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ラジオ英会話 Lesson098|配置を表す動詞④ ー include, involve, containの「含む」
GRAMMAR AND VOCABULARY L098|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L098|配置を表す動詞④ ー include, involve, containの「含む」|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L098|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog
下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
include|リストの項目として含む
Key Sentenceinclude|リストの項目として含む
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Their lunch special is good because it includes a dessert.
デザートを含むので、彼らのランチスペシャルはいいです。
I thought the room rate included breakfast, but apparently not.
日本語訳: 宿泊料金に朝食込みだと思ってたけど、違ったみたい。
解説: 「料金に朝食が含まれている」という“項目として含まれる”ニュアンスで include が使われています。I thought ~ but apparently not(~かと思ってたけど、実は違った)は、会話でよく使われるリアクションの形。ホテル予約でのちょっとしたズレにぴったりな自然なセリフです。
A: Did you find out if they serve breakfast upstairs or downstairs?
B: Yeah, about that… I thought the room rate included breakfast, but apparently not. We’d have to pay extra.
A: Ugh, I was really looking forward to that buffet.
B: Me too. But hey, if it lives up to the reviews, might still be worth it. Let’s go check it out anyway.
A: 朝食って上の階で食べるのか下なのか、わかった?
B: あー、それなんだけど…宿泊料金に朝食込みだと思ってたけど、違ったみたい。追加料金いるってさ。
A: えー、あのビュッフェ楽しみにしてたのに…。
B: 俺も。でも口コミ通りなら払う価値あると思うよ。せっかくだし、行ってみよう。
- Did you find out: 調べた?/わかった?(”find out” は「新しい情報を知る・突き止める」意味の句動詞。日常会話で非常によく使われる表現)
- serve: (食事などを)提供する(レストランやホテルでの提供に使われる基本動詞。例:They serve breakfast until 10.)
- upstairs / downstairs: 上の階/下の階(場所の移動を指す副詞。”on the second floor” などよりも会話でよく使われるカジュアル表現)
- Yeah, about that…: うん、それなんだけどさ…(話題を切り出すときのネイティブらしいクッション表現。”about that” は微妙な問題や訂正を導入する前振りとして頻出)
- room rate: 宿泊料金(”rate” は「料金」「価格」を表す名詞。”room rate” で「一泊あたりの料金」)
- pay extra: 追加料金を払う(”extra” は「追加の」「余分な」という形容詞。”pay extra” で「追加で支払う」)
- buffet: ビュッフェ/食べ放題(日本語でも使われるが、英語では /bəˈfeɪ/ の発音で「セルフ形式の食事」を指す)
- if it lives up to the reviews: 口コミ通りなら(”live up to” は直訳すると「〜に届く高さで生きる」というイメージ。つまり、ある期待・基準・評判などに「ふさわしい行動・成果を出す」ことを意味する。ここでは “the reviews” = 口コミや評価 が高い期待値を示しており、それに “it”(ここでは朝食ビュッフェ)が応えられるかどうか、という意味になる。比喩的に「レビュー通りの価値・クオリティがある」というニュアンス)
- might still be worth it: それでも行く価値あるかも(”worth it” は「お金や時間に見合う価値がある」という意味。”might still be” で「それでもなお~かもしれない」)
- Let’s go check it out: 行って見てみよう(”check out” は「確認する」「見に行く」の口語表現。”Let’s” で自然な誘い)
- anyway: とにかく/どうせだから(会話の締めや話を前に進めるときに使う便利な副詞)
involve|巻き込む
involve|巻き込む
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
My job involves a lot of pressure.
私の仕事は、かなりのプレッシャーを伴います。
Sure, the pay’s great. But the job also involves a ton of paperwork.
日本語訳: 給料は確かにいいけど、書類仕事も山ほどあるよ。
解説: involve は「巻き込む・関わる」なので、ここでは「その仕事には(大変な)書類仕事も付きものだよ」というニュアンスになります。also involves の形で「ほかにも~がある」という追加の巻き込みを自然に示しています。a ton of は「大量の」「山ほどの」というカジュアルな強調。paperwork は「事務書類・書類処理」。
A: Honestly, I keep going back and forth on it. I mean, it’s a big opportunity, right?
B: Yeah, and you’ve been wanting a change for a while. So what’s holding you back?
A: Sure, the pay’s great. But the job also involves a ton of paperwork. I’m just not sure I want to be buried in files every day.
B: Fair enough. You’ve done your time with that kind of grind already.
A: ぶっちゃけ、まだ迷ってるんだよね。大きなチャンスなのはわかってるけど。
B: うん、ずっと転職したがってたしね。何が引っかかってるの?
A: 給料は確かにいいけど、書類仕事も山ほどあるんだよ。毎日ファイルに埋もれるのはちょっと…。
B: それはわかる。そういうの、もう十分やってきたもんね。
- keep going back and forth: 行ったり来たりしている(“back and forth” は「行き来する」こと。ここでは「気持ちが揺れている」「決めかねている」状態を表す口語的な比喩表現)
- I mean: だって/つまり(自分の意見や理由を補足するカジュアルな言い換え。会話のつなぎとして非常によく使われる)
- you’ve been wanting: ~したがってた(現在完了進行形を使うことで「しばらく前からずっと」という継続的な願望を自然に表している)
- what’s holding you back?: 何がブレーキになってるの?(“hold back” は「引き止める」「思いとどまらせる」。ここでは「迷ってる理由は何?」という意味のカジュアルで核心を突く表現)
- I’m just not sure: ちょっと自信がない(“I’m not sure” は「よくわからない/自信がない」という控えめな否定で、意見を和らげる丁寧な言い回し)
- be buried in files: 書類に埋もれる(“bury” は「埋める」だが、ここでは比喩的に「大量のファイルに追われている」ことを表現)
- fair enough: なるほどね/そりゃそうだ(直訳は「それは公平だ」「妥当だ」。もともとは相手の言い分や判断が筋が通っていると評価する表現だったが、そこから転じて「確かに」「一理ある」といった冷静な同意や納得を示すカジュアルなフレーズとして使われるようになった。強く賛成するわけではなく、「反論はしない」「まあ、それでいいか」という軽めのリアクションとしてネイティブがよく使う)
- do your time: (経験を積む/大変な時期を終える)(元は「刑務所で刑期を終える」という表現だが、ここでは比喩的に「その大変な仕事はもう十分やった」という意味)
- grind: きつい仕事/ルーティン(元は「すりつぶす」という意味だが、ここでは「消耗するような単調でハードな仕事」のスラング的表現)
contain|中に入っている
contain|中に入っている
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Do these cookies contain nuts?
このクッキーにはナッツが入っていますか?
Ugh, why does this smoothie contain celery? That wasn’t on the label.
日本語訳: えー、このスムージーになんでセロリ入ってるの?ラベルに書いてなかったし。
解説: contain はここで「飲み物の中に入っているもの(成分)」を指しています。容器や中身にフォーカスする典型的な使い方。Why does it contain ~? は不満や驚きを表す口語の質問としてよく使われます。Ugh でよりリアルな会話調に。
A: I got you the one that said “refreshing green”—figured it sounded healthy.
B: (making a face after the first sip) Ugh, why does this smoothie contain celery? That wasn’t on the label.
A: Wait, really? I didn’t see anything about celery on the tag.
B: Well, my tongue says otherwise. It’s screaming “celery overload.”
A: 「リフレッシング・グリーン」ってやつにしたよ。健康によさそうだったし。
B: (一口飲んでしかめっ面をしながら)うわ、なんでセロリ入ってるの?ラベルにはそんなの書いてなかったし。
A: えっ、ほんとに?成分表にはセロリなんてなかったはずだけど。
B: 俺の舌がそう言ってる。「セロリ多すぎ!」って絶叫してるわ。
- figure: ~だと思う/~と判断する(ここでは「figured it sounded healthy」で「体によさそうって思った」という推測の意味で使われるカジュアルな表現)
- make a face: しかめっ面をする/顔をしかめる(不快・驚き・嫌悪などを顔に出す動作表現。カジュアルな日常会話でよく使われる)
- tag: タグ/ラベル(”label” の言い換え。食品や服、商品の成分表示に使われることが多い)
- my tongue says otherwise: 私の舌はそうは言ってない(”say otherwise” は「それとは違うことを言っている」という比喩表現。ここでは“舌が証明してる”というユーモラスな用法)
- scream: 叫ぶ(ここでは“味が舌に強烈に主張してくる”という比喩的な意味。”It’s screaming celery” で「セロリ感すごすぎ」)
- celery overload: セロリ多すぎ(”overload” は本来「過剰」「許容量超え」という意味。ここでは味の主張が強すぎることを大げさに表現しているネイティブらしい言い回し)