ノエリアオリジナルの「Listening Challenge」も掲載中!
昨年度は英作文の出題が3問あったため、ノエリアオリジナル会話例を3本紹介していましたが、今年度は1問にギュッと凝縮!そのぶん、語彙・表現の工夫を詰め込んだ「Listening Challenge」のノエリアオリジナル版をお届けします!Let’s give it a try!
PRACTICAL USAGE(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『PRACTICAL USAGE』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!
問題:いいかい、私たちは臆測をするためにここにいるわけじゃない、わかる?まだすべての事実がわかっているとは思えないよ。この状況には、私たちの知らない何かがもっとある気がするんだ。
引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Look, we’re not here to speculate, OK? I doubt we know all the facts yet. I suspect there’s more to this situation than we know.
We’re not here to throw around speculation, all right? I doubt we’ve got the full picture, and frankly, I suspect there’s more going on than meets the eye.
日本語訳: いいかい、ここは憶測を好き勝手に話す場じゃないんだ。全体の流れをつかめてるとは到底思えないし、正直、見えてること以上に裏で何かが動いてる気がするよ。
解説: 模範解答は、落ち着いたトーンで状況を説明しながら、相手に冷静さを促す構成になっている。端的でシンプルなため、会議やフォーマルな場でもそのまま使いやすい。ノエリアの回答は、同じ意味を保ちつつも、より日常会話に近い口語表現と比喩を多用していて、相手が早合点している場面や、くだけた打ち合わせなどでの臨場感を出したい時に適している。二つを比べると、模範解答は説明的で整理された印象、ノエリアの回答は感情や現場感を込めて相手の行動を制止する印象が強い。フォーマルに落ち着いた印象を与えたいときは模範解答、相手に語りかけるように柔らかく強調したいときはノエリアの回答が自然に使える。
Look, we’re not here to speculate, OK? I doubt we know all the facts yet. I suspect there’s more to this situation than we know.
- we’re not here to speculate: 推測をするためにここにいるわけじゃない(be here to は「〜するためにここにいる」という目的を示す表現。ここでは否定形で「目的外である」ことを強調)
- I doubt: 〜とは思えない(事実を軽く否定的に見るときに使う。強く断定しない分、柔らかい響きがある)
- we know all the facts: 私たちがすべての事実を知っている(facts は「事実」や「現実」)
- I suspect: ~のような気がする(「疑う」というよりも「確証はないが何かある」と感じるときに使う)
- there’s more to this situation than we know: 私たちが知っている以上のことがこの状況にはある(more to ~ は「〜にはまだ裏や別の側面がある」という定番表現)
We’re not here to throw around speculation, all right? I doubt we’ve got the full picture, and frankly, I suspect there’s more going on than meets the eye.
- throw around speculation: 憶測を軽々しく言う(throw around は「無責任にばらまく・軽々しく使う」という口語表現。模範の speculate よりくだけたニュアンスで、「勝手な憶測を飛ばす」イメージになる)
- all right?: いいね?わかる?(相手に同意を求めたり念押しするカジュアルな表現。模範の OK? と同じ位置づけだが、こちらはより口語的)
- I doubt we’ve got the full picture: 全体像をつかめているとは思えない(the full picture は「全体像」の比喩で、模範の all the facts より抽象的な表現。全容というイメージを与える)
- frankly: 正直に言うと(自分の本音を添えるときに使う副詞。模範にはないが、ここでは発話に率直さと少し強い印象を与えている)
- I suspect there’s more going on than meets the eye: 見た目以上に何かが起きている気がする(than meets the eye は「目に見える以上に裏がある」というイディオム。模範の more to this situation than we know と意味は同じだが、こちらはイメージ豊かで会話的)
Listening Challenge|ノエリアオリジナル問題
ラジオ英会話の金曜恒例「リスニングチャレンジ」を、ノエリア版オリジナルダイアログでお届けします!音声を用意したので、本編と共に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
クリックすると問題が出ます。
Here’s the question.
Which of the following is true?
A. The man believes the gossip is accurate.
B. The woman avoids jumping to conclusions.
C. They both plan to talk to Tom directly.
Listen carefully.
Original Dialog|ノエリア会話スクリプト
イーサンとソフィーは同じ部署の同僚です。最近のトムの早退について、イーサンがあれこれ気にしているようですね。
Ethan: Have you noticed how Tom’s been leaving early every day this week? Maybe he’s been demoted or something.
Sophie: That’s possible, but we don’t really know.
Ethan: I heard from Mark that Tom argued with the regional manager last Friday.
Sophie: People say a lot of things. It could be nothing.
Ethan: Yeah, but still, something feels off.
Sophie: We’re not here to throw around speculation, all right? I doubt we’ve got the full picture, and frankly, I suspect there’s more going on than meets the eye.
Ethan: You’re right. I guess I’m just curious.
Sophie: I get it. But until we have facts, better not to spread rumors.
イーサン: トム、今週ずっと早く帰ってるよね?もしかして降格されたとか?
ソフィー: あり得るけど、実際のところは分からないでしょ。
イーサン: マークから聞いたんだけど、先週金曜にトムが地区マネージャーと口論したらしいよ。
ソフィー: そういう話っていくらでも出るからね。本当じゃないかもしれないし。
イーサン: うーん、でもなんか違和感あるんだよな。
ソフィー: あのね、ここは憶測を好き勝手に言う場じゃないんだから。全体の状況が見えてるとは到底思えないし、正直、表に見えてる以上に何か裏で動いてる気がするよ。
イーサン: そうだね。ちょっと好奇心が先走ってたかも。
ソフィー: まあ気になるのは分かるよ。でも、ちゃんとした情報が出るまでは、変な噂は広めない方がいいよ。
- leave early: 早く帰る(leave は「去る」「離れる」の意味。そこに early をつけると「通常より早く帰る」という口語表現になる)
- be demoted: 降格される(demote は「昇格の反対」。受動態で「降格された状態」を表す)
- we don’t really know: 実際のところは分からない(really を入れることで「本当のところ」「確実には」というニュアンスを強める)
- regional manager: 地区マネージャー(manager の前に部署や地域を表す語を置いて役職を示す定番パターン)
- People say a lot of things: 人はいろんなことを言う(直訳「人々はいろいろ言う」。噂や憶測に距離を置くときに使える口語的フレーズ)
- It could be nothing: 何でもないことかもしれない(「大したことではない可能性もある」という柔らかい否定表現)
- something feels off: なんか違和感がある(off は「ずれている」「おかしい」のニュアンス。feel と組み合わせて直感的な違和感を表す)
- I guess I’m just curious: ちょっと気になっただけ(I guess を入れることで「まぁ…」というやわらかいニュアンスになる)
- better not to spread rumors: 噂を広めない方がいい(better not to ~ は「〜しない方がいい」という助言、spread rumors は「噂を広める」)
Answer & 解説|ノエリアオリジナル問題の答え
Here’s the question.
Which of the following is true?
A. The man believes the gossip is accurate.
B. The woman avoids jumping to conclusions.
C. They both plan to talk to Tom directly.
クリックすると答えが出ます。
B. The woman avoids jumping to conclusions.
A. The man believes the gossip is accurate.(男性はそのうわさが正しいと信じている)
Ethanは「maybe he’s been demoted」や「I heard from Mark…」のように、あくまで“〜かもしれない”というトーンで話しています。gossip(うわさ)をそのまま信じ込んでいる様子ではありません。believe the gossip is accurate(うわさを事実だと思い込んでいる)ほど断定的ではないため、この選択肢は不正解です。
B. The woman avoids jumping to conclusions.(女性は早合点しないようにしている)
Sophieの「That’s possible, but we don’t really know.」や「It could be nothing.」といった発言から、確証がない段階で判断を避ける慎重な姿勢が読み取れます。jump to conclusions(早合点する)という表現に対して、Sophieは一貫して距離を置いており、最後には「better not to spread rumors(うわさを広めない方がいい)」とも述べているため、この選択肢が正解です。
C. They both plan to talk to Tom directly.(2人ともトムに直接聞くつもりだ)
会話の中では、Tomに直接聞いてみようという話は一切出てきません。Sophieは事実がわからない以上、憶測やうわさ話で盛り上がるのは避けたいという立場です。plan to(〜するつもり)やdirectly(直接に)といった行動を示す語は出てこないので、この選択肢は不正解です。
キーワードの正確な聞き取り
- maybe he’s been demoted: 「降格されたのかも」あくまで推測で断定していない言い方
- People say a lot of things: 「みんな好き勝手言うから」うわさを軽く受け流している態度
- better not to spread rumors: 「うわさを広めない方がいい」事実に基づかない話を避けたい立場を示す
会話のテーマを理解すること
この会話は、トムの行動を気にするEthanが「何かあったのでは?」とあれこれ推測するのに対し、Sophieは「まだ事実がわからないから、むやみに話すべきではない」とたしなめる構図です。テーマは「うわさ話に乗らず、慎重な態度を取ること」であり、そのスタンスが明確に表れているSophieの姿勢が正解の決め手になります。
🐱🐱: サマンサ、飼い主さん最近また音読してるにゃ〜。
🤖: うん、4年もラジオ英会話を聴き続けてるんですって!でも最近は「聴くだけじゃなくて、もっと話せるようになりたい」って思ってるみたいよ。
🐱🐱: にゃるほど… 基礎はラジ英、実践は…?
🤖: そこがちょっと悩みどころみたい。英会話スクールはハードルが高いし、オンライン英会話もまだ勇気が出ないって。
🐱🐱: それわかるにゃ〜。いきなり人と話すのって、ちょっと怖いよね。
🤖: そんな飼い主さんにぴったりなのが、AI相手に英語を話せるアプリ「Speak」。ラジ英で覚えたフレーズをそのまま声に出して練習できるの。
🐱🐱: へぇ~、それなら時間や場所も気にしなくていいにゃ。
🤖: そうそう、発音のフィードバックももらえるし、AIだから間違えても恥ずかしくないのよ。ラジ英で土台ができてる人には、実践への橋渡しになると思うわ。
🐱🐱: 読者さんの中にも、「ちょっと話してみたい」って思ってる人、絶対いると思うにゃ〜!
🤖: しかも7日間は無料。迷ってるなら、まずは気軽に試してみるのがいいかもね。きっかけって、案外こういう小さなステップから始まるものよ。
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