知識を表す動詞 ー know|25フレーズ|NoeLia Extra Examples

Extra Examples

🆕 レッスン記事が5本構成になりました!
これまでの4本構成(Lesson/GAV/GC/PU)に加えて、「NoeLia Extra Examples(フレーズ集)」 が新しく仲間入り!、「NoeLia Extra Examples(フレーズ集)」ではラジオ英会話のキーフレーズをもとにしたオリジナル例文を掲載しています。ぜひ音声といっしょに練習してみてくださいね!
NoeLia Extra Examples|”GRASP THE CONCEPT”を元にしたフレーズ集

👇こちらはLesson 132のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson132|知識を表す動詞 ー know
GRAMMAR AND VOCABULARY L132|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L132|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L132|NoeLia Original Dialog
NoeLia Extra Examples

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L132 知識を表す動詞 ー know

「know」を使ったフレーズの入った会話例は別ページにまとめてあります!
本ブログではワンフレーズの例題に加えて、そのフレーズが実際の会話でどう使われているかを会話形式で紹介しています。覚えた表現の使い方をリアルなやりとりの中で確認したい方は、ぜひチェックしてみてください👇

know|知識

Key Sentence

know|知識
I know what that symbol means.
私は、その記号が何を意味するのかを知っています。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)

You’re supposed to know how to fix that—it’s your job!
日本語訳: それの直し方は知ってて当然でしょ、君の仕事なんだから!
解説: この文では “know” が 職務上の知識として当然備えているべきものとされており、「知っていることが前提」の口調になっています。be supposed to は「〜することになっている」「〜するはず」という意味で、責任や期待を表す表現です。


I know what she does for a living, but not much beyond that.
日本語訳: 彼女が何の仕事してるかは知ってるけど、それ以上はあまり知らないんだ。
解説: “know” は「彼女がしている職業」についての 知識を持っている という意味で使われています。what she does for a living は「生計を立てるために彼女がしていること」、つまり「職業」を表す丁寧な言い方です。


Nobody knew I was bluffing.
日本語訳: 俺がハッタリかましてたなんて、誰も知らなかったんだ。
解説: “know” は、「自分が本気ではなかったこと=ハッタリだったこと」を他人が知らなかった、という意味で使われています。bluff は「ハッタリをかける・虚勢を張る」という意味の口語的な動詞で、「演技」を見破られなかった優越感も含まれます。


Do you know if there’s a shortcut to the station from here?
日本語訳: ここから駅まで近道があるか知ってる?
解説: “know” は、「近道があるかどうか」という 情報の有無を尋ねる ために使われています。Do you know if〜? は「〜かどうか知ってる?」と相手に聞く自然な聞き方で、shortcut は「近道」、from here は「ここから」と場所を示しています。


Everyone knows the rules—they just don’t always follow them.
日本語訳: ルールは誰だって知ってるよ。でも守るとは限らないんだよね。
解説: “know” は「ルールという内容を知識として持っている」という意味で使われています。Everyone knows のように主語を広くすることで「一般常識」を指しつつ、後半の don’t always follow them(いつも守るとは限らない)で知識と行動のズレが描かれています。

know〜 の深さ

know〜 の深さ
Ask Ken. He knows English.
ケンに頼みなよ。彼は英語がわかっているから。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)

You know this neighborhood better than anyone, so where should we eat?
日本語訳: この近所のことは君が一番よく知ってるよね。どこで食べるのがいい?
解説: この文の know は「場所を熟知している」ニュアンスで、単に知っているだけでなく「お店や雰囲気まで把握している」深さを表します。better than anyone は「誰よりも」という比較級で知識の度合いを強調し、so以下でその知識に基づいて相手に判断を求める流れになっています。


I’ve known Lisa long enough to tell when she’s upset.
日本語訳: リサとは長く付き合ってるから、彼女が怒ってるときはすぐわかるよ。
解説: know はここで「長期にわたり深く知っている」という意味。現在完了 have known で「〜の期間知っている」を自然に表しています。long enough to ~ は「〜できるほど十分に」という言い回しで、人間関係の深さや経験の積み重ねを示します。


Nobody knows Tokyo backstreets like Ken does.
日本語訳: 東京の裏道をケンほど知ってる人はいないよ。
解説: know は単なる知識ではなく「歩き慣れ・裏情報まで把握している」深さを表します。Nobody knows〜like Ken does は「ケンほど〜な人はいない」という比較構文で、相手の熟知度を際立たせています。backstreets は「裏通り・裏道」で、地元感を演出する単語です。


I don’t think he really knows what it takes to lead a team.
日本語訳: チームをまとめるってどういうことか、彼は本当の意味ではわかってないと思うよ。
解説: know はここで「必要なことを理解する」という意味。”know what it takes to〜” は「〜に必要な条件や努力を知っている」という深い理解を示す表現です。lead a team はビジネス・スポーツの両方で自然に使えるフレーズ。


Back then, I thought I knew what love was. Turns out I didn’t.
日本語訳: あの頃は、愛ってものがわかってるつもりだったんだ。でも違ったね。
解説: know はここで「本質を理解する」という意味。”thought I knew” で「わかったつもりだった」ことが後で違ったと気づく感情の転換を表しています。Turns out I didn’t は「結局違ったとわかった」という口語表現で、経験からくる学びを強調しています。

わかる

わかる
Do you know this handwriting? — It’s David’s, isn’t it?
この筆跡、わかる?一デイビットのだよね?

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)

That name rings a bell, but I don’t know where I’ve heard it.
日本語訳: その名前、聞き覚えあるけど、どこで聞いたか思い出せないな。
解説: この文では「知っている」ではなく「過去の記憶に引っかかる」という意味で know where I’ve heard it が使われています。rings a bell は「ピンとくる」「聞き覚えがある」という決まり表現で、記憶にある情報を取り出そうとしているニュアンスです。


I wouldn’t know the answer if I hadn’t looked it up last night.
日本語訳: 昨夜調べてなかったら、この答えわからなかったよ。
解説: ここでは「知識がある=昨晩調べたから今わかる」という構造。仮定法 wouldn’t know…if…hadn’t を使うことで「知識の由来」を過去の調査データに結びつけています。look up は「調べる」の意味で辞書やネット検索に自然に使えます。


Anyone who’s worked with him knows he’s all about the details.
日本語訳: 彼と働いたことある人なら、細かいとこまでこだわるの知ってるはず。
解説: Anyone who’s worked with him は「過去に一緒に働いた経験がある人」。その経験を通して得た知識なので knows が使われています。be all about〜 は「〜にこだわる/〜中心だ」という口語的な決まり表現です。


I knew that chart looked off—we’ve never had a dip in March before.
日本語訳: あのグラフ、おかしいと思ったんだよね。3月に数字が落ちたことなんて今までなかったし。
解説: ここでは視覚(グラフ)と過去のデータ(3月の傾向)を照合して「おかしい」と判断している構造です。look off は「違和感がある」「おかしく見える」の意味で日常的な表現。we’ve never had〜before が経験との比較で知識の裏付けになっています。


You know that look people get when they’re about to lie? He had that.
日本語訳: 人がウソつこうとしてる時の顔あるじゃん?あれだったよ。
解説: 観察経験からくる「わかる」を表す例。that look は「(あの)表情」という意味で、when they’re about to lie が「嘘をつく直前」を説明しています。こうした観察の積み重ねが You know〜? で呼びかけられる形になっていて、会話に非常に自然です。

見聞き・経験・理解

見聞き・経験・理解
I’ve never known her to complain.
彼女が文句を言うのを聞いたことがありません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)

I didn’t know you were dealing with all that. You really held it together well.
日本語訳: そんな大変だったなんて知らなかったよ。全然そんなふうに見えなかった。
解説: この “know” は「見たり聞いたりして知る」ことを意味しており、「そういう状況にあったことを知らなかった=見聞きしていなかった」というニュアンスです。held it together は「感情を抑えて耐えた」という意味の口語で、emotional breakdown(取り乱すこと)をせず頑張った姿勢をほめる場面でよく使われます。


People who’ve known real pressure don’t panic over small stuff.
日本語訳: 本当のプレッシャーを経験してきた人は、ちょっとやそっとじゃ動じないよ。
解説: この文では、”have known” が「実際に経験して知っている」ことを表しています。real pressure(真のプレッシャー)を体感した人は、経験によって身についた強さを持っているというメッセージです。small stuff は「くだらないこと」「ささいな問題」などを指すカジュアルな語で、panic over は「〜でうろたえる・慌てる」という安定した表現です。


You know what I mean when I say it felt… off, right?
日本語訳: 「なんか変な感じだった」って言った意味、伝わるでしょ?
解説: ここでの “know” は、「人の気持ちや言いたいことを理解する」という意味で使われています。what I mean は「私の言いたいこと」、it felt off は「なんかしっくりこない」「違和感がある」という感覚的な言い回し。off は「本来の状態からズレている」というニュアンスがあり、ネイティブが感覚を共有するときによく使う表現です。


He didn’t know the value of trust until he broke it.
日本語訳: あいつは信頼を失って初めて、信頼の大切さがわかったんだ。
解説: “know the value of〜” は「〜の大切さを理解する」という意味で、ここでは信頼の重みを「失ってから」経験を通して理解したことを表しています。”until he broke it”(彼がそれを壊すまでは)は「壊してみて初めて知った」という構造で、学びと後悔が同時ににじむ表現です。


I’m not blaming you—I just need you to know where I’m coming from.
日本語訳: 責めてるわけじゃないの。ただ、私の立場をわかってほしいの。
解説: know はここでは「相手の立場や気持ちを理解する」という意味で使われています。where I’m coming from は「なぜそう思うのか/どんな背景や気持ちがあるのか」といった内面的な理解を求めるときの定番表現です。blaming you は「責める・非難する」の意味で、冒頭に置くことで相手を気遣う効果があります。

励まし

励まし
I know you can do it.
君ならできるとわかっています。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)

Everyone knows you’ve worked harder than anyone else on this.
日本語訳: これに一番力を注いできたのが君だって、みんなわかってるよ。
解説: この文は「努力の事実」が既に皆の間で「知られている(know)」という形で、相手のがんばりを認め、報われてほしいという励ましの気持ちを込めています。”worked harder than anyone else” は「誰よりも一生懸命取り組んだ」という比較級構文で、努力の度合いを強調しています。on this は「この件に関して」と日常会話でよく使う表現です。


Don’t you know how brilliant you are at this stuff?
日本語訳: 君がこういうの得意だって、自分でわかってないの?
解説: ここでの know は「自分の強みをちゃんと理解している」という意味で使われ、自信を持たせるための問いかけ型の励ましです。”how brilliant you are” は「どれだけ優れているか」、this stuff は「この手のこと」「こういう分野」といった軽い言い方で、実際の内容をぼかしつつ柔らかく伝える口語です。疑問文の形ですが、相手の才能を前提として肯定しているのがポイントです。


You know you’ve done tougher things than this before.
日本語訳: 君はこれまでにもっと大変なことをやってきたって、自分でもわかってるよね。
解説: この know は、過去の経験と強さを相手が「わかっているはず」という前提で使うことで、今の困難も乗り越えられるという励ましになっています。”tougher things than this” は比較級で「これより難しいこと」、before で「過去に」という文脈を自然に加えています。状況に応じて、プレッシャーの中で自信を引き出したいときに使える一文です。


Deep down, his parents knew he wasn’t going to quit halfway.
日本語訳: 心の奥では、両親は彼が途中であきらめる人じゃないってわかってたんだよ。
解説: この文の knew は「表面には出さなくても心の中では信じていた」というニュアンスを持ち、深い信頼と励ましの土台を表しています。Deep down は「心の底では、実は」といった意味の口語表現、quit halfway は「途中で投げ出す」という意味の自然なイディオムです。全体として、相手に「見守られていた」という安心感と自信を与える表現です。


If only you knew how much faith we have in you.
日本語訳: 君が僕たちがどれだけ信じてるか、知ってさえいればなあ。
解説: If only you knew… は仮定法を使った言い回しで、「実際は知らないけど、知っていたらいいのに」というもどかしい励ましの気持ちを込めた表現です。faith in you は「君への信頼」という意味で、「信じる心」をより感情的に表現する語彙です。この文は励ましながらも、相手の自己評価が低い状況に寄り添う優しいニュアンスを含みます。

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