GRASP THE CONCEPT L157|「許す」を表す動詞② — permit, allow|NoeLia Original Dialog

GC 25-26

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L157|「許す」を表す動詞② — permit, allow|NoeLia Original Dialog

「NoeLia Original Dialog(会話集)」では、ラジオ英会話の学習テーマをもとにした例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
本日はL157のテーマ「permit, allow」。学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

フレーズ中心で練習したい方は別ページにまとめてあります!
本日は25フレーズ例文を作りました。できるだけ多様な使い方が学べるフレーズ集になっていますので、ぜひ会話例とともに練習して見てください!
👉 L157|NoeLia Extra Examples

permit|公式に認める

Key Sentence

permit|公式に認める
Most visitors are not permitted in here.
ほとんどの来場者は、ここに入ることを許可されていません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

My lease doesn’t permit pets, which is killing me because I want a cat.
日本語訳: 契約がペット禁止でさ。猫ほしいのにマジつらい。
解説: lease が主語になった permit は「契約条件として公式に認めていない」という使い方です。which is killing me は「本当に辛い」という口語の言い回しで、状況に対する話し手の感情を自然に添えています。because 以下で「猫を飼いたい」という背景を補足することで生活感が出ます。

Conversation Examples

A: So… my cat knocked over another plant this morning. I swear he’s getting bolder every day.
B: Ugh, don’t say “cat” so casually… My lease doesn’t permit pets, which is killing me because I want a cat.
A: Right, sorry. I forget your place is strict.
B: No, it’s fine. It’s just—every time I open Instagram it’s all rescue kittens and adoption posts. I’m torturing myself at this point.

A: うちの猫さ、今朝また観葉植物倒したんだよ。ほんと日に日に図太くなってるわ。
B: あ〜もう、気軽に猫の話しないで… うちは契約がペット禁止でさ。猫ほしいのにマジつらいんだよ。
A: ごめん、ごめん。あんたんとこ厳しいんだっけ。
B: いや、いいんだけどさ。インスタ開くたびに保護猫とか里親募集とか出てくんのよ。自分で自分を拷問してる気分。

  • knock over: 倒す・ひっくり返す(knock=「軽くぶつける」→ over=「ひっくり返す」。猫・子ども・風など“意図せずモノを倒す”シーンでよく使う。break より軽く、tip over より日常的。)
  • bolder: 以前より大胆な・図太い(bold=「大胆な」「物怖じしない」。比較級で「どんどん大胆になってきている」という口語的なニュアンスを出している。)
  • don’t say ~ so casually: 気軽に~って言わないで(casually は「気軽に/何も考えずに」。相手の発言が自分に刺さるときの“軽い抗議”としてよく使う。)
  • strict: 厳しい(学校・ルール・親・契約など幅広く使える万能形容詞。)
  • it’s fine: 大丈夫だよ(感情を抑えた“落ち着いた OK”。No worries より少し大人っぽい中立的な返し。)
  • every time I ~: ~するたびに(頻度を示す日常会話の鉄板表現。)
  • rescue (kittens): 保護された~(rescue=「救う」「保護する」。保護猫は rescue cat / rescue kitten として定番。)
  • adoption posts: 里親募集の投稿(adopt=「引き取る」。SNS文脈でも一般的。)
  • at this point: もはや/この状況では(流れをまとめるフレーズ。若干の諦め・自虐のニュアンスも出せる。)

allow|受け入れる・許容する

allow|受け入れる・許容する
Smoking is not allowed here.
ここは喫煙禁止です。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

My landlord allows small pets, so I finally adopted a cat.
日本語訳: 大家さんが小さなペットならOKってことで、ついに猫を迎えたよ。
解説: この文は「allow=受け入れる・許容する」を、個人の方針レベルで使っています。permit のような“公式手続きの許可”ではなく、大家さんが自分の判断で「それならいいよ」と受け入れているニュアンスです。landlord は「大家さん」、adopt は「引き取る・迎える」という意味で、ペットや子どもに使われます。so I finally adopted a cat の部分は「だから、やっと猫を迎えた」という自然な流れです。

Conversation Examples

A: Hey, so remember how depressing my feed was? Just endless rescue kittens and adoption posts?
B: Yeah, you said it was basically emotional torture at that point.
A: Well…plot twist—my landlord allows small pets, so I finally adopted a cat.
B: Wait—seriously? Okay, start from the top. What’s his name, what color is he, what’s he like? I need the whole story.

A: なあ、この前さ、俺のフィード地獄だって話したじゃん?保護猫と里親募集の投稿ばっかでさ。
B: うん、「もう精神的な拷問レベル」って言ってたよね。
A: でさ…まさかの展開なんだけど、大家さん、小さいペットならOKってことで、ついに猫、迎えちゃった。
B: えっ、マジで!?ちょっと最初から詳しく教えてよ。名前は?何色?どんな性格なの?全部聞かせて!

  • depressing: 憂うつな、気が滅入る(感情を下げる事物に対して幅広く使える形容詞。「景色」「雰囲気」「ニュース」などにも使える万能語。)
  • feed: (SNSの) フィード(feed は本来「餌を与える/食べ物を与える」が中心の意味で、「必要なものを継続的に供給する」イメージを持つ。SNSではこのコアイメージがそのまま転用され、プラットフォーム側が“ユーザーへ絶えず投稿を供給する=feed(餌を与える)”という発想で「投稿が流れてくる一覧」を指すようになった。Facebook・Instagram・X などすべてこの比喩的用法を採用する非常に一般的な語。)
  • endless: 終わりのない、延々と続く(物理的な長さだけでなく「多すぎる」「止まらない」感覚を出す口語的な強調。)
  • rescue (kittens): 保護された〜(rescue=「救助する」。保護猫・保護犬は rescue cats/dogs で日常語。)
  • adoption posts: 里親募集の投稿(adopt=「引き取る」。SNSで頻出の語。adoption story / adoption event など幅広く使われる。)
  • basically: 要するに、ざっくり言えば(細かい説明を省いて本質をまとめるときの便利表現。)
  • emotional torture: 精神的な拷問(比喩的な言い回し。torture は“拷問”だが、感情や状況のつらさを誇張するときに使う。)
  • plot twist: まさかの展開/予想外の話(元は物語用語だが、日常会話で「実はさ…」と話題転換するときに使うカジュアル表現。)
  • start from the top: 最初から話して(top=話の“最初の段階”の比喩。ストーリー説明を促すときの定番フレーズ。)
  • what’s he like?: どんな感じの子?(性格・雰囲気・印象を尋ねる超頻出表現。What’s he like? は容姿ではなく“中身”を聞く。)
  • I need the whole story: ぜんぶ聞きたい(need は「必要」だけでなく「強い気持ち」を表す。whole story で「全部話して」の自然な口語表現。)

Allow me to ~

Allow me to ~
Allow me to introduce myself.
自己紹介させてください。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Allow me to handle this part, and you can relax a little.
日本語訳: ここは私に任せてください。あなたは少し休んでいて。
解説: この文では “Allow me to〜” を、相手を気遣いながら「ここは私がやりますよ」と申し出る丁寧な表現として使っています。handle は「担当する・引き受ける」という自然な動詞で、フォーマルにもカジュアルにも使えます。and you can relax a little は「あなたは少し楽にしててね」という優しいフォローの一言です。

Conversation Examples

A: Sorry, I might need a second. My boss just messaged me saying the slides need a few last-minute fixes.
B: Oh, hey, don’t stress. Let me take a look—Allow me to handle this part, and you can relax a little.
A: Huh? You mean you’ll check the formatting and numbers for me? That would save me so much time.
B: Yeah, send them over. You focus on your meeting prep—I’ve got the tedious stuff covered.

A: ごめん、ちょっと時間いるかも。上司からメッセージきて、スライドをギリギリで直す必要があるって言われてさ。
B: あ、そんなに焦んなよ。ちょっと見せてみて——ん、ここは俺に任せて。君は少し休んでて。
A: え、フォーマットとか数字の確認してくれるってこと?めちゃくちゃ助かるんだけど。
B: うん、送って。君はミーティングの準備に集中して。めんどい部分は俺がやるよ。

  • might need a second: 少し時間が必要かも(“a second” は直訳の1秒ではなく「ちょっとの時間」という口語)
  • messaged: メッセージを送った(“message” を動詞で使う自然な言い方)
  • last-minute: ギリギリの/直前の(締切前の変更で頻出)
  • fixes: 修正(名詞。“fix”=「直す」の動詞から派生し、資料などの「細かい修正」という意味でよく使う)
  • don’t stress: 気にしないで/焦らなくていい(“stress” を動詞で「気に病むな」)
  • take a look: ちょっと見る(柔らかい依頼表現、超定番)
  • formatting: 書式(資料作りで必須の語彙)
  • numbers: 数字(データ・資料確認の文脈で頻出)
  • save me so much time: 時間を大きく節約できる(“save time” は「時間を節約する」という超基本コロケーション。ここでは “save + 人 + time” の形で「私の時間を浮かせてくれる」という恩恵のニュアンスが強調されている。“so much” によって「手間や労力が一気に減る」実感を込めた、ネイティブがよく使う口語表現)
  • send them over: 送って(“over” で「こっちに送る感じ」の柔らかい依頼)
  • meeting prep: ミーティング準備(“prep”=preparation のカジュアル略)
  • got … covered: 任せて/全部対応済み(“cover” は「覆う」から転じて「必要なことをすべてカバーする」という意味。 “I’ve got it covered.” は「もう段取りしてある」「抜かりないから任せて」という、ネイティブが非常によく使うカジュアルかつ頼れる表現。実際には「完璧に準備・処理できている」というニュアンスを含み、相手を安心させる効果がある)

allow の「受け入れる」

allow の「受け入れる」
The rules allow no exceptions.
その規則に例外は認められていません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

If your schedule allows, could we stretch the meeting a bit?
日本語訳: もし時間に余裕あるなら、ミーティング少し延ばせる?
解説: If your schedule allows は「時間的余裕があるなら」という条件表現で、allow が状況的な許容を表しています。stretch the meeting は「会議を少し延ばす」という自然な口語表現です。

Conversation Examples

A: About that timeline you flagged—yeah, I agree it’s tight, but the vendor insisted they could deliver within the window.
B: I’m not doubting that, but if anything slips, the whole launch gets pushed back. We’ve been burned by optimistic schedules before.
A: Right… in that case, if your schedule allows, could we stretch the meeting a bit? I want to walk you through the backup plan.
B: Okay, I can give you about thirty minutes. If that’s not enough, we can pick it up again tomorrow morning.

A: あのスケジュールだけど…うん、確かにタイトだと思う。でも業者側は期間内でいけるって強く言っててさ。
B: 信じてないわけじゃないけど、どこか遅れたらローンチ全部が後ろ倒しになるよ。楽観スケジュールで痛い目見たじゃん。
A: だよね…。じゃあ、もし時間に余裕あるならミーティング少し延ばせる?バックアッププランをちゃんと説明したいんだ。
B: うん、30分くらいならいけるよ。それで足りなければ、明日の朝に続きやろう。

  • flagged: 指摘した(“flag” は「旗」→「注意すべき点に旗を立てる」イメージで、問題点・リスク・項目を「目立たせる/マーキングする」意味の動詞として非常によく使われる)
  • tight: 余裕がない/タイトな(スケジュール・締切の厳しさを表す日常的ビジネス形容詞)
  • vendor: 業者/外部提供企業(IT・製造・マーケなど業界問わず使う基本語)
  • insisted: 強く主張した(“insist on ~” で「強く押し通す」ニュアンスがある)
  • within the window: 期間内に(“window” は本来「窓」だが、「外と内をつなぐ一時的な開口部」というイメージから転じて、「時間的に開いている区間=猶予期間・許容時間帯」を表す比喩表現としてビジネスで頻出。たとえば “a delivery window(配達時間帯)” のように、時間のスキマや枠のことを「window」と呼ぶ自然な拡張用法)
  • I’m not doubting that: それを疑ってるわけじゃないよ(相手の意見を否定せず前置きする柔らかい会話の流れを作る表現)
  • if anything slips: もし何か遅れたら(“slip” は「滑る」→「予定がずれ込む」意味のよく使う動詞)
  • gets pushed back: 後ろ倒しになる(“push back” は日程変更の定番フレーズ)
  • been burned by: 痛い目を見た(“burn” を比喩で「手痛い経験をする」意味に使うカジュアル表現)
  • optimistic schedules: 楽観的なスケジュール(実務でよく使う「見積もりが甘い」ことを婉曲に言う表現)
  • in that case: じゃあそういうことなら(話の流れを切り替えて提案に入る時の非常に自然な会話接続表現)
  • walk you through: 説明する/順番に案内する(ビジネス英語で最頻出の「丁寧に説明する」動詞句)
  • been burned by: 痛い目を見た(“burn” は本来「燃える/焼く/やけどさせる」の意。そこから比喩的に「やけどするように強くダメージを受ける」→「手痛い経験をする」「裏切られる」「損をする」という意味に転じたカジュアル表現。ビジネスでも人間関係でもよく使われる)
  • give you about thirty minutes: 30分くらいなら時間を取れる(“give 人 時間” で「時間を割く」という自然な表現)
  • If that’s not enough: それで足りなければ(条件表現として非常に自然)
  • pick it up again: 再開する(“pick up” は本来「持ち上げる/拾い上げる」の意。そこから「中断していたものをもう一度手に取る」→「途中から再び始める」という比喩的意味に発展した口語の重要フレーズ。会議・作業・会話など幅広く使える)

allow|認める・仮定する

allow|認める・仮定する
Let’s allow that he made a mistake.
彼が間違ったと仮定してみましょう。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Allow that today just isn’t your day—it happens.
日本語訳: 今日はたまたま運が悪いだけってことにしとこうよ、そんな日もあるよ。
解説: この文の Allow that は見た目は命令文の形ですが、「命令」というより “そういう前提で考えてみようよ” という軽い提案に転じた使い方です。直訳すると「今日は君の日ではなかった、と認めなさい」になりますが、実際は「そういう日だってあるし、深刻に捉えすぎなくていいよ」という柔らかい励ましのニュアンスです。it happens は「そういうことも起きるよ」という気軽な慰めのひと言です。

Conversation Examples

A: First my train got delayed, then I spilled coffee on myself, and now I’ve forgotten the tickets. I swear the universe is trolling me.
B: Wow… that’s a brutal combo.
A: I mean, nothing is going right today. It feels like everything’s working against me.
B: Allow that today just isn’t your day—it happens.

A: もうさ、最悪だよ。まず電車が遅れて、コーヒーこぼして、極めつけにチケット忘れた。絶対、誰かに呪われてるって!
B: うええっ、そんな立て続けに…散々だね。
A: 今日は本当に何もかもうまくいかない。全部が私に意地悪してるみたい。
B: 今日はたまたまそういう日なだけだよ。そんな日もあるって。

  • got delayed: 遅れた(“delay” は名詞でも動詞でも使えるが、ここでは「電車などの交通機関が遅れる」という頻出の自動詞的用法)
  • spilled: こぼした(“spill” は「意図せず液体が流れ落ちる」動作を表す日常動詞)
  • I swear: マジで/ほんとにさ(強調の口語表現。「本気で言ってるからね」という感情ニュアンス)
  • the universe is trolling me: 宇宙にいじられてる(直訳だと日本語では少し不自然に感じるが、ネイティブは「世界が自分に意地悪してる」「今日は何もかも逆風」という意味でよく使うカジュアルな比喩表現。“troll” はもともとネット荒らし→「からかう・意地悪を仕掛ける」というニュアンスに発展した用法)
  • brutal combo: 最悪の組み合わせ(“brutal” は「容赦ない・過酷な」。“combo” は「組み合わせ」で、出来事が連続して悲惨なときに使うカジュアル表現)
  • nothing is going right: 何も上手くいってない(“go right”=「物事が順調に進む」。逆に “go wrong” の対義として会話で頻出)
  • working against me: 私に不利に働いてる(“work against” は「〜に逆風になる/物事が味方してくれない」比喩的表現)
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