GRAMMAR AND VOCABULARY L137|NoeLia Original Dialog

GV 25-26
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GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!

NoeLia Extra Examples|進行形の可否

進行形の可否

I was thinking the same thing.
私は同じことを考えていました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

He’s having second thoughts about the plan.
日本語訳: 彼、その計画について迷い始めてるんだ。
解説: ここでは have が「状態」ではなく「体験・心の動き」を表しているため進行形で使われています。進行形の have は、食事(having lunch)や会議(having a meeting)など、「いま起こっていること」や「変化している感情」にも使えます。second thoughts は「考え直す」「迷い」という慣用句で、計画に対して気持ちが揺れ始めている様子を自然に表しています。

Conversation Examples

A: James has been unusually quiet in the meetings lately. Did something happen?
B: He’s probably overthinking the new proposal again. You know how he gets.
A: Yeah, but he was so confident at first. It’s like he flipped overnight.
B: He’s having second thoughts about the plan. Happens every time there’s real pressure.

A: 最近、ジェームズがミーティングで妙に静かだけど、何かあったの?
B: たぶんまた新しい提案のことで考えすぎてるんだよ。あの人のいつものパターン。
A: そうなんだ。でも最初はあんなに自信満々だったのに、一晩で変わった感じ。
B: 計画に迷い始めてるんだよ。プレッシャーがかかると毎回こうなるんだ。

  • unusually quiet: 普段より静か(「unusually」は「いつもと違って」「異常に」の意味で、ここでは“妙に静か”というニュアンス。性格や状況の変化を柔らかく表す日常的な副詞表現)
  • overthink: 考えすぎる(”think” に “over-” がつくことで「度を越して考える」という意味。ネイティブがよく使う心理的な動作動詞)
  • You know how he gets.: あの人のそういうとこ、わかるでしょ。(相手の性格を共有するようなカジュアルな表現。”get” はここで「〜な状態になる」という意味。省略された “when” を補うと “You know how he gets when he’s stressed.” のようになる)
  • confident at first: 最初は自信満々だった(”at first” は「最初は」という意味で、あとに変化が来ることを暗示する表現。文の対比を自然に作る重要フレーズ)
  • It’s like he flipped overnight.: 一晩で性格が変わったみたいだ。(”flip” は「ひっくり返る」「急に変わる」という意味。ここでは比喩的に「態度がガラッと変わる」を表す口語。overnight は「一晩で」「急に」という副詞)
  • Happens every time〜: 〜のたびに起こる(主語が省略されている口語表現。”It happens every time〜” の省略形で、ネイティブが軽く共感や皮肉を込めて使う自然な言い回し)
  • real pressure: 本当のプレッシャー(”real” はここで「現実的な」「重い」という強調。比喩的に「責任や状況の重圧」を表す。”pressure” は物理的な圧力だけでなく精神的なストレスにも使われる)

NoeLia Extra Examples

I’m feeling a bit better today, thanks.
日本語訳: 今日はちょっと気分がよくなってきたよ、ありがとう。
解説: feel は本来「感じる」という状態動詞ですが、ここでは体調や感情の“変化”が進行中であるため、進行形で使われています。「今まさに回復している最中」という柔らかい表現になります。a bit better は「少しよくなった」、thanks はカジュアルに「ありがとう」を添える自然なひとことです。

Conversation Examples

A: I made you soup and some toast. Think you can handle a little food now?
B: You didn’t have to do all that, but thank you. I was starting to get hungry anyway.
A: Good. You’ll feel stronger once you eat something warm.
B: I’m feeling a bit better today, thanks. It actually smells amazing.

A: スープとトースト作ったよ。もう少し食べられそう?
B: そんなに気を使わなくてよかったのに。でもありがとう。お腹すいてきたとこだった。
A: よかった。温かいもの食べれば元気出るよ。
B: 今日はちょっと調子が戻ってきたよ。いい匂いだね。

  • Think 〜?: ~だと思う?/~できそう?(主語と助動詞の “Do you” を省略したカジュアルな疑問文。”Think you can handle a little food now?” は “Do you think you can〜?” の省略形で、親しい関係でよく使われる)
  • handle: うまく対処する/こなす(ここでは「食べ物を受け付ける・食べられる」の意味。体調が悪い相手に「食べられそう?」と聞く自然な言い回し)
  • You didn’t have to do all that.: そんなことしなくてもよかったのに(“You didn’t have to〜” は「〜する必要なかったのに」という感謝を含んだ断りの定番フレーズ)
  • but thank you: でもありがとう(前文の遠慮をやわらげる “but” は口語的なやさしいつなぎ方)
  • start to do: ~し始める(“I was starting to get hungry.” は「お腹がすいてきたところだった」と進行中の変化を自然に表す)
  • Good.: よかった(会話の流れをつなぐリアクションとして超基本。感情のこもった短い相づち)
  • feel stronger: 元気になる(“feel” は「感じる」だけでなく、体調・感情の変化も表す動詞。ただしここでは一時的な変化ではなく「食べれば元気になる」という一般的な結果を述べているため、進行形ではなく現在形で自然)
  • once: ~すれば(「いったん〜したら」という条件を表す接続詞。”once you eat something warm” は「温かいものを食べればすぐに」)

NoeLia Extra Examples|控えめな助動詞の過去形

控えめな助動詞の過去形

That would be great.
(そうしてくれると)ありがたいです。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

It’s been a long week. I could really use a drink.
日本語訳: 今週は長かったわ。ちょっと一杯やりたいね。
解説: 「could」は「can」の控えめな形で、強い欲求をやわらげ「飲めたらうれしいな」という柔らかい響きにします。ここでの use は「使う」ではなく「〜があると助かる・ありがたい」という意味の口語表現で、I could really use a break(休みがほしい)などにも使えます。It’s been a long week(今週は大変だった)と組み合わせることで、疲れをにじませた自然な一言になります。

Conversation Examples

A: What a week… It’s been a long week. I could really use a drink.
B: Rough day at work again? You’ve been coming home late all week.
A: Yeah, the new project’s been eating up all my time. My brain’s fried.
B: Then sit down, I’ll pour you something cold. You’ve earned it.

A: 今週は本当大変だった… 長い一週間だったわ。一杯やりたい気分よ。
B: また仕事で大変だったの?今週ずっと帰り遅かったもんね。
A: うん、新しいプロジェクトに時間取られっぱなしで。もう頭がオーバーヒート気味。
B: じゃあ座って。冷たいの注いであげるよ。よく頑張ったね。

  • What a week: 今週は大変だった(感嘆文。「なんて〜なんだ」という意味で、驚き・疲労・感情を強調する口語表現)
  • Rough day: 大変な一日(“rough”は「荒れた/厳しい」から転じて「しんどい」「大変な」)
  • at work: 職場で(“at”は「点」を表し、働く場所=仕事の現場を指す)
  • You’ve been coming home late all week: 今週ずっと帰りが遅かった(“have been + -ing”で「最近ずっと〜している」継続)
  • be eating up one’s time: (時間を)食いつぶす/取られる(“eat up”は比喩で「消費する」「奪う」)
  • My brain’s fried: 頭が回らない/疲れ切った(“fried”は「揚げた」から転じて「オーバーヒートした」状態を表すスラング)
  • sit down: 座る(命令文で優しく「ゆっくりして」「落ち着いて」のニュアンスになる)
  • pour someone something / pour something for someone: (飲み物を)注ぐ(“pour you something cold”で「冷たいのを注いであげる」)
  • You’ve earned it: よく頑張ったね/当然のご褒美だ(“earn”は「努力して得る」。相手の頑張りをねぎらう定番フレーズ)

NoeLia Extra Examples

There might’ve been a better way to say that.
日本語訳: もっといい言い方があったかもしれないね。
解説: 「might」は「may」の控えめな形で、確信のない可能性や軽い後悔をやさしく表します。There might’ve been〜 にすることで「そういう可能性もあった」という間接的な言い方になり、自分や相手を責めない柔らかい響きになります。

Conversation Examples

A: Your sister left the party early after we talked. Did I step on a landmine?
B: She’s sensitive about her job search. There might’ve been a better way to say that.
A: Right… asking whether she’s “still unemployed” was careless. I should’ve asked how things were going.
B: Exactly. Send her a text—keep it gentle and she’ll appreciate it.

A: 君の妹、話したあとすぐ帰っちゃったよ。俺、地雷踏んだ?
B: いま就活のこと気にしてるからね。もっといい言い方があったかもしれないよ。
A: だよな…「まだ無職なの?」は無神経だった。状況どう?って聞くべきだった。
B: そうそう。やさしく一通メッセージ送っておいて。きっと伝わるから。

  • leave early: 早めに帰る(予定よりも早くその場を離れること。社交の場やイベントなどで自然によく使われる)
  • step on a landmine: 地雷を踏む(比喩的に「デリケートな話題に触れてしまう」「不用意な発言をしてしまう」の意味)
  • sensitive about: ~に敏感である/気にしている(感情的に影響を受けやすい話題や状況に対して使う)
  • job search: 求職活動(就職・転職活動全般を指す、フォーマルすぎずカジュアルにも使える表現)
  • Right…: そうだね…(相手の言葉を受け入れながら考えを整理する間を作る自然な返答)
  • still unemployed: まだ無職の(“still” は「今も変わらず」という継続を表す副詞で、ここでは「以前から働いていない状態が続いている」という意味を強調している。“unemployed” は「職に就いていない」で、“jobless” よりもややフォーマルだが一般的な表現)
  • I should’ve…: ~すべきだった(過去の後悔を表す代表的な構文。「I should have」の口語縮約形)
  • how things are going: 状況がどう進んでいるか(仕事・恋愛・計画などあらゆる「経過」を尋ねる自然な表現)
  • Exactly: そのとおり(相手の意見に全面的に同意するカジュアルな強調表現)
  • Send her a text: メッセージを送る(スマートフォンでのカジュアルな連絡手段。text は動詞として「メッセージを送る」)
  • keep it gentle: 優しくしておいて/やわらかく伝えて(“keep it + 形容詞” の構文で「そのトーンを保つ」意味)
  • appreciate it: 感謝する/ありがたく思う(「礼を言う」よりも深い感謝を表すが、日常会話でもよく使われる)

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