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ラジオ英会話 Lesson094|配置を表す動詞① ー putの基本:「気軽にポン!」
GRAMMAR AND VOCABULARY L094|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L094|配置を表す動詞① ー putの基本:「気軽にポン!」|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L094|NoeLia Original Dialog
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|「予定」を表す現在進行形
「予定」を表す現在進行形
Today we’re cooking with Nancy Leung from Hong Kong.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
今日、私たちは香港から来たナンシー・リウンさんと料理します。
I’m not taking the subway tonight. Too crowded, and it’s raining.
日本語訳: 今夜は地下鉄で行かないよ。混んでるし、雨だし。
解説: 現在進行形の否定文で「今夜地下鉄に乗らない」という決まった予定を表しています。「~しないつもり」ではなく、すでにそうすることに決めているニュアンス。take the subway は「地下鉄に乗る」。後半は理由を短く並べることで、会話らしい軽さが出ています。
A: The forecast was way off… it’s pouring now. We were supposed to meet them at the station, right?
B: Yeah, but with this weather, that’s gonna be a nightmare.
A: I’m not taking the subway tonight. Too crowded, and it’s raining. I’ll be drenched before we even get there.
B: Then I’ll drive. We can pick them up on the way.
A: 天気予報ぜんぜん外れたね… 今どしゃ降りだよ。駅で待ち合わせだったよね?
B: うん。でもこの天気じゃ最悪だよ。
A: 今夜は地下鉄なんか乗らないよ。混んでるし、雨だし。着く前にびしょ濡れになっちゃう。
B: じゃあ俺が車出すよ。途中で迎えに行こう。
- way off: 全然違う(”off” はズレを表し、”way” が強調。予想や計算、見込みが大きく外れたときに使うカジュアル表現)
- pouring: どしゃ降り(雨が「注ぐ」イメージから。It’s pouring. だけでも「どしゃ降りだ」の意味になる)
- be supposed to: ~することになっている(予定や義務、期待される行動を表す。強制感はなく「そういう段取り」くらいのニュアンスも持てる)
- nightmare: 最悪の事態(元は「悪夢」。ここでは比喩的に「面倒で嫌な状況」を指す口語表現)
- be drenched: びしょ濡れになる(完全に濡れるイメージ。”soaked” とほぼ同義だが、”drenched” は水浸し感をより強く出す。”drench” の元の意味は「液体に浸す」「ずぶ濡れにする」で、動物や物を丸ごと水に漬けるようなイメージ)
- before we even get there: 着く前にもう(”even” が「もう~のうちに」という意外性や強調を加える)
- pick (someone) up: (人を)迎えに行く(車で誰かを迎える意味。物を持ち上げる “pick up” のイメージから)
Isn’t it your turn to be picking up the kids? I covered for you last week.
日本語訳: 子どもの迎え、今週は君の番じゃないの?先週は私が代わったんだから。
解説: be picking up は現在進行形で「子どもを迎えに行く」予定を表し、it’s your turn to be ~ing で「〜する番だ」という順番や役割を示します。to be picking up は to不定詞+進行形 で、その時点で行うはずの動作を柔らかく表現。pick up the kids は「子どもを迎えに行く」、cover for you は「君の代わりをする」。
A: Did you already leave the office? The kids finish in twenty minutes.
B: Isn’t it your turn to be picking up the kids? I covered for you last week.
A: Technically, yes. But I’m still in a meeting that’s dragging on forever.
B: Ugh… fine. I’ll head there now before traffic gets worse.
A: もう会社出た?子どもたち、あと20分で終わるよ。
B: 今日、迎えに行くの君の番じゃない?先週は私が代わりに行ったよね。
A: まあ、そうなんだけど… 今まだ会議中で、全然終わらないんだよ。
B: はぁ…わかったよ。渋滞がひどくなる前に行くわ。
- finish: 終わる(動作が完了すること。学校やイベントの終了時刻にもよく使われる)
- technically: 厳密に言えば(事実やルールに基づく判断を柔らかく切り出すときの前置き)
- drag on: 長引く(本来よりも長く続き、退屈や不満を感じさせる状態を表す口語表現。drag はもともと「引きずる」という意味で、重くて進まない物を無理に引っ張るイメージから、時間や状況がだらだら続くニュアンスが生まれた)
- fine: わかったよ(不本意ながら了承するニュアンスの口語的な使い方)
- head (there): (そこへ)向かう(カジュアルな「行く」の言い方。”go” よりも「今から向かう」感が強い)
NoeLia Extra Examples|thenのイメージ
thenのイメージ
Then put a little salt in the eggs.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
それからその卵に塩を少し入れてください。
We might grab a quick bite, then check out that new café if it’s still open.
日本語訳: ちょっと食べて、それからまだ開いてたらあの新しいカフェ行こうか。
解説: then が「軽く食べる」から「カフェに行く」へ視線を移し、行動の順番を自然につなげています。grab a quick bite は「軽く食事をする」、check out は「試しに行く・見に行く」という口語表現です。助動詞 might は「〜かもしれない」と予定をゆるく示すため、断定せず提案の余地を残し、日本語では「〜しようか」という誘いの響きになります。
A: You’re still up for going out, right? I don’t feel like going straight home.
B: Yeah, but I don’t want to do anything too heavy this late.
A: Same here. Maybe just a snack and something sweet.
B: We might grab a quick bite, then check out that new café if it’s still open.
A: まだどっか行く気ある?なんかまっすぐ帰る気分じゃなくて。
B: うん、でもこんな時間にがっつりは食べたくないな。
A: 私も。軽く何か食べて、甘いものくらいでいいかも。
B: ちょっと食べて、それからまだ開いてたらあの新しいカフェ行こうか。
- be up for (something): ~する気がある/~したい気分(口語で「〜に乗り気だ」「やる気がある」という意味。予定や提案への意欲を軽く尋ねたり示すときによく使う)
- go out: 出かける(基本は「外出する」だが、文脈によって「飲みに行く」「遊びに行く」など広く使われる)
- go straight home: まっすぐ家に帰る(”straight” が「一直線に」の意味で、寄り道をせずにというニュアンスを加える)
- don’t feel like (doing something): ~する気がしない(感情や気分で行動を避けたいときによく使うカジュアルな言い回し)
- anything too heavy: 重すぎるもの(食事などが「こってり」「量が多い」ことを避けるときに使う。”heavy” は物理的重量だけでなく胃に重い感じにも使える)
- this late: こんな遅い時間に(会話では「こんな時間になってから」という意味でよく使う)
- same here: 私も同じ(相手の意見や状況に同意するときのカジュアルな返答)
I’m telling you, then outta nowhere, she shows up.
日本語訳: マジでさ、その時突然、彼女が現れたんだよ。
解説: この then は、話の流れの「視線」を切り替えて、その瞬間に起きた出来事へ移しています。I’m telling you は「ほんとにさ」「マジで」と相手の注意を引く口語フレーズ。outta nowhere は out of nowhere のくだけた発音で「突然/予期せず」という意味です。全体的に、臨場感のある会話の中で一気に場面が切り替わる感じを出しています。
A: Lisa? No way! I thought she was still in Seattle.
B: I’m telling you, then outta nowhere, she shows up—just walked in like she’d never left.
A: That’s insane. Did you even get a chance to talk to her?
B: Yeah, we caught up for a bit. She says she moved back last week.
A: リサが?うそだろ!まだシアトルにいると思ってた。
B: だから言ってるじゃん、そしたら突然、彼女が現れたの。まるでずっとここにいたみたいに普通に入ってきたんだよ。
A: まじか。話す機会はあったの?
B: うん、少し近況を話したよ。先週戻ってきたんだって。
- like she’d never left: まるで一度も離れてなかったみたいに(”like” の後に過去完了形を使って過去の状態を想像する比喩表現。行動や態度が以前と変わらないときによく使う)
- That’s insane: それはやばいね/信じられない(”insane” は直訳すると「正気じゃない」だが、カジュアル会話では驚きや衝撃を表す感嘆)
- get a chance to…: …する機会を得る(「チャンスを得る」という意味の定番フレーズ。会話では Did you get a chance to…? で「…する時間あった?」と聞く)
- catch up: 近況を話す/情報を交換する(久しぶりに会った人同士が最近の出来事をシェアするときに使う定番フレーズ)
- moved back: 戻ってきた(”move back” は引っ越して元の場所や故郷に戻ることを指す)