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一緒にラジオ英会話を楽しみながら、英語学習頑張りましょう〜🐈⬛🐈⬛
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|be supposed to ~
How old is your Jeannie supposed to be?
引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
あなたのジーニーは、何歳ということになっているのですか?
When am I supposed to send you the final version of the report?
日本語訳: レポートの最終版って、いつ送ることになってるんだっけ?
解説: be supposed to は「合意された流れや取り決めに基づく行動」を指していて、この文では提出期限の確認に使われています。the final version は「最終版」、send you は「あなたに送る」という基本的な目的語構造で、When am I supposed to ~? は「いつそうすることになってる?」という自然な確認の言い方です。
A: The client emailed again. They want a tiny comparison with last quarter.
B: Seriously? I’ve got some of the numbers, but the charts aren’t done yet.
A: No worries. I can take care of that. So, when am I supposed to send you the final version of the report?
B: Sunday night would be great. That gives me Monday morning to pull it all together.
A: クライアントからまたメールきたよ。前期との比較、ちょっとだけ入れてほしいって。
B: マジか…。数字はあるけど、グラフはまだだな。
A: まあ大丈夫。そこは私がやるね。それで、最終版っていつ送ればいいんだっけ?
B: 日曜の夜にくれたら助かる。月曜の朝に全部まとめるから。
- email (動詞): メールを送る(名詞ではなく「メールする」という動詞としての用法。会話で非常に多い)
- comparison: 比較(ビジネス会話での定番語。small comparison / tiny comparison など調整可能)
- last quarter: 前期/前四半期(ビジネスの時間軸表現。quarter=3か月)
- numbers: 数字(統計データを指すときによく使う)
- charts: グラフ(資料作成で必ず出る基本語)
- No worries.: 大丈夫だよ/気にしないで(No problem より柔らかい、自然な返し)
- take care of: 引き受ける・対応する(”care” のコアイメージは「注意を向けて守る/気にかける」。そこから「世話をする」→「責任を持って対処する」→「任された作業をきちんと処理する」という広がりが生まれ、会話では仕事・タスク対応の意味で非常に頻出)
- would be great: ~だと助かる(依頼を柔らかくする丁寧表現)
- pull it all together: 全部まとめ上げる(情報・データ・資料を「ひとつに整理して仕上げる」口語表現)
How were we supposed to know about that rule if no one told us?
日本語訳: 誰も教えてくれないのに、どうやってそのルール知れっていうのさ?
解説: be supposed to は「本来知っている前提になっている状態」を示し、この文ではその前提への不満を表しています。How are we supposed to ~? は口語で「どうやってできるっていうの?」のニュアンスになり、no one told us は「誰も教えてくれなかった」、that rule は距離感のある指し方で軽い不満をにじませます。
A: They sent my file back again. “Didn’t follow the new format,” apparently.
B: Huh? There’s a new format?
A: Exactly. How were we supposed to know about that rule if no one told us?
B: Yeah, that’s on them. Let’s get the actual rules before we redo anything.
A: またファイル戻ってきた。“新しいフォーマットに沿ってません”だって。
B: え、新しいのなんてあった?
A: だよね。誰も言ってないのに、どうやって知れっていうの?
B: それ完全に向こうのミスだわ。直す前にちゃんとルールもらお。
- send back: 返す/差し戻す(send は「送る」だが back が付くと「送り返す」=「突き返す」「差し戻す」のニュアンスになる。ビジネスメールでも頻出)
- file: ファイル/資料(紙でもデジタルでも「提出物」として使われる基本語)
- follow: 従う/守る(道順を“ついていく”から転じて、規則・手順に“従う”の意味で多用される)
- apparently: どうやら〜らしい(“聞いた話によると”という柔らかい推測。自分の判断というより外からの情報に基づく感じ)
- that’s on them: それは向こうの責任だよ(“on + 人”で「その人の責任/問題」を表す口語的な決まり文句)
- get: 手に入れる/受け取る(ここでは“get the rules”=「ルールを入手する/教えてもらう」。基本語だが多義なのでこの使い方は重要)
- redo: やり直す(re- で「再び」+ do。「全部やり直す」ニュアンスで、仕事・課題で頻出)
NoeLia Extra Examples|be動詞の進行形
She’s just being shy and quiet right now.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
彼女は、今はただ恥ずかしがって静かにふるまっているのです。
Are you being sarcastic, or am I just overthinking it?
日本語訳: それってちょっと皮肉ってる?それとも考えすぎ?
解説: この文の be 動詞の進行形は「皮肉っぽくふるまっている最中」を描写していて、性格ではなく“今この瞬間の態度”に焦点があります。sarcastic は「皮肉っぽい」という態度を示す形容詞で、being sarcastic は「皮肉を込めて話している行為」になります。overthinking は「深読みしすぎる」という意味で、口語でよく使われる軽い自己ツッコミの表現です。
A: You gave me that look again—like the one from yesterday.
B: Huh? That look? I didn’t think it was worth reading into.
A: Well… Are you being sarcastic, or am I just overthinking it?
B: Definitely overthinking it. I promise. I was spacing out and happened to look your way.
A: またあの顔したよね。昨日もやってたやつ。
B: え?あの顔?そんな深読みするようなもんじゃないと思ったけど。
A: えっと…それ皮肉?それとも私の考えすぎ?
B: 完全に考えすぎ。ほんとに。ただぼーっとしてて、たまたまそっち見ただけ。
- look: 表情(「見る」ではなく、ここでは“その顔・その表情”という名詞的用法。口語で非常に頻出)
- worth ~ing: ~する価値がある(”worth” のコアイメージは「労力や注意を払うに値する」。今回の “not worth reading into” は「それにそんな手間かける必要ない」「気にするほどのものじゃない」という含みになる。ここでは “深く考える労力なんて払うほどのことじゃないよ” というニュアンスで、相手の反応をやんわり軽く扱う=少し皮肉っぽく聞こえる)
- read into (something): 深読みする(“read”=情報を読み取る → “into”=奥へ → 「必要以上に意味を読み取る」口語の決まり文句)
- definitely: 絶対に/間違いなく(強い断言を出すときの万能語。やわらかいトーンにも強いトーンにも対応)
- I promise.: ほんとだよ/マジで(相手を安心させるための一言。内容が小さくてもよく使う)
- spacing out: ぼーっとする(“space”=空間に意識が飛んでいるイメージ。ネイティブの定番口語)
- happen to ~: たまたま~した(偶然さ、意図しなさを表す便利な表現)
He’s not being himself today, and it’s worrying me.
日本語訳: 彼、今日はなんか(いつもと)らしくないんだ。それが心配だよ。
解説: be 動詞の進行形は「普段と違うふるまいをしている」という一時的な状態を表し、この文では“いつもの彼”から外れた行動が続いていることを丁寧に描いています。not being himself は「その人らしいふるまいができていない」という慣用的な言い方で、today が“今だけの変化”として自然に機能しています。worrying は「心配させている」という意味の -ing 形で、話し手の不安をやわらかく表します。
A: Hey, did you notice how quiet Mark’s been since this morning? He’s not being himself today, and it’s worrying me.
B: Yeah, I picked up on that too. He barely said anything in the meeting.
A: Exactly. Usually he jumps in before anyone else.
B: Want me to check on him later? Sometimes he opens up more if it’s just the two of us.
A: なあ、マークさ、今日の朝からやけに静かじゃない? なんか彼らしくなくて、ちょっと心配なんだよ。
B: うん、私も気づいた。会議でもほとんど話してなかったし。
A: だろ?いつもなら真っ先に口挟むのにさ。
B: 後で私から声かけてみようか?二人きりの方が話してくれるときあるし。
- notice: 気づく(視覚的に“目に入って認識する”イメージ。look と違い「意識に上る」ニュアンス)
- quiet: 静かな(人に使うと「口数が少ない/いつもより落ち着いている」という意味にもなる)
- pick up on: ~に気づく(小さな変化・言外のニュアンス・空気の違いなどに“察する”イディオム。notice が「視覚的に目に入って認識する」、realize が「状況を理解して腑に落ちる」のに対し、pick up on は「微妙なサインをキャッチする」「言葉にされていない雰囲気を読み取る」ニュアンス。今回この表現が選ばれているのは、マークの“静けさ”という目に見える事実というより、“普段との違いを感じ取った”という繊細な察知だから。)
- barely: ほとんど~ない(程度の低さを強調する副詞。“ゼロではない”けど限りなく弱い状態)
- jump in: 会話に割って入る/積極的に話す(jump=急に動く→会話や議論に“スッと入ってくる”イメージ)
- before anyone else: 誰より先に(比較のフレーズとして自然でよく使うセット)
- check on (someone): 様子を見る/気遣って声をかける(前置詞 on のコアイメージは「対象に意識を乗せる・焦点を当てる」。単なる check(確認)ではなく、on を伴うことで“相手の状態に注意を向けて見守る”ニュアンスが生まれる。体調・心情・行動が心配なときに使い、「元気?大丈夫?」の優しい関心が含まれるのが特徴。)
- open up: 心を開く/本音を話す(心理的距離が縮まり、内面を話し始めるときの表現)

