L149|情報を与える動詞② ー show, indicate|NoeLia Extra Examples
このページ(「NoeLia Extra Examples(フレーズ集)」)ではラジオ英会話のキーフレーズをもとにしたオリジナル例文を掲載しています。
本日はL149のテーマ「show, indicate」。「GRASP THE CONCEPT」で学んだ例文をもとに、同じテーマで25フレーズ作りました。できるだけ多様な使い方が学べるフレーズ集になっていますので、ぜひ音声といっしょに練習してみてくださいね!
会話例中心で練習したい方は別ページにまとめてあります!
本ブログではワンフレーズの例題に加えて、そのフレーズが実際の会話でどう使われているかを会話形式で紹介しています。覚えた表現の使い方をリアルなやりとりの中で確認したい方は、ぜひチェックしてみてください!
👉 L149|NoeLia Original Dialog
show|見えている01
Key Sentenceshow|見えている01
引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I’ll show you how to do it.
私は、あなたにそれをどうやるかを教えてあげます。
She showed me her travel photos, and now I just wanna go too.
日本語訳: 彼女が旅行の写真見せてくれたんだけど、もはや自分も行きたくなっちゃったよ。
解説: “show+人+もの” の授与型で、視覚的に相手と体験を共有する表現。言葉ではなく「目でわかる」情報を与えるのが show の特徴です。写真や映像など、感情が伝わる場面によく使われます。and now は気持ちの変化を自然につなぎ、wanna(=want to)は軽い会話調。
You might as well show them the draft before the meeting.
日本語訳: 会議前に、下書き見せといたほうがいいよ。
解説: “show” は、相手に実物を提示して理解を促すときに使います。この文では「見せる=確認してもらう」という行為が主。might as well は「〜してもいいんじゃない?」という柔らかい提案の言い方です。
I’ll show you something cool I found online last night.
日本語訳: 昨夜ネットで見つけた面白いの、見せてあげるよ。
解説: “show” は、発見や情報を「見せて共有する」動詞。相手が実際に見ることで初めて伝わる内容に使われます。something cool は「ちょっと面白いもの」というカジュアルな言い回しです。
Come on, show me what you bought — I’m curious!
日本語訳: ねえ、何買ったか見せてよ!気になるって!
解説: “show+人+もの” は、目で確認させるニュアンス。実物や結果などを「見せて」と促す自然な使い方です。I’m curious! は「気になる!」という軽いリアクションで、会話を柔らかく締めています。
I was hoping you’d show me how it looks now.
日本語訳: 今どんな感じになってるか、見せてもらえたらなって思ってた。
解説: “show” は、相手に状況や変化を「見せて伝える」動詞。ここでは how it looks now が「今の状態」を指し、進捗や結果を視覚的に確かめる自然な言い方です。I was hoping you’d〜 は丁寧な依頼表現。
show|見えている02
show|見えている02
引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Hey, your underwear is showing.
ねえ、下着が見えています。
It shows that you really care about your work.
日本語訳: 仕事に本気で向き合ってるの、伝わってくるよ。
解説: この文は「show=見えている」の感覚をそのまま使い、相手の姿勢や気持ちが外に現れていることを伝えています。“It shows that〜” は「〜なのが伝わる/見てわかる」の定番表現。really care about〜 は「〜を本気で大切に思う」。相手の努力や真剣さを褒めるときにとても自然な言い方です。
Your nerves are showing again — just relax.
日本語訳: また緊張してるでしょ。リラックスしなよ。
解説: この文は「show=隠しているつもりでも表に出ている」という意味で使われています。Your nerves are showing は「緊張が表情や仕草に出ている」の自然な言い方。just relax は「力抜いて」「気を楽に」という口語的な優しい助言。感情が“見えてしまっている”状況を指摘する典型的な使い方です。
No matter how hard you try, your jealousy always shows.
日本語訳: どんなに隠そうとしても、嫉妬って出ちゃうもんだよ。
解説: show は「表に現れる」ことを意味し、ここでは感情がコントロールできずに漏れてしまうニュアンスです。no matter how hard you try は「どんなに頑張っても」。always shows は「結局出るものだ」という習慣的な真理を表します。感情が“にじみ出る”英語らしい使い方です。
Don’t let your fear show — you’ve got this.
日本語訳: 怖がってるの出しちゃダメ、自信持って。
解説: let+名詞+動詞原形 の構文で「〜が〜するのを許す」。ここでは “let your fear show” が「恐れを表に出す」の意味です。you’ve got this は励ましの口語表現で「君ならできるよ」。感情をコントロールするよう促す、優しい英語の言い方です。
Nothing showed on her face, but she was clearly upset.
日本語訳: 顔には出てなかったけど、彼女、明らかに怒ってたね。
解説: この文では show が「表情に現れる」の意味。nothing showed on her face は「顔には何も出ていなかった」という直訳ですが、感情を押し殺した状態を自然に描写する英語です。clearly upset は「明らかに動揺していた」。見た目と感情のギャップを表す時によく使われます。
show|示す
show|示す
引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
These numbers show that our plan is working.
これらの数字は、私たちの計画がうまくいっていることを示しています。
These results show we’re moving in the right direction.
日本語訳: この結果を見る限り、ちゃんといい方向に進んでるね。
解説: この文では “show” が「数字や結果が物語る」ように使われています。that節の that を省略して、口語的でスムーズな響きに。moving in the right direction は「正しい方向へ進んでいる」という比喩的表現で、努力の成果をポジティブに伝える自然な言い方です。
That picture showed how much they cared about each other back then.
日本語訳: あの写真、あの頃どれだけお互いを想ってたか伝わってきたよね。
解説: 無生物主語の “that picture” が「感情を映す証拠」として使われています。過去形 showed にすることで、過去の出来事を懐かしむようなトーンに。back then は「当時」を柔らかく言う自然な会話表現で、温かい回想を感じさせます。
The data don’t really show what caused the drop.
日本語訳: データだけじゃ、何が下落の原因かはっきりしないね。
解説: “show” が「事実を明らかにする」意味で使われた例。否定形 don’t show によって、「十分な情報を与えていない」ことを表します。what caused the drop は「何が下落の原因か」という名詞節で、分析的なトーンの自然な会話文です。
What are the numbers showing us this time — trouble or progress?
日本語訳: 今回の数字、ヤバいってこと?それとも順調ってこと?
解説: 現在進行形 are showing は「今まさに〜を示している」というニュアンス。数字(numbers)を無生物主語にして「状況が目に見えてきている」と話す、実際の会話らしいテンポ。trouble or progress は「悪化か好転か」という対比を自然に表します。
Hasn’t this chart shown enough to convince everyone by now?
日本語訳: もうこのグラフでみんな納得したでしょ?
解説: 現在完了形の受動的な “has shown” は「ここまでの経過で〜を示してきた」という意味。否定疑問 hasn’t〜? で「もう十分でしょ?」という共感や軽い圧をこめたトーンになります。convince everyone は「みんなを納得させる」で、by now(もう今の時点では)をつけると会話がぐっと自然になります。
showとtell
showとtell
引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I’ll show / tell you the way.
道を教えてあげますよ。
Don’t just tell me the answer — show me how you got it.
日本語訳: 答えだけ言うんじゃなくて、どうやって出したか教えてよ。
解説: テーマ「show vs. tell」。tell は「言葉で伝える」、show は「見せて示す・手順を明らかにする」。don’t just…— show… は「〜だけじゃなく、…して」の自然な対比。how you got it は「導出過程」を具体的に求める言い方です。
I’ll show you the trick later — it’s easier than it looks.
日本語訳: コツはあとで教えるよ。見た目よりずっと簡単だから。
解説: show+人+もの の授与型で「見せて伝える」ニュアンス。the trick は「コツ・要点」。it’s easier than it looks は見た目と実際の難易度のギャップをやさしく埋める定番の言い回しです。
You showed me a side of this city I’d never seen before.
日本語訳: 君のおかげで、この街の知らなかった一面を知ったよ。
解説: show+人+もの の過去形で「体験として見せて気づかせる」。a side of this city は「この街の一面」。I’d never seen before は過去完了的背景で「それまで見たことがなかった」と発見のニュアンスを自然に添えます。
She’s been showing him how to bake bread from scratch.
日本語訳: 彼女、彼にゼロからパンの作り方を教えてるんだ。
解説: 現在完了進行形 has been showing で「最近ずっと教えている最中」。how to bake… は「やり方を見せて教える」形でテーマに適合。from scratch は「一から・材料から」の口語定番です。
Where should we show them around if it rains tomorrow?
日本語訳: 明日雨だったら、どこを案内したらいいかな?
解説: show+人+around は「案内して見せる」。wh疑問+should で「提案を求める」柔らかいトーン。if it rains tomorrow で現実的な条件を添え、案内=視覚的に見せる行為としての show を保っています。
indicate|求める情報に至る、ヒントや手がかり・兆候などを表す
indicate|求める情報に至る、ヒントや手がかり・兆候などを表す
引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
What does this message indicate?
このメッセージは何を示していますか?
All the signs indicate that he’s planning to quit soon.
日本語訳: どう見ても、彼すぐ辞めるつもりっぽいね。
解説: この文は “indicate” の「状況がそれを示唆している」という使い方です。実際に本人が言葉や行動で“見せている(show)”わけではなく、いくつかのサイン(all the signs)がその意図を“匂わせている”だけです。planning to quit は「辞めるつもりでいる」という自然な未来志向の表現です。
Could those symptoms indicate something more serious?
日本語訳: その症状、もっと深刻な病気のサインってことありえる?
解説: “indicate” は、医学的文脈で「〜の兆候である」「〜の可能性を示唆する」という意味でよく使われます。ここでは “could” により「ありえるかも?」と柔らかく可能性を尋ねています。“show” なら「はっきり見えている」ですが、ここは「見えてはいないけど示しているかも」というニュアンスです。
Nothing indicated whether she actually meant it or not.
日本語訳: 彼女が本気で言ったのかどうか、全然わからなかったね。
解説: “Nothing indicated〜” は「〜を示すものは何もなかった」という静かな否定構文です。indicate は直接的な証拠ではなく「読み取れるヒントがあるかどうか」を表します。show なら「彼女の態度が明確に表していた」意味になりますが、ここでは「本気かどうか判断できない」曖昧さが重要です。actually meant it は「本気でそう言った」という強調表現です。
The map indicates several hiking routes near the waterfall.
日本語訳: 地図には、滝の近くにいくつかのハイキングルートが載ってるよ。
解説: “indicate” は地図や表などの「記号が意味を持って示す」ときにも使われます。show は「見せている」動作的な表現ですが、ここでは map(地図)が能動的に見せているわけではなく、ただ“情報を示している”状態を表すため “indicate” が自然です。hiking route は「ハイキングコース」を意味します。
What exactly was that supposed to indicate?
日本語訳: で、あれって何を言いたかったわけ?
解説: “be supposed to indicate〜” は「〜を示す意図だったの?」という皮肉まじりの言い方で、相手の態度や発言の“裏の意味”を探る場面で使われます。show は「目に見える形で表す」ですが、ここでは「意味を匂わせる・意図する」なので “indicate” がぴったりです。exactly は「一体・正確に」という強調語で、相手を詰める響きを加えています。

