GRASP THE CONCEPT L156|「許す」を表す動詞① — let|NoeLia Original Dialog

GC 25-26

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L156|「許す」を表す動詞① — let|NoeLia Original Dialog

「NoeLia Original Dialog(会話集)」では、ラジオ英会話の学習テーマをもとにした例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
本日はL156のテーマ「let」。学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

フレーズ中心で練習したい方は別ページにまとめてあります!
本日は25フレーズ例文を作りました。できるだけ多様な使い方が学べるフレーズ集になっていますので、ぜひ会話例とともに練習して見てください!
👉 L156|NoeLia Extra Examples

let|<軽いタッチの>許す

Key Sentence

let|<軽いタッチの>許す
Let me call you back in a few minutes.
数分後に私にかけ直させてください。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Let me take the lead today—I’ve got a clearer plan now.
日本語訳: 今日だけ私に任せて。今なら頭の中が整理できてるから。
解説: この文は let を使って「私に〜させて」という軽い許可を求める典型例です。行動(take the lead=主導する)を相手が優しく許すイメージです。clearer plan は「よりハッキリした計画」という意味で、今なら流れが見えているという自然な背景づけになっています。

Conversation Examples

A: So… about the presentation this afternoon, I’ve been thinking. Let me take the lead today—I’ve got a clearer plan now.
B: Oh? Really? Yesterday you said you were completely stuck. What changed?
A: I reworked the flow this morning. Once the main points clicked, everything else started lining up.
B: Nice. If you’re feeling confident, I’m all for it. Just tell me where you want me to jump in.

A: 今日の午後のプレゼンなんだけど、ちょっと考えててさ。今日だけ私に任せて。今なら頭の中が整理できてるから。
B: へえ、そうなの?昨日までは全然アイデアが出ないって言ってたのに。どうしたの?
A: 朝に流れを全部組み直したんだよ。主要ポイントがハマったら、他がスッと揃ってきてさ。
B: いいじゃん。自信あるなら全然任せるよ。どこで入ればいいかだけ指示してくれれば。

  • I’ve been thinking: いろいろ考えててさ(直訳は「ずっと考えていた」。話題導入の自然な前置きとしてよく使う)
  • stuck: 行き詰まった(元の意味は「くっついて動けない」。そこから比喩で“考えが前に進まない”)
  • What changed?: 何があったの?(直訳は「何が変わった?」。状況の変化理由を聞く自然な疑問)
  • rework: 作り直す/組み直す(work=作業 → re- で“再度やりなおす”。実務でも日常でも多用される)
  • flow: 流れ(物理的流れより「構成」「つながり」を表す比喩が会話で頻繁)
  • click: 分かった/腑に落ちた(元の意味は“カチッとはまる”。そこから「頭の中でピッとつながる」比喩)
  • line up: 整う/そろう(line=線 → 物が一直線に並ぶイメージから「順序よく収まる」比喩)
  • Nice.: いいね(短くて万能のリアクション。相手の進展に対する軽い称賛)
  • I’m all for it.: 大賛成だよ(be for〜=〜に賛成。会話では“100%OK”の意味に弱くなる)
  • jump in: 加わる/途中から入る(jump=飛び込む → 話や作業に“サッと入る”口語)

let me +「小さな単語」

let me +「小さな単語」
It’s raining! Let me in, please!
雨が降っているの!中に入れて、お願い!

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Let me out when you reach the next corner, okay?
日本語訳: 次の角に着いたら、そこで降ろしてくれる?
解説: この文は let me の後に out という「外へ向かう」小さな単語をつけることで、“外に出ることを許してね”という意味になります。小さな単語の方向イメージがそのまま動作につながる使い方です。reach the next corner は「次の角に着く」という自然な道順の言い方です。

Conversation Examples

A: This shortcut is way nicer than the main road. Didn’t know the neighborhood had so many trees.
B: Right? I take this route all the time. Oh—let me out when you reach the next corner, okay? I want to grab some bread from that bakery.
A: Ah, the one with the crazy long lines in the morning?
B: Exactly. But at this hour, I might actually get in and out without waiting forever.

A: この近道、メイン道路より全然いいね。こんなに木が多いなんて知らなかったよ。
B: でしょ? 私いつもこのルートなんだよ。あ、次の角に着いたら降ろしてくれる?あそこのパン屋寄りたいの。

A: あー、朝めっちゃ並ぶとこでしょ?
B: そうそう。でもこの時間なら、たぶんサッと買えると思うんだよね。

  • shortcut: 近道(元は “short”+“cut”=距離を「切る」→距離や時間を短くする道や方法)
  • way(副詞): ずっと/かなり(比較を強調する口語副詞。例:way nicer = かなり良い)
  • main road: 大通り(都市描写で頻出。main は「主要な」)
  • neighborhood: 近所/周辺地域(会話で「このあたり」くらいの軽いニュアンスで使える必須単語)
  • take this route: このルートを通る(take は「進路を選んで進む」の意味で非常に自然)
  • grab(食べ物など): ぱっと買う/サッと取る(素早いアクションを表す口語動詞)
  • crazy long: めちゃくちゃ長い(crazy は「非常に」を表すカジュアル強調語)
  • at this hour: この時間帯なら(時間帯をざっくり示す非常に自然な表現)
  • get in and out: 入ってすぐ出る/サッと済ませる(“in→out” の動きがセットの口語フレーズ)
  • without waiting forever: ずっと待たずに(forever を誇張に使うネイティブらしい言い方)

Let me know. / Let you know.

Let me know. / Let you know.
Let me know what you think.
あなたがどう思うか教えて。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I’ll let you know as soon as we hear anything new.
日本語訳: 何か新しい情報が入ったら、すぐ知らせるね。
解説: この文は let you know を使って「あなたが知れるようにするよ」というやわらかい通知の形をとっています。as soon as は「〜したらすぐ」という自然なタイミング表現で、情報が更新された瞬間に伝えるというニュアンスになります。

Conversation Examples

A: I’m trying not to stress about the results, but the longer we wait, the worse it gets.
B: I get that. Waiting with no updates is the absolute worst.
A: Yeah, even an estimate would help—just knowing when to expect something.
B: For sure. And don’t worry, I’ll let you know as soon as we hear anything new. So seriously, try to relax a bit—go home early if you can.

A: 結果のことであんまり気にしないようにしてるんだけど、待てば待つほど不安になってくるんだよね。
B: わかるよ。何の連絡もないまま待つのって、ほんと最悪だよね。
A: うん。ざっくりした目安だけでもいいのに。いつ頃になりそうか分かるだけで全然違うのにさ。
B: だよね。大丈夫、何か新しい情報入ったらすぐ知らせるよ。だから少し肩の力抜いてさ、帰れるなら今日は早めに帰りなよ。

  • stress about: 〜のことでストレスを感じる(stress を動詞で使うのがポイント。口語で「〜を気にしてピリピリする」の意味)
  • the longer we wait, the worse it gets: 待てば待つほど悪化する(“the+比較級”で「〜すればするほど…」を作る定番の構文)
  • get that: 分かるよ(I get it の短縮で、相手の気持ちに寄り添う軽い相づち)
  • update(名詞): 最新情報/進捗(動詞として習うが、名詞の「アップデート」は日常会話で非常に使う)
  • the absolute worst: ほんと最悪(absolute による強調で「ガチで最悪」のニュアンス)
  • estimate: ざっくりした目安/見積もり(会話で “a rough estimate” のように使いやすい)
  • would help: 〜があると助かる(控えめな希望を表す柔らかい言い方)
  • knowing…: …が分かるだけでも(動名詞で「〜すること」のニュアンス。情報の“有無”の話に使いやすい)
  • for sure: ほんとそれ/間違いない(強い同意のカジュアル表現)
  • try to relax: 少しリラックスして(直訳より「力抜いて」の口語ニュアンス)
  • go home early: 早めに帰る(home に前置詞がつかない点が学習者が間違えやすい)

許さない

許さない
They didn’t let the dog into the restaurant.
彼らはイヌをレストランに入れさせませんでした。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I can’t let you drive home like this; you’re way too tired.
日本語訳: この状態で帰らせられないよ。疲れすぎてるって。
解説: この文は not を使って drive home の行動を「許さない」形で表しています。can’t let は「その行動をさせるわけにいかない」という強めの制止です。way too tired は「疲れすぎている」という口語で、止める理由を自然に添える表現です。

Conversation Examples

A: Thanks for helping me clean up after the event. I didn’t expect it to drag on this long.
B: No worries. Honestly, I’m just glad it’s over. My legs are killing me, though. I haven’t stopped moving since noon.
A: Yeah, I noticed. And seriously… I can’t let you drive home like this—you’re way too tired.
B: Okay, fair. Maybe I’ll call a taxi. My brain feels like it’s running on 5% battery.

A: イベントの片付け手伝ってくれてありがと。まさかこんなに長引くとは思わなかったよ。
B: 気にしないで。正直、終わってくれてホッとしたわ。でも、足が棒みたい。お昼からずっと動いてたから。
A: だよね。ねえ、ほんとに… この状態で運転して帰らせられないよ。疲れすぎてるって。
B: まぁ…確かに。じゃあ、タクシー呼ぼうかな。頭もバッテリー残量5%って感じだし。

  • clean up: 片付ける(clean=「きれいにする」。up が付くと「徹底的に」「最後までやり切る」のニュアンスになる)
  • drag on: 長引く(drag=「引きずる」。物事がだらだら続くイメージの比喩)
  • No worries: 気にしないで(超定番のカジュアル返答。「大丈夫だよ」「気にしなくていいよ」)
  • I’m just glad 〜: 〜でよかった(just が「単純に」「素直に」を添えて柔らかい言い方になる)
  • my legs are killing me: 足がめっちゃ痛い(kill=「殺す」からの比喩。「痛くてつらい」の口語)
  • haven’t stopped 〜: ずっと〜し続けている(途中で途切れず継続しているという強いニュアンス)
  • notice: 気づく(視覚・状況判断どちらにも使える万能知覚動詞)
  • Okay, fair: まあ、そうだね/確かに(fair=「もっとも」。相手の主張を素直に認める相づち)
  • call a taxi: タクシーを呼ぶ(call が「電話する」「呼ぶ」の基本動詞として自然)
  • running on 5% battery: バッテリー5%で動いてる感じ(スマホ比喩。“エネルギー切れ寸前”の自然な言い回し)

うっかり~させる

うっかり~させる
He let the cat out of the house.
彼はうっかりネコを家の外に出してしまいました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I let the chance slip away by hesitating too long.
日本語訳: 迷いすぎて、チャンスを逃しちゃった。
解説: この文の let は「自分が気づかないうちに、機会がすり抜けるのを許してしまう」という意味で使われます。slip away は「するっと消える」、hesitating too long は「迷いすぎる」という口語で、思わず逃してしまう感覚がよく出ています。

Conversation Examples

A: You know what? Watching Mia volunteer so fast made me realize something. She didn’t even pause—just raised her hand.
B: Yeah, she’s bold like that. She doesn’t second-guess herself. You were thinking about it too, right?
A: I let the chance slip away by hesitating too long. It was literally a two-second window, and I froze.
B: Happens to the best of us. Next time, don’t wait for the perfect moment—it never shows up.

A: あのさ、ミアがあんな一瞬で手をあげたの見て、ちょっと考えさせられたんだ。
B: あー、あの子ほんと迷わないよな。ぱっと決めるタイプ。君も行こうか迷ってたんだろ?
A: でも私、ぐずぐずしてるうちに完全にタイミング逃しちゃった。ほんと数秒の話だったのに、固まっちゃってさ。
B: まぁあるあるだよ。次は“完璧なタイミング”なんて待たずにいけばいいんだよ。そんなもん来ないからさ。

  • watching: 見ていて(基本動詞 watch の現在分詞。動作を“継続して見ている”ニュアンス)
  • volunteer: ボランティアする/立候補する(名詞の volunteer から派生した動詞。“自分から進んでやる”ニュアンス)
  • pause: 一時停止する(会話では「動きや決断が止まる」という比喩的な使い方が多い)
  • bold: 大胆な/物怖じしない(性格を表す自然な形容詞。勇気というより“躊躇しない人”のイメージ)
  • second-guess (yourself): 迷う/自分の決断を疑う(直訳は「二度目の推測をする」。そこから“考えすぎる”比喩へ)
  • You were thinking about it, right?: 君も考えてたんでしょ?(right? が柔らかい確認の相づち)
  • two-second window: わずか数秒のチャンス(window は“隙間”や“期間”の比喩的表現で、特にビジネス・日常両方で自然)
  • freeze: 固まる/動けなくなる(本来は「凍る」。そこから“緊張で動けない”比喩に)
  • Happens to the best of us.: 誰にでもあるよ(直訳は「一番優れた人たちにだって起こる」。best=“最も優秀な人”にも起こる → “だから気にしないで”という慰めの定番フレーズ)
  • don’t wait for the perfect moment: 完璧なタイミングを待つな(wait for〜 の王道表現だが、助言として自然)
  • it never shows up: そんなん来ないよ(show up=現れる。カジュアルで強めの断定)
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