GRAMMAR AND VOCABULARY L149|NoeLia Original Dialog

GV 25-26
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GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!

NoeLia Extra Examples|wh疑問文の3点セット

wh疑問文の3点セット

What does this message indicate ?
このメッセージは何を示していますか?

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

What did you say to make her that mad?
日本語訳: 何言って彼女あんなに怒らせたの?
解説: この文では “what” が “say” の目的語の空所を埋め、欠けた情報「何を言ったか」を尋ねています。これが wh 疑問文の基本構造「①wh語②疑問形③空所」。また “to make her that mad” は「そんなに怒らせるために」という結果を表す不定詞で、“that mad” は「そんなに怒るほど」という自然な口語の強調です。

Conversation Examples

A: You two were fine at lunch, and now she won’t even look at you. What did you say to make her that mad?
B: I just told her I didn’t like her new haircut. I thought I was being honest, not cruel.
A: Oh, come on, you know better than that. You never comment on someone’s hair unless it’s good.
B: Yeah, I learned that the hard way.

A: お昼までは仲良かったのに、今や彼女こっち見ようともしないじゃん。何言ってあんなに怒らせたの?
B: 髪型、あんまり似合ってないって言っちゃったんだよ。正直に言ったつもりだったんだけど、悪気はなかったんだ。
A: ちょっと、それはないわ。髪型は褒める時以外は触れちゃダメでしょ。
B: うん、痛いほど学んだよ。

  • be fine (with someone): 仲がいい/問題なくやっている(“fine” は「良い」よりも「トラブルがない」状態を表す。人間関係が落ち着いている時に “We’re fine.” などと使う)
  • won’t even look at (someone): (人を)見ようともしない(怒りや軽蔑を示す比喩的表現。“even” で「〜さえもしない」の強調。“won’t” は「〜することを拒む」という意思の否定を表し、ここでは「(怒りのせいで)見ようとしない=見るつもりが全くない」という感情的な拒絶のニュアンスになる)
  • I just told (someone)〜: ただ〜って言っただけだよ(自分の行動を軽く正当化するときの会話表現。言い訳調の柔らかい言い方)
  • I didn’t like (something): 気に入らなかった(“like” は好意・評価を表す基本動詞。否定形で “not my style.” “not my thing.” に近い自然な拒否表現)
  • I thought I was being honest, not cruel: 正直に言ったつもりだったんだ、意地悪じゃなくて(“I thought I was being〜” は自分の意図と結果のギャップを表す自然な言い方)
  • Oh, come on: ちょっと、やめてよ/まさか(軽い非難・驚きを表す感嘆詞。声のトーンで親しみから怒りまで幅広く使える)
  • You know better than that: そんなことわかってるでしょ(相手の不用意な行動をやんわり叱る表現。“know better than to〜” の省略形で、「〜するような人じゃないでしょ」)
  • comment on (something): 〜についてコメントする/口を出す(フォーマルでもカジュアルでも使える。“say” よりも「意見を述べる」ニュアンスが強い)
  • unless: 〜でない限り(会話で「例外条件」を出すときに頻出。命令文と組み合わせて使うと忠告っぽくなる)
  • Yeah, I learned that the hard way: うん、痛いほど学んだよ(“learn (something) the hard way” は「失敗して学ぶ」比喩表現。経験を通して得た教訓をユーモラスに言うネイティブ定番の言い回し)

NoeLia Extra Examples

Who did you see talking with Emma earlier?
日本語訳: エマとさっき話してた人、誰?
解説: “who” が “see” の目的語の位置に入り、目撃した人物という欠落情報を尋ねています。wh 疑問文の3点セットがきれいにそろった形。“see+目的語+ing形” は「〜しているのを見る」で、ここでは「話している姿を見た人」を自然にたずねています。

Conversation Examples

A: Emma’s been acting weird all afternoon. She keeps checking her phone.
B: Yeah, I noticed. Maybe someone said something that upset her?
A: By the way, I was curious—who did you see talking with Emma earlier? She seemed really tense after that.
B: Oh, that was her ex, Jason. He just showed up out of nowhere.

A: エマ、今日なんかずっと変だよね。スマホばっか見てるし。
B: うん、そうだね。なんか嫌なこと言われたのかもね。
A: そういえば、気になってたんだ——エマとさっき話してた人、誰?その後すごくピリピリしてたけど。
B: ああ、元カレのジェイソンだよ。いきなり現れたんだ。

  • act weird: 変な行動をする(“act” は「行動する」、”weird” は「変な」。組み合わせると「いつもと違う・妙な様子を見せる」意味になり、人の気分や行動が不自然なときに使う自然な口語表現。“act off” も似た意味だが、”off” は「普段と違って調子が悪い」ニュアンスで、感情よりも体調・雰囲気など全体のバランスが崩れている時に使う。”weird” はより「挙動や言動が変」「どこかおかしい」印象を与える)
  • all afternoon: 午後ずっと(“all” は「まるごと」、時間と組み合わせることで「その時間の間ずっと」の意味になる。日常会話で頻出)
  • keep doing: 〜し続ける(“keep” の「続ける」という意味を活かした定番構文。“She keeps checking her phone.” で「彼女はずっとスマホを見ている」)
  • check one’s phone: スマホを見る(“check” は「確認する」の意味で、メールや通知を確認する日常動作を表す)
  • I noticed.: 気づいたよ(短いながら自然な共感返答。相手の発言に「そうだね、私も見てた」と軽く同意するカジュアルな言い方)
  • say something that upset (someone): (人を)怒らせるようなことを言う(“upset” は「気分を乱す」「不快にする」。“say something that upset her” は「彼女を怒らせるようなことを言う」自然な構文)
  • I was curious—: 気になってたんだけど(“curious” は「知りたがりの・興味がある」。会話の中で使うと、柔らかく切り出すクッション表現になる)
  • tense: 緊張した/ピリピリした(感情や空気の張り詰めた状態を表す形容詞。“She seemed really tense.” で「彼女、すごくピリピリしてた」)
  • show up: 現れる/来る(予定外に「ふっと現れる」ニュアンス。日常英会話で非常に多用される)
  • out of nowhere: どこからともなく/いきなり(直訳は「どこからも出てこない場所から」。予期せぬ出来事や突然の登場を表す口語表現)

NoeLia Extra Examples|主語を尋ねるwh疑問文

主語を尋ねるwh疑問文

What happened to all the checkout clerks?
レジ係の店員みんなに何が起こったのですか?

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Who keeps leaving the lights on in the kitchen?
日本語訳: 台所の電気つけっぱなしにしてるの誰よ?
解説: この文は “who” が主語の位置にある wh疑問文で、疑問形(doesなど)を作らずそのまま動詞が続くのが特徴です。主語が欠けているのではなく、「誰がその行動の主なのか」を直接たずねています。“keep doing” は「〜し続ける」で、ここでは「いつも同じことを繰り返す」という軽い不満を含んだ自然な言い方です。

Conversation Examples

A: Ugh, it’s the third time today. Who keeps leaving the lights on in the kitchen? I swear I turn them off every time I pass by.
B: Relax, it’s probably me. I was just making coffee earlier and forgot again.
A: You “forgot again”? That’s exactly the problem! Electricity doesn’t pay for itself, you know.
B: All right, all right. I’ll put a sticky note on the switch or something.

A: もう、今日で3回目よ。台所の電気つけっぱなしにしてるの誰?通るたびにちゃんと消してるのに!
B: 落ち着けって、多分俺だよ。さっきコーヒー淹れてて、また忘れたんだ。
A: 「また忘れた」って、それが問題なの!電気代、勝手に払ってくれるわけじゃないんだからね。
B: わかったわかった。スイッチのとこにメモでも貼っとくよ。

  • the third time today: 今日で3回目(“the+序数+time” で「〜回目」。頻度や繰り返しを強調する表現)
  • I swear: 本当に〜なんだから(“誓う”の意味から転じて「強調」「苛立ち」「確信」を表す口語的な強調フレーズ)
  • turn (something) off: (電気・機械を)消す/止める(“turn”=回す+“off”=離す→スイッチを切るイメージ。家電関連で定番)
  • pass by: 通り過ぎる(“pass”=通る+“by”=そばを。物理的に横を通る動作の定番表現)
  • Relax: 落ち着けよ(軽い口調で相手をなだめる時の一言。親しい間柄で使われるカジュアル表現)
  • probably: 多分(確信度70〜80%ほどの「たぶんね」。“maybe”より少し確信がある)
  • make coffee: コーヒーを淹れる(“make” は「作る」全般に使える便利動詞で、飲み物・料理に自然)
  • forget again: また忘れる(“again” で繰り返しの強調。軽い皮肉や呆れのニュアンスにもなる)
  • that’s exactly the problem: まさにそれが問題なの(“exactly” で強調。相手の言葉を拾って同意しつつ皮肉を込める自然な口語表現)
  • pay for itself: 元が取れる/自動的に費用をまかなう(ここでは否定で“電気代は勝手に払われない”の比喩的表現。“for itself” は「自分で」)
  • you know: 〜でしょ(相手の理解を促すカジュアルな終助詞的表現。共感・確認を柔らかく加える)
  • All right, all right.: わかったって、わかったって(繰り返すことで「もうわかったよ」と軽い降参・なだめのトーンを出す)
  • sticky note: 付箋(Post-it のように、貼ってはがせるメモ用紙を指す)
  • or something: 〜とかね/〜みたいな(発言をやわらげるためのぼかし表現。“around the end” と同様、日常会話で非常に頻出)

NoeLia Extra Examples

Which one started the rumor about them dating?
日本語訳: 彼らが付き合ってるって噂、最初に言い出したのどっち?
解説: この文は “which one” が主語の wh疑問文で、文頭に置くだけで「どちらが〜したのか」を問う形になります。疑問形にせず “started” がそのまま続くのが特徴です。“start a rumor” は「噂を広める」という意味で、“about them dating” は「彼らが付き合っているという」内容を自然に添えています。実際に「誰がやったか分かってる」ときに使うと、軽い皮肉や冗談っぽいトーンにもなります。

Conversation Examples

A: Turns out Emma and Jake were never dating. They were just working on the presentation together.
B: No way. You literally said you saw them on a date last weekend.
A: I said I saw them with Bob — remember? Anyway, which one started the rumor about them dating?
B: Well… they were having lunch together every single day, so… you know.

A: 結局、エマとジェイクって全然付き合ってなかったんだって。ただプレゼン準備してただけらしいよ。
B: うそでしょ?この前、二人でデートしてるの見たって言ってたじゃん。
A: ボブと一緒に、って言ったろ。それにさ、彼らが付き合ってるって噂、最初に言い出したのどっちだよ?
B: だって、あれだけ毎日ランチ一緒にとってたら…まぁ、そりゃねぇ。

  • turns out (that)〜: 〜ということがわかる(出来事の結果や真相が判明した時に使う定番表現。口語では “it turns out〜” の “it” を省略するのが自然)
  • never: 一度も〜ない(強い否定の副詞。過去のどの時点でも起きていないことを強調)
  • date: 付き合う/デートする(名詞では「日付」だが、動詞では恋愛関係で会うことを意味する)
  • work on (something): (〜に)取り組む(「作業する」「準備する」などの幅広いニュアンスで使える汎用フレーズ)
  • No way.: うそでしょ?/まさか(驚き・否定・不信などを表す強いリアクション。カジュアル会話の鉄板フレーズ)
  • literally: 文字通りに(強調の副詞として「本気で」「マジで」の意味でも使われる。話し言葉で非常に頻出)
  • on a date: デート中に(恋愛関係をにおわせる自然な表現)
  • remember?: 覚えてるでしょ?(“Do you remember?” の省略で、相手に軽く確認・ツッコミを入れるカジュアル表現)
  • anyway: とにかく/それはさておき(話題を転換したり、会話を前に進めるためのつなぎ言葉)
  • every single day: 毎日欠かさず(“every day” を強調する口語表現。強調の “single” が入ると「ほんっとうに毎日」のニュアンス)
  • so… you know.: だから…ほら(言い切らずに相手に察してもらう、ネイティブらしい曖昧表現。日本語の「まぁ、そりゃねぇ」に相当)

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