言葉で人を動かす動詞① ー ask|25フレーズ|NoeLia Extra Examples

Extra Examples
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L146 言葉で人を動かす動詞① ー ask|NoeLia Extra Examples

「NoeLia Extra Examples(フレーズ集)」ではラジオ英会話のキーフレーズをもとにしたオリジナル例文を掲載しています。
本日はL146のテーマ「ask」。「GRASP THE CONCEPT」で学んだ例文をもとに、同じテーマで25フレーズ作りました。できるだけ多様な使い方が学べるフレーズ集になっていますので、ぜひ音声といっしょに練習してみてくださいね!

会話例中心で練習したい方は別ページにまとめてあります!
本ブログではワンフレーズの例題に加えて、そのフレーズが実際の会話でどう使われているかを会話形式で紹介しています。覚えた表現の使い方をリアルなやりとりの中で確認したい方は、ぜひチェックしてみてください!
👉 L146|NoeLia Original Dialog

ask|求める・お願いする

Key Sentence

ask|求める・お願いする
We can ask the server.
私たちはお店の人に尋ねることができます。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)

Ask the teacher first. She’ll know what to do.
日本語訳: まず先生に聞きなよ。どうすればいいか知ってるはずだから。
解説: この文は「ask+人」で「〜に尋ねる」というテーマの基本形です。命令文なので、相手に行動を促す自然な言い方になっています。ask は「尋ねる」「頼む」どちらにも使えますが、ここでは「尋ねる」使い方です。know what to do は「どうすればいいか分かっている」という定番表現で、助言や提案をするときによく使われます。


She asked me once, and I still regret saying no.
日本語訳: あのとき彼女に頼まれたのに、断ったのが今も引っかかってるんだ。
解説: この文は「ask+人」で「〜に頼む」を表しています。行為としては一度きりでも、話し手の中では強く残っているという心情を “I still regret saying no(断ったのをまだ悔やんでいる)” で表しています。regret〜ing は「〜したことを後悔する」の定番表現で、過去の行動を振り返るときによく使われます。


You don’t have to ask me every time, you know.
日本語訳: 毎回いちいち聞かなくていいって。
解説: この文も「ask+人」で「〜に尋ねる」の形です。準助動詞 have to は「〜する必要がある」、否定形 don’t have to は「〜する必要はない」という意味になります。文末の you know は「わかるでしょ」「ほらね」など、軽く相手に同意を求める口語表現です。カジュアルな注意や照れ混じりの会話でよく使われます。


I’ll ask him again if that’s what you want.
日本語訳: あんたがそう言うなら、もう一回あいつに聞いてみるよ。
解説: この文も「ask+人」で「〜に尋ねる」の使い方です。助動詞 will が入ることで「意志」や「その場の判断」のニュアンスになります。if that’s what you want は「それがあなたの望みなら」という自然な譲歩の言い方で、相手の希望に合わせる柔らかい返答です。


I should’ve asked you earlier, but I didn’t want to bother you.
日本語訳: もっと早く頼めばよかったんだけど、邪魔したくなくてさ。
解説: この文は「ask+人」で「〜に頼む」という使い方をしています。助動詞+完了形 should’ve asked は「〜すればよかったのに」という後悔を表す形です。bother は「迷惑をかける」「邪魔をする」という意味で、I didn’t want to bother you は「迷惑をかけたくなかった」という優しい言い方です。日常会話でよく使われる遠慮を含んだ表現です。

リポート文

リポート文
He asked me where his mother was.
彼は私に彼の母親がどこにいたのかを尋ねました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)

Would you ask him whether he’s still in the office?
日本語訳: まだオフィスにいるか、彼に確認してもらえる?
解説: この文は「ask+人+whether節」で“〜かどうか”を尋ねる形。whether は if よりも少しフォーマルで、どちらの可能性もあり得るときに使われます。“Would you ask〜?” は「〜してくれる?」よりも丁寧な依頼表現で、遠回しに頼むときに自然です。


They asked me why I hadn’t told them sooner.
日本語訳: なんで早く言わなかったのかって、みんなに聞かれたよ。
解説: 「ask+人+wh節」で、聞かれた内容をそのまま伝えるリポート文の基本形。ここでは “why I hadn’t told them” で「なぜ〜しなかったのか」という過去の理由を説明する構文。過去完了を使うことで、「言うべき時点を逃した」ニュアンスが出ています。


Did you ask her when the concert actually starts?
日本語訳: コンサート何時に始まるのか、彼女にちゃんと聞いた?
解説: この文は「ask+人+when節」で、タイミングを尋ねる典型的な形。疑問文にすることで「もう聞いた?」という確認のトーンになります。actually は「ほんとに」「正確に」という意味で、会話にリアルさを加える副詞です。


I was wondering if I should ask her what happened.
日本語訳: 彼女に何があったのか、聞くべきか迷ってたんだ。
解説: この文は「ask+人+wh節」を含んだリポート文の中でも、迷いや控えめな気持ちを表す形です。“I was wondering if〜” は「〜しようか考えていた」という柔らかい表現で、相手に配慮しながら話すときにぴったりです。


I’d ask my boss how flexible the schedule is.
日本語訳: スケジュールどれくらい融通きくか、上司に聞くな、俺なら。
解説: “ask+人+how節” のリポート文で、“〜がどのくらいなのか”を尋ねる形です。“I’d ask〜” は “If I were you, I’d〜(もし自分なら〜する)” の省略形で、やわらかい助言を伝えるときに自然です。flexible は「融通がきく」という意味で、職場や予定の話でよく使われます。

to 不定詞を用いた目的語説明型

to 不定詞を用いた目的語説明型
He asked me to stay.
彼は私にとどまるように頼みました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)

Don’t ask me to choose between them—it’s impossible.
日本語訳: どっちか選べなんて言わないでよ、無理だから。
解説: この文はテーマ「ask+人+to〜」の否定命令の形です。「〜するように頼む」の構文をそのまま使いながら、頼まれること自体を拒否しています。between them は「その2人(もの)の間で」という意味で、選択を迫られる状況を自然に表しています。it’s impossible は強調としてよく使われるフレーズで、「無理だよ」「できっこないよ」と感情をこめて言えます。


He asked everyone to arrive ten minutes early.
日本語訳: 彼、みんなに10分前に来てほしいって言ってたよ。
解説: 「ask+人+to〜」の基本形で、「〜に…してほしいと頼む」を表しています。everyone を目的語にして、個人ではなく全体に依頼する言い方。arrive early は「早めに到着する」。具体的に ten minutes early とすることで現実的で自然なトーンになります。命令ではなく “頼み” としてのやわらかさがポイントです。


I was asked to join the project at the last minute.
日本語訳: 土壇場でプロジェクトに入ってくれって言われたんだ。
解説: この文は受動態の「was asked to〜」で、「〜するように頼まれた」を表しています。誰が頼んだかは重要でないとき、受け手の経験を語る自然な形になります。at the last minute は「ぎりぎりになって」「直前で」という意味の決まり文句で、仕事やイベントの会話でよく使われます。


Let’s ask him to explain it one more time, just to be sure.
日本語訳: 念のため、彼にもう一回説明してもらおうよ。
解説: 「ask+人+to〜」を提案文 “Let’s〜” の形で使っています。依頼を「一緒にしよう」とする言い方なので、柔らかく協調的です。explain it one more time は「もう一度説明してもらう」、just to be sure は「念のために」。チーム内で確認を促す自然な英語です。


You shouldn’t ask people to do what you wouldn’t do yourself.
日本語訳: 自分がしないことを人に頼むもんじゃないよ。
解説: 「ask+人+to〜」を一般論として使った忠告の文です。shouldn’t で「〜するべきじゃない」という助言のトーン。what you wouldn’t do yourself は「自分がしないこと」という意味で、行為内容を名詞節で具体化しています。ことわざのようにリズムがよく、英語の自然な忠告表現です。

授与型

授与型
They asked us some tough questions.
彼らは私たちにいくつか難しい質問をしました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)

I wanted to ask you a question about yesterday’s call.
日本語訳: 昨日の電話のことで、ちょっと聞きたかったんだ。
解説: この文は「ask+人+a question」という授与型の基本形です。質問という“言葉の贈り物”を相手に向けるイメージ。過去形の “wanted to ask” にすることで、「ずっと聞こうと思ってたんだけど」という柔らかい前置きになります。about yesterday’s call は「昨日の電話について」で、会話を自然につなげる表現です。


Let me ask my boss permission to work from home tomorrow.
日本語訳: 明日リモートで働けるか、上司に聞いてみるね。
解説: 「ask+人+permission to〜」の授与型で、“許可を求める”パターン。let me で「私に〜させて」という控えめな申し出になります。work from home は「在宅勤務をする」の定番表現で、日常的にもビジネスにも自然に使えるフレーズです。


I’ve been asked that question so many times, I’ve lost count.
日本語訳: その質問、もう何回もされてるから数えきれないよ。
解説: この文は授与型の受動態で、「質問を受け取る=質問された経験」を表しています。have been asked で「これまで何度も〜された」を示す現在完了形。lose count は「数えきれなくなる」という自然なイディオムです。


I’ll ask you one favor, and then I’ll never bother you again.
日本語訳: 最後にお願い一つだけさせて。そしたら、もう二度と迷惑かけないから。
解説: 「ask+人+a favor」は「お願いをする」という定番の授与型構文。one favor と数量を限定することで切実さが伝わります。bother は「煩わせる」。依頼をしたあとで相手への配慮を添える自然な話し方です。


He often asks me advice, but never takes it.
日本語訳: 彼、よく相談してくるくせに、全然聞かないんだよね。
解説: 「ask+人+advice」で「助言を求める」。英語では “an advice” とは言わず、無冠詞が自然です。but never takes it の it は “advice” を受ける代名詞。行動しない人を軽くからかうような、リアルな口語調になっています。

ask ~ for …

ask ~ for …
I asked the boss for permission to take a day off.
私は休みをとる許可を上司に求めました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)

You can always ask me for help if you get stuck.
日本語訳: 行き詰まったら、いつでも助けを求めていいからね。
解説: 学習テーマの「ask+人+for〜」の基本形で、「〜に…を求める」という意味。ここでは “ask me for help”=「私に助けを求める」。if節 “if you get stuck(行き詰まったら)” が優しく寄り添う条件を添えており、励ましや支援の意図を自然に伝えます。英語では “help” に冠詞をつけないのが普通です。


It might be worth asking them for their point of view.
日本語訳: あの人たちの意見も聞いてみる価値はあるかもね。
解説: 「ask+人+for〜」で「〜に…を求める」。ここでは “ask them for their point of view(彼らに意見を求める)”。全体は “It might be worth〜ing” の構文で「〜する価値がある」という意味。やわらかく提案したり、客観的に助言する時に自然な表現です。 “point of view” は「視点・意見」という汎用的な名詞句。


Did you ask her for directions, or did you just guess?
日本語訳: 道、彼女に聞いたの?それとも勘で行ったの?
解説: この文では “ask+人+for+名詞” のパターンで “ask her for directions(彼女に道を尋ねる)” となっています。疑問文にすることで、確認や軽いツッコミのトーンになります。 “or did you just guess?”(それとも勘で行ったの?)の後半が、会話らしい軽いユーモアを出しています。


He’s always asking for trouble with that attitude.
日本語訳: あの態度じゃ、そりゃトラブル呼ぶに決まってるよ。
解説: “ask for trouble” は「トラブルを求める=自分から呼び込む」という比喩的な表現です。直訳すれば「トラブルを頼む」ですが、実際には「自業自得」「わざわざ問題を招く」という意味になります。テーマの “ask+for〜” の形をそのまま保ちながら、「求める対象(trouble)」を具体的な行為ではなく結果として使っている点がポイントです。 “with that attitude” は「そんな態度で」という原因を添える自然な副詞句です。


I didn’t ask you for excuses—I asked for results.
日本語訳: 言い訳なんて求めてない。欲しいのは結果だよ。
解説: “ask+人+for〜” の構文で、「〜に…を求める」。ここでは “ask you for excuses(言い訳を求める)” と “ask for results(結果を求める)” を対比させ、感情を強調する形になっています。前後のリズムが鋭く、実際の会話で怒りや苛立ちを表す際に自然な使い方です。

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