GRASP THE CONCEPT L131|理解を表す動詞 ー understand, grasp, comprehend, follow|NoeLia Original Dialog

GC 25-26

テーマのフレーズをまとめて学びたい方はこちら!
このページではレッスンのテーマをもとにした会話例を学べますが、フレーズ自体をじっくり見たい方は「NoeLia Extra Examples(フレーズ集)」へ!使い方の違いをまとめて確認できます!
NoeLia Extra Examples|”GRASP THE CONCEPT”を元にしたフレーズ集

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GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog

下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

🐾 本日の人間というものは実に不可解なり(ノエル&リアム × サマンサ)

🐱🐱: サマンサ、飼い主さん最近また音読してるにゃ〜。

🤖: うん、4年もラジオ英会話を聴き続けてるんですって!でも最近は「聴くだけじゃなくて、もっと話せるようになりたい」って思ってるみたいよ。

🐱🐱: にゃるほど… 基礎はラジ英、実践は…?

🤖: そこがちょっと悩みどころみたい。英会話スクールはハードルが高いし、オンライン英会話もまだ勇気が出ないって。

🐱🐱: それわかるにゃ〜。いきなり人と話すのって、ちょっと怖いよね。

🤖: そんな飼い主さんにぴったりなのが、AI相手に英語を話せるアプリ「Speak」。ラジ英で覚えたフレーズをそのまま声に出して練習できるの。

🐱🐱: へぇ~、それなら時間や場所も気にしなくていいにゃ。

🤖: そうそう、発音のフィードバックももらえるし、AIだから間違えても恥ずかしくないのよ。ラジ英で土台ができてる人には、実践への橋渡しになると思うわ。

🐱🐱: 読者さんの中にも、「ちょっと話してみたい」って思ってる人、絶対いると思うにゃ〜!

🤖: しかも7日間は無料。迷ってるなら、まずは気軽に試してみるのがいいかもね。きっかけって、案外こういう小さなステップから始まるものよ。

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understand|理解する

Key Sentence

understand|理解する
I don’t understand how people could have built this back then.
当時、どのように人々がこれを作れたのかを私は理解できません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Not everyone is going to understand your choices—and that’s okay.
日本語訳: 君の選択を誰もが理解するとは限らないけど、それでいいんだよ。
解説: understand は「(人の選択を)理解する」の意味で使われています。主語の Not everyone によって「万人にわかってもらう必要はない」という含みを持たせています。and that’s okay は「それでいいんだよ」と優しく肯定する口語フレーズ。choices(選択)、be going to(〜する予定/可能性が高い)も日常でよく使われます。

Conversation Examples

A: Everyone at work thinks I’m crazy for turning down that promotion.
B: Maybe because it’s hard for them to see why you’d walk away from more money and status.
A: Yeah, but I just didn’t want to spend another year doing something I hate.
B: Not everyone is going to understand your choices—and that’s okay. You don’t have to justify happiness.

A: 昇進を断ったって言ったら、職場のみんなに「正気か」って言われたの。
B: お金とか地位を手放す理由が、彼らには想像しづらいんだろうね。
A: そうかも。でも、嫌なことをもう一年続けるのは無理だった。
B: 君の選択を誰もが理解するとは限らないけど、それでいいんだよ。幸せを説明する必要なんてないさ。

  • think someone is crazy: 人が正気じゃないと思う(ここでは “crazy” が「狂ってる」の直訳ではなく、「正気と思えないほど変わってる」というニュアンスの口語。強い非難ではなく驚きや戸惑いを含んだ表現)
  • turn down: 断る(特に「申し出・誘い・提案」を丁寧または勇気を出して断るときに使う定番句動詞。ここでは「昇進を断る」というやや大胆な選択に使われている)
  • promotion: 昇進(ビジネスの基本語。sales promotion(販促)とは異なり、キャリア上の「昇格・昇進」の意味)
  • maybe because: ~だからかもしれない(理由を推測するフレーズで、会話の流れを自然につなげるつなぎ言葉として頻出)
  • it’s hard for someone to ~: (人)にとって〜するのは難しい(「it for to構文」の口語定番。主語の it を使って動詞句全体を導く)
  • walk away from: (あえて)〜から離れる/背を向ける(直訳は「歩いて離れる」だが、ここでは地位や富を「放棄する」「手放す」の比喩。価値あるものを捨てる覚悟を暗示)
  • status: 地位/身分(社会的評価や役職、権威などを含む抽象名詞。promotionと並べて使うと効果的)
  • I just didn’t want to ~: 〜したくなかっただけ(「強い拒絶」ではなく、「単に自分の気持ちとして気が進まなかった」という柔らかい言い回し)
  • spend time doing: ~して時間を費やす(高校レベルで必須の動名詞構文。spendの目的語に時間、その後に動詞-ingが続く)
  • do something I hate: 嫌いなことをやる(”something” のあとに関係詞省略で “I hate” をつけるこの形は日常会話で非常に多用される)
  • justify: 正当化する/言い訳する(フォーマル寄りの語だが、”justify happiness” のように感情・状態をわざわざ説明しなくていい、という意味で使うと非常にナチュラル)
  • happiness: 幸せ(抽象的ながら、選択や生き方に関して語るときに非常によく出る単語。justifyと合わせて使うと大人の会話らしい響きに)

grasp

grasp
It’s difficult to grasp that concept.
そうした考え方は理解し難いです。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

No matter how many times I hear it, I still can’t quite grasp the point.
日本語訳: 何回聞いても、そのポイントがどうもつかめないんだよね。
解説: この文では、grasp が「要点・論点をしっかり理解する」という意味で使われています。No matter how many times ~ は「何度〜しても」という譲歩構文で、繰り返しても理解が届かない状況を示しています。quite は「完全に」「しっかりと」の意味で、can’t quite grasp によって「あと一歩届かない」もどかしさが表れます。

Conversation Examples

A: I tried watching that video you recommended last night… No matter how many times I hear it, I still can’t quite grasp the point.
B: Oh, the one about consciousness and free will? Yeah, that guy loves to make things unnecessarily complicated.
A: It’s like, I get the examples he uses, but the actual argument always slips away from me.
B: Don’t worry, it took me three re-watches and a Reddit thread to start making sense of it.

A: 昨日の夜、すすめてくれた動画見てみたんだけどさ…何回聞いても、どうもポイントがつかめないんだよね。
B: ああ、意識と自由意志のやつ?あの人、やたら難しく話すの好きだからね。
A: 例え話はわかるんだけど、肝心の論点がいつもスルッと抜けてく感じ。
B: 心配しないで、私も3回見直してRedditで調べて、やっと少し分かってきたくらいだから。

  • try (watching): (〜を)試しにやってみる(ここでは “try watching” で「試しに見てみた」という自然な言い回し。to watch よりも軽く「やってみた感」が出る口語)
  • consciousness: 意識(哲学や心理学的文脈でよく使われる語。高校英語では見慣れないが、教養的トピックでよく出る)
  • free will: 自由意志(自分の意志で決める力。中級者以上の英語教材でよく見かける表現)
  • make things unnecessarily complicated: 必要以上にややこしくする(ネイティブらしい言い回し。complicated=複雑な、unnecessarily=不要に)
  • get (the examples): 例はわかる(ここでの “get” は「理解する・ピンとくる」の意味。中学で習う単語だが、口語では「わかる」に非常によく使われる)
  • slip away: すり抜ける、逃げる(物理的にも比喩的にも使える表現。ここでは「意味がつかめたと思ったらまたわからなくなる」もどかしさを表現。“slip” は日本語の「スリップ」と同じ語源で、滑る・うっかりミスをするという意味から転じて「手から滑り落ちるように消える」イメージを持つ)
  • re-watch: もう一度見る(“watch again” よりも自然な動詞。動画・映画・講義などについて言うときによく使われる)
  • Reddit thread: Redditのスレッド(Reddit はアメリカの掲示板サイトで、thread は一つの話題に連なるコメントの集まり。インターネット文化に馴染みがあれば必須語)

comprehend

comprehend
It’s hard to comprehend how big it is.
それがどれくらい大きいのかを理解するのは難しいです。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

They failed to comprehend the gravity of the situation.
日本語訳: 彼ら状況の重大さを理解していなかったよ。
解説: comprehend はここで「事態の深刻さをしっかりと理解する」という意味で使われています。特に「fail to comprehend」で「理解できなかった」というややフォーマルなニュアンスが出ています。gravity は「重力」ではなく「重大さ、深刻さ」の意味で、危機的状況や判断ミスを指摘する際に使われる語です。このフレーズは、会議や報告書で相手の認識の甘さを指摘する場面で自然に使えますが、日常会話で使うと少し堅く響きます(そのぶん深刻さは強調されます)。

Conversation Examples

A: I still don’t get why the board didn’t push back harder. It just doesn’t add up.
B: Yeah, I’ve been thinking the same. I think it’s because they failed to comprehend the gravity of the situation.
A: Huh… yeah, that makes sense. If he really understood the stakes, he would’ve acted differently.
B: Exactly. His tone was way too casual for what we’re dealing with.

A: どうして取締役たちはもっと強く反論しなかったんだろう。どうにも腑に落ちないよ。
B: うん、私もそう思う。多分、状況の重大さをちゃんと理解できてなかったんだよ。
A: ああ…たしかに。それなら納得できる。本当にリスクを把握してたら、あんな対応はしなかったはず。
B: だよね。話し方があまりにも軽すぎたし、状況の深刻さに見合ってなかった。

  • push back: 反論する/抵抗する(”push” は押す、”back” は後ろへ、という意味から、「押し返す→反論する・抵抗する」という比喩的な意味でよく使われる日常表現。会議や議論の場面で頻出)
  • add up: 筋が通る/納得がいく(数字が「合計される」ことから転じて、「話が合う・辻褄が合う」の意味でもよく使われる)
  • I’ve been thinking the same: 私もずっとそう思ってた(”think the same” は「同じように思う」、現在完了進行形にすることで「前から今までそう思っていた」というニュアンスを加えている)
  • that makes sense: それなら納得(とてもよく使われる日常表現。「なるほど」「筋が通ってる」という共感の相づち)
  • stakes: 賭け金/リスク(元々は「杭・棒」の意味。”stake” は「杭」や「柱」を意味し、そこから「杭を打つ=土地の権利を主張する」→「自分の持分を懸ける」→「賭け金・利害関係」という意味が派生した。”at stake” で「危機にさらされている」、”understand the stakes” で「何が懸かっているか=重大性を理解する」の意味)
  • would’ve acted differently: 違う行動を取っていたはず(仮定法過去完了。”would have + 過去分詞” で「もし〜だったら…だったのに」という過去の反実仮想を表現)
  • tone: 話し方/声の調子(単に「音」ではなく、「言い方」や「態度」のニュアンスを含む語。感情の込め方などを表すのにも使われる)
  • way too casual: あまりにも軽すぎる(”way too 〜” は「めちゃくちゃ〜すぎる」という口語的な強調表現。”casual” は「くだけた」「軽い」語調の意味)
  • what we’re dealing with: 今直面していること(”deal with 〜” で「〜に対処する」。「この問題に私たちは向き合ってるんだ」という現実の深刻さを指す)

follow

follow
I can’t follow what you’re trying to say.
あなたが何を言おうとしているのか理解できません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Sorry, I lost track. Can you back up a bit? I wasn’t following.
日本語訳: ごめん、話の流れ見失っちゃった。少し戻ってもらっていい? ちゃんとついていけてなかった。
解説: followはここで「話や流れを理解する・ついていく」意味です。lose trackは「流れを見失う」、back upは「話を戻す」という口語表現で、会議や雑談で使いやすいセットです。

Conversation Examples

A: So your cousin’s staying with your mom now? Closer to the hospital, right?
B: Not quite. After all the drama with her landlord, she had to move out. Then their youngest, Jamie, got sick, and since Linda’s working two jobs—
A: Sorry, I lost track. Can you back up a bit? I wasn’t following.
B: Oh—right. Basically, my cousin moved in with my aunt because their place wasn’t livable anymore.

A: じゃあ、いとこは今お母さんの家にいるってこと?病院に近いからとか?
B: いや、ちょっと違う。大家とのゴタゴタで家を出ることになってさ。それで、末っ子のジェイミーが体調崩して、リンダも仕事2つ掛け持ちしてて——
A: ごめん、話がちょっと追えなくなった。最初からもう一回説明してくれる?
B: あー、うん。つまり、家が住める状態じゃなくなって、おばの家に身を寄せることになったんだ。

  • stay with: 〜の家に滞在する(「〜のところにいる」というカジュアルな言い回し)
  • closer to: 〜により近い(距離や条件が「近い」ことを示す定番表現)
  • Not quite: ちょっと違う(相手の言ったことをやんわり否定するネイティブらしい返し方)
  • after all the drama (with〜): (〜との)いろいろなゴタゴタ・トラブルのあとで(dramaは「劇」だけでなく、口語で「面倒事」「揉め事」という意味で使われる)
  • landlord: 大家(賃貸契約での家主。英語では男性女性問わずlandlord。「land(土地)」+「lord(支配者・領主)」が語源で、中世イギリスで土地を所有し支配していた貴族や地主を指したことから、現代では「建物・部屋を所有し貸し出す人=大家」という意味に転じた)
  • move out: 引っ越す/家を出る(move in「引っ越して入る」と対になる基本句動詞)
  • their youngest: 末っ子(家族の中で一番年下の子を指すネイティブな言い方)
  • got sick: 体調を崩した(get+形容詞で「その状態になる」の口語的表現)
  • working two jobs: 仕事を2つ掛け持ちしている(「兼業」を示す日常表現)
  • Oh—right: あー、そうか(思い出したり、態度を切り替えるときの間投詞)
  • Basically: つまり/要するに(説明をシンプルにまとめるときのつなぎ表現)
  • move in (with〜): (〜のところに)引っ越して住む(move outの逆。家族・友人など誰かの家に入るニュアンス)
  • wasn’t livable anymore / not livable anymore: もう住める状態じゃなかった(livableは「住める」状態という比較的見落とされがちな形容詞。否定形で「もう住めない」ことを表す)

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