「うんざり」だが、seriously をつけることでより深刻で限界に近い感情を強調)
  • walk away from this job: この仕事を離れる、見切りをつける (quit に比べて直接的ではなく、「手放す」「関係を終える」といった含みを持つ柔らかい表現)

NoeLia Original Dialog

深夜のリビングで、ケビンとマヤがひと悶着。誕生日を逃した埋め合わせに、ケビンが持ち帰ったのはケーキと“ある決意”でした。

Kevin: Hey… so I picked up a cake on my way home. Okay, it’s from the convenience store, but still—thought it might help.
Maya: Wow. You really went all out—with a ¥300 cake in a plastic box.
Kevin: I know, I know. Not exactly five-star, but I couldn’t come home empty-handed.
Maya: Hah… you do realize it’s 11:30 at night, right?
Kevin: I’m really sorry I missed your birthday. I told my boss I couldn’t stay late because it’s your special day, but he just wouldn’t let it go. I’m seriously fed up. Maybe it’s time to walk away from this job.
Maya: So, you brought dessert and a midlife crisis. What a combo.
Kevin: What can I say? I’m a multitasker.
Maya: Well then, Mr. Multitasker, I want a proper dinner next weekend and a foot rub—and we’ll talk about quitting another time.
Kevin: Done and done. I’ll even let you pick the movie.
Maya: Then I guess you’re partially forgiven. Now, get a plate and let’s see if that cake’s even edible.

ケビン: あのさ…帰りにケーキ買ってきたんだ。コンビニのだけどさ、少しは気が紛れるかなって。
マヤ: へえ、すごい頑張ったのねー、300円のプラ箱入りケーキで。
ケビン: わかってるって、高級ってわけじゃないけど…さすがに手ぶらでは帰れなかったんだよ。
マヤ: はあ…今が夜の11時半ってわかってる?
ケビン: 本当にごめん。誕生日なのに一緒に過ごせなくて。今日は特別な日だからって残業断ったんだけど、上司が全然引き下がらなくてさ。正直もう限界。この仕事、そろそろ潮時かもって思ってる。
マヤ: で、デザートと人生の岐路セットで持って帰ってきたってわけ?なかなかの組み合わせじゃん。
ケビン: まあね。器用なんで。
マヤ: じゃあその器用さで、足マッサージと来週末のちゃんとしたディナーもお願いね。辞める話はまた今度。
ケビン: お安い御用。映画のチョイスも君に任せるよ。
マヤ: じゃあ、まあ…ちょっとは許してあげてもいいかも。さ、皿持ってきて。そのケーキ、食べられるか見てみよっか。

  • pick up (a cake): ケーキを買う(「拾う」ではなく、「立ち寄って買う」という口語表現。食べ物やちょっとしたものを「ついでに買う」時によく使う)
  • on my way home: 帰り道に(道中で何かをする時の定番表現)
  • convenience store: コンビニ(日本の「コンビニ」と同様の意味。略して“conbini”とは言わない)
  • thought it might help: 少しは役に立つかなと思って(”help” はここでは「気分を和らげる」「慰める」などのニュアンス)
  • go all out: 全力を尽くす(ここでは皮肉っぽく使われている。「300円のケーキで?」という意味合い)
  • in a plastic box: プラスチック容器入りで(“box”は箱全般を指すが、食べ物が入っているときの「パック」も含む)
  • not exactly five-star: 高級ってわけじゃない(”five-star”は「五つ星ホテル」のように高級なものを指す。”not exactly” で遠回しな否定)
  • couldn’t come home empty-handed: 手ぶらでは帰れなかった(“empty-handed” は「何も持たずに」という定番イディオム。人への気遣いを込める場面でよく使う)
  • you do realize〜?: ~ってわかってるよね?(相手に気づかせるような皮肉交じりの表現。”do” を強調することで軽く詰める感じが出る)
  • midlife crisis: 中年の危機(人生の折り返しで感じる焦り・迷いなど。ここではやや冗談めかして使われている)
  • What a combo!: なんて組み合わせ!(皮肉や驚きに使う口語表現。”combo” は”combination”の略)
  • What can I say?: 何て言えばいいのか(=しょうがないよ)(「弁解のしようがないね」「ま、そういうこと」など、開き直りや照れ隠しにも使われる)
  • multitasker: 複数のことを同時にこなす人(”multitask” の名詞形。ここでは自虐風のユーモアとして使われている)
  • Mr.〜: 〜さん(皮肉・冗談・からかいでよく使う。Mr. Smart, Mr. Busy, Mr. Know-it-allなど)
  • proper dinner: ちゃんとしたディナー(”proper”は「きちんとした」「正式な」の意味で、簡単な食事と区別される)
  • we’ll talk about (〜) another time: 〜の話はまた今度(話題を後回しにするときの定番表現)
  • Done and done: 任せといて(”Done.” を繰り返すことで、”言われる前からやってますよ” 的なノリ。カジュアルな約束表現)
  • I’ll even let you〜: 君に〜させてあげるよ(ここでは「映画の選択権をあげる」という、軽い譲歩)
  • partially forgiven: 一部だけ許す(“partially” は「全体のうちの一部分だけ」「完全ではない」というコアイメージを持ち、ここでは「完全に許したわけじゃないよ」という軽い冗談として使われ、冷たさをやわらげる効果がある)
  • let’s see if〜: 〜かどうか見てみよう(会話を締めるときにも使える便利表現)
  • edible: 食べられる(”eat” の形容詞で、食用に適しているかどうかを表す。毒性・味のレベル問わず)

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