ブログ「ノエリアとラジオ英会話」へようこそ!
・このブログについて詳しくはこちら(About Me)
・ブログの近況/お知らせはこちら(Information)
一緒にラジオ英会話を楽しみながら、英語学習頑張りましょう〜🐈⬛🐈⬛
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|気軽な提案 suggest
William suggested that I come to this museum to become an expert on archaeology.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
ウィリアムさんは、考古学の専門家になるために私がこの博物館に来ることを提案しました。
Jordan suggested that I should move my files to the cloud so I don’t lose anything.
日本語訳: なくすと困るし、ファイルはクラウドに移したほうがいいよってジョーダンに言われた。
解説: この文では suggest が「軽い提案」を示し、that+主語+should+動詞原形 の形で内容を伝えています。move my files to the cloud は「クラウドに移す」という日常的なIT表現で、データ管理の文脈によく使われます。lose anything は「何かを失う」で、ここでは“データをなくす”意味に自然につながります。
A: Ugh… I opened my laptop just now and my files are all over the place again.
B: Happens to the best of us. Do you want me to take a look later?
A: Maybe. Jordan suggested that I should move my files to the cloud so I don’t lose anything. I guess he has a point.
B: Yeah, that’s solid advice. Once you switch over, it’ll make your life a lot easier.
A: はあ…さっきノートPC開いたら、またファイルがぐちゃぐちゃでさ。
B: あるあるだよ。あとで見てみようか?
A: うん、お願いしようかな。なくすと困るし、ファイルはクラウドに移したほうがいいよってジョーダンに言われたんだよね。確かにその通りかも。
B: それはいいアドバイスだね。移しちゃえば、かなり楽になるよ。
- all over the place: めちゃくちゃ・散らかっている(元は「いろんな所に散らばって」。比喩として「整理されてない」「ぐちゃぐちゃ」)
- Happens to the best of us.: 誰でもあることだよ(happen は「起こる」。best of us は「優秀な人でさえ」。慰めの定番フレーズ)
- take a look: ちょっと見る(look を軽くした口語。深く調べる前の「ざっと確認」ニュアンス)
- has a point: 一理ある(point は「論点」。相手の意見が妥当で筋が通っている時に使う自然な口語)
- solid advice: しっかりしたアドバイス(solid は「堅実な・信頼できる」。アドバイスに対して非常に自然な褒め表現)
- switch over: 切り替える(switch は「スイッチを入れる/切り替える」。IT文脈でもよく使われる)
- make your life a lot easier: ずっと楽になる(life を使って「日常の手間が減る」ことを自然に表す英語らしい言い回し)
I suggested that he be honest about it next time.
日本語訳: あいつに、次は正直に言ったほうがいいよって伝えたんだ。
解説: この文の suggest も「こうしたら?」という軽い助言を表し、that+主語+動詞原形 の形で提案内容を述べています。be honest は「正直にする」という基本表現で、態度に関する助言としてよく使われます。next time は「次はね」という自然な時間の示し方で、改善を促す場面に合います。
A: So, Liam sent me this long message last night, but none of it actually answered what I asked.
B: Yeah, that sounds like him.
A: Exactly. And I suggested that he be honest about it next time. Just… say what he means instead of circling around it.
B: Totally. Being vague just makes things more confusing.
A: 昨日の夜、リアムからめっちゃ長いメッセージが来たんだけど、結局質問に答えてなかったんだよね。
B: ああ、リアムね。あの人そういうとこあるよね。
A: だよね。だからさ、次は正直に言ったほうがいいよって伝えたんだ。回りくどいと余計伝わらないし。
B: ほんとそれ。遠回しすぎるとややこしくなるもんね。
- none of it: どれも〜ない(none は「ひとつもない」。it は “メッセージ全体” を指す代名詞で、文章中で話題になっている内容をまとめてひとつの「かたまり」として扱う英語らしい使い方。none of it で「そのメッセージの中のどれにも当てはまらない」という“ゼロ”の強い否定になる)
- answered what I asked: 聞いたことに答える(answer は「答える」。what I asked は「自分の質問の内容」)
- that sounds like him: いかにも彼っぽい(sound like〜 は「〜みたいに聞こえる」の比喩的用法で、性格特徴に自然につなげる)
- say what he means: 思ってることをそのまま言う(言外の意図ではなく“本心を言う”自然な口語)
- circling around it: 回りくどく言う(circle around は「回りをぐるぐるする」が元の意味で、核心に触れない話し方を指す)
- totally: まったくその通り(強めの同意を示すカジュアルな副詞)
- being vague: あいまいでいること(vague は「ぼんやりした・曖昧な」。意図が伝わらない状態)
- makes things more confusing: 物事をさらにややこしくする(confusing は「混乱させる」。more が“余計に”を自然に表す)
NoeLia Extra Examples|not+強い表現
You can’t see everything in one day.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
すべてを1日で見ることはできません。
You won’t remember every detail. That’s totally normal.
日本語訳: 細かいところまで全部覚えてなくても大丈夫だよ。そんなの普通のことだし。
解説: この文では「won’t+remember every detail」で、“全部を完璧に記憶することはできない”という 完全性の否定 をやわらかく示しています。every detail は「細部のすべて」で強い語ですが、won’t が入ることで「全部とはいかない」という落ち着いた部分否定になります。remember(覚えておく)は状況によって精度が変わる動詞で、ここでは「完璧じゃなくていい」という安心させるニュアンスにもつながっています。
A: I’m a little nervous about tomorrow’s onboarding session. They covered so much in the briefing today that my head’s still spinning.
B: Don’t stress too much. You won’t remember every detail. That’s totally normal.
A: I guess… it’s just been a while since I had to absorb information at that pace.
B: Yeah, it takes a bit to settle in. You’ll get the hang of it faster than you think.
A: 明日のオリエンテーション、ちょっと不安でさ。今日の説明、情報量が多すぎてまだ頭がぐるぐるしてるの。
B: そんなに心配しなくていいよ。細かいところまで全部覚えてなくても大丈夫だよ。そんなの普通のことだし。
A: まあ…あんなスピードで詰め込まれるの久しぶりだからさ。
B: だよね。最初はそんなもんだよ。すぐ慣れるって。
- I’m a little nervous about ~: 〜についてちょっと緊張している(“a little nervous” は弱めの不安や緊張を自然に言う定番表現で、中級者が日常会話で必須)
- onboarding session: オンボーディング研修(“onboard” は仕事に「乗り込む」イメージで、新人の導入プロセス全般を指すビジネス頻出語)
- They covered ~: 〜を扱った/〜の内容を網羅した(“cover” は授業や説明で「範囲を扱う」という抽象的な使い方が重要)
- my head’s still spinning: 頭がまだぐるぐるしている(“spin” で「回る」→ 情報過多で処理しきれない状態を比喩的に表す自然な口語)
- Don’t stress too much: あまり気にしすぎないで(“stress” を動詞で使う自然な日常表現)
- I guess…: まあそうだね…(弱い同意や気持ちの揺れを示す便利表現)
- absorb information: 情報を吸収する(“absorb” は比喩的に「理解して取り込む」の意味でビジネス会話でもよく使う)
- at that pace: あのペースで(“pace” はスピードやテンポを表し、学習・仕事など抽象的にも使われる)
- settle in: 慣れる/落ち着く(新しい環境・仕事・家などで適応する自然な定番表現)
- get the hang of it: コツをつかむ(“hang” は本来「吊るす・ぶら下がる」の意味で、対象にしっかりつかまってバランスを取るイメージがあるため、そこから「うまくつかむ・扱い方がわかる」という比喩に発展した)
- faster than you think: 思ってるより早く(相手を励ます時の自然な決まり文句)
They may not finish all the work today. The list is huge.
日本語訳: 今日中に全部は終わらないかもしれないね。量が多すぎる。
解説: 「may not+finish all」で、“すべてを終えるわけではない(全部は無理かもしれない)”という 強い語 all の完全性をやわらかく打ち消す部分否定 を表しています。may not は「〜とは限らない」の控えめな推量で、現実的な見通しを伝える自然な口語。finish all(全部終える)という強い完結表現と組み合わせることで、「完全達成には届かない可能性がある」ニュアンスがはっきり出ています。
A: The volunteers seemed pretty overwhelmed when I checked on them earlier. They were still sorting the first batch of materials.
B: Oh, that early? I thought they’d be halfway through by now.
A: They may not finish all the work today. The list is huge. I didn’t realize just how many moving parts this project had.
B: Same here. Next time we’ll definitely need a bigger crew from the start.
A: ボランティアの人たち、結構いっぱいいっぱいな感じだったよ。まだ最初の荷物の仕分けしてた。
B: え、そんな段階?もう半分くらいは進んでると思ってた。
A: 今日中に全部は終わらないかもしれないね。量が多すぎる。想像以上に作業が細かくて多いわ。
B: ほんと。次は最初からもっと人数確保しないとだね。
- volunteer: ボランティア(有償無償問わず「手伝う人」を広く指す日常語で、組織イベントでは頻出)
- seem overwhelmed: いっぱいいっぱいに見える(“overwhelmed” は「処理しきれないほど圧倒された」状態を指す自然な口語)
- check on ~: 〜の様子を見に行く/確認する(“check” に “on” が付くと「対象に対して注意を向け続ける」という継続的ニュアンスが加わり、状況・体調・進捗などを“見守るように”確認する意味になる)
- sort: 仕分けする(“sort” は単に「分類する」よりも「整えるために分ける」作業感が強い動詞)
- batch: (一度に扱う)まとまり・一括分(語源は「同じ条件でまとめて焼く/仕込む」という“パンの焼き上げ”に由来し、同時に処理される一団=ひとかたまりを指すようになった;この「まとめて同じ工程を通す」という発想が、製造・仕分け・印刷・データ処理など「一括で扱う量」の意味へ広がった)
- Oh, that early?: まだそんな段階なの?(“that early” は「そんなに“初期の段階”」という意味で、思っていた進捗より遅れていることに驚いている自然なリアクション;“早い”と訳すとズレる場面が多く、実際のニュアンスは「予想より進んでいないことへの驚き」)
- halfway through: 半分くらい終わった(“through” と組み合わせて「〜を進行中」「進捗度」を表す重要表現)
- realize: 気づく/理解する(“notice” と違い頭の中で状況を把握するタイプの「気づき」)
- moving parts: 動く部分/複数の要素が絡むもの(比喩で「関係者・工程など多数の要素が複雑に連動する状態」の意味でビジネス頻出)
- Same here: 私も同じ(同意を短く自然に伝える中級者必須のリアクション)
- crew: 作業班/スタッフチーム(元々は「同じ船に乗り組む船員の集団」を指す語で、“特定の任務を共に行う一団”という意味がコアになっている;そこから「撮影・建設・イベントなど現場で動く人々のまとまり」を指す一般的な実用語として広がった)
- from the start: 最初から(プロジェクト・計画に関する文脈で使われる自然なセットフレーズ)

